最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
アツい展開、第11話。非常にアツい、アツい出産シーンである。今週は「COPPELION」でもアツい出産シーンが描かれており、奇しくも謎の出産ウィークとなった。いや、どうでもいいけども。 予定調和に予定調和を重ねる展開ながらも、何故かストレート過ぎると文句が出ないという矛盾。これまで風車のピタゴラスイッチで変態行為を行っていたアニメとは思えないくらいに真っ当なスポ根展開となっており、やっぱりジョストが面白そうに見えてしまうのが不思議なものである。まぁ、ほとんどの試合については「なんで勝ててるのん?」とか、そういう理由付けはよく分からないわけだが。もともと雰囲気で魅せる部分が多い競技だろうし、その辺も大して気にならない。強いて難を上げるなら、主人公であるはずの美桜の勝ち上がっている理由が不明確なことくらいだろうか。準決勝の「競技をはじめて数ヶ月のダークホース」VS「何故勝ち上がってきたか分からないラッキーガール」っていうマッチメイクは、伝統ある大会を見に来た古参のファンたちはどう思ったんでしょうね。試合展開も地味だったみたいだし。 しかし、美桜の試合が地味な代わりに、もう1つの山である会長の試合はどれもこれもドラマティック。準々決勝の相手は、「会長を己の猛々しいもので突きまくりたい欲求が止まらない」ことでお馴染みの茜さん。いや、すみません。誤解を招く描写ですね。彼女の愛はあくまでもプラトニックなものです(まぁ、全裸で触りっこはしてるけども)。ついにはるか高みであるスィーリア先輩の足下にたどり着き、自分の持てる全身全霊で挑むことが出来た茜ちゃんは、なんかもう、それだけでも満足そうだった。今作で一番恋する乙女成分を素直に発揮していたのは茜ちゃんだったので、彼女が幸せそうで本当に何よりである。 そして、準決勝は誰よりも勝利に対して貪欲なノエルさん。彼女がどの程度の実力なのか、というのも実はあんまり分かっていなかったのだが、やはり会長と戦うにはまだまだ実力不足。正面からの戦いでは圧倒されるだけだし、多少の奇策を弄しても、結局はその上を行かれる展開に。いや、ジョストにおける「奇策」って何なのかはよく分からないけども。絶望するノエルが思い出したのは、1人1コメントで平等にアドバイスを与えていた貴弘の言葉。持っていたプライドをかなぐり捨てて、気持ちの勝負に出てついに会長の鼻をあかすことに成功するノエル。そこからは勢いを付けて、一気にデュースゲームに持ち込むことに成功した。しかし、やはり基礎体力に差があるのか、精神戦で削られまくった代償なのか、ラストゲームでは身体の状態は天地の差。負けを覚悟したノエルに、あれだけ忌み嫌っていた父親からのアツいエール。うーむ、王道。親父さんのツンがついにデレた瞬間である。まぁ、父兄参観を見に来た恥ずかしい親父さんには違いないが……いいシーンでしたよね。 というわけで、準決勝の最後の一手はどうなるか最終回に持ち越したわけだが……次回予告で「ノエルが泣いた」って言っちゃったしなぁ。いや、うれし泣きの可能性もあるけどさ。最終戦は会長VS美桜。多分、圧倒的戦力差で美桜をボコボコにする会長に対し、駆けつけた貴弘に勇気をもらった美桜が、土壇場で奇跡のフェザーズフライ、っていう展開なんでしょうね。予想はつきますよ。でも、それでいいからきっちり見せて欲しい。エロも良し、スポ根も良しです。そして、今週も恰好良かったベルティーユ先輩。本当に愛されキャラだなぁ。付き人コンビにあれだけぼろくそ言われるってことは、準決勝まで残った一番のダークホースって、ひょっとして彼女だったんじゃなかろうか。 PR まさかジョストが始まるなんて! 第10話。やー、ようやくここまできましたね。本気で殴り合ってる様子が出てくるのはいったいどれくらいぶりなのでしょうか。ちゃんとスポ根やりながらもシナリオが収束していくので凄くホッとしている。 いよいよ開幕した大会。今までたっぷりためた特訓の成果や、諸々のフラグを一気に解放する時間だ。当然、試合にはベグライターが必要なのでみんなして貴弘の所に最終アピールタイムに駆けつけたわけだが、相変わらずのスルー能力を発揮してギリギリのところで告白タイムが発生キャンセル。このあたりの天運は流石のものだ。ただ、普通の優柔不断主人公と違い、貴弘の場合は既に誰のサポートに回るかは心に決めてるんだよね。そのおかげなのか、あんまり貴弘の態度そのものにはイライラしないんだ。まぁ、「そこまで言いかけたなら、立ち去る前に答え合わせだけでもしておけよ」とは思うけども。そもそも産気づいた馬のところに付き添いにいったけど、結局見てるだけで何もしてないじゃんね。それなら大会の応援に言った方が生産的だった気がするのだが。「大会に出てなきゃ学園を去らなきゃいけない」→「ベグライターとして参加するから大丈夫!」→「全然会場に来ない」。退学必至。 しかしまぁ、事前イベントとして、集まった5人全員に一言アドバイスをするというおまけ要素がついていたので、何とか主人公としての尊厳はギリギリ保った形だろうか。ちゃんと茜ちゃんの勝利にも貢献してることだしね。ちなみに、現状では一応貴弘の行き先は「未発表」の状態であるが、今週敗れたリサは既に候補からはずれた。いや、駆けつけた貴弘が「あっれ〜、負けてるわ〜!」ってなったら面白けども。まぁ、元々フィオナっていうパートナーがいるのだし、ここで貴弘の出る幕はないのだけれど。その他のメンバーを見ると、まず、アプローチが一番積極的なノエルは妹さんがいる。今作一番のツンデレは彼女の親父であるが、無事に家族の関係修復が出来れば、ノエルのジョストは家族経営でまかなえるだろう。そして、会長さんには副会長という愛人候補がおり、こちらも面子は足りている。いっそのこと今回の試合で身体を痛めてしまった茜が引退して会長の付き人として永遠の愛を誓ってしまってもいいかもしれない。つまり、茜ちゃんも基本的に野郎のサポートは必要としていない。となれば、結局貴弘が面倒をみなきゃいけない人間は美桜1人ということになるのである。割と綺麗な収束性じゃないだろうか。 そう、今まで散々遊んできただけだと思っていたシナリオラインだが、いざ試合が始まってみると、案外ちゃんとゴールが見えているのである。「町一番のイベントである夏の大会」の規模がどの程度なのか分からないが、貴弘の取り巻き軍団が準々決勝前で6人も勝ち残っている。どれだけつえぇんだこいつら、って話だが、ここから先はトーナメント形式で1人ずつ退場していくことになる。真っ先に退場したリサが、きちんと「ハッピーエンド」になるようにフィオナエンドの布石を打ってきていたし、きちんと「ジョストでの負け」が彼女の特性である「将来性」を活かせるように働いている。まぁぶっちゃけ非常にベタな筋書きではあるのだが、分かりやすい上に負けたことがそこまで悔しくもなく、後口すっきりで文句のない進行だ(リサファンからしたら不満かもしれないけど)。 「1度覚えた技は通用しない!」という黒騎士を相手に、土壇場で必殺技を産みだす茜という展開もなかなか盛り上がる部分。「二段突きですら幻の技だったのに三段突きとかアドリブで出来るのかよ」とか思うわけだが、そこはどこぞの二重の極みの人に文句を言ってもらいたい。とにかく、ノエルは貴弘のアドバイスで今後の目標を手に入れ、茜は勝利を手に入れた。その代償として、彼女はおそらく次の試合で退場することになるのだろうが、次の相手が会長ならば本望だろう。残る面子は美桜、ノエル、そしてどさくさに紛れて勝ち残っているベルティーユ先輩である。素晴らしい地味さです、先輩。問題はベルティーユさんが誰に負けるかってことだが……まぁ、因縁を考えるなら素直に美桜戦か。ノエルの扱いがなかなか難しいが、妹さんも納得の負けを演出するなら会長にたたきのめされるのが無難かな。そして決勝が美桜VS会長。ギリギリで駆けつける貴弘。そして最後に必ず愛は勝つ。うーん、何ともイメージしやすい。ぽっと出の新人が優勝したら、町のおじさんたちもさぞかし驚くことだろう。まぁ、間違いなくトトカルチョとかやってるだろうし、一人だけ美桜に突っ込んでたジェイムスさんがこっそり小銭を稼いでる展開とかだったらどうしよう。 ジョスト大会コネー! 第9話。なんやねん、今週からいよいよ試合開始でアツい展開になるのかと思ってたら、単なるベルティーユ先輩可愛い回じゃないですか! もう、あの人万能過ぎるだろ! ジョストの専門校として歴史を刻むウィンフォード学院。その学院のジョスト大会なんてよっぽど格式高くて名誉あるものなのだと思うのだが、その前日に何故か完全にチャラい大学生みたいなノリでミスコンやっちゃう不思議。しかも客席を見るとこの学園の関係者は結構マジである。いや、それなら審査員席に座る面子はもう少し選んだ方が良かった気もするのだが……なんでその辺の厩舎のおっさんが座ってるんだよ。ひょっとして彼って大物なのか? 保険医は大物かもしれない。あと、司会の子がスク水でノリノリなのも大物かもしれない。この世界のスク水はどこでもあるのだな……リサは何故スク水だけを所有していたのか。アウトブレイクカンパニーの世界の末裔だと考えれば説明が?? さておき、そんな謎めいた世界でのミスコンイベント。事の発端はいつも通りにベルティーユ先輩の神がかったおっちょこちょいからであるが、事後には「あなたはトラブルメーカー過ぎる!」と憤慨していた面子も、何故か事の起こりでは疑問を差し挟まずに彼女のお花畑脳に付き合うことにするあたりがハートフル。みんな突然の提案にも関わらず堂々とミスコンに参加出来るあたり、彼女らもそこそこ自分の外見には自信があるんだろうな。まー、一芸については難の多い連中ではあるが。消しゴム彫刻や耳かきで何故いけると思ってしまったのか。そして、このイベントの観客は一体何を求めていたのか(約1名、求めているものがもろ分かりの審査員のおっさんはいました)。 ま、あとはいつも通りなので突っ込みどころもそんなに多くないが、個別に見ていくと、まずトリをつとめておいしいところを全部持っていった会長のキャラはやはり強烈。彼女は一体熊でどんな隠し芸を見せてくれるつもりだったのか。そして、万一それを見せた場合、ミスコンの結果はどうなっていたのかが凄く気になるところ。茜ちゃんは刀持った状態でそんな会長を見ながらハァハァしていたので、今にも喘ぎだすのではないかとはらはらしてしまった。また、全ての原因であるベルティーユさんは、いざ本番になると怖じ気づくあたりが阿漕可愛い。「普段の鎧の方がよっぽど恥ずかしいですわ」って、アンさんとエマさんは全部分かった上であの人に付き従っているのね。やっぱり人望あるんだなー。どこかで見た構図だと思ったら、多分婚后さんと湾内さん、泡浮さんのグループだ。タカビー素直なお嬢キャラは可愛くてよいね。寝所に入ってくるくる頭を解いたベルティーユさんが割とストレートに可愛かったりする。 そして、今回はそんな諸先輩方を差し置いて、一応リサ回だったのだろうか。フィオナとの関係がなんかギクシャクしてるのが残念だが、彼女が「すっかり馴染んで」いるらしいことが分かるのは良いことである。次回予告を見る限りでは来週分もリサにそれなりにスポットが当たるようなので、出来れば大会の結果でフィオナの愛情に応えてほしいものであるが。それにしても、激辛タルトってどこで売ってるんだろうか。 今週も貴弘君はいつも通りの活躍で、ラッキースケベ力も格段に上がってきているようだが、ウィンフォード君のくだりが他のシナリオから完全に浮いてて笑ってしまった。あのパート、いらんやん。「外側の触り心地がいい着ぐるみ」ってなんやねん。そもそもウィンフォード君ってなんやねん。 ベルティーユ先輩はちょろい上に便利な万能選手、第8話。この世界観での温泉サービス回なんてどう表現したらいいんだ?! というスタッフのお悩みも、先輩がいれば一発解決。彼女とその従僕の解説さえ入ってしまえば、ヘレンズヒルに日本人が多いことなんて問題ナッシン! 一応アニメ的には「温泉サービス回」というレッテルを張られるエピソード。典型的な温泉イベントをこなし、ほぼ全てのヒロインが揃っての合宿シーンから入浴に繋がるのだから非常にスタンダードな造りになっているわけだが、今作の場合にはこの程度の出来事は日常茶飯事である上、前回が神がかり過ぎていたおかげで、至極普通に見えてしまうのであった。まー、全裸+全裸鎧で町中を疾走した後には、風呂シーンなんて単なる日常風景には違いないですからね。どうにも心は穏やかになってしまいます。一応の見どころとしては、ベルティーユ先輩のあまりに節操の無いキャラのおかげで実現した「本当はヨーロッパなのに!」感や、「登場人物の過半数が白人女性って実は珍しいよな」感など。よくアニメの中身について「何故日本で作られるアニメは白人みたいなキャラしか出てこないのだろう」という疑問が海外ユーザーから持ち上がることがあるのだが、今作はまさに「白人メインのアニメ」となっており、おそらく美桜と茜は「すごく色白美人なジャパニーズ」なのだと思われる。そんなゴージャスな面々の入浴シーンはさぞかし眼福……いや、まぁ、普通ですけど。多分、あいつら全員温泉みたいな大衆浴場の入り方は知らないんじゃないかな……ベルティーユ先輩がドヤ顔で胡散臭い知識を披露しているのではないかと思われます。 そんなこんなで脳天気な合宿が行われたわけだが、メンバーとしてはこれで「水野貴弘と愉快な仲間達」は確定しているようだ。リサが素直に着いてきたのはやや意外ではあるが、事前に茜らと友情タッグを成立させていたので、彼女の孤立した感じはすっかり無くなっている(食事時や就寝時も割と素直に団体行動が実現している)。せっかくだからフィオナも連れてきてやれよ、とは思うのだが、彼女だけは現時点でも孤高の存在(?)なので仕方ないところか。また、流石に生徒会長はついてきてくれなかったので、メインキャラの中で彼女だけは「一緒にお風呂」が実現しなかった。まぁ、彼女が着いて来ちゃうと遠慮がないので、ペグライターを巡るやりとりで他の面子が出てきにくいし、何よりも風呂シーンではまた茜がぶっ倒れてしまう恐れがあるので仕方ないところだろう。そのために前回のうちにお当番回を終わらせてたんだろうし。 で、問題となるのはそのペグライターの件と、貴弘自身の目的について。今回は一応ノエルを中心視点としており、作中で最も切実なモチベーションを持つ彼女から、改めて貴弘に依頼を持ちかけるイベントが起こった。妹さんのこともあるし、父親との確執についても実家で目の当たりにしているだけに、貴弘もノエルの頼みは無下に断りづらいのがなかなか小ずるい。しかし、既にスィーリア先輩からも正式にオファーを受けている身でもあるし、何より自分自身で出場するという夢も断ち切れていないため、貴弘は一旦保留する形にしている。 今作は惚れた腫れたではなくて「一緒に戦ってくれるか否か」という名目で貴弘争奪戦が行われているためか、普通のギャルゲーのハーレム展開よりもすんなり見やすいのが良いところであるが、こうしてみているとやっぱり優柔不断さというのはなかなか解消されるものではなく、「さっさと決めろや」と思わないでもない。しかし、そうした信頼感とは別次元で、美桜だけは貴弘に「やりたいことやればいいと思う」という理解を示しており、「やっぱりアニメじゃ美桜エンドで鉄板だよなぁ」ということも改めて感じさせるようになっている。現時点で既にリサと茜は戦線から一歩引いていることは明らかになっているので、今後は積極的に攻め続ける美桜とノエルの対決に、会長がどう絡んでくるかという展開になるのだろう。 ちなみに、アニメを見ていて非常に気になってきたのでちょいちょい原作の情報も調べるようになった。原作では2作目(アペンド?)でようやく茜がヒロイン昇格(つまりエロシーンがあるということだね)らしいのだが、これに加えてベルティーユ先輩と保険医までが2作目での昇格らしい。え? 茜ってそのレベルなのかよ……幻滅しました。アン・エマさんのファンになります。 ヒャッハー! 僕らはコレを待っていた! 第7話! めくるめく百合の園! あけすけなエロ! そして馬鹿! もう、突っ込みどころしかなくて最高じゃないか! やっぱり世界は百合で回っているんや! というわけで、期待に応える見事なまでのエロ回。毎話サービス回と言ってしまって問題無い今作であるが、作中でヒロイン勢がほぼ全裸(もしくは半裸)をキープしつつ様々なプレイに興じるという、下手したらAT−Xで年齢制限かけても放送出来ない内容は流石に過去最高。そして、そんな大切な打席に立ったのが百合の権化たる茜ちゃんであるというのがまた素晴らしい。真っ直ぐな恋心はあまりに分かりやすく、プラトニックで、何とも馬鹿馬鹿しい。最初の生け花のシーンでいきなり自分から百合の花を切り落としてしまったあたり、実に如才ないプレイスタイルである。 さらに、無茶苦茶なミッションを回すために用意された様々なフィールドトラップの雄々しさ。もう、どこから突っ込んでいいか分からないドリフ顔負けの舞台装置である。なんと言っても最も有能だったのは風車さん。どこをどういじったら衣類がそんなピタゴラスイッチなコトになるんだよ、という見事なメカニズム。どう考えても動力部分の歯車から最終的に風車の羽根に行き着くはずがないのだが、それを黙々と流してしまうことによるシュールな笑い。そして、屋外に運び出された衣類をきちんと貴弘のもとに届け、更に、来るべき道筋にパンストなどの手がかりをきっちり残す便利な風さんも有能。まず送り込んだのがブラで、ラストシーンでオチに使うのがパンツである。まずパンツが飛ぶよね? とか言っても仕方ない。そして、ブラジャーはわざわざ持ってきたのに、川を流れてきた一番不審であるはずの上着は無視して歩き始める貴弘。無能……いや、有能。貴弘さんはこんなアホなフィールドにも関わらず、ギリギリでクールなキャラを保っているのが偉いといえば偉い。「粉塵爆発です(キリッ)」んー、やっぱり馬鹿かもしれん。 更に待ち受けるトラップは数知れず、さっきまでどしゃぶりだったのに何故か平然と傘も持たずに訪れる「しゃせい」大会の学生たち。会長と茜のしゃせいトークの間、きちんと男子学生の股間を意識させるアングルを取ったり、容赦ない馬鹿さ加減は言わずもがな。さらにさらに、一番おかしかったのは貴弘が風車小屋に入った途端に閉ざされる閂。いや、閉めた衝撃で閂が降りるっていうのはたまにあるシーンだけど、あの小屋、なんで扉の外側に閂があるんですかね……どういう目的の施設なんだよ。 結局、数々の試練に挑んだ茜と会長は今までよりも親密になれましたね、というハッピーエンドなわけだが、今回は茜の駄目百合っぷりよりも、会長のポンコツの方が際だっていたような気もする。突然全裸で茜に迫る倫理観もどうかと思うが、更に荒縄を発見して一人SMに興じる様子とか(ご丁寧にこのシーンで「ろうそく」を映すカットがあるのが笑える)、みんなで頑張って脱出しようと協力したのに、単なる熊のために貴弘は置き去りにしていく容赦のなさとか、あの人かなりデンジャラスだと思うよ。まぁ、半裸状態の上からフルプレートの鎧なんて着込んで走ったんだから、多分あの夜は確実にお腹壊したり風邪引いたりしてると思うけども。そもそもが「濡れた服を着ていたら風邪を引いてしまうぞ」から始まった物語だったのに、作中ほぼ全裸でいたら結局同じだったと思うんですがね。ちなみに、小麦粉を塗りたくる一連の流れについても、背中などの手の届かないところに完璧に塗装が施されていたことから、確実に2人は全身を触りあった仲ではあります。原作ゲームにこのシーン(本番)はありますか? あるなら買わなきゃいけませんね。 いやー、良い話だったなぁ……やっぱり百合といえば生天目キャラなわけですよ。昨今はすっかり百合営業声優も数を増しましたが、元祖と言えばやっぱりこの人。ナバに始まりナバに終わる。そういうもので、あって欲しい。 一体何のアニメなのか、第6話。1,少女達がジョストに青春をかけるスポ根アニメ。2,主人公がこまめにヒロイン達のもとを訪れて丁寧にフラグを立てていくギャルゲーアニメ。3,鉄の胃袋を誇る主人公がただひたすら食べ歩きに挑戦するフードバトルアニメ。4,とっとこリスアニメ。 前回のノエル・生徒会長の紹介エピソードでキャラの描写の一段落。今回は「休日」ということで、ギャルゲーでもよくあるいわゆるフリー行動パートになっている。流石にただダラダラ歩き回るだけではシナリオにまとまりが無くなると判断されたのか、各ヒロインの間をまめに巡回する貴弘のために用意された共通テーマは「食事」。朝からリサのタコス、副会長のサンドイッチ、ノエル姉妹のイタリアン、茜のおにぎり、会長のクッキー、美桜のマフィン、そして最後のタルトと、とにかく食って食って食いまくるだけのお話。これ、ゲームだと「満腹ゲージ」とかがあって規定の量以上食べると行動出来なくなるとかいうルールでもあるのだろうか。冷静に1つ1つのミッションをこなしていく貴弘の甲斐甲斐しさが何とも哀れである。まぁ、美味いならいいんだけどさ。 そんな本筋のおかげで、個々の交流エピソードはそれなりに中身があるはずなのに、全編通してギャグにしか見えないのが難しい。まー、最後のリス襲撃なんかをみれば今回はギャグということでいいと思うのだが、たとえばリサを頼むと副会長に依頼されるところなんかはそれなりに真面目な話だし、会長も茜も、真面目にベグライターになる件はお願いしているはずである。前回まで不明確だった茜・リサからも正式な依頼が来たことになり、現在の貴弘は5又状態。最終的に誰を選ぶのか……って、まぁ、アニメだったら美桜一択なんでしょうけどね。ただ、「単に楽しそうだからジョストを始めた幼なじみ」よりは、「実力を見込んで頼んできた実力者の生徒会長」や、「妹の無念を晴らすために家をかなぐり捨てて来たお嬢様」、「悲嘆に暮れた人生をジョストで明るくしたい少女」なんかの方が、手伝ってあげたくなる気はするんだけども。茜は……まぁいいや。彼女だけあんまり貴弘にお願いする理由もないしな。 ここから来週以降は真面目に「夏の大会」のトレーニングを始めるのか、と思ったら、次回予告もなんだかおちゃらけた雰囲気になっていた。お前ら、ちゃんと練習しろよ。ベルティーユ先輩を見習えよな。彼女はキャラに似合わず努力型だぞ。取り巻き2人から完全になめられてる感じがたまらないぞ。「季節外れのどんぐり〜」。おっ、鎧武か? サブタイトルからしてエロい話だー! 第5話。 そうでもなかったー! くそぅ! 期待させやがって! まぁ、別に毎週エロいからいいんだけどね! ちなみに「ワルキューレロマンツェ」でググるとエロいフィギュアの情報が上に来ます。あと画像検索するとモザイク画像がいきなり出ます。まぁ、エロゲなんだから当たり前だけど。 前回までで美桜の克己エピソードは一段落。正式に学園にも認められ、いよいよ「夏の大会」とやらに向けて各々のヒロインが心身ともに準備を始める物語が本格スタートである。メインとなる攻略ヒロインの最後の1人、生徒会長も今回ようやく表舞台に現れ、全員が出そろったことに。Aパートは生徒会長と貴弘のお話、そしてBパートはノエルと家庭事情についてのお話で、きちんと背景もフォローされ、後は好きなヒロインをつまんで下さい、という状況だろうか。まぁ、会長の方はどこまでの強キャラで、どこまで貴弘に気があるのかがそこまで明確になっていないような気もするのだが、持っている空気だけで何となく説得力はあるので、「もしマジでジョストの大会をやるなら、多分決勝の相手はこいつなんだろうな」くらいの感じにはなっている。何しろ部屋中が熊ちゃんで埋め尽くされるような奴だ。ただ者ではあるまい。 そんな会長とのお茶会では、本当は貴弘との関係や美桜への興味に焦点が当たるべきなのだが、一人だけ異次元に飛んでしまっておいしいところを持っていった感があるのは茜ちゃんである。同じ空気を吸うだけで失神してしまうレベルの憧れってそうとうなものだ。一体、何が彼女をここまでの真性にしてしまったのだろうか。そして、彼女は幸せになれるのだろうか(まぁ、どさくさに紛れて会長の部屋から熊を一匹ちょろまかしてきたみたいなので、多分今晩のおかずになるのは確定だろうよ)。そういえば、ナバボイスのキャラが百合百合しいのは自然な流れなので違和感はないのだが、憧れられる側ではなく、恋慕を募らせる側っていうのは珍しいかもしれないね。 一方、百合ではなくて姉妹愛が中心となるのがノエルである。過去に自分の責任で騎士を目指していた妹に怪我を負わせてしまい、その責任感からジョストを続けているというバックグラウンドが判明。これまでの軽いキャラとは裏腹に、ヒロイン勢の中では一番重たい目的意識があった。貴弘はどのヒロインを選んでも最終的に周りからすげぇ恨まれそうな設定になっていて可愛そうである(まぁ、ギャルゲ主人公なんてそんなものなんだろうけども)。出来れば彼女はセクハラ役に徹して欲しいので、あんまり重たい空気は保持しないでいただきたいものである。 そういえば、今回Aパートで美桜がノエルを探していて全然見つからないシーンで気付いたのだが、この世界の時代背景がいまいち見えてこない大きな理由に、「誰も携帯を持ってない」という事実がある。舞台設定はイギリスらしいので背景を見ても時代は分からないが、衣装を見る限りではお話は現代であるはず。それなりのに、女学生たちは誰一人電子機器に触れていないのである。おかげで、「ひょっとしたら中世のお話なのか?」とか思えなくもないような不思議な空気に。多分、誰もパソコンとか持ってないだろう。まー、ジョスト専門校なんてストイックな施設に入学するような連中だし、多少ネット環境が不自由でも文句はないのだろうが。でもノエルの家も回線引いてそうには見えなかったな……不思議な世界観である。 今期生天目ヒロインは当たり年、第4話。メインクラスで3本もやってるんですよね(プリキュア含む)。声優の仕事サイクルってオーディションと仕事の関係で一気に波が来るとはいうが、こうしてみると非常に分かりやすい。 美桜のお話を一段落させて、ここからいかにもギャルゲらしくサブヒロイン攻略の方に向かうんだろうな、と思っていたのだが、どうやらそうでもないらしい。ミス・ブシドー、茜ちゃんと、銀髪クール・リサが今回紹介されたわけだが、彼女たちはあくまでもサブのポジション。このアニメの中心はあくまでも美桜ルートということになるようだ。まぁ、その方がアニメで初見の人間には見やすくていいのである。サブヒロインたちは各々に思い人もいるようなので、そちらの方できゃっきゃうふふしてもらうのがベストである(ただし、女だ)。リサちゃんは色んな人とお話するときにいちいち頬を赤らめるのだが、赤面症なんでしょうかね。 とはいえ、今回はやはり茜の人となり、そしてリサのキャラクターが分からないと駄目なエピソードとなっており、きちんと2人のキャラ紹介として機能している。ゲームの場合には攻略対象になっているらしいので当然と言えば当然のことかもしれないが、2人ともちゃんと魅力あるヒロインとして描かれているのが嬉しいところ。どうしたって「槍試合」なんて物騒なものがテーマなので相互関係はギスギスしそうなものであるが、今回の対決、2人ともちゃんと相手のことを認め合った上での「騎士道精神」に則った試合になっている。茜が生真面目なのは当然として、リサの方も、単なる「優秀な若者」ではなく、そんな中でも自分なりのジョスト観はあるようだし、相手を認め、敬意を払うことは忘れない。早朝練習の場で出会った2人なのだから、どちらも熱心なのは間違いないのである。 そんな2人の紹介エピソードが、そのまま「ジョストの熱さ」を物語ることになり、それが美桜の克己心を揺さぶるという流れも、ベタながらもきちんとまとまっている。最終的に2人のバトルではなく、眠れる騎士である貴弘のミラクル過ぎる槍さばきに惚れちゃうあたりもそつがない。やはり、美桜が憧れるべきはジョストそのものである前に、貴弘である。ただまぁ、流石にあの文字通りの「横槍」は恐ろしすぎるとは思うけども……ジョストの試合中って、流石に馬を全力で走らせるわけでもないとは思うが、それでも一度駆けだした馬を追いかけるために騎乗するところから始めて、最高速度で間に合って、しかも真横から飛びかかって突きを放つって、そりゃ無理だろうよ。百歩譲って速度的に間に合ったとしても、思い切りすれ違う馬の前に飛び込んだのだから、あの直後で接触事故必至である。作中では描かれなかったが、貴弘の馬はどこからどうやってあの間をすり抜けたのだろうか。決闘などしなくても、安全保持義務違反で下手したら放校処分である。 まー、その辺のトンデモプレイを見せられるのも、スポーツをテーマにしたアニメの醍醐味って奴ですけどね。多分、現実レベルでみたら茜の二段突きだって無理な技じゃないんだろうか。すれ違う馬上ってことは相対速度はかなりなものだし、そこであれだけ身体を大きく使ったモーションをキャンセルするなんて……出来るのかなぁ。凄まじい体幹と腕力である。これだけ見ていてもジョストって奴は相変わらず謎が多い。今回思ったのは、「高貴なスポーツ」だから別にいいのだが、これって間違いなく相当な金がかかる。普段の練習では模造品の槍を使っているだろうが、試合のたびに消費されるあの壊れやすい槍、アレ絶対安くないだろ。卓球部がピンポン球遣い潰すのとは訳が違う。あと、今回茜の鎧を見ていて気付いたのだが、決勝点にもなりうるあの兜の羽根。あれも個人個人で違うオーダーメイドである。ってことは、多分支給品でなくて個人で揃えている。まぁ、フェザーズフライなんてそんなに発生しないだろうからあんまり気にしなくてもいいのかもしれないけども。やっぱりジョスト専門学校ってすげぇ設定だな。 最終的に、美桜は無事に正式なジョスト選手を目指す決意が固まった。貴弘も、身体に不安は有りつつも、急場であれだけの仕事が出来たのだから今後に期待が持てるだろう。茜もリサも、大会に向けて、友情パワーを高めながら準備を整えている。この世界で問題があるのは、ちばちーボイスのロリっ子だけである。今のところ、アイツが全ての元凶だからな……。 作中でメインヒロインの髪型が変わるアニメは名作(適当)、第3話。何故かこのカテゴリでパッと浮かんだのが「エウレカセブン」と「キディグレイド」だった。「キディグレイド」の場合は髪型っていうかボディが全部変わってますけども。 すげぇ順当にお話が進むシンプル構成。1つ目のミッションとなる美桜のデビュー戦は3話で一旦解決。ダレるでもなく、早すぎるでもなく、いいテンポだと思います。意外だったのは、ジョストの試合内容なんてさっぱり分からないし、どう考えたって雰囲気騎士道バトルになるんだろうと思っていたら、割と試合の内容についても戦術的に見せていたところ。いや、そりゃまぁ「動体視力がいいから避けろ」なんてのは戦術でも何でもないのだが、ちゃんと3本試合であることを意識して戦術を組み立てたり、美桜の能力におんぶにだっこでなくてちゃんと劣勢になる部分を描いて貴弘との関係性を深めたり、退屈しない程度には「スポーツ観戦」としても見られたのである。まぁ、今回に限っては対戦相手のベルティーユ先輩のキャラに助けられた部分はあると思うけど。 いいよね、ベルティーユ先輩。単なるタカビー(アホ)お嬢様キャラだと思ってたら、ちゃんと騎士道精神も持ち合わせてた。いや、アホなのは間違いないし、何でこの人がこんなに部下に慕われてるんだろう、と思わないわけではないが、慕われてるっていうか放っておけない性格なんだろうと思う。あの鎧を人前で堂々と着られる時点で大物には違いないし、何よりも声が鬼龍院皐月様と同じだし。今期は柚姉ぇのキャラとの決闘シーンが多いよ。そしてどちらも露出度が高いよ。流石だ!(?) そんなベルティーユさんとの対決を経て、美桜はおいしいところを全部彼女に持っていかれるかと思ったが、今作の良いところは、ちゃんとメインヒロインが「メイン」であるところ。この手のハーレムものはヒロインが多すぎるせいでどうしても視点が散漫になりがちだが、美桜は基本的に貴弘一筋で迷いがないし、貴弘は朴念仁だがベグライターとしての責任感からちゃんと美桜のことを考えて、上っ面だけでなく内面的な部分まできちんと掘りさげて考えてくれている。最終的に美桜ルートが確定していると分かれば、あまり悩まずに視聴も出来るってもんさ。まぁ、次週からはミス・ブシドーのお話になるみたいだから、今週までのように安泰ではないのかもしれないけども。美桜がきゃぴきゃぴしているだけでもある程度満足出来る作品なので、今後とも脇で賑やかしとして活躍して欲しいものである。 そういえば、うちのレコーダーが勝手に美桜の入浴シーンだけチャプターを分けてくれていたのだが……自我でも芽生えたのだろうか? 怖い。 |
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HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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