最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
サブタイの回収がラスト10秒っていう……第39話。いや、そんなこったろうとは覚悟していたが、さらに来週休みで詳細が判明するのが2週間後ってのは流石にどうなのよ。 色々回収しはじめてる時期なわけだが、その回収にも特に理由などなく、最大の秘密は女王2人の気まぐれによってもたらされた。まぁ、ある程度ちあちゃんが成長したタイミングで告げるつもりだったのかもしれないが……お年玉感覚でやっていいカミングアウトじゃねぇだろ……わかった上で日向家にちあちゃんを出向させていたのだとすると、王族の管理不行き届きとかになっちゃうんじゃなかろうか。いや、この世界における「王族」の定義は全くわからんが……一応、女王姉妹はその名の通りに「王」であることが確定しているが、それ以外にもアクムーちゃんももともとそちら側に連なる系譜のものであったはず。つまり、基本的にお空の上の王国は人型の種族によって成立している。そこにぬいぐるみのちあちゃんが「プリンセス」だと言われても……いや、そもそも「王国」って言っておきながらお城1つしかねぇんだから王族もクソもない気はするが……単なる「空の上に住んでる姉妹」が「王国」の全てなのだろうか。ぬいぐるみに命を吹き込んで地上に放り投げてるのも全部戯れなのだろうか。妖精たちが必死に命を吹き込んでいるはずなのだが……。 一応、今回「プリンセスとして扱われるぬいぐるみ」という概念が登場したことで、これまで世迷言だとしか思われていなかったれい君の「プリンス」設定が若干意味を持つようになった可能性がある。つまり、お空の上には人間種族の王家と猫バージョンの王族の2種類が存在しており、あくまで女王様たちはその猫族の管理を任されて今まで遊んできたという考え方だ。この場合、一応近くにれい君という「お目付役」がいるから管理義務違反ではない……かどうかは分からん。……真面目に考えてもしょうがないことは知ってるけどさぁ! そして今回はそんな投げっぱなしカミングアウト以外にも、ついにアッキーの目的が明言されるという「大事なこと」もあった。こちらはまぁ、なんとなく雰囲気で察せられた部分ではあるのだが、果たしてこのアッキーの倫理観が正しいものなのかどうかはよく分からない。というか、多分杉山先輩と律が止めてるんだからよろしくないのは確かだろう。アクムーちゃんの生い立ち・来歴をサンシャルルの面々がどれくらい知っているかは定かじゃないが、やっぱり「王国を作るから協力しなさい」と言ってる奴を「自分の理想のアミューズメントを作るための土台」としか考えないのはあかんとは思う。アッキー、さらっと言った上で未だその信念を曲げる気がないのは流石にサイコだわ。救いと言えるのは、そうして目的が明るいものだということが分かったことで、ゆに様が「アクムーちゃんの目的ではなくボスの夢のために働く」という大義名分ができたことかね。どっちにしろ、わがままな上司の無茶に付き合わされるゆに様は不憫でしかないが……なんくるないにゅい。
PR \WHALE/ 第37話。なんでアッキーの想像上のクリスマスは南国パラダイスなのだろう。アッキーの留学先ってもしかして南半球だった?(アメリカだった気がするが) クリスマス回であり、「そろそろ謎も色々と解決していかなきゃ」回でもあり、今回は大々的にちあちゃんの謎にクローズアップすることになった。その謎とは、「何故かちあちゃんの夢にだけは誰も入ることが出来ない」というもの。ユメシンクロも出来なかったし、ゆに様が悪夢のゲートから強行突入しようとするも、こちらは明示的に「なんらかの壁に遮られる」という状態になった。これまでドリーミーメイトの夢だろうがほいほい入っていけたことを考えると、かなり特権的な立場にあることは間違いないようだ(ゆにっちアビスが使えるかどうかはよくわからんのよね。偶然避けただけだから)。原因として、ゆめちゃんたちは「パートナーがいないからダメなのでは?」というアイディアを提唱したが、ことこ先輩だけは「ちあちゃんになんらかの力があるのでは?」と推測。こういう場合は、普通に考えるとことこ先輩の方が正解かな……。 ただ、ここで「ちあちゃんのパートナー」という問題が再浮上したことも注目に値するかもしれない。現状、ゆめちゃんの周りにふさわしそうな候補は存在しない。一応アッキーがかろうじてあるくらいだが(ゆに様のパートナーは杉山先輩であるべきだ)、どうもその路線は無さそう。となると、今後の展開としては「最終的に改心したアクムーちゃんがちあちゃんのパートナー」というのが1番ありそうなんじゃなかろうか。もしくは「パートナー契約を結んだことで改心」かな。なんにせよ、今回のエピソードで2人のやたら濃い関係性が構築されていたので、アクムー様がらみのミッションの最後のキーになるのは間違い無くちあちゃんだろう。まぁ、このアニメの場合、間違いないと思っててもちゃぶ台ひっくり返してくることはあるが……。 一応サポートしておくなら、アクムーちゃんは元々お空の上の国の重要人物であった。そして、ちあちゃんに関する情報はお空の上の女王姉妹が持っているという。この2つの関係を結びつけるのはごく自然なことなのではなかろうか。ちあちゃんがなんのために生まれたかと問われて、「アクムーちゃんをお空の上に戻すため」だったらそれなりに説得力もありそうだしね。まぁ、誰がそんなことを考えたのかはよくわからんが。 今回すげぇ気になったのは、女の子だらけのクリスマス会に1人参加して「手作りプレゼント」とかいう女子力MAXの立ち回りができる朝陽。いくらなんでもあの状態でのプレゼント交換はきついよな……リップ渡されたらどうするつもりだったんだろう……あと、どう考えてもあのやり方で「隣同士で座っているゆめちゃんと朝陽のプレゼントが互いに交換される」っていう展開はありえない気がするのだが……オクラホマミサ(もどき)の前に適当にランダマイズする行程があったんでしょうかね。
あの人って誰みゃーーーーーーーーーーーー第36話。毎度のこととはいえ、こうも突然に全く回収不能のボケをぶっこまれるとやはり精神のどこかに支障をきたす……。やっぱ関係者の中で1番の自由人でブレイカーなのはみゅーなんだよなぁ……。 今回のテーマはちょっと早いけど大掃除。それだけだったら1年サイクルのアニメとしては至極普通のことなのだが……残念ながら今作は普通に掃除が解決することなどない。今回最大のどないやねん要素は、何と言っても突如発露したミカ・森村ペアの謎設定ラッシュである。「森村さんは掃除が得意」はまぁいいだろう。そういう性格に見えるような気もするし、それをミカが知ってて売り込んでくるのもまぁ良い。「友達の家が大掃除だから、2人が派遣されて手伝ってやる」もまぁ許そう。そんな奴おらへんやろ、とは思うが、世の中には無償だろうがなんだろうが掃除が大好きすぎて所構わず手伝っちゃう人だっているかもしれない。森村さんは献身的な性格もあるので、一応この設定も納得しよう。しかし……本名、なんて????? ミカもなんて???? しかもボケはゆめちゃんとママさんが飲み込んじゃったせいで当人たちに確認を取るタイミングも無いままに流されてしまい、真相は闇の中。もしかしたらこの街の住人はみんなしてエキセントリックすぎる名前を持っているのかもしれない、という嫌な可能性が浮上してきた。さらに、少なくとも2年間は付き合いがあるはずのクラスメイトのフルネームをゆめちゃんが全く知らなかったという衝撃の事実も発覚。そんなことあるぅ? ……まぁ、担任があの青井先生なので、万に一つくらい、一切出席も取らず、名前を呼ばずに2年間を過ごしてきた可能性も否定はしきれないが……いや、無いだろ。他の面々は全員フルネームわかってるしなぁ……あれが森村さんたちの一流のジョークであることを願わずにはいられない。でもなぁ、この街はなんかよく分からん文化圏のよく分からん人もいるからなぁ(アイス屋の旦那とかさ)。 というわけで森村さんのことばかりが気になって他のことが全然頭に入ってこなかったけど、まぁ、多分そんなに問題はないだろう。ことこ先輩が単なるクレイジー発明家ではなく、「ないものだから作ってる」ってことがわかったのはちょっと安心した。メガネ洗浄機はあるなら既製品で充分なんですね。あれ、個人所有で持ってるのちょっと羨ましい。家にあるなら嬉しいのだが、わざわざ買うほどのもんでもないしなー。(と思ってAmazon確認したら大して高くないな。買ったろかな) 他にも、大掃除と言ってもそれぞれの家庭にそれぞれの味わいがあり、「絶対にぺことまいらのネタ帳の数は掃除後も減ってないんだろうな……」みたいなところまで想像できるのが面白い。山梨県民のときわちゃんが富士山比喩を駆使すると、静岡県民との戦争になるかもしれないので気をつけろよ。 そしてラストで相変わらずのお空の上の姉妹がぽろっと意味深なことを……まぁ、残りのシーズンでアクムーちゃんとの対決もそろそろケリをつけないといけないのでね。ゆに様・あっきー・アクムー様と、悪夢陣営は色々事情が複雑な連中が多いのだが……どう落とし前をつけにくるんだろうなぁ。
キャンディ頬張ってるハギが超可愛い、第35話。今回は冒頭のゆに様チームのあれこれがうまくいきすぎて可愛かったですね。 もう、サブタイトルからしていよいよ狂気しか感じなくなってきたお話。ただでさえことこ&すうチームはやべぇことになる傾向があるのに、今回はここまでの「ぺこっち→れい君」というぬいぐるみ直接攻撃の流れに沿って、いよいよすうちゃんにも銃口が向けられた形。ただ、何故かこれまでの男連中と違い、すうちゃんは直接夢にアビスを食らう形ではなく、メガネーズという遠回しな攻撃方法で牙城を攻められた。……のかどうかもよく分からないんだけども……まぁ、とにかく頭から尻まで全部メガネだった。「メガネ」というたった1つのアイテム、そしてたった1つのアイデンティティを使ってここまで狂気に振り切れた筋立てが作れるというのも、1年半以上付き合ってきていまだに感心してしまう今作の強みであろう。 そう、1年半以上経ってようやく「ミュークルステッキがあるからまずい」とか「肉球認証さえなければ」みたいなとこに気づくのがゆに様クオリティ。まぁ、作品によってはそこがタブー視されて触れられさえしないこともあるけど(プリキュアって変身アイテムごと封じられた経験がどれくらいあるんだろう?)、今回はあまりにダイレクトな形でゆめちゃんたちの対抗手段を封じようと試みた。まぁ、最近の肉球認証、「もういらないと思うけど一応」みたいな形で使うことがほとんどだったので、本当にすうちゃんのメガネが必要だったかどうかは定かじゃないが……ステッキのすり替えはいいアイディアではあったはず。ただ、残念ながらこの世界には頭脳に加えて直感まで使いこなす怪物・今井ことこがいるのである。結局、アクムーちゃんが本当に目的を達したいならば、まずはことこから潰す必要があるということに気づかないと無理だ。一応、サンシャルル側にも律っていう手札があるはずなのだが……トマトと柿の見分けもつかないようではなぁ……(で、あれなんだったん?)。 狂気の片鱗を拾っていくだけでもきりがないが、今回はやっぱりすうちゃんの普段は見えないあれこれが見えたことが最大の見せ場と言えるだろう。この子、賢いのにバカなのがことこ先輩とちょっと違うところで、ことこ先輩はかしこ過ぎるからああなっちゃうけどすうちゃんはたまに足りなくてミスることがあるからね。まさかプレッツェルだとは思わないからしょうがないけどねー。「思い返せばツギハギです」じゃねぇんだよ。一応、肉球認証が他の肉球では認証されないというセキュリティ上の安全確認ができたことは収穫だったかもしれない。あれがないとお空の上の王国で古文書解読とかにも支障が出るかも知れないからね。……どんなロストテクノロジーだよ……。 今日のまとめ:みんなしてメガネを褒めてる流れで一人だけ腹減ってるだけのぺこっち。
友情・作画・勝利、第38話。うーむ、あすか先輩がイケメン過ぎてどうしていいやら……。ほんとにキャラが立ってるプリキュアなんよなぁ……。 というわけで、シーズンもいよいよ終盤戦、ここで各キャラの個別エピソードが入ってくる頃合いとなっている。トップバッターはあすか先輩で、彼女のくすぶっていた想いを解き放ち、「一人だけ3年生」という今回のチームの特色の中で無事に進路を決定するに至った。ハッピーエンドだったのは間違い無いのだが、やっぱ進路希望調査に「フェニックス学院」って書くのは少し恥ずかしいな? まぁ、学院の名前はいいとして、あすか先輩が片付けるべきは何と言っても(元)生徒会長との因縁であった。思い返せば登場時から割とバチバチだった2人。あすかの過去が明かされ、修学旅行先でのあの顛末があり、挙句に生徒会長の名前が「百合子」だったりと、まーそりゃそういう方向性の話になる。基本的にプリキュアというのは「同性間のいろんな感情」の塊みたいな作品シリーズではあるのだが、今回のあすか先輩と生徒会長の関係性は、また2つとない素晴らしいものになっていたのではなかろうか。 「誰が一番かなんて選べないよぅ」という大変悩ましいプリキュア6人組。それぞれにキャラが立っており、本当にいいチームになっているのだが、中でもこれまでにない方向性から新機軸を切り開いたのがあすか先輩だったのではなかろうか。これまでの「年上組」とか「姉御タイプ」とはどこか違う、「豪放なのに繊細」「頼りになるけどバカ」「それでもやっぱり最年長!」みたいな立ち位置は本当に見事。今回はそんな彼女の大人な側面がはっきり見えつつ、チームには存在していない「同い年」との友情ががっつり堪能できる。こういう形での「正体バレ」もドラマがあって素敵よねぇ。生徒会長、本当に理知的でいい奴なので助かります。 そしてそんなあすかVS会長の対決はテニスのプリンセス対決となるわけだが、まー、この作画の濃いこと。本当に渾身のキメ顔ばかりでお腹いっぱいですわね。止め絵の劇画タッチにやたらと癖の強さを感じていたら、なんとコンテが西田正義だったという……。なんちゅう使い方だよ。西田さん、これまでプリキュアに関わったことあったっけ? って思って確認したら、去年のヒープリで1回だけコンテ担当してた。まさかこんな大事な回で仕事を見せてくれるとは思わなんだ。今回の作劇のおかげで、強敵揃いの歴代イケメンプリキュアランキングの中でも、あすか先輩は上位に食い込めるようになったんじゃないかな……。これでまた来週はいつも通りにおバカなところも見せてくれたりすると完璧だぜ!
ゆめちゃんのドレスがゴーカイシルバーゴールドモードにしか見えない、第33話。あそこから繰り出される必殺技の数々はめちゃくちゃ強そうだが、それでもときわちゃん単騎に勝てない気もする。ときわちゃん、キュアサマーと差別化を図るために(??)回を増すごとに声が野太くなってる気がするのは気のせいだろうか。 サブタイトルから分かる通りに、今回は念願の(?)れい君メイン回である。そして、先々週のぺこっちに続き、今回もメイトの夢の中に入るという禁断の展開。ここ3週はぺこ・朝陽・れい君と続けてグループのメンバー内の夢にばかりお邪魔しているのだが……何か、終末を予感させる展開になっている……のかどうかは分からない。着実にアクムーランドにはキラキラなものが増えているのも、こうしてよりにもよって夢がキラキラしてる連中のところにばかりちょっかい出しに行ってるせいだよな。 今回の話で期待していたのは、これで多少なりともれい君の謎が解消するんじゃないかってこと。1期の時から謎だらけだったれい君。他のぬいぐるみ連中はいまいち自分たちの存在やお空の上の国のことを理解してない節があるのだが、れい君だけは特権的に様々な裏事情を知っており、1期はクライマックスで朝陽の変身を促すなど、特別な働きを見せた。「自分が王子である」という謎の自負も当初からずっと唱え続けているもので、確かにお空の上の国には「女王」がいるのだから王権体制には違いない。となれば、れい君の「プリンス」という肩書きは純然たる権力の表れということになるはずなのだが……どうにもはっきりしないのだよな。これだけぬいぐるみがいる中で、れい君1人だけが特権階級ってのは何か違う気がするし……。 と思っていたら、今回はそんなれい君の夢の中に「王国」を発見。これ、もしかしてれい君ってただの脳内妄想の中だけの王子の疑惑が出てきたな? 彼が特別に女王様たちと近しい存在というわけではなく、あくまで脳内のボンジュール城に住まう脳内貴族、いや、夢内貴族。だとするとちょっとアブない奴という話で……いや、想像力が全ての源になりそうなこの世界では、このブレない「王族ムーブ」こそが彼の強さの秘訣なのかもしれないな。ティーセレモニーだけ英国風じゃね? と思ったけど、別にフランスも似たような形式を持ってるのか。 というわけで、ただひたすられい君の脳内世界に振り回されるだけのお話だったが、それでもやっぱり朝陽には気を使ってくれるのでゆめちゃんとの距離はさらに縮めることができたっぽい。アッキーにはかわいそうだが、さすがに2年目なので今年度末までには2人の間に何か確たる結果が欲しいよねぇ。まぁ、中学二年生の恋愛なのでたかが知れてるだろうが……どうなりますことやら。 今週のまとめ:すうちゃんの「カスです」がやたら刺さる。
杉山ファンクラブってどうやって新入会員を増やしているんだろう、第32話。いや、そりゃ勧誘するに決まってるのだが……普通に考えてさ、すでに卒業してしまった先輩のファンクラブに関して、新たに今年入ってきた1年生に布教するのって難しくない?もしかしたら廃れゆく文化なのかもしれないぞ……(いや、はよ廃れてくれよ)。 今回は久しぶりにエンジン全開で常にアクセルベタ踏みみたいな話で、「これこれ! これがミュークルだよ! 勘弁して!」という気持ちがたっぷり味わえた。圧巻なのは体育館でのアビス朝陽いじりのくだり。その場の全員が怒涛のボケと怒涛のツッコミを超高速で垂れ流すという、今作の真骨頂みたいなテンポだった。そんな中でもやっぱりことこ先輩の傍若無人っぷりは格別だったと思うが……此の期に及んでまだ律の「正体」は気づいてない設定なんだよね……そこだけ破滅的に察しが悪いのって、単にことこ先輩が気を使っているのか、それともアニメ的表現での覆面ってのが存外に効果を発揮しているのか。いや、でもはっきりサンシャルル登場シーンで「律」と「アッキー」って名乗ってるし、「はるる」呼びも今回バレたし……まぁ、この時期にそろそろ敵幹部の正体が割れ始めるのはお約束としてはちょうどいいぐらいかな。ほら、一応ゼンカイジャーでも親父の正体が割れたところだし。 思い返すと、ワンワンいちごーとは言いつつも、去年はコロナの影響で放送が遅れてしまった朝陽の誕生日会。今年はちゃんとカレンダー通りに実行できて、ミュークル世界も現実世界も少しずつ歩み寄っているという希望が持てる。ただ、そうしてせっかく祝いの席を用意してもらったはずなのに、今回朝陽が幸せだったかというと……割といじられまくったな……去年と違って杉山先輩に不幸がいかなくなった分が全部朝陽の方にきてるのかしら。頑張れ男の子。いや、でも流石にT.M.Revolutionがまさか今になっていじられるとは……朝陽、あの当時はちゃんとお金払って買ったってこと? それを中古で売りに出したの? だとしたら今回の衣装も……ゆにっちアビス、他人の財布を破壊するのには向いてる兵器なのかもしれん。ちなみに今回割と当たり前のように朝陽が直接アビスの犠牲になっていたし、前回もぺこっちが直接攻撃をくらうという展開だった。これまで色々と策を弄してきたゆに様であるが、直接攻撃が一番手っ取り早いということに気づいたのかもしれない。ただ、別にゆに様はゆめちゃんたちに不幸になってほしいわけでもない……相変わらず難しい問題だ。ボスとはるるの幸せのためなら、今回は大人しく退散してくれるかと思ったのだが……アクムーちゃんは割とダイレクトに悪辣なところがあるのでコントロールがきかねぇなぁ。できれば最終的にゆに様の気苦労が増えない方向でアクム-ちゃんの処遇を決めてほしいです。 登場する全てのキャラがお笑いに厳しいという地獄のような作品、第31話。だからさ、一応は幼女向け作品の体裁を取ってるのに、そこかしこにお笑いガチ勢の本気のテイスト匂わせるのやめようや。 まぁ、メインであるまいらとぺこはんはしょうがないよ。そりゃそういうキャラな訳だし、ゆに様に「関西弁ぺこ」とか呼ばれちゃったら、そこにアイデンティティを置いてるキャラとして、真剣になるのはええやんか。しかし、今年度に入ってからは2人の活動の輪が広がってまさかの部活勢力拡大。脇キャラ多数を巻き込んで「お笑いが中学生にとってのスタンダードな文化なのかな?」という偏向報道になりかねないような文化を醸成している。その波はさらにドリームパートナーにも派生し、れい君とみゅーがコトコトを巻き込んでのトリオ結成。みんなして一切臆することなく「ネタを考えてたんで」と言い放つ恐ろしい集団になっている。ひょっとしたらちあちゃんもあの歳で何かを理解してるんじゃなかろうか、っていうリアクションを見せているのが怖い。そしていつだって怖い存在である今井ことこ。この人、本当にどこまでいくのか分からないから冗談が冗談に見えない……。 そんな中で数少ない良心になっているのが、人間側だと朝陽、ぬいぐるみ側だとすうちゃん。どちらも絶対零度のサムいネタしかできなかったという設定だが、いや、普通の人間はそうだからね? いきなり振られてボケられる人間ばかりじゃないからね? まぁ、この世界に限ってはそういう前提の世界なのだと言われたらそんな気もするけど(みんな、異常な世界への順応力が高すぎる)。むしろ天才トリオの方がお笑いのなんたるかをさっぱり分かってない風に描かれているので、もしかしたらこの世界の「笑い」の要素って、何か我々の基準とは違うところに価値基準があるのかもしれませんね……まぁ、律が何も心得てない風なのにことこ先輩が悟っちゃってるのはどうかと思うけども。 個人的に納得いかないのは、お笑いの話になるとゆに様が不憫枠に入るという展開である。なんでや、フランスパンのボケ、いい具合にみゅーに重ねてボケてるんだから大喜利の流れなら評価されてもいい奴やんけ。長宗我部光秀さんだって「なんでそこ組合せるんや」っていう面白さがあるやんけ(まぁ、実在の人物の名前だったが)。笑いをアニメシナリオのネタにするのって本当に難しいのだが、この世界に限っては、常に不条理の上に立ちながら攻めの姿勢を崩さないので、何をやってもちょっとした「揺れ」の範囲内に収まってる感があるなぁ……。今回ほど「よかった、ちゃんとチアフルタイムがある……」って安心した回もないぞ。
ことこ先輩のへそだし衣装……第29話。温泉や水着など色々とセンシティブな部分には気を遣う今作においてはとても貴重なシーンである。ことこ先輩、あなたも立派な女子高生だっていう自覚を持ってくださいね。 なんかもう、アッキーの病状がただひたすらに深刻になっていくお話。今作における「恋愛」ってどういう要素として描出したいんだろうか。1期の際には分かりやすいゆめちゃんと朝陽・杉山先輩の関係性に百合先輩がミックスされる程度なので非常に見やすかったのだが今期はアッキーのせいで「恋愛ってもしかして禁忌なのでは?」っていう間違った理念が幼女先輩たちに植え付けられそうで不安である。そもそも視聴者目線ではゆめちゃん&朝陽は不動の関係なので……今更アッキーがダーティな手段で入ってきてもなぁ……今回も何気にゆめちゃんと朝陽の関係性の深さが掘り下げられているわけで……アッキーが不憫。でも、アッキーもあんまり報われてほしいと思えないムーブばかりなのでどうしたもんだろうね。一応、ゆに様にゆめちゃんコスさせたところは面白かったので評価する。ただ、ゆめちゃんのフェイスお面を手作りしてるという事実はあまりに病的なのでどうかとも思う(アニメ的には大した描写では無いのだが、リアルで考えると怖すぎない?)。 まぁ、そこは全部ギャグとして流せばいいだけなのだろうが……ギャグにしちゃいけない伏線要素として、改めてはるる&律がアッキーにその胸中を確認するという作業が行われた。今更といえば今更だが、一応これまで暗黙の了解だった「サポート2名はもう悪夢化を積極的に行うわけではない」という合意が確認できたのでそこは進展だろうか。そりゃね、杉山先輩が去年1年を顧みずにまた悪夢まみれになってたら大問題だからね。お兄ちゃんはあくまで「弟が心配だから」という大義名分を保持しつつ、アッキーがどうしようもなくなった時のサポートとしてのみ動いている。そして、そんな兄たちから真意を問いただされたアッキーはというと、「すべてが片付いてから論文にでもして知らせる」という、いいんだか悪いんだかよく分からないお返事。どこの学会に提出するなんの論文なんだか……。まぁ、一応これで「アッキーにもちゃんと狙いがあるのだ」ということは(これまた暗黙の了解ではあったが)明示されたということで安心しておこう。まぁ、それなら真面目にさっさと研究せぇや、と思わないではないが。 今日の注目ポイント:すうちゃんのコナミコマンドがAボタンBボタンが無いせいで不発。すうちゃんのハロウィンコスプレを見て「ピースのくせにマカロンのコスプレとか……」って思っちゃう日曜日の朝。
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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