最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ただひたすらにいい話……第28話。そういや去年もまいらファミリー回はしみじみ良かったんだよな……いつも通りのイカれ具合も維持しつつ、このそっと優しい気持ちを残してくれるのはさすがである。なお、本当にどうでもいいことなのだが今回のお話でまいら・ことこ・朝陽のママンがそれぞれ遠坂凛・セイバー・アイリスフィールであるという救いのない事実に気が付いてしまったのだが、多分一五町で聖杯戦争は起こらないから大丈夫。 1年ぶりの京都。毎年まいらの誕生日には京都に来るとのことで、今年も親父さんとしっぽり二人旅……と思われたが、この中学生ども、経済観念がユルいのか、それとも実家が太いのか、とにかく思い立ったらす〜ぐに旅行に行きよる。春の北陸旅行の時もフットワーク軽かったし、今回もあっという間に新幹線に乗っておった。まぁ、正確に一五町が何県にあるかはわからないので、実は新幹線で一駅分だったりする可能性もゼロではないが……でも、東京近郊やろなぁ。わかってる情報は「海がある」ってことくらいか。 そしてファミリーとは別行動でゆめちゃん・ときわちゃんを中心にした弾丸ツアー。その動きは弾丸というよりもインベーダーみたいな状態で、実際の旅行スケジュールを想定したら絶対不可能な足取りを取っている。そりゃすうちゃんじゃなくともかっちりした性格のインストラクターだったらキレるやろがい、っていう無茶っぷりで、個人的には「金閣の後に伏見稲荷」がかなりキツい。どうあがいても乗り換えが面倒クセェよなぁ。ただ、こいつらの旅行の場合はクーモ君(みたいなもの)での移動というチート技があるので、時刻表トリックなど無視しての移動ができるのかも知れん。少なくとも新幹線とタメ張れるくらいの速度は出るってことだしな……(ヤバくね?)。 夜に合流した面々を見て思ったのは「やっぱ朝陽のコミュ力が尋常じゃないな」ってこと。だって、ゆめちゃんパパならともかく、まいらパパなんてほぼ初対面みたいな見知らぬおっさんやん。そんな「クラスの女子生徒の親父」というよくわからん立ち位置の人と2人部屋とか、よく平然としてられるよなぁ……俺だったら絶対耐えられないから旅行断るわ(もしくは1人部屋とるわ)。そしてせっかく「お泊まりイベント」だったり「温泉イベント」だったりするけど、このアニメは絶対に女湯は描かないし、ゆめちゃんが朝陽に対して頬を赤らめたりもしないのである。残念。 いや、でも今回はもっと別なキャラが頬を赤らめて素晴らしい萌えを見せてくれている。そう、言わずもがなのゆに様である。今回のゆに様、あまりにもいい奴すぎて完全にシナリオブレイカーになってる……そのメンタリティは1期最終話間際だけのものじゃなかったんかい。優しいゆに様の優しい世界は、彼の性根のまっすぐさが一番よく表れているのよね……はるるとの絡みもいちいち健気だし……ヤバいなぁ……このままだと今年度末のアニメグランプリもゆに様がダントツでキャラ部門を受賞してしまう……(重複しての受賞は認められておりません)。
PR なんぞこれ……なんぞこれぇ! なんぞこれれえええええ! 第33話! すみません、私プリキュア素人なので寡聞にして存じ上げないのですが……過去20年近いプリキュアヒストリーにおいて、ここまでカオスな構成のエピソードってあったんでしょうか……。 正直、腹筋が大崩落を起こすくらい爆笑してしまったのですが、唯一心配があるとしたら、正しい客層である幼女先輩たちは、これだけのカオス回を楽しんでくれたのかどうかってことですね……あ、もう1つある。これって劇場版の番宣も意図された特別回だったと思うんだけど、果たして今回の放送を見て「劇場でハートキャッチ勢に会いたい!」って思ったファンってどれくらいいるんでしょうか……。いや、僕は会いたいって思ったけどさ! でも、別にハートキャッチがこんなカオス集団だと思われたら困るじゃん! 「戦隊でいうとカーレンジャーポジションね」とか思われたら困るじゃない! そんなことないのに! 単にえりかさんがちょっとおかしいだけなのに! 最初からわかってたことですが、今回のコンテは当然大地丙太郎です。うん、知ってた。そしてこんなカオス回でもきちんと統制が取れているのがトロプリの本当に良いところでね。今回のお話見てて、改めて「こんだけ全員平等に推せるプリキュアも珍しいな……」って感心したのよ。冒頭と締めをみのりん先輩が全部やってくれるところとか、「わかってんなぁ」ってなるし、キャラ入れ替えの時にまず真っ先にさんご︎↔︎あすかをやるのも必然なんですよね。花守ゆみりも瀬戸麻沙美も当代きっての名優ですのでね。 そして何と言っても、すでに名物となった人を殺せる量の作画枚数で稼ぐ変身バンクに、なんとクオリティをそのままくるるんが参戦。公式(??)にキュアクルルンが生み出されてしまったことにより、プリキュアの歴史とかデータをまとめている人はまた頭を抱えることになるだろう。キュアモフルンとはワケが違うんだよな。正規の放送版で登場してるのに、一切戦ってないんだもんな。アザラシのくちびるを克明に描くアニメって何。 あと、個人的にツボだったのがチョンギーレさんたちの生態。普段からタブレットとか使いこなしてる様子がうかがえたのはいかにも現代風なのだが、チョンギーレさんのYoutubeの好みとか、ちゃんとSNS使いこなしてる仕草とか、(あくまでまなつの妄想とはいえ)あまりにもらしくて笑ってしまう。改めて確認しておくけど、マジで今作は敵サイドもハッピーエンドでお願いしますね。最悪バトラーだけは始末してもいいけども、残り3人はちゃんと海に返してあげてね。 今回の放送を見て、ずっと抱えてた「劇場版観に行きたい欲求」が極限まで高まっているのだが……もう僕の周りには一緒にプリキュアを見られるプリキュアフレンズがいなくなってしまったので、さすがに1人では劇場に行く勇気がないのです……。 杉山先輩…………第27話。いったいどんな気持ちで参加しているやら……。そしてそれを見守るゆに様も……。 一応ときわちゃんメイン回だったはずなのだが、そんなんどうでもいいくらいにアクムー側の動きがダイナミック。放送開始から1年半が過ぎ、フォーマットが定着したと思わせておいてのイノベーションとして、「いっそアピスをぬいぐるみ本人に叩きつければいいんじゃね?」という禁断の一手に踏み出すアクムー様の自由な発想に脱帽。確かに、アピスをぶん投げる先には特に制限はないよな。単にアニメ的お約束で遠慮してただけ。最初の標的に選ばれたのがねねちゃんだったのは偶然だが、近距離パワー型のねねちゃんなら精神支配が比較的容易であると考えたのかもしれんな(偶然だぞ)。 そして、攻撃先もイノベーションならそのためのチーム構成もイノベーション。最近どうにもアッキーが頼りないという報告がゆに様から上がっていたため、戦力補強として律&杉山先輩の投入を決定するアクムー様。まぁ、天才軍団が3人固まれば強いことは強いかもしれんが、ただでさえアッキーだけでもなんでアクムーに協力してるのかよく分かってない状態で、その取り巻き2人が協力なんてしてくれるわけが……協力したー! 律はまだしも杉山先輩はなんでやねーん! 去年の一件をそれなりに反省しているはずの杉山先輩が、「アッキーが大変そうだから」っていう理由だけで手伝ってくれるのは甚だ問題だよなぁ……でもまぁ、一応「ゆにが大変そうだから」っていう友情もあるかもしれないし、「一見すると悪いことしてそうだけど、まぁ、アッキーがやってるんだから大丈夫だろ」っていう弟への信頼もあるのかも。あとは「自分が中核に食い込んだ方がコントロールしやすい」とか? なんにしても、あの格好でノリノリで踊れる3人組は本当にどうかと思うが……。しかもことこ先輩、もう実兄のこと気づいてる風じゃん。このままいくと杉山家だけじゃなく今井家も全部巻き込んで全部台本ありのプロレスが展開されることになっちまうぞ。 まぁ、そうしてむちゃくちゃやってくれているからこそ、ゆに様の健気な友情がさらに際立つというのはありがたいんですけどね。今まで必死に義理立てして一線引いていた「はるる」との友情。ゆに様目線だと友情とか信頼を超えた純粋な「愛」な気もするんだけど、本当に献身的に働いてくれるゆに様が可愛いのよね。どうせ最終的にはみんな幸せになれるんだろうし、好きにやっちゃっていいよ。
「連立方程式の夢の中へ」とかいうパワーすぎるワード、第26話。連立方程式は夢を見るか。概念系のお話になるとことこ先輩が食いついてきそうで怖い。そして、あんだけ大量の数式を出題されたのに結局1問たりとも解いてないゆめちゃんたちもすごい。 さらっと平常運転でショッキングな事実を展開してくれる異次元作品。今回はなんとサブタイトルにも登場したアクムー様の生い立ちが何の伏線もなかった状態から一気に解説された。いや、一応こないだ登場した「ドリーミー王国の歴史書」の存在が伏線だったわけだが……せっかく古代文字で書かれてるのにことこ先輩のパワーで秒で解かれるとは思わないやん。もうちょいもじょもじょへにょへにょで時間稼げよ。 アクムーちゃんの正体は、ドリーミー王国の太古の住人・オモロー。それが何の因果か悪夢大好きのアクムーになってしまったわけだが、その過程に特に理由はなく、「悪夢が気になったからアクムーになったんだよ」という本当に釈然としない展開だ。もうそれって、もともと住人だったとかいう話はどうでもよくて、単なる悪人なんじゃなかろうか。今作は最終的にはアクムーちゃんも交えてのハッピーエンドになるに決まっているのだが、こいつの生い立ちは別に救済の必要性はないぞ。加えて、そんなアクムーが復活したのは元悪夢の女王様のやらかしが原因と判明したため、基本的にドリーミー王国の住人ってのは一五町に迷惑しかかけていないことになる。たくあん作ってる場合じゃねぇぞこの野郎。 さらに、その勢いのままにアクムー様が直々に出陣。廊下ですれ違った青井先生はアクムーちゃんを余裕のスルーだった。そのくせXとYを相手にしたらちゃんと生徒の避難誘導はできていたので、この世界の防犯意識がどうなっているのかはよく分からない。その果てに飛び込む「連立方程式の夢」とかいう哲学概念。今回の敵キャラはプチトマトマンみたいにはっきりした概念を媒介にしたわけではなく、黒板の問題からXとYが具現化してきたわけで、一応、この二人のコンビが作り出した空間だとするなら、それは確かに「連立方程式の世界」と呼称するしかないのか。いや、あってんのか? ちなみに、「連立方程式ってこんな時期に習うんだっけ?」と思って一応確認したら、確かに中2の2学期に習うらしい。そんなとこだけちゃんと事実に即してるのが無駄にはらたつな。 アクムー様の出陣、直接の対面からの示威行為。これはピンチと思われたが、なんと最強の武器はちあちゃんだったというオチ。事前に「ちあちゃんが最大の脅威となるに違いない」と読みきっていたアクムー様はある意味優秀。そして相手の戦力に恐れを抱いたアクムー様は、追加戦力を呼び出すことに。なるほど、間違いなく一五町最強の布陣……。かつてのおやびんが再び戦地へ赴くとなると、ゆに様の心境やいかに……(なんか嬉しそうだったよな)。
薄汚い第24話。多分、「アニメ1話の中で『薄汚い』という言葉を使った回数」ではおそらく歴史上トップに躍り出た回なのではないでしょうか。「薄汚い」はまだわかるが、「薄汚さ」っていう名詞形はほとんど聞いたことがないんよ。 本当にとりとめのない話。今更突っ込むのもバカバカしくなるが、ついにあのお空の上の部屋に漂っていた謎の物体に名前がついた。いや、名前がついたなんてもんじゃねぇ。今までずっとあのオブジェクトに関しては「桜井作品におけるモブ的処理と同様に、特に意味もなく漂っているサムシング」だと思われていたのに、今回初めてそこにコンタクトする流れが発生し、対話し、名付け、しまいにはエピソードにがっつり絡み始めた。下手したらこのままコトコトよりも出演数の多い準レギュラーにでもなっちゃうんじゃないかという勢いだ。「あれはなんなんだよ!」というツッコミには誰一人答えることなく、ただそこにあり、みんなが乗って浮遊することが可能で、なおかつビスケットだって食べられる。さらにはっきりとした自我を持ち、どうやらお城での生活にそれなりに満足して思い出もあるようなのだ。いったいどうしたらいいのだろう。そしてクーモ君と名付けられたそれは、ちあちゃんを介してしか意思確認ができないために「あいつがなんか言ってる気がする、ってちあちゃんが言ってる気がする」という伝言ゲームを使って意思を読み取る必要があるという。なんやその設定。 大元を辿れば、そんなクーモ君がなんの疑問も抱かずに存在しているお空の上のお城という土地そのものが問題である。すっかりへっぽこユニゾンが定番になった2人の女王様は広すぎるお城のリフォームを進めつつ、数多存在しているであろうこのギミックを持て余しているという。タペストリーに仕組まれた隠し扉ギミック、お前らが覚えてなかったら誰が開けられるんだよ。ゼルダの最初のダンジョンのギミックみたいなからくりが仕掛けられているお城、当然「大切なものを外敵から守るため」にあんな仕掛けがあると考えられるわけで、実はものすごく闇が深いのかもしれない。何しろ、今回アクムーはあのタペストリーを見て「なんか懐かしい気が」と言っているのだ。アクムーがいつの間にか「お城」を形成していたことも合わせて考えると、つまりアクムーはお空の上のお城から「落ちて」きた何かなんだろうなぁ。デザインや機能が近いのは妖精さんだと思うのだが(もしかしたらクーモ君の同等存在の可能性もあるが)、妖精さんの1体が風に吹かれて地上に落ち(ご丁寧に、そうした事件が起こりうることの伏線が今回張られているわけだ)、その後地上でなんらかの「悪いもの」と接触してアクムーになってしまったと。だとしたら、今期のエンディングはアクムー浄化なのだろうか。彼女の人格を全否定するのはかわいそうだけどねぇ。 今週の見どころ:窓から落ちそうになったちあちゃんを助けるために動いたねねちゃんのキレッキレのアクションシーン。やっぱ肉体労働担当はねねちゃんなんだよな。みゅーたち猫集団の中では、「れい君は使えないみゃ」みたいな流れになったりしないんだろうか。まぁ、使えないオーラを一番出しているのはぺこはんだけども……彼のおかげでれい君は救われてる気がするよね。
カオス増し増し回か……第23話。まぁ、今作でカオスでない回など存在しないのだが、時たまネジが外れたようにぶっ飛ぶ回があるんだよな。特に他意はないが、今回のコンテは大地丙太郎です(2期に入って初めてなんやな)。 「バーベキューをするよ」というだけなら穏当な話になるはずなのだが、今回はやたらゆに様パートが多く、ゆに様の振り切れ芸をたっぷりと楽しむことが出来るようになっている。そもそもそのゆに様を使って「日向ゆめちゃんが何をしているか調べて」って言ってるアッキーが完全にアウトなんだけどな。ハイテクAIロボを使ったストーカー行為じゃないですか。ゆに様もボスのことを思うなら、人の道から外れてることをしたらきちんと言ってあげた方がいいよ。ゆに様、たまにその辺の常識的な感覚が出てきたりするのだが……今回は片鱗すらのぞかせなかったな……。 暴走の象徴ともいえる存在が、プチトマトマン改め秋トマトマンである。素材はアッキーがわざわざ(アクムーを無視して)現地で調達してきた高知県産のトマト。そりゃま、産地としては有名かもしれんが、別にそこまで高知県にこだわらなくてもよかったんじゃなかろうか。「もしかして高知県もスポンサードしてるんか?」と思ったが流石にそんなことはないだろうし。今回登場した作品外キャラクターはバナナのナナナだけです(テレ東系列だからね)。そう、今回は秋トマトマンの登場だけでも充分カオス度が高かったのだが、掟破りの「ゆにっちアピス2連投」で対抗勢力が爆誕。プラスティック性の新型ゆにっちアピスにより生まれたのは焼きバナナマン。これにて史上初のアピス対決が実現。その対決はがっつりプロレスしており、組み合った状態から川底に沈むシーンとか、「もうこれ完全にキン肉マンやんけ」というくらいに謎の気合が入っていた。多分、メイン層であるはずの幼女先輩たちは特に嬉しくないシーンの連発だった気がするのだが……いや、どうだろう。幼女だったら真剣にバナナがトマトを倒そうとするのを応援してあげるんだろうか。私には幼女の精神が宿っていないから分からぬ……。 まぁ、結果的にトマトもバナナも無しのノーゲームみたいな結果になったが、1つだけ分かっているのは「だいぶアッキーの負けムーブが堂に入ってきた」ということである。おかしいなぁ、天才のはずなんだけどなぁ……。 他にも今回はネタ数が多すぎて突っ込みきれないといういつも通りの悩みを抱えているが、いよいよもってみゅーたちまでAIロボとして堂々とデビューしてしまったのは注目ポイントかもしれない。これでまた、この面の皮が厚い動物連中が暴れられる範囲が広がったのである。まぁ、ゆに様たちの活動範囲に比べれば微々たるものかもしれないが……。にゅい、ツギ,ハギ,ぶー。
クッキーをクリームやマシュマロで接続したお菓子をしばらく店頭に飾っておくのはどうなんだろう……第22話。幾ら何でもこの時期に屋外でお菓子のコンテストやるのはあかんやろ。まぁ、この町には何か不思議な力が働いている可能性はあるが。 今回最大の目玉となるのは、何と言っても杉山兄弟の協力シーンだろう。これまでも別に仲が悪かったわけじゃないし、今期になってからは幾度かは二人での活動も確認できていたのだが、おおっぴらに共同作業をするのは2年間のシリーズを通しても初めてのことである。「あぁ、ちゃんといい関係が作れるようになっているのだなぁ」と思うだけでもしみじみしてしまう。今回は特にアッキーが苦手にしている(?)おかし作りという分野だったおかげか、杉山先輩が常識的な領域で弟のサポートに回れたのは大きい。去年までのエピソードだと「なんでも兄より器用にこなしてしまう弟」だからこそ軋轢ができていたはずなのだが、こうして探してみれば案外アッキーが出来ないことなんていっぱいあるもんだよね。お互いに含むところが無い関係性だからこそ、こういう時にいい協力体制が築けるのである。まぁ、アドバイスもらう時に兄じゃなくて百合先輩にメールで聞くあたりがアッキーだけども……。 そして、そんなアッキーに対してはっきりと「忠誠心がある」と(自分から)言っていたゆに様。最近はだんだんアッキーとの付き合い方にも慣れてきて、ボスがへっぽこになっちゃった時は「へっぽこ」とはっきり言うようになってる。ボスに関しては距離が縮まっていい関係性だが、あとはアクムーとの関係性がどうなってるのかって部分だよな……。結局、アクムーへの忠誠は理由がないからよくわからんのだ……単純に、孤独で寂しそうだからなんとなくシンパシーを感じてるってのはあるかもしれないけどね。そういえば今回、ゆめちゃんたちがスイーツで作った観覧車を悪夢に招き入れて、それをそのまま悪夢的観覧車としてアクムーランドに取り込むっていう展開を見せてたんだけど、この技術を活用すれば、割とあっさりアクムーランドって充実させることができるんじゃないか? そして来週の次回予告……え? プチトマトマン!? オイラはドラマーとか、誰がわかんねん、第21話。幼女先輩たちが分かるはずがないし、下手したら親御さんたちの世代だって分からんやろ。あ、おじさんも世代じゃないから分からないよ! ほんとだよ! 純粋に知識だよ! 最近は放送が飛び飛びなので供給量が著しく減ってしまっているのが残念なのだが、その分、久しぶりに観るミュークルワールドはやはり元気いっぱいで活力とか絶望とか色々なものがもらえる。今回は久しぶりに全編かっ飛ばし気味のハイカロリー回だった気がする。ボケに容赦が無いのは、この世界にツッコミという概念が存在しないから。いや、かろうじて朝陽だけはツッコミのはずなんだけども……最近の朝陽、本当にうらやまポジションで女の子に囲まれてズブズブだからなぁ……。 考えてみりゃ「夏休みに必死に終わらせた宿題が白紙になる」っていうシチュエーションは、悪夢との対決を主軸に置いてるはずの今作において珍しく「まっとうな悪夢」な気がする。ゆめちゃんたちはすぐに取り戻せちゃうのであんまり焦ってなかったけど、おっちゃんはこの歳になってもいまだに「もう授業が始まったのに課題やってなかった!」みたいな夢を見る人間なので、その恐ろしさはかなり身に沁みる(同様に「一切勉強してないのに試験が始まる」な夢を見ることも多い)。そして、そんなタイムリーな季節ネタをやりつつ、2週間前に終わったはずのゆめちゃんの誕生日をもう一回こするという、時空がどうなってるかよく分からない筋立てだ。久しぶりに登場のアクムー様。だいぶ長いことご無沙汰でおとなしかったと思ったら、なんと独力で夢のマイワールドを建国中だったという。なんかもう、その目標なら応援してあげてもいいんじゃないかと思えるくらいに健気。そりゃアッキーだって協力は惜しまないだろうし、ゆに様たちが加担しているのも、案外「アクムーが別に悪いやつじゃ無いから」なのかもしれない気がしてきた。まぁ、やってること自体は毎回それなりに悪いんだけども。 いや、でも今回のゆに様は采配も冴え渡っていたし、ボスへの忠誠心がしっかりと表れた良い仕事ぶりだったんじゃなかろうか。何しろ「初めて公開されたアクムーランドをすぐに作戦に活用する」という柔軟さを見せているのだ。こうして持てる武器をフル回転させられるのは素直に軍師の才能ですよ。さらにハウツー本から学んだ心理学までもを応用し、まさかの女児向けアニメでの吊り橋効果を大胆に運用。ちあちゃんのおびき寄せには、衛生面に配慮して常に金属皿で保護しつつたまごボーロを提供するという、現代の衛生事情も考慮した素晴らしい気配りである。もう、立派に独り立ちできると思うよ……まぁ、残念ながらゆめちゃんが絡むとアッキーが機能不全に陥っちゃうせいでパーフェクトとまではいかなかったけど……夏休みの宿題でひーひー言ってるおばか中学生にオイラーの伝記を渡してもなぁ……読んでくれるかなぁ……。 今日のまとめ:幼児に数学と物理を教えようとするすうちゃん、なんなの。 いちなる回の頻度が上がってるのは寂しいよね、第19話。まぁ、スケジュール上しょうがないのだろうし、別に2人に恨みはないのだが……やっぱり放送本数は増やしてほしいもんである。 奇しくも、そうしていちなる回で話数カウントを増やしていることもあり、コロナの影響を受けた去年とほぼ同じ話数でのゆめちゃんお誕生日回。ちなみに去年の「お誕生日ゆめちゃん合宿中」は19話で、放送日は9月頭だったようだ。そして、1年経ってもはっきり覚えている岬ババアのキャラの濃さ……まぁ、去年の合宿回は一応2話またぎで使ってたからね。 「去年と同じ場所が舞台と言っても、流石にもう岬の怪異はないのだし、単にちょっと擦るくらいのもんだろ」と思って油断していたら、なんとここでまさかの、森村さんの復活というとんでもない展開が待ち受けていた。恋の鞘当てはアッキーというライバルの登場で火種が生まれたわけだが、取り合いをするのは何もゆめちゃんだけではない。朝陽へのベクトルだって複数存在していたのだ! ……こうしてみると中学生のくせしてそっち方向が色々とお盛んな連中ではあるよな……(アッキーに至ってはもっと年下だ)。森村さん、ここ最近はファンクラブの末端構成員としての活動しかしていなかったのですっかり賑やかしというか、ボケの小道具みたいな扱いだったのに、まさかここにきて改めて舞台に返り咲こうというのか。図太い奴ではあるが、まぁ、こうして石見舞菜香キャラと市ノ瀬加那キャラが共演する作品っていうのはそれだけで破壊力が桁違いだから……。ちゃんと「去年とおんなじ告白場所」という絶好のセッティングを整え、遠慮がちではありながらも再びの進軍開始、さて、朝陽はどう対応したものか。肝心なところでれい君に頼ろうとしてしまったところは、朝陽にしては珍しく株が下がりそうな一幕であったな。 今週のゆに様はまさかの「監禁されて動けない」というとんでもない縛りプレイを課せられたが、それでもやることだけやって退散する手際の良さはさすが。ツギハギの「身体が薄い」っていう特性、意外と活用されるタイミングが多いよな(犯罪に使われてたこともあったが)。ボスがいない状態で何していいかよくわからなくて、とりあえずちあちゃんの誘拐計画だけはいつか達成しようとしているゆに様がなんとも健気。多分、アッキーは全くそんなこと望んでないし、アックムーだってもう忘れてそうなもんだけども……。
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Thraxi
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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