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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 なんかしらんけど見入っちゃった第10話。

 こういうのを見るとさ、田村ゆかりの王国は死ぬまで安泰なんだろうなぁ……ってしみじみ思うんですよ。やっぱりすごいよ、あの人。一から十までゆかりんアワーじゃないですか。

 あ、でも序盤のあやせもなかなか魅せてくれましたね。今期の早見沙織は異常性癖の人間の回りにばかり配備されていて色々と大変そうですが、こういう気が強くて黒いキャラってのも味わい深いものがあります。

 かたや91年生まれの若手筆頭声優、かたや17歳にも関わらずベテランへの道をひた走る伝統芸能声優。コラボレーションでお腹いっぱい。

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 スーパー俺得タイム! 第6話。これだよ、これが見たかったんだよ! っつうかこれ以外特に見たくねぇよ! (以下、キャラクターと中の人の話がごっちゃになる可能性がありますが、仕様です)

 まさかのお当番回となりました、京介の幼馴染みキャラ、田村麻奈実嬢。クラスメイトからの視線もまんざらでも無い感じの、地味だけれど決して印象の悪くない平凡な女子高生。眼鏡でおっとりで少し天然も入ってて声が佐藤聡美で幼馴染みでお互いまんざらでもない感じで家族ぐるみの付き合いがあって実家が落ち着きのある和菓子屋で声が佐藤聡美で基本は奥手なのにところによりアグレッシブになることもあって料理も気遣いも出来て声が佐藤聡美のキャラクター。完璧じゃないか。もう、今回のエピソードをこれから毎週放送してくれれば、毎週録画する自信がある。っつうかもう妹要素とかどうでもいいので、「俺の幼馴染みが〜」のタイトルでスピンオフ作品とか始めろ。内容は、あのままの状態で何となく同じ大学に進学して、京介は普通に就職、麻奈実は実家の手伝いをしながら少しずつ家庭の形を模索して、23くらいで結婚して暖かい家庭を築いていく様を描いた日常ものだ。見たい。

 ずるいよなぁ。あの娘に「あたしは別にいいよ」とかさ、「泊まっていって」とかさ、「一緒に入る?」とかさ、何それ。ずるくない? アニメの主人公ってずるくない? 和菓子とまでは言わないので、僕にもお茶下さい。そしてあの部屋でダラダラさせて下さい。「恋愛感情とか特別無いし、付き合ってるわけでもないけど、他の男とくっつかれるのは絶対に嫌」だってさ。分かる。すごく分かる。「そこにある」ことで落ち着くことって、世の中にはたくさんあるんだ。

 純和風家屋での団欒や色恋って、アニメの中だとなんだか新鮮に映る。また不思議と純和風が似合うんだよなぁ。「地獄少女」のゆずきとかさ。別に三つ指ついて土間でお出迎えとかしてもらわなくてもいいんだけど、茶の間に少しずつ手料理が並んでくると嬉しい、みたいな。団欒の時も、自分から少し無茶なネタを振ってくるくせに、ちょっと押し返すとすぐワタワタしちゃったりするんだなぁ。本人の言葉でいうと「アワアワする」っていうんだけどね。ちょっと意地悪してアワアワさせてみたいんですよ。それこそ京介みたいにねぇ。

 

 こんなに素晴らしいコンテンツがあるんだからさ、改めて考えようよ。本当にこの作品に妹要素はいるのか? どう考えても京介はあのまま田村家と末永く付き合っていくのが決定した人生行路だろうよ。桐乃は、別なところで好きにしてればいい。時間が勿体ないのでいちいちカットインしてこないで下さい。作品タイトルも来週から変更になります。「俺のしゅが美はこんなに可愛いくないわけがない」。脳が溶けること請け合いです。

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 親父の声が立木ボイスっていうだけで抵抗する気が失せる第3話。立木ボイスから中村ボイスの息子が生まれるって、どんなプレイだよ。

 今週も幼なじみの子が可愛かったですね。麻奈実ちゃんっていうらしいです。名前をようやく覚えました。いやぁ、あんな子と夜な夜な電話したり、公園に2人っきりで行ったり、「お疲れ様」とか「どーぞ!」とか言われたりしちゃいたいです。しゅが美は正義。

 とはいえ、今回はそんな麻奈実ちゃんではなく、流石に桐乃メインってことで。オタクを扱う作品ではクライマックスの定番とも言える、カミングアウト勝負。アキバでの流れから桐乃が自分で打ち明けることになるのかと思ったが、折悪しくアクシデントから親父に知られるという展開。よくDVDを落とす娘である。

 クライマックスは親子対決ということになるわけだが、基本的に親父が言っていることは全部正しい。「悪い影響がある」云々はさておくとしても、自分で稼いでいるとはいえ、中学生が湯水のごとくああいったメディアに金をつぎ込むという行為自体、悪影響というか既に非行であろう。持ち慣れない金を渡してしまっている教育方針にも問題がある気がするが、「親に秘密にする趣味」という時点で、親がみとめられないのは仕方がない。あそこで唯一桐乃が趣味を正当化するための手段は、自らの手で両親を論破するしかなかったはずだ。「成績を維持している」という免罪符はあるわけで、あとはいかにして「後ろめたくない趣味であるか」を訴えかける意外に残された道はない。

 しかし、桐乃はそれが出来なかった。「後ろめたさ」を認めたこととなり、親につけいる隙を与えてしまったのだ。この時点で桐乃の負け。日陰者のレッテルを貼られ、なおかつ、両親の扶養の下にあるという立場上、諦めろと言われても文句は言えない。どれだけ世間からの認知が広がったといっても、オタク趣味なんてそんなもんである。

 そして、今回最大の見せ場となった京介の一人舞台は、そんな不利な状態から親父を説得するという難度の高いミッションであり、これがうまく決まれば、作品のメインテーマを上手く昇華できた最高のシナリオラインとなるはずのところだった。しかし、見たところ京介の説得は特に理論武装も出来ておらず、つけいる部分も弱い。感情論で押し切ろうとしていたにもかかわらず、京介自身、父親がそうした根拠のない訴えに動じないであろうことも承知しているのだ。この据わりの悪さが、啖呵を切るシーンをどうにもモヤモヤしたものにしてしまっている。多少強引でもいいので、もう少し父親を感情的な部分から描写して、ベタでもいいのでお涙頂戴でごまかせるようにもっていくことは出来なかったものだろうか。せっかく、「未成年に18禁ソフトをやらせる」という、完全に法令違反なシチュエーションを大々的にやるチャンスだったのに、うやむやで終わってしまったので消化不良だ。

 最後の親父の反応も意味が分からない。京介は高校2年生らしいので、18禁ソフトの所持は基本的にアウトだし、京介の場合は桐乃と違って仕事で稼いでいるわけでもない。ソフトの購入費用がどこから出てきたのか、という問題が生じる。男同士の対話なのであまり「いかがわしさ」については突っ込みを入れない気持ちは分かるが(おそらく自分の過去に思うところはあるだろうから)、だからといって「妹物エロゲーを妹のPCでプレイする兄貴」は、「中学生のくせにエロゲーに手を出した妹」よりもはるかに危険度が高いものである。これをワンパンチいれただけで放置するのは、明らかに「躾け」の内容に合致しない。何故何事も無かったかのように翌日を迎えたのだろう。

 中村悠一の熱演はなかなか面白いものであったし、相変わらず画のクオリティが高くてアニメーションとしては満足のいく物なのだが、どうしたって内容が上滑りで、いい話っぽくまとめているけど全く理解出来ない。このアンビバレンツがなかなか辛い作品です。いや、しゅが美ボイスが聞けるだけで不満はないのだけれど。なんだろう、タイトルと違って、妹が本当にどうでもいい。 

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 京介のクラスメイトの娘の方をもっと映してくれないと困る第2話。妹とかどうでもいいんだ。そっちのぽやっとした子、そっちについて何故描写しない。その子が出てくる時間が一番楽しいんだがね。最悪映像に出てこなくてもいいから、声だけでも聞けないものかね?

 2話目ということで世界がぐっと広がったわけなんですが、個人的にはどうもメインシナリオの痛々しさ(内輪ネタってそんなもんだけど)が肌に合わず、一歩引いて視聴している感じになっています。オタクが素材のアニメって、結局負の側面であるはずの「オタク性」を大なり小なりポジティブに解釈しなきゃいけない部分があるので、自己弁護みたいな、同族嫌悪みたいな、妙な感情が起こってフラットに見にくいんだよね。テンプレ化されたオタクって、やっぱり馬鹿にされているようにしかみえないしなぁ。

 また、メインヒロインの桐乃の中の人である竹達彩奈が、どうしても桐乃の感情が高ぶった時に演技を乗せきれていないのも気になるところ。「けいおん」で梓をやっている時には全然気になっていなかったのだが、やはりちょっと発話のピッチが上がるとスキル不足が浮き上がってしまう。まだまだキャリアが浅いのだから仕方がない部分はあるだろうが、役作り以前の発声の段階で粗が見えてしまうのは勿体ない。今期は忙しそうにしてるので、体調維持も大変だとは思うんだけどね。

 他方、黒猫役の花澤香菜は、悪く言えば「いつも通りの」抑え気味の役なのだが、こちらは感情が高ぶった時の役作りが面白い。あくまで本性は「厨二病患者」としての黒猫なのだが、黒猫本人が必死で自分のキャラを守りながらポロポロとやりきれていない部分がこぼれ出すっていう多面性が良い味になっている。ほんと、花澤は黒髪キャラが多いなぁ。そういや作中で出てきた「厨二御用達アニメ」がどう見てもどこぞのブリタニア国王アニメなのだが、他社作品を形の上とはいえ誹謗中傷の対象にしてしまっていいのだろうか。カレンとかヴィレッタとか、男性向けエロだっていっぱいあるわ!

 そして、そんな2人のメインヒロインを引っ張るサイコガンダムまたはビグザム役は、ほんとどこでも使える声優、生天目仁美。途中から「若手声優2人を好き勝手に連れ回すナバ」にしか見えなくなっていたんだけど、実際に花澤・竹達に囲まれたナバは幸せに違いない。彼女は回りに軍団を形成するよく分からないカリスマ性があるので、役とのシンクロ率が妙に高い気がして面白かった。

 以上、ほとんど中の人の話題でお送りしました。だって、他に触れようが無いんだもの、この作品。あぁ、そういえばこの記事のタイトルを書くためにこの作品のwikiページを見に行ったのだが、あまりに大量に並んだ出典・参考文献を見てドン引きした。ラノベ読者って、こういう病気の人間がいっぱい居るんだろうか。なにそれ怖い。

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 何このいい話! 最終話。いやぁ、魔法大合戦が起こった時にはどうしたらいいかと思いましたが、最後の1話はまるで心を入れ替えたかのようにすっきりと終わりましたな。

 美風を撃退しても何の変化も無かった未来世界からの連絡により、ノストラダムスの鍵とは、他でもない文明自身、いや、文明とこの時代のエスパー少年、ブンメー君の接触であることが判明する。逆に言えば、文明がこの時代の自分との接触さえ避ければ、未来は無事であるはずだ。マヤの機転でブンメー君の母親を追い返してしまい、これでちゃんと文明も終業式にも出られるようになる。短い間ではあるが、自分たちが教えた生徒達との別れはきちんとしておきたい。

 現代で母親と会い、過去の自分に思いを馳せることで、多少感傷的になってしまった文明。結局、この歳になるまで、自分の意志で何かを選び取ることもなく、ずっと他人に流されっぱなしだった自分の人生。今回だって、マヤに対して募る思いもあるが、そんなことは口にすることはかなわない。終業式での別れのスピーチも他人からの借り物だし、自分がこの時代に残せたものなど、何一つ無かった。

 しかし、歴史は繰り返す。突然のキャンセルで予定が狂った内田親子のトラブルにより、ブンメー君は1人で勝手に遊び歩き、あろうことか、学院の屋上に上っていた。会ってはならない2人の邂逅。待ちかねたかの様に次元が歪み、世界を滅ぼす「恐怖の大王」が降臨する。絶望に立ちすくむマヤだったが、文明は悟りきった表情で幼い自分の頭を撫でた。「自分の意志でここまで来たなら、これからも自分の足で歩め」と訓戒し、残された自分の、最後の意志をまっとうするため、怨敵に向かって万感の思いと共にスプーンを掲げる。「歴史が変わるのはここからだ」。全てをなげうった文明のサイコキネシスにより、異次元から訪れた生命体はことごとく崩壊していく。「俺を頼んだ!」。文明の最後の言葉だけを残し、歪んだ次元は全て修復された。残されたのは、神代マヤと内田文明。自分の足で歩むことを知る2人の若者。

 未来は修復された。全てを観測していた神代純一郎は、宿願かなって平和が戻った街中を、失ったはずの愛娘の家庭へと帰路につく。マヤの家庭、表札にかかる名字は「内田」。テーブルを囲むのは、純一郎、マヤ、フミアキの3人。食卓のカレーの脇には、3本のスプーンが置かれていた。

 

 

 すごい。本当に久し振りに見た気がする、こんな綺麗にまとまったエンディング。この作品に細々と紡がれていた「まともな要素」たる縦糸が、ここで綺麗に収束し、実に清々しい余韻を残しながら終幕を迎えることが出来た。途中で迷走(?)を見せたこの作品、最終回がこの形になったってんなら、もう許される気がする。

 今回のシナリオとコンテは、かなり「語るべき部分」を意識的に減らしており、最終回でありがちな「とにかく説明と帳尻あわせに必死で、シナリオの魅力がそがれる」という現象が起こっていない。エンディング前の純一郎に視点が映ってからのあれこれは本当に見事にエッセンスのみを凝縮して、それを本当にうまい形で提供してくれており、不覚にも鳥肌が立ってしまった。

 そのあたりの分析をする前に、一応今回気になった部分だけ上げておこう。それは、「何で文明はそこまでして終業式に出たかったんだろうね」という部分。あのスピーチのシーンを見れば、彼が壇上に上がりたかったわけではないことは自明。生徒に対する責任なんてものはこの男は感じていないだろうし、世界の危機とはかりにかけてまで、終業式に出たがったモチベーションが分からなかった。母親と会える、という部分、もしくは過去の自分と会える、という部分をモチベーションにしていたように見受けられたのだが、文明にとって「過去の自分」は辛い記憶の1つであり、極力思い出したくない要素であるように思っていたのだが……そうでもなかったんだろうか。

 一応、自分なりに理屈を付けると、彼が残りたかったのは終業式のためではなく、1日でも長くマヤと一緒にいたかったため、という案。ただ、この場合でも「自分から帰る選択をしてしまっている」時点であまり説得力はないのだが。屋上でマヤに何か言いかけてやめてしまうシーンがあり、結局彼はマヤに自分の気持ちを一つも言わないままでこの世界を去ってしまったわけだ(もちろん、最後にひとこと「俺を頼む」という最大限のプロポーズはしているわけだが)。ヘタレのヘタレたる結末といえるが、マヤ自身も文明に対してはっきりと何かを伝えたわけではないので、この辺はおあいこか。

 もちろん、こうして2人が互いの気持ちをはっきり言葉に出来なかったことについては、その後の展開できっちりフォローされている。それが「この世界にいるブンメー君の方と家庭を持ったこと」。消え去ってしまった方の文明とは何も無いまま終わったが、彼の唯一の望みである「俺を頼んだ」というメッセージを、マヤは責任を持って果たしたわけだ。このとき、マヤが高校生、ブンメー君はいくつかは正確に分からないが、多分小学校低学年くらいだろう。ちょいと年の離れた姉さん女房である。

 で、この「マヤと文明が家庭を持った」という事実であるが、このことを示すのはCパートで流れた表札、食卓の描写、そして純一郎との通話だけで示されているわけだが、この含意の持たせ方、それぞれのツールの使い方が抜群にうまい。

 1番象徴的なのは、今回あらゆる場面でスポットが当たった「スプーン」だろう。文明は、カレーですら箸で食べるほどの「スプーン嫌い」であるが、これは幼い頃の記憶が原因。スプーン曲げが出来るばかりに、母親との関係性が悪化し、自由も奪われてしまった不幸な幼少期。彼にとってスプーンは忌むべきものであり、逃げなければいけない端的な「脅威」である。幼いブンメーはカレーを食べることこそ出来たし、ジャケットの内ポケットにスプーンを忍ばせていたわけだが、母親との食事シーンで既に拒否反応が出ていることが分かる。いわば、「スプーンが使えないこと」は、内田文明の人生の中で、「自分の意志を持たずにただ流されるだけの情けない自分」の象徴である。

 しかし、クライマックスのシーンでは、文明は自らこのスプーンを握る。飽き飽きしていた流されるだけの人生。変えることが出来る、変えなければいけないそんな自分に対し、「歴史が変わるのはここからだ」と宣言し、人生そのものをも、サイコキネシスによってねじ曲げてしまう。奇妙な侵略者たちをボコボコに歪ませ、最後のシーンでは見事にスプーンの頭が落ちる。「変える意志」を示し、マヤに託すことで、その意志は幼い自分に受け継がれるのだ。

 具体的な描写としては、その後は「自分の足で立て」と命令するマヤがあり、一気に食卓のシーンへと飛ぶわけだが、この食卓には、きちんとスプーンが載っている。つまり、あれから歳を重ねたブンメーは、スプーンの苦痛を自らの意志で乗り越えてみせた、新しいブンメーなのである。消えてしまった文明の狙いは、3年の時を越えて、見事に結実したことがたった1本のスプーンから伝わってくる。

 また、細かい点ではあるが、電話口のマヤは、「今日はフミアキも早いから」と、自分の夫の名前を「フミアキ」と呼んでいる。前から気になっていた「ブンメイ」と「フミアキ」の呼び分けだが、ここに来てようやく、マヤは「フミアキ」と呼ぶことが出来た。今までは母親と美風しか呼ばなかったその名前が、2人の関係を実に端的に物語っている。もちろん、単に晩ご飯のことを伝えるためだけにマヤが父親に電話した、というのも非常に象徴的で、紆余曲折のあった神代家の父娘関係は、最良の形で収束しているのである。あらゆるエピソードをまとめあげた「壮大なハッピーエンド」のはずなのだが、それを大仰にアピールせず、さりげない食卓の画1枚で表現仕切ったその構成力が、本当にたまりません。

 蛇足とは思うが1つ気になる点をあげておくと、異界の生物に無謀とも思える戦いを挑んだ文明は、別に塵芥となってかき消えたわけではないんだろう。全ての敵を殲滅した時点で、地球の未来は改変を余儀なくされた。純一郎が基地から外に出た途端に入り口が失われたのと同じように、未来が平和になった瞬間、タイムワープしてきた文明は「無かった」ものにならなければいけない。だからこそ、あの瞬間に文明は消えたのだ。決して、戦死したわけではないと、そう思いたい。それが証拠に、提供クレジットバックのイラストで、文明の上には天使のわっかがついてないからね(川島教頭は本当にアレで死んでしまったんだなぁ……)。

 なんだか長ったらしくなってしまったが、とにかく、今回のラストシーンは、昨今のアニメの最終回の中でも出色の出来であると思う。アニメノチカラとは、こういうものを言うんじゃないだろうか。満足でございます。

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 これはこれでいい気がしてきた第12話。前回と今回だけで見れば、きちんと成立してる「そういう」作品に見える……と思う。

 正体を現した美風との大魔法バトル。展開する魔方陣はミッドチルダかヴェルカか、とにかくばりばりの魔法戦争でもって、美風と川島のマヤ争奪戦が激化。それ以外の面々も気付けばこの大戦争に巻き込まれており、マヤの復活を願って降霊術を行っていたお友達一群にも操られた松代市民の魔の手が迫る。

 圧倒的力を見せつける美風の前に、ついに川島も膝をつく。すれ違う2人の男性観はこんなところでも火花を散らすが、最終的にはリアリストの女性の方が1枚上手。白魔術は最後の最後で力尽きてしまう。そんな中、川島教頭の側近の謎の人の助けで逃げ延びていたマヤだったが、自分が原因でたくさんの人たちが傷ついていくのを黙って見ていることができずに、ついに自分も戦うことを決意。黒豹のおじさんの手助けも得て、向かう先は「魔窟」バルトシュタイン学院。

 そして、川島教頭の最後に力によって美風の呪縛から解放された文明も、自分の役割を理解して学院へ走る。美風を謀ってマヤが隠し持っていた手帳はすったもんだの末に文明の手に渡り、共通の敵を打倒するために呪文を輪唱する2人。美風は最後まで文明を籠絡しようと試みるが、呪縛を打ち破ったのは、マヤとの絆だった。

 携帯カメラでノストラダムスの鍵を確認したマヤと文明。2人の強力によって、ついに鍵と判明した美風を討ち滅ぼすことに成功した。文明は早速未来世界に鍵を破壊したことを報告する。喜びいさんで外に飛び出したスタッフが見たものは、何一つ変わらない、荒廃した世界だった。

 

 というわけで、一応クライマックスといえばクライマックスなわけですよ。この作品のクライマックスとしてこんな展開を予想したり望んだりした人間はほとんどいなかったと思うのだが、あまりにキャラクターたちのノリがいいもんだから、もうこれでもいいや、という気になってくる。特に今回は亜美やこずえといった賑やかしの面々も一応戦闘に参加してくれていたので、画面も随分盛り上がったように見えたしね。冷静に考えると、あの連中は戦う理由も無ければ、勝ったところで特に達成感もないんだけど。容赦無いババア2体轢殺が今回の見どころか。あとは相変わらずのこずえね。一体どこで誘拐されて何を施されて戻ってきたのやら。そもそもこずえさん、降霊術の時に頭にそのままろうそくを巻くのはものすげぇ危ないと思いますよ。そういう時は五徳を使うのが日本古来からのしきたりじゃないですか。

 具体的なバトルとしては、まず第1ラウンドが美風対川島教頭。黒魔術対白魔術の戦いのはずが、気付けば「腹黒女対純真少女」みたいな戦いになっているのがこの作品の妙なところ。女の意地をかけた戦いに、よく分からないボルテージがあがります。魔法のエフェクトなんかはそこまでとびきり凄いというほどのものではないのだが、今まで通りの「オカ学」の画風を維持しつつ、そこに異質な魔方陣なんかの効果が絡むのが面白いところ。流石にモスマンやチュパカブラを召喚して攻撃してくる黒魔術師ってのはあんまり見たことないものね。そして、黒魔術師が露出ばりばり、白魔術師がきちんと衣装を着ているという対比も象徴的で、エロバトルとしてもなかなか見応えがある。ほんとにギャグにしか見えないバトルだけど、中の人的にはナイスバディどうしのぶつかり合いなんですよね。小林ゆう対茅原実里、モデル上がり対業界きっての巨乳。両方とも残念美人というところまで共通。この2人がリアルでぶつかったら何が発生するのか気になるところだ。

 さておき、第2ラウンドはマヤ対美風。川島が全てにおいてダミーを用意しておき、手帳も実際は無事だったんです、っていうオチは別にいいのだが、それなら燃やされた時にあんなに慌てんでも良かったと思うのだが。退魔の呪法が分かってたならさっさと行動しておけよ。おかげで黒豹の人とか無駄死にに見えちゃったじゃないか。マヤは調子に乗るとすぐ油断してミスるタイプね。

 そして、そんなマヤのピンチに駆けつけた文明との試合が最終戦。この期に及んで色仕掛けで攻めようとした美風の考えがよくわからんのだが、せっかくここまで籠絡してきたんだから最後は手込めにしてしまおうということだったのだろうか。それにしても、なんか文明に対する攻撃だけ微妙に手加減してるようにも見えたんだよな。衝撃波の連打とかドラゴンボールばりの攻撃もやってたのに、あんまり命中精度が良くなかったし。女性相手でないと本気が出せない人なのかしら。

 そんなこんなで、ようやくボスキャラを倒して大団円に向かいかけたわけだが、ラストは未来世界が全く変わっていないというどんでん返しで引き。携帯カメラはきちんと明るい未来を映していたわけで、ノストラダムスの鍵を破壊したのは間違いないはず……って、あのときカメラに映したものは美風だけじゃないんだよね……文明、未来に帰るとどうなるのかな? かな?

 予定通りに神代学長も生きていたみたいだし、最後の最後は一気に伏線を回収してこの奇妙なオリジナル作品にきれいな幕を引いてくれることを祈るばかり。頼みますよ、ほんまに。

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 どうしてこうなった(AA略)、第11話。本当に本当に、どうしてこうなった……

 いよいよXデーも近付き、何としてもノストラダムスの鍵を探さなければいけない文明とマヤ。あらゆる可能性を考える彼らの前に現れたのは、中川美風。これまでずっと蓄積されてきた色仕掛けと餌付けが充分と判断したのか、美風はついにその正体を現すことに。彼女の正体は、黒魔術を武器とする「魔女」か「悪魔」と呼ばれる類のもの。松代の近隣住民をも巻き込み、神代マヤを「悪魔である」と断じて排斥しようとしている。その最終目的は、先代学長神代純一郎が残したオカルト学院、およびマヤを排除することで、長野の地に異世界の扉を開くこと。つまり、文明が探し求めていたノストラダムスの鍵を握っていたのは、他でもない美風その人だったのである。

 しかし、彼女の悪意に対し、文明は抗することが出来ない。「マヤが来てから、彼女の回りでばかり超常現象が起こっている」というのは純然たる事実であり、文明から見たら、彼女が鍵である可能性も捨てきれない。マヤに向かって直接不安をぶちまけては見たものの、結果が出るのが怖くて携帯で撮影できないヘタレの文明。突然の彼の乱心に、マヤは激昂し、一度は袂を分かつ。

 そんなマヤの下を訪れたのは、これまで執拗に彼女の足跡を辿っていた川島教頭。彼女の手により、マヤは「殺害」されてしまう。激しく後悔する文明だったが、そんな彼のところに、川島に連れられたマヤがあっという間に帰還した。彼女の死はあくまで敵を欺くためのカモフラージュ。先代学長の代から続く「忠臣」川島の「白魔術」によって生み出されたものだという。当然、そんなことはにわかに信じられない文明は、証拠に学長の手帳を見せろと迫る。引け目を感じていたマヤは素直に要求に応じるが、その一瞬の隙を突き、美風が手帳に込められた護符を処分。ついにマヤに手をかける突破口を開いた。正体を現し、圧倒的魔力で迫る美風に対し、川島も魔力を解き放ち、さながら魔術大決戦の様相。田舎の一市街を舞台にした世紀末のオカルト合戦は、よく分からないノリのままで最終決戦を迎える……

 

 改めて、どないやねん。美風が怪しい、みたいな話は再三再四出ていたことなので構わないし、「ノストラダムスの鍵」が世界の改変を望むものの明確な悪意であったことも別に構わないとは思うが、それがこうも直接的な方法で提示されるとは、まったく思ってもみなかった。これまでのあかりのエピソードや亜美のエピソードみたいな細やかな「オカルト風味」とのギャップがあまりに激しすぎて、楽しむとか評価する以前に、とにかく受容しにくくて仕方ない。

 特に顕著なのは川島教頭の大変貌ぶりだろうか。不覚にも「彼女が味方側である」っていう可能性はこれっぽちも考えていなかったのでそこにもついていくのが大変だったのだが、これまでの陰から追従する姿勢ががらりと変わってしまったのは、こちらの予想を超えるとかいう以前に、訳が分からない。一応「美風が直接動き始めたため」という理由付けは出来るのだが、はたして川島側には美風が諸悪の根源で、彼女がどのように文明に働きかけているかを確認する手段はあったのだろうか(少なくとも、前回までの恋敵みたいな関係性には、白と黒の因縁の対決みたいな様子は感じられなかったのだが)。7月21日がXデーであることは何となく知っていたのかもしれないが、このタイミングで「マヤを殺す」という直接的な行動に出た理由が分からないのである。あとはまぁ、やっぱりキャラクターについていけないってのはあるよね……モスマン、グレイ、チュパカブラとかいう「オカルト」と、とんがり帽子の魔女さんはちょっと住む世界が違う気がするんだ……

 とまぁ、とにかく前回までとのギャップにどうしようもなくなった今回だが、一番の不安は、「確かにこれならストーリーを締めることは出来るだろうが、はたしてこれが面白いのか」という部分。正直、整合性とかをかなぐり捨ててきた「強引かついい加減なまとめ方」になるのではないかという不安がぷんぷん漂っている。いや、別に回収すべき伏線や片付けるべき要因がそこまで多いわけではないのだが……これまで10話かけて積み重ねた「オカルト学園の良さ」みたいなものが締めのエピソードに活かされない気がするんだよね。それとも「この馬鹿馬鹿しさも全部含めて『オカルト学院』です!」という姿勢なのだろうか。うー、賛否は分かれるだろうなー。

 一応、現時点で気になる部分をまとめておくと、今回片付いたようで片付いていないのが、これまでの美風の振る舞いである。「文明の母親に酷似する様々な要素」や「松代の過去の事実を体験したかのような言動」などは、どれもこれも「まぁ、黒魔術師だし」という説明で片が付くのかもしれないが、はたしてそれでいいのだろうか。

 そしてもう1つのファクターとして、今回もちょろっと描かれた未来世界の人類の組織がある。文明を送り込んだ人類最後の希望。そのリーダー格の男が、どこかで見たことがあるヒゲを蓄えた親父なのだが……今回のマヤの「偽装された死」のことを考えれば、当然出てくるの疑問が1つ。「はたして神代純一郎は死んだのか?」。このあたりは最終回のクライマックスですよね。

 なんやかやと不満はあるわけですが、顔芸などの持ち味は健在。一部業界ではご褒美以外の何物でもないマヤの罵倒シーンや、無意味に凝った変身シーンなど、画面で見せる矜持は今回も要所で確認出来ました。また、今回は更に美風の執拗なエロ描写が克明に描かれ、独自路線を貫くアニメーションとしての画面作りは充分楽しめています。みのりんは、単にエロ声優として起用されたのだな。アフレコ現場の大宙が羨ましいぜ。

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 季節外れのクリスマス、第10話。普通の話……だと? それでいいのかオカルト学院。

 前回の引きで特に謎らしいものもなく、「冬」「少女」「父親」という関係性から導かれる一番分かりやすい悲劇がそのままあかりの父親によって語られる。具体的な解決策は思いつかなかったが、とにかく現世での心残りを解決してやればいいんじゃないかってことで、マヤたちが出した答えは「あかりとクリスマスパーティーをやること」。そしてこれがあっさりと正解で、最後には親父さんが参加するサプライズもあり、わずか2話だけの参加となったあかりちゃんは無事に昇天召された。……うん、普通のお話だ。

 おかげでいつもみたいなテンションで感想を書きにくいのだが、とりあえず今回確認出来た最大のポイントは「神代純一郎が学園を作った理由」だろう。あかりのエピソードをきっかけにマヤが思い出したわけだが、その設定は流石にどうやねん、とは思う。仮に志した時点で「マヤのためにいっちょ頑張るか」みたいなノリだったとしても、学園創設にだんだん熱が上がってきたのは事実なのだろう。最終的にはマヤの思い出にあったように、家庭をそっちのけでオカルトにのめり込む親父が出来上がったわけだ。となると、マヤが「自分の言ったことのせいで父は……」と悔い改めるのはちょっと早計。本当にマヤのことを考えてくれていたなら、父親を憎み始めたマヤを放ってはおかないはずだからだ。ひょっとしたらそのあたりの機微にものすごく鈍感だった可能性はあるが……どっちにしろ純一郎の罪は完全に濯がれたわけではないだろう。

 ま、作中の事実だけを拾えば、「実際に純一郎が心ない人間だったのかどうか」は問題ではなく、あくまで「マヤの中の父親像がどのように変わるか」なので、マヤが反省したいというならそれはそれで構わないわけだが。死人にむち打つのもどうかと思うしね(この作品の場合、あんまり死んでるかどうかは問題じゃない気もするが)。とにかく、父親の呪縛も解けてマヤが真正面からオカルトに向き合えるようになった。これが今回最大の出来事。

 そして、もう1つの出来事は文明絡みである。まず、川島教頭と美風の文明争奪バトル。だんだんそのアプローチがあからさまになってきているが、みつどもえの戦いはジワジワとマヤの方へ。今回の文明はほんの一瞬をのぞけば結構いい男だったから、そろそろマヤが気を許してもいいような気もしてきた。ただ、これまで積み重ねられてきたヘタレ属性を打ち消して認められるには全然足りてない気もするけどね。一教員としては別に失態もないし、おどけてはいるけど案外まともな人間なのかな。

 現時点で、川島教頭が文明に絡んでくるのは「あの一件」だけが理由だと思われるが、美風がアプローチをかけてくる理由は未だ不明。一応「惚れた」的なことは言っていたわけだが、この作品がそんなに簡単に没個性なキャラクターの存在を許してくれるとは思えない。ぼちぼちクライマックスに向かっている頃合いなので、この3者関係がどのように収束するかは気になる部分だ。

 「正しいゴール」であるところのマヤだが、今回はクライマックスのみっともない泣き顔が相変わらずの出来だったし、あかりを巡る事件に対する必死さも伝わってきたので、キャラクターとしての魅力は増すばかり。厳しい表情をする必要も無くなってきているので、本当に可愛い女子高生の神代マヤが見られる日も近いかもしれない。

 そう言えば、今回ラストシーンでマヤが文明のことを「ぶんめい」って呼んでも、文明は訂正しなかった。2人の関係が確実に変化しているということだろうか。当初の読みではマヤがちゃんと「ふみあき」って呼んでくれることでフラグが整うと思っていたのだが……さて。

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 珍しく突っ込みどころが少なめの第9話。主な顔芸要員もJKだけだったし、こんな回もあるもんなんですね。

 今回の事件は口寄せ、降霊術。空気を読まないこずえのオーダーをマヤは余裕の表情で許可し、授業で行われた口寄せのターゲットは学長・神代純一郎。教頭は全力で学長を呼び出そうと試みるが、実際に出てきたのは年端もいかない幼女だった。JKとスマイルを通してあっという間に霊体の存在を受け入れた面々は、岡本あかりと名乗る少女の霊の案内に従って彼女の生家を突き止めるが、いざ玄関先についたあかりは、突然座り込むと回りの環境を激変させ、猛吹雪の中へと消え去ってしまう。

 謎の現象とともにさまようあかりを弔うため、マヤたちは彼女の身辺を調査し、最終的には父親の居場所を突き止める。しかし、彼女の父は「帰ってくれ」というにべもない返事。辛そうな顔の彼は、「自分があかりを殺したのだ」と告悔するのだった。

 

 新キャラが登場したものの、前回盛り上がったキャストの話は「新人でした」という肩すかしを食らってしまい、これまでのように強烈な個性を発揮するようなキャラでもない。その分、話を盛り上げる役目は既存のキャラに委ねられるわけだが、恐ろしい顔で勘の良さを発揮したJK以外は、特にギャグのような振る舞いをしたものもおらず、話の中身もちょっとシリアスで物寂しい、この作品の骨子となる「オカルト絡みの人情話」である。基本的に2話完結のストーリーになるので奇数話の今回はあくまで「前編」なわけだが、このシナリオをどのように収束させるかは来週次第ってことになった。

 もちろん、だからといってこの作品がつまらないということは決して無い。顔芸とまではいかずとも、幼い子供を相手に普段は見せないような柔らかい表情を見せるマヤは、文明相手のしかめ面との待避で豊かな表情が映えるし、脇を固めるこずえとJKも相変わらず元気。特別尖った映像を使わずとも、話を見せるだけでもそれなりに見られるのは流石である。ま、平坦なシナリオにした分だけ一瞬JKが見せた楳図かずおばりの表情なんかは絶大なインパクトを発揮したしね。

 そして、着実に進行しているのはマヤの心情面での変化である。今回はオカルト知識としてエクトプラズムの解説をしてくれたわけだが、すらすらと知識を披露したあとに、今までのようにツンデレぶってみせるそぶりも無くなった。少なくとも亜美やこずえの前ではオカルト嫌いを演じる必要は無くなったようだ。また、あかりの哀しさを通して、再び彼女の幼い頃の家庭環境(おそらくは家庭をないがしろにした父との関係)も、今一度焦点となるのかもしれない。神代純一郎というキャラクターが、最後にマヤの行動にどのような影響を与えるのかも気になるところだ。

 そして、今回は「ノストラダムスの鍵とは無関係だけど」という注釈を何度か口にしていたわけだが、文明との関係は着実に進行している。今回明示的だったのは、美風を相手にでれでれする文明に対して明らかにイライラしている様子。もちろん学長が不真面目な教師に対して腹を立てているという風にも見えなくはないのだが、彼女の場合は明らかに嫉妬ととれる描写が重ねられている。今までのエピソードでマヤが文明に心を寄せるチャンスはあまり無い気がするのだが、一応目標をともにしながら日々の生活を送っているために、少しずつ心を開いてきているということなのだろうか。

 わずか1クールということは、もう間もなくクライマックスを迎えることになるこの作品、果たしてどのようなエンディングを迎えることになるのか。このあたりの話数はかなり大切なパートだと思うのだが……はてさて。

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