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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 幼女先輩たちは、果たして田村少年の声を聞いて「女の子の声」だと認識できるのだろうか、第41話。マジで少年の経歴を確認して女の子役を探しても1人もいないんじゃないかと不安になったが……そうか、ソーニャちゃんがいるのか(それで安心していいのか?)。

 なんだかいつにも増してキレッキレの回だった。ことここに及んで思い切りパターンをぶち壊してきたのは、いよいよお話がクライマックスに近づいているからなのか、単に1年やっててまだまだバリエーションが出せることの証なのか。最速でバンクに入っての浄化モーションに「史上初のAパート解決か?!」と思ったら、そこから「バンクの音声がオフめになって視点がそれる」という流れからのステッキ失敗というまさかの展開。そもそも、今回はユメシンクロの現実世界への侵食が普段よりも圧倒的にでかくて、下手したら史上最大のピンチだったかもしれない。怪人が暴れ出したところで「こんな展開、今までなかったやんけ?!」って思ったら即座に「プチトマトマンと同じ現象」って説明が入って「半年挟んでの伏線回収ってどういうことやねん!?」って度肝を抜かれるという。つまり今回は、1年で2度目の大ピンチだ。

 ちなみになんでそんな巨大なパワーが獲得できたのかっていう説明が「町中のモテない男のブラックスキーマを集めたから」だったわけだが、幼女先輩たちに「モテない男ってのは怖いから、ちゃんと優しくするんだぞ」っていう教訓を教えているのだとしたら大変良いアニメだし、「モテない男ってのは基本的には悪だ」という救いのない現実を教えちゃったのだったら、もう諦めるしかない。とにかく、史上最大のブラックスキーマの集合体は、非モテの全身全霊を持って生み出されたのである。ただ、そこまでしてようやく具現化にまでこぎつけたのだと考えると、たった1人の好き嫌いだけでプチトマトマンを爆誕させてしまったゆめちゃんってやっぱりとんでもない潜在能力の持ち主なんだろうな……。

 今回はそんなゆめちゃんと朝陽の関係性がさらに掘り下げられ、朝陽の甲斐甲斐しくもトンチキな献身は男目線だと涙を誘うほどのものである。「モテないって思ってるから俺があの怪人を生み出してしまったんだ」とか、男がモテないことが悪なだけじゃなく、自分がモテないと思ってネガティブになることすら許されない世界。そんな無茶な世界で朝陽はよう頑張っとる。まぁ、お菓子配る時に「ことこ先輩たちに頼もう」じゃなくて「自分が女装しよう」になるあたりはやっぱりイカれてるとは思うけども。今回の朝陽の女装、あれでゆめちゃんが“友チョコ”を渡しやすくなったっていう伏線だったりしないかな。

 その他にも色々とキレているボケがてんこ盛りで、個人的には「まいらのめっちゃシブい石特集」からの「なにかしらのフェア」のコンボがやたらツボって、何故か一回巻き戻して観てしまった。他にも冒頭の「手作りチョコロボット」のくだりとか、ひたすらチョコ食い続けてれいのことをシカトするみゅーとか、どんだけピンチだってフリーダムを止めることができないのである。ことこ先輩の「諦めたら、そこで販売終了ですよ」とか、なんで突然そんなネタぶっこんでくるんだよ。

 気になったのは、今回ゆに様がどれだけ悪巧みの功績をあげていたのかということ。最初は全部ゆに様主導であの怪人を生み出したとは思うのだが、後半、ゆに様自身もバレンタインのことを忘れていたあたり、下手したら影で糸を引いている人間がいたからこそのトラブルだったと見ることもできる……みゅーちゃんたちがゆに様にも友チョコあげてほしい……。

 

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 ゴールデンカムイよりも丁寧にかまくらの作り方をレクチャーするアニメ、第40話。私もそれなりに雪深い地域の出身ではあるのだが、考えてみたらかまくらって作ったことないわ。除雪後に積みあげられた雪を掘り返して遊んだりはしたけども。

 次回がバレンタイン回ということは、2週遅れだったスケジュールがどこかで一週間分詰まったと考えていいのだろうか。雪が積もるっていってあれだけの積雪量になるので、東京近郊のはずのいちご町がどこにあるのかがますます謎である。朝陽たちの反応を見るに、雪が積もることがそこまで珍しくない地域っぽいんだよなぁ。各家庭に専用のスコップもあるしさ。まぁ、そこを真剣に考える意味は1ミリもないんだけども。

 ときわちゃんの兄弟話ということで、メインシナリオに絡む部分は薄めのお話。ただ、今回の夢シンクロは結構イレギュラーな部分もあって、何よりも「兄弟だから」という理由だけでケンタの夢にダイレクトイン出来たカンタは、実は純粋な設定ブレイカーである。何しろユメシンクロはみゅーと友達になったゆめちゃんの専売特許であり、他のメイトたちにすら許されない禁断の領域。未だかつて、猫軍団以外でその聖域を破ったのは杉山先輩だけである。それを乗り越えて入ってきた上で夢世界を共有できるという、そっくり兄弟の信じられない絆の強さが確認できたわけだ。多分、ときわちゃんでもあんなことは不可能だろう。

 また、今回も貴重な「杉山先輩が積極的にゆに様に介入したお話」でもある。最近はそうした具体的な絡みが増えてきているが、今回はゆに様が何も言っていない段階で、杉山先輩がわざわざ飛び込んで3人の救助を行なっている。どんだけ悪役ヅラになっても、やっぱり杉山先輩はゆに様(&ツギハギ)を守ってくれるご主人なのである。ただ、あの脱水方法が正しいのかどうかはよく分からない。最初から平べったいツギハギはまだしも、ゆに様をあんだけ思い切りローラーしちゃうと、元のデザインに戻れるかどうかが心配である(いやまぁ、戻ってるんだけどさ)。

 その他、なんかいつもよりテンション高めのことこ先輩と、珍しく周りの連中に引っ張られてボケ側に回ってしまったすうちゃんの本当に恥ずかしそうな顔なんかが見どころ。あれだけのペースでボケ倒されると、流石のすうちゃんにも限界があったか。ちなみに個人的になツボはイヤーマフのくだり。アニマル要素がある作品でそこにわざわざツッコミに行く姿勢は凄まじいな、と思ったけど、よく見ると耳でもないが多分ほっぺたでもないわ。

 

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 もう、これ事実上のキラメイジャーなのでは、第39話。このニチアサの荒波を乗り越えて、将来は石に目覚めるお子さんがたくさんいる……といいね。

 此の期に及んで歴代トップレベルのカオス回。我々は一体何を見せられているというのだ。ミュークルだ。そうですね。じゃぁ平常運転じゃん。いや、しかし、まさかゆめちゃんパパにもっともスポットが当たったのがこんなお話とは……思い返せば1話目がゆめちゃんママ回だったんだよな……。

 最近はシナリオを進める必要性からそこまで頭のイカれた話はなかったが、今回は訳のわからん方向にアクセルベタ踏みし続けたお話であった。これ、制作スタッフの中に石好きがおるんだろうか。クリプトメレン鉱is 何。そして何と言っても、夢世界でのストーンズである。いや、前回の予告でタイトルが表示された時点で「何これ?」ってなってたんだけど、こんなに思い切り振り切れるとは思わんかった。ゆめちゃんがアイドル然としているとどこかのスクールアイドルを思い起こさせるし、ゆに様は今流行りのDJプレイ(??)まで披露してくれているぞ。こんなにもDon’t think feelなアニメがあっていいのかよ。

 いや、でもそんな中でも見るべき点は相変わらずのゆに様と杉山先輩のタッグプレイ。ツギハギにはクールなツッコミをもらっていたが、作戦立案と承認プロセスがここで描かれたというのはなんだか感慨深いものがある。ゆに様、ぺことの絡みだとすごく自然体で活き活きしてるのがなんか楽しい。今後はゆに様もメイトたちと一緒に和気藹々できる未来がくるとよいなぁ。

 そして、これまで「元気が取り柄」だけだと思われていたゆめちゃんに謎の特技があったことも判明し、将来への希望を繋ぐ。いや、本人に愛情が無いなら将来設計には関係ないのかもしれないけどさ。しかし、こんなにも露骨にパパさんの英才教育が実を結んでいたとは……。だいぶ前に出てきてて「あれ、これなんやろ?」って思っていたしょんぼり岩もちょっとだけ伏線っぽい働きになってたのが笑った。

 そして、いよいよ朝陽が杉山先輩のストーカー行為に感づいた……お話はいよいよクライマックス……と思いきや、次はときわちゃんメイン回? どこまでもやきもきさせるアニメねぇ。

 

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 ときわちゃん、プリキュア決定おめでとうございます、第38話。ミュークルからのプリキュア、なかなかの連携である。これで今作メインチームが「虹ヶ咲」「ポピパ」「プリキュア」とかいう訳のわからないチームになった。さらにこれに猫チームも入れるとμ’safterglow、イヤホンズ、放課後ティータイムとさらなるカオスに。すごいなミュークル。

 さておき、来年度の話をするにも今年度の話を片付けねばなるまい。いよいよ煮詰まってきた感のある物語。結局パワーアップしたはずの杉山先輩は(あとゆに様も)特に何がすごいことができるようになったわけではなくて、よりダイレクトにゆめちゃんたちにアタックしてくるようになった。これまで暗躍を続けていた杉山先輩が、いよいよ変な仮面とマスクでゆめちゃんに堂々と姿を見せたことで、最終局面の訪れを感じさせている。まー、今作の場合には、どれだけシリアスな展開になってもいつもの空気を忘れないっていう信頼はあるんだけども。

 今回だって実際は割と深刻な話もしてるんだよね。「正義の味方として活動すると、自分の未来が辛くなる」っていうジレンマに悩まされるのって、実は戦隊ヒーローでもたまに出てくる設計。「これ以上は戦えない」と膝をついたヒーローが仲間たちの助けを受けて再び立ち上がる復活の物語はそれだけで立派なドラマになるわけだが、今作では、そうした挫折を経験したゆめちゃんに対しても、そこまでシリアスさを感じさせる描写はない。いや、いつもに比べたらかなり真剣には違いないんだけど、結局みゅーのやつはシリアス風になることは一度もなく、どこまでいっても「何も心配いらないみゃ」の一言で片付くのである。実際、今回の顛末で何一つ問題は解決していないはずなのだが、「そのうち何とかなる」の精神で突き抜けてしまったあたり、いかにもこの作品らしい底抜けの明るさと楽しさが詰まっている。

 他にもチア部の部長の悩みなんてやり方次第じゃすごく深刻に、そして教えに富む話にもなる部分なのだが、特にそこにウェイトは置いていないし、むしろ仕事の悩みでフィーチャーされてるのはゆに様だったんじゃないか説すらある。おやびんのために自分に何ができるかを精一杯考えるゆに様。そしてやっぱり大したアイディアも出てこずにツギハギに迷惑かけちゃうゆに様……まだまだ応援し続けなきゃいけないね。でも、今回の一件で完全にゆに様が悪夢の女王様の野望とは別次元で動いている構図が成立したので、多分最終的に杉山先輩を救うのはゆに様になるんだろうね。そのあとの世界がゆに様にとって幸せであってほしい。

 あとさ、今回の「お別れ」問題で散々悩んでたのってゆめちゃんだけだったんだが、仮にドリーミーストーンが溜まったらぺこたち残りの連中はどうなるんだろう。そっちもお別れだとしたらまいらが一番嫌がる気がするんだけど。あと、その前にもっと具体的なお別れが待っている卒業生のことこ先輩って問題もある。来年のシリーズ、ことこ先輩はJKになっているんだろうか……色々と……色々と……。

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 いうほど人類って生姜の夢みるか? 第37話。しかも生姜の夢で「ライバル出現の報」って……諸葛亮が魏延のこと嫌った理由は生姜の夢だった可能性が微レ存?

 ねねちゃんの夢占いを茶化さなきゃやってられないくらいに切ない展開である。いや、別に杉山先輩はどうでもいいねん。いや、どうでもはよくないけども……流石に設定が思い切りすぎやろ。杉山先輩の「闇」はなんとダイレクトに氷川紗夜メソッドであった。あまりに出来の良すぎる弟がいたせいで、本来ならまっすぐ出来がよかった兄が霞んでしまい、その生来の努力家気質も相まって、どんどん道が塞がれていくように感じる杉山先輩。別に弟がお兄ちゃん大好きでやろうとしてること全部真似してくるとかではないのだが、弟スペックが完全にギャグなので、もう誰の責任とも言い難い災害レベルの事態になってしまっている(あとゆきよボイスもギャグっぽいな)。この街って杉山弟と今井ことこの2名を同時代に輩出したってことか? もう、人類の未来の半分くらいはこの街が握っているのでは。

 そうして正式に明かされた弟の存在(当然百合先輩はご存知でしたね)。それが杉山先輩に悪夢の女王が付け入る隙になっていた。この度久しぶりに弟とコンタクトを取ってしまったことで杉山先輩の闇が悪化。ついに最後の一押しから、杉山先輩が間違い探し仮面バージョンへと進化してしまう。まぁ、だからなんだという気もするのだが……。

 問題は、そんなおやびんの変質を、ゆに様が受け入れられていないということである。弟の秘密を知らされた時点で「おやびんのことを何も知らない」とショックを受けていたのもなんだか可哀想だったが、そこから杉山先輩の苦しみを見て、なんとか救おうとするゆに様が本当に健気なのである。普段は他人の夢を散々いじり回してないないないとしてるくせに、いざご主人のピンチとなれば、なんとかしてその悪夢を打倒しようと奮戦する。ゆに様が初めて「他人の悪夢を正そうとする」目的で悪夢へと飛び込んだのである。さらに、そんな杉山先輩の状態を良しとする女王に対し、ユニ様は初めて反論をする。自分のご主人が苦しんでいる様を見て、さらに上位存在である女王に楯突こうとする。ゆに様の中で、今や何かが変わっていることの証左である。もちろん、女王への感謝は忘れていないだろうが、それ以上に、おやびんとの日々が思い出となっているのだ。私は何度でも繰り返す、ユニ様をなんとか幸せにしてあげてほしい。

 他方、ゆめちゃんも別な問題で悩んでいる。前回ふと持ち上がった「みゅーとのお別れ」問題。悩めば悩むほどに精神が追い詰められ、その影響は真っ先に夢に現れてしまう。ドリーミーパートナーとの関係性で悩んだ結果が悪夢ってのもなんとも皮肉なものである。みゅーは相談に乗ろうとしているのに、今回のゆめちゃんはめずらしく頑固。お空の上の女王様はこのピンチを感じ取っているようだが、何か2つの問題を一気に解決する方策はあるのだろうか。

 それにしてもツギハギコンビが「たそがれ」の意味をちゃんと知ってるのは偉いな……意外と学のある手下どもだにゅい。

 

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 新番チェックで忙しいからスルーしようと思ってたのに……第36話。やっぱりこれは記録しとかなきゃいけない回じゃん……。

 手短に書くと、とにかく杉山先輩のバックグラウンドが思いの外まともだったことが一気に解明された。まず、彼がダークサイドに落ちた理由の大部分は単に悪夢の国の女王様の仕業だったらしいこと。「心を奪った」とのことで、杉山がクールにドリーミーストーンを狙い続けるのは、彼自身の意思ではないという可能性が高まったわけだ。まぁ、だとしても女王さまが何故杉山先輩をピンポイントで狙ったのかがよく分からないのだが。

 そして、最大の謎だった「杉山家の弟」の謎。なんとまぁ「海外留学」なのか。なるほど、だとしたら私室が閉ざされていてもおかしくないし、別に後ろ暗いところもないので周りから触れられないのか(多分、百合先輩は知ってるんだろうね)。……だったら今までの思わせぶりな態度はなんだったんだよぉ! その辺の意味も、いよいよ来週迫っていくことになるんでしょうね。何しろ「杉山先輩のひみつ」だからな!

 あとはまぁ、クッキーまで作っちゃう朝陽なんなんだよ、とか、この速度で年末年始を駆け抜けたってことは流石にこの辺りで1話分のショートカットしたのかな、とか、おぺぺ? とか……。いよいよゆめちゃんが「別れ」を意識し始めた。まぁ、すでに来年度の継続は決まっているはずなのだが……ここから1年目の総決算に向けて、どんな進行になっていくんだろうか。なんでこの歳になって幼女向けアニメの展開にハラハラせなあかんねん。

 

 

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 最終的に杉山先輩が悪質な果樹窃盗犯になっててワロス、第35話。まぁ、もともとゆに様に単なるコソ泥を依頼してる時点でアレなのだが、今回はゆに様とのいい話風に落ち着いたくせに、やってることは紛れもない犯罪っていうのが草。

 今回はネタラッシュ回。そして山梨PR回でもある。ゴールデンカムイを北海道が応援しているのだから、ミュークルドリーミーの提供を山梨県がやってもいいのではなかろうか、って思ったところで気づいたけど、サンリオって山梨の会社だからそもそも山梨県提供みたいなもんやな。サンリオが「山梨王」だってのはガセなんですってね。それにしたって、「山梨=ド田舎」みたいなイメージを植え付けるときわちゃんの存在が正しいかどうかは定かじゃないが。

 「流れ星」というよく分からないきっかけで流行りのキャンプに繰り出す面々。人里離れた場所へ行くってことは、監視の目がなくなるので猫連中がやりたい放題できちゃうということ。今回はいつも以上にアクセル踏みっぱなしの畜生どもが元気すぎましたな。ねねちゃんの怪力設定とか今更出てくんのかよ。でも、確かに「ときわ・ねねペアだけなんか共通点に欠けるな……」って常々思っていたので、こんなところでパワータイプという共通項が出てくるのはなんか納得かも。いや、占いが得意な乙女キャラのはずのねねちゃんに突然筋肉を与えるなよ、とは思うが。アヴドゥルみたいな立ち位置なのかよ(違う)。そしてまさかの「ぺこ→れい→みゅー」という三段構えで展開する漫才の流れとか、本当に猫連中を放っておくとツッコミ不在なのでどうしようもない。すうに頑張ってもらうしかないんだけど、奴も「ボケない」だけでツッコミ担当ではないからなぁ。

 すうちゃんのパートナーであることこ先輩は今回比較的大人しかったけど、シューティングスター飛来時の反応を見ると、やっぱりとにかく知的探究心が強すぎるだけの人なんだな、ということを再確認。専門はロボット工学なのだろうが、とにかく未知なるものならなんでもテンションが上がる。そして、用意したお弁当のカロリーが高すぎる。コトコトに作らせたにしても、もうちょい栄養学は勉強した方が良いかもしれぬ。

 あとは熊と戦う準備をしていた健気な朝陽も見どころかな。すごいよねぇ、中学生男子が、先輩も含めた女子4人とキャンプに行けって親に命令されてそれに素直に従うんだから。俺だったら絶対に嫌だっていうだろうし、もし帯同するとしたら邪な心しかない状態になってたと思うよ。その上で今回の事件解決のキーマンにまでなってしまうのだから、朝陽さんってば本当に聖人。ゆめちゃん、お隣にいるのは天然記念物クラスのレアものだぞ。まぁ、おかげでこんだけれい君がはっぱをかけても動き出せないわけだけど……もう、両家のご両親の承認済みなんだから、正式に交際まで進めばいいのに(周りのご学友も応援してくださっています)。

 そして毎度のことながらネタ回しに大忙しのゆに様。今回はツギハギがやたら間抜けな反応を繰り返してるのも新鮮だったが、やはりその中心でポカをやらかしまくるゆに様。大胆な窃盗団でしかないはずなのに全く憎めないのはゆに様の人徳である。国道20号である。いや、でも絶対何かの才能はある御仁なんですよ。だって、普通「流れ星がテーマのお話」の時に「流れ星そのものに意思を与えて突撃させたろ」なんて思わないでしょ。シューティングスター、かなりの破壊力があったみたいだし、今後あれを応用していけば地球征服とかも夢じゃないですよ。頑張れゆに様。でも、とりあえず不法侵入は自重しような。

 

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 コトコトの汎用性が怖い、第34話。そして乗りこなしてる朝陽もちょっと怖い。コトコト、明らかに機能が多すぎて何が目的で製作されたか分からないんだが、この万能性はそのうち人類を征服するのが目的だったりするんじゃなかろうか。もちろん、ことこ先輩の指揮の下で。

 年末なのに牧場行っとる場合かー! とか思ったけど、スケジュールがずれちゃってるからしょうがない。3週遅れだとすると、今回のお話はまだギリギリ11月放送分である。いやまぁ、だとしてもこんだけ杉山先輩を巡るあれこれが混迷を極めてるのに牧場に行くのもどうかと思うが、ダイレクトなまいらテコ入れ回で改めてまいらちゃんのオーバースペックっぷりを見せつけてくれる。こうしてみると、お当番回の配分の贔屓がすごいな。ゆめちゃんに一番近いポジションだからまいらが優遇されるのはわかる気もするが、ときわちゃんはほぼモブと同化してる感じなのでちょっとかわいそうである。いやぁ、でもあれだけのカリスマおばけのまいらちゃんならしょうがないのかなぁ。考えてみりゃ、ゆめちゃんの親友チームは知力体力魅力とステータスを振り切ったチート軍団になってるんだよな。……主人公が一番パッとしないのはこの手の設定ではお約束か。でも、そんな状況なのにゆめちゃんが別にくすんでは見えないのである。良いチームだ。

 今回はネタ要素も強めでいろんなところで散々笑わせてもらったわけだが、相変わらずフリーダムがすぎるチーム猫の挙動はいつも以上にフルスロットルだ。冒頭の窓越しの謎サインを送ってるみゅーの時点ですでに面白かったし、個人的にやたらツボったのが「二度あることは三度ある」のくだり。ツッコミが入って初めて「確かにそやないかい!!!」って遅れて突っ込んでしまった。ナチュラルに飛距離の出るボケを叩きだすのやめろ。その他に猫連中はとにかくチャンスさえあれば画面に入り込もうとする姿勢が貪欲すぎて、最後の締めは流石にまいらでええやんけ、って思ったところにぶっこんでくるぺこはんはなかなかのイケメンっぷりである。そして何と言っても嬉しかったのはゆに様によるご主人紹介コーナー。やったぜ! ついにゆに様もパートナー自慢コーナーの仲間入りだ。そうだよね、杉山先輩だってそりゃ納豆くらい食べるからね……。

 そんなわけでメインの筋とはあんまり関わりのなさそうなサブエピソードだったわけだが、一応まいらちゃんの「あぽーん」のルーツが分かったり、相変わらず細かいところでの刺激が多い。何が笑ったって、「APON牧場」の存在がしれっと3週前のデート回の時に明かされていたという事実。いや、そんなもん、ネタ要素やと思うやん。杉山先輩も適当なセリフ言わされたと思うやん。なんでその牧場が実在して、しかも社会科見学に訪れる流れになるんだよ。アモトさん、普通に牧場の名前はあもと牧場でよかったと思うんですがね?

 さて、本筋に進展がなかったのは事実だが、今回はユニ様が「ブラックアビス発動」→「さらに牛まで凶暴化」→「沈静化したと思ったところでもう一回アビス刺激」とかなり悪辣な活躍を見せている。おやびんのためにいよいよ本気で頑張ってるということなのだろうか。頑張れゆに様。たとえこの後に、杉山との間にどんなドラマが待っていようとも。

 

 

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 「百合の花の夢を見た人は、ピュアな心の持ち主ヨ、素敵な女の子なのネ!」じゃないが、第33話。百合を夢見たらそうなるんか。ほんまか。自分の言動に責任持てよねね(ひどいいちゃもんだ)。

 少しずつ不穏さレベル上げ続けるのやめろ。なんで杉山パートだけあんなにライティング暗くしてんだよ。いや、そりゃそういうキャラになっちゃってるんだからしょうがないけどさ。謎の「弟」の存在を少しずつ薄皮を剥くように明かしていく手口とか、もう完全にホラーもの流れじゃん。知ってはいけないものに踏み込み続けてる感が実にしんどい。とりあえず、今回の夢の中での会話が本当なのだとしたら、杉山先輩と「弟」の歳の差は3歳くらいである(エンドロールで「杉山(3歳)」と表記されている)。流石に2歳の時の弟ってことはなさそうなので、前回不安になった「もし、杉山先輩と朝陽に血縁があったらどうしよう」疑惑は解消した(なんでそんなことで不安になるんだよ)。まぁ、だからと言って何も問題は解決してないのだけども。

 「杉山が何かおかしい」。百合先輩が真っ先に感じ取った杉山先輩の変調は、少しずつ共通認識になりつつある。百合先輩の話を一番よく聞いているゆめちゃんは以前のフリマの件から「確かに何か違和感がある」くらいには思い始めているし、敬意を持って接している朝陽も、「なんでそんなにゆめちゃんのこと食いつくんや?」ってんで、ちょいと嫉妬まじりながらも先輩が「前と違う」ことはどこかで認識しているようだ。

 そうしてコンセンサスが得られたことで行われるのが「とりあえず先輩の夢に入ればよくね?」という作戦なわけだが、本当に今更ながら、この世界に置ける「ユメシンクロ倫理」ってどうなっているんだろう。夢が深層心理を表しているということはゆめちゃんだって了承済みのことであり(でなきゃ入る意味ないからね)、無断で他人の夢に踏み込むってのは相手の了承も得ずに行われる反則級のプライベート侵害。これで万が一、男の子の夢に踏み込んで中身が圧倒的な淫夢だったりしたら色々アウトだし(放送枠とか)、中学生男子なんて、淫夢を見てなんぼみたいなもんである。女の子が入っていい場所じゃない。いや、そういう話ではなくて、とにかく「勝手に夢に入るのって、不法行為なのでは?」という認識はあんまりゆめちゃんたちに無いみたいなんだよね。まぁ、彼女たちが悪意ゼロの集団なのでそもそも「悪いことするんじゃない?」という認識が無いのはしょうがないのだが、そこから手がかりを得て相手の心理を推し量ったり、挙句夢に武力介入して精神面にまで干渉してしまう行為は、考えように寄ってはかなり悪辣である(本当に今更の話だな)。そりゃゆに様がガードしてても文句は言えないだろう。

 しかし、結果的にはこの不法行為がまかり通り、ついにゆめちゃんは杉山ドリームへの初潜入に成功する。そこにいたのは幼き日の杉山先輩と百合先輩。弟の存在をここで確定させているのだが、ゆめちゃんたちはこのちびっこ達が幼き日の先輩達だったということを認識できなかったので「弟」の存在にはギリギリたどり着けずに終わった。そして恐ろしいことに、この情報を与えまいと最後に立ちはだかっていたのは悪夢の女王本人だったのである。女王自らが隠そうとする情報って……ほんとに何者なんだ、杉山……。

 杉山先輩の手には、百合先輩お手製の「ドリーミーチャーム」が届けられた。ゆに様がうっかり開けてしまったそのプレゼントが「悪夢」と真っ向からぶつかる切り札になりそうな気がするのだが、素人のお手製お守りがどの程度の意味を持つかはまだわからない。そして、ゆに様が正式に杉山先輩に許してもらったかどうかも定かじゃない。今回のゆに様の暴走、珍しくツギハギすら止めに回ってるからかなり無茶やってるのよね……家で猫飼うときは、ちゃんとご飯が食べられるようにしておかないとダメだにゅい……。

 

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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