最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
祝・変な鳥(?)初登場、第5話。これまでオープニング後にカットインしてくるだけで「なんやねんこれ」って思ってたので、無事本編に登場してくれて一安心である。まぁ、登場したところでなんなのかはよく分かんなかったけど……。 というわけでCV井澤詩織の新たな仲間(?)を手に入れたヴァミリオちゃん。流れ着いた先は魔界のエリア内ですらなかったみたいだが、一応無人島ではなくて住人も幾らかは存在しており、見た感じ人間ではなく魔族のように見える(この世界における魔族の定義はよく分からんが)。おかげで明らかに人間ではないヴァミリオが流れついても安全だったわけだが、この世界の連中はどうにもコミュニケーションに特定の問題を抱えている奴らが多い、というか、基本的に人の話を聞かない連中が多い。今のところ人間の登場キャラが少ないせいかもしれないが、どうにも人の話を聞かないのは魔族の特性のようにも見えるが……今にして思えばドルーシもそうだったし、アズドラも今ひとつ意思疎通できてない感はあった。そう考えるとヴァミリオのいうことを仔細まで漏らさず聞いてくれてたホンさんってすげぇ人格者だったのかもしれない。 人の話をいまいち聞かない鳥(?)、人の話をいまいち聞かない住民など、ヴァミリオにとってはまだまだ先が思いやられる状況。そして最大の問題であるヘルクも人の話を聞いてか聞かずか、マイペースに対策を講じようとしている。あの様子でアンの正体に気づいてないってこともないとは思うのだが……未だ狙いが分かっていないので、だいぶギャグの方に振れた今回でもどこかそわそわさせる要因になっている。すぐに島を出て行かないあたり、無敵と思われたヘルクにも一応限界はあるみたいでちょっとは安心したが……それだけに彼の能力が今どちらを向いているか分からないのは余計に怖かったりもする。ヴァミリオちゃんも随分この雰囲気に慣れてちょっとずつ気が抜けているように見えるが、この先の2人の珍道中の中で、どういう関係性を培っていくことになるんでしょうね。
PR もう魔王でもなんでもないし、なんならワンルーム要素も少なくない? 第5話。そりゃま「Helck」に比べれば圧倒的にユルいしギャグ寄りではあるが……どこまで行っても世界の不穏さが拭えないので笑っていいものやらなんやら。 Aパートでまず「どう見ても新婚夫婦やんけ!」という軽いジャブ。大人バージョンの魔王とのウキウキショッピング。魔王はさ、もう新妻ポジションにいる自分にもなんの疑問も持ってないんだよね。一応今回「勇者のあれこれをコントロールすることで最終的に人間社会をぶっ壊すきっかけが作れれば……」みたいなことは言ってたが、多分日常のあれこれをやってる時にそんな大それたことは考えてないと思う。純粋にショッピングが楽しいから行ってるだけだと思う。その上でついに「お前、男……だよな?」というずっと気になっていた核心にマックスが切り込んでくれたが……なんかすげぇどうでもいい形で流されたー! そこ大事なのに! もっと深掘りしなきゃいけないのに!!! 流されましたねぇ……こないだもいくつかの可能性を検討したが、魔王の言ってることを本当に素直に解釈するなら、やはり魔族は雌雄の別などあまり気にしないという話になってくるんだろうか……そのくせダイレクトに扇情的な格好になってるのは、完全に無意識で偶然ってことなんだろうけど、どこかにハニトラ風味を感じる時もあるし、どこかで魔王の本気の「恋心」みたいなものを感じることもある。かつて命懸けで戦ったが故の種族を超えた友情(の行きすぎたバージョン)みたいなものだと思いたいが……どうなんでしょうね。 そしてここでついに次なるパーティメンバー・レオ(の関係者)が登場。今作はどうやら服からはみ出る腹筋の描写にやたらこだわりがあるようで……生え抜きの部下のおねーさんの腹筋にも並々ならぬ気合が入っていた。レオの抱える「共和国」はことさらに脳筋要素強めみたいだし、やはり魔族との大戦からそこまで日も経っていないことを考えれば、そこかしこに屈強な筋肉が転がってても別に不思議はないか。……いや、でもスーパーの更衣室であれを見かけたらやっぱりちょっとビビるな。 というわけでなんやかんやあって魔王たちが向かった共和国。Bパートはどう見ても「新婚旅行編」で、共和国っていうか草津でしっぽりしてるようにしか見えないという……これ、一応「温泉回」と言えるんでしょうか? ガチの温泉回があるとしたら来週が本番かな? 腹筋だけじゃない裸(ラ)の美学をもっと見せてほしいもんである。エロ要素かなんだかもよくわからなくなってるけど、魔王から呼び出し受けた時にゼニアが返事代わりにハミケツ直すのちょっと笑った。なんでその衣装にこだわるんや。 令和の世に頭のおかしい千和が見られる幸せ、第16話。いやぁ、本当に、いいものですね。 というわけで千和の話であるが、その前に一応アニメの感想もちょっと触れておくと、今回のお話はこれまでに比べて「スパイ同士の騙し騙され」みたいな部分が白熱していてプロットも面白かったですね。1期のVS日笠の時も多少なりともそのラインはあったのだが、やはりまだ力業の印象が拭えず、「スパイものって難しいよなぁ」という印象どまりだった。今回のお話についても、まぁ冷静に見れば結局は「全て見抜いていました!」という後出しジャンケンの亜種でしかない気はするのだが、そこにいかに説得力を持たせるか、もしくは説得力がなくても気にさせない演出にするかが腕の見せどころで、今回はタイトルにもある通り、およそスパイとは思えないぶっ飛び少女アネットを主軸に据えたストーリーを展開し、彼女のぶっ壊れたキャラと「その上での謀殺」というギャップによってお話に引き込むことに成功している。中心となるのはアネットだが語り部としての主観をチームいちの常識人であるティアに置いているセッティングもいいバランスで、彼女目線だと訳のわからないアネットとマティルダという化け物2人を畏怖の対象として映したり、喧嘩仲間のモニカの勇姿を際立たせたりする効果を持っている。今回のお話でようやく、「スパイガールズ大集合教室」という旨みがフルに活かせた気がしますね。 というわけでプロット自体もそれなりに楽しめたお話だったが、そんなシナリオをグッと引き立てたのが我らが斎藤千和という声優のお仕事だったというのがこの記事の主旨である。いやぁ、こっち方向の千和は久しぶりに堪能しましたね。今回のキャラのどっから出してるかわからないような喉奥からの笑い声、あの音響は昔懐かしい千和イズムでした。そこからの「優しい母親」と「ド畜生スパイ」の二面性の演出も綺麗に決まっており、一見すると悪逆極まりないアネットの最後の判断に説得力を持たせる効果を発揮している。最後にきちっと娘に花を持たせる散り様。そこだけはマティルダの母らしい役割だったのではないかと……。 こうして千和の活躍が改めて拝めるというのは本当にありがたいことで、我々声優ファンってのは、どうしたってひっそりとキャリアの果てに消えていく数多の役者たちの存在に胸を痛めることになる。よく考えれば、声優業界というのはむしろ他業種よりも息が長くなるジャンルのはずで、たとえばスポーツ選手なんかはどれだけ応援したところでせいぜい10年20年が限度。いつまでもイチローを応援し続けるわけにもいかないし、生きる伝説となった大谷翔平だって、あと15年もすれば引退は確実だ。それに比べれば、年齢や性別にすらとらわれない(とらわれにくい)声優という職業は、推せるならその人生の最後の最後まで応援できる恵まれた業種である。しかしまぁ、実際にはそううまくいくわけもなく、いわゆる「中堅のジレンマ」を始め、本人のスキルとは無関係に仕事を続けられなくなる理由は多い。これはまぁ、ファン目線からすれば残念なことではあるが、業界が流動するのはどんなジャンルでも避けて通れないことであり、世代が移り変わるのはある意味で健全なこととも言える。だからこそ、失われるものを嘆くことよりも、長らく楽しめるものを尊ぶのが前向きな姿勢というものだ。 どこぞの17歳のようなハイパーイレギュラーな例もあるし、現役なら日笠みたいな天下無双の傑物もあるが、千和もまたそんな傑物の1人。いわゆる(胃痛のあまり血反吐を吐く)アイドル時代を超えて「実力派」の評判を獲得するが、そこから結婚出産を期に一旦仕事をセーブ。そのまま引退まであるかと思わせておいて、ここ最近は母親役などに綺麗にスイッチしつつ、またインパクトのでかい仕事が増えてきた。確認したら、どうやらお子さんはいつの間にやら小学生(!?)、ぼちぼち手が掛からなくなってきている時期なのかもしれない。また、かつてのような千和旋風が吹き荒れる新時代が訪れるのかもしれない。 あたしゃ好きな声優を乗り換えるんじゃない。上書き保存じゃなくて、フォルダを増やしながら保存してるんだ。ブログ右柱部の名前は増えこそすれ、減らすことはしないつもりだよ。声優業界に幸多からんことを。
いちいち先が読めねぇ……第4話。これ、こないだ書店で「完結!」って帯がかかった最終巻が出てたんだけど、厚めのコミックで12巻あるのよね。アニメじゃぁ絶対完結しいないわけだが……むしろ12巻分の内容がどんなんなのか気になるわ。もしアニメがいい具合に終わったらコミック覗いてみようかしら。 さておき、前回時点で翼の兵士の謎が回収されなかったのでめちゃめちゃ気になっていたわけだが、今回ようやく重要な部分が開示された。まず、間違いなく中身は人間。ヘルクが断言しているし、本人たちの語っていることにもおかしな点はなさそうだ。その上で「勇者覚醒」という謎要素が入ってくるわけだが、その辺はまぁ、今回の騒動の根源的な問題ということでいいのだろう。人間側で何かとんでもないことが起こっていたからこそ、ヘルクが妙な動きを起こしてイベントに乱入し、おそらくそのヘルクが打とうとした手が間に合わず、すでに人間の大部分が動き始めているという状態。まさか攻め込まれるなんて思ってなかった魔族サイドからしたらいい迷惑で、シリアスの入れようがないので1話目から健気にギャグってくれているのは魔族の方ばかりである。 このギャグとシリアスの温度差が今作では重要になってくるわけだが、事情がつかめないうちは「こんな温度差があっていいのかよ」と不安になるばかりなので、早めに概要だけでもいいので教えて欲しいってのが正直なところ。今回襲ってきた翼の隊長が「魔族なんてぶっ潰してやる」と息巻いていたわけだが、魔族サイドはあの通りお祭り感覚で新魔王を決めようとしていたくらいのもんで、特に人間に対してのヘイトが高まって一触即発、なんてムードではない。これも前回まで出ていた事実だが、魔族側は頑張って魔界の劣悪な環境に居住し、なおかつ毒を抑え込んで人間世界を守ってくれているような状態。魔族側がそうした「不遇の」立場に不満をかかえて人間側に攻め上げるというならまだ分かるのだが、当の魔族たちは「魔界ってのはそういうもんだ」となんとなく受け入れてお気楽な様子。そこにわざわざ人間が乗り込んでくる事情はさっぱり分かっていない。 今のところ、翼の兵士たちの「翼」があまりにあからさまに天使のイメージになっており、翼が生える=覚醒だと考えるなら、一番シンプルな発想だと「魔族と人間以外の第三勢力、つまり天使が現れてこの世界をむちゃくちゃにしようとしている」ってのがありそう。天使が覚醒だのなんだのとそそのかして人類を強化し、魔族を滅ぼせる力を与える。人間側も異物があるなら(実際の迷惑など被っていなくても)排除したいという気持ちが起こり、恨みもねぇのに魔族を滅ぼしにきている。……うーん、それだと流石に人間が悪すぎるか……天使になんらかの弱みを握られたとか、単に嘘を吹き込まれたとか、そういう状態で魔族討伐の手駒に使われてるって展開はあるかもね。 なんにせよ、ここから先はおそらくシンプルな魔族VS人類の対決構図にはなってこない気がする。いきなりの南国ムードなのだが……次回はギャグなのか、シリアスなのか……。
大型テレビの運び方はあれでいいんだろうか、第4話。精密機器だし、ちょっと事故るだけで大惨事な気がするんだが……まぁ、そんな細かいこと気にしてる次元じゃねぇしなぁ。 ようやく、「ゾンビものベタ」みたいな展開が来た感がありますね。一応「涙のお別れ」は1話目の憧れの先輩でもやってるはずなのだが、あの人は残念ながら単なるNTRファクターだったため、あんまり「涙のお別れ」って感じではなかった。その後も輝は一切悲しい要素を出さずにこの世界を生き抜いており、前回のケンチョの話も単なるギャグでしかなかった。そういう意味で、今回ようやく「ゾンビになってしまう悲劇」が訪れたわけだが……でもなぁ、やっぱ最初にぴかしゃがゾンビ化するんだよなぁ。なんなんだろうね、この日笠陽子の「間違いなくいい女の声なのに、どこかにアバズレ感を漂わせる才」は。僕らおっさんはやっぱりCA(スッチー)と言えば「花形職業」というイメージがあり、それは作中で言われてた通りなのだが、日笠ボイスだと「確かにこいつぁエリート職でバリバリ働いてるキャリア組だ」という納得感があるのに、返す刀でベロンベロンによって大股びらきからゾンビに食われる役もしっくりくるのよ。これが天賦の才なのかしら。 ま、そういう意味ではケンチョのナチュラル女たらしっぷりも才能と言えば才能。開始数時間でのベッドインは日曜17時に放送していい内容なのかどうかはよく分からんのだが、ホラーと言えばエロもつきものなのでね(偏見)。3人のCAを用意し、それぞれに仕事に対して前向きだったり後ろ向きだったり、スタンスの違いを明確にすることでそこから先の「お仕事ってのは夢を追うもんだ」という今回のお話の結論へと自然な流れを作っている。なるほど確かに輝は自由の身にこそなり、やりたいことを1つずつ達成してはいるが、「結局お前は何がやりたいんだ?」という要の部分がまだぽっかり空いた状態。タイトルから明らかではあったが、ここから先は、輝が「したいこと」を探す物語になるってことだね。人間、やりたいこと全部やっていいって言われても確かに難しいかも。「あんだけ雑多なものも含めて35個しかないんかい」って思ったけど、実際書き出せって言われたらそれだけでも難しいだろうしね。とりあえず……声優に会いに行きたい(オチ)。 今にして思えば異世界おじさんは配信者として割とちゃんと出来てる方だったんだよな……第4話。元々オタクでそっちの順応力があるかどうかってのは結構大事だとは思うが、そう考えるとマックスは落ちぶれたこの10年間でどんな生活を送っていたんだろう。自堕落な生活っていっても動画サイトにかじりつくばかりではないか……。 魔王とマックスの関係性、どうにもよくわからない状態。そもそも魔王様の性別ってどっちなんでしょうね? 討伐された時は100%オスに見えるのだが、それが復活に際して幼女になってしまったというのはなんともおかしな現象。「魔族は性という概念がないのでは?」という可能性も一瞬考えたが、今回「魔族の女の子一覧」を持ってきちゃった時点でその仮説も通らなそう。マックス自身が「魔族って子供産むのかよ」とつっこんでいた通り、おそらく魔族は両性が存在し、人間と同じように子供を産む種族なのであろう。まぁ、例えばラミアだったら卵生とか、微妙に生殖に差がある可能性はあるわけだが……その辺はモンスター娘のお医者さんにでも聞いてもらわなければわからない。よりにもよって魔王の立場に立つ奴が「敗北時にエネルギーチャージすると性転換する」という種族だった可能性はあるんだよな。どんな設定やねん。 まぁ、ガワが男だろうが女だろうが変身能力を持つ個体であれば大きな問題ではないだろ、という考え方もある。これでゼニアみたいにどう見ても女の子だったら確定要素が多すぎて譲歩の余地がないが、魔王はその辺の境界が曖昧な存在だとするなら、今更何が起こったとしても問題はないわけで。ただ、どうにも魔王がマックスに向ける感情が複雑怪奇に見えるのだよな……単なるおせっかい、世話焼きっていうだけならまだいいんだけど、今回前半パートでの変身後、マックスが食いついた時の反応がどうにも乙女で……あれは作ってない素の反応だよなぁ……いっそ勇者と魔王のカップルから世継ぎでも生まれりゃ最強種族が爆誕する期待も持てるから面白そうだが……「元々オスっぽかった」という事実をマックスは受け入れることができるんだろうか。そして魔王様が勇者を受け入れることを、他の魔族は受け入れてくれるんだろうか。この世界にも謎は多いのだ……。 とりあえず、私を魔族の企業で働かせて欲しい。手取りの高さが尋常じゃないし、これくらいの労働条件だったら間違いなく頑張れますんで!! とかいいつつ、私も魔族に負けないくらい楽な環境にいるのは間違いないんですけどね。ブラック企業からは縁遠いが、働かないので稼ぎはない。あなたの人生、どっちが幸せですか?
2クール続けて盾をモチーフにした「ドルーシ」っていう名前の全然別なキャラが登場するという謎、第3話。心なしかビジュアルもなんか似てる気もする(ハゲてるだけやろがい)。 というわけで走攻守が揃った(?)勇者パーティー御一行は課題という適当な動機づけで謎の軍団に落とされたウルム城へ赴く。城が奪還できればそれで良しだし、戦闘の過程でヘルクが死亡すればそれはそれで良しというヴァミリオちゃんからすれば両天秤の作戦ではあるのだが、逆に言えばどっちに転んでも片方の目的は果たせないことになり、特にヘルクが無双してしまった場合にはその後マジでどうしたらいいかまでは頭が回っていない様子。でもまぁ、翼の兵士を打倒したなら、その時点でヘルクが魔族側についたと考えてもいいんだろうか……ヴァミリオちゃんのいう通りに謎が謎を呼ぶ展開なので、どこまで予断をもってことにあたっていいのかは難しいところ。そういう意味では臨機応変にいいとこ取りできるかもしれないというのは悪くない作戦だが……。 ヘンテコパーティーの道中は相変わらずギャグ混じりではあるが、流石にこれまでに比べてボケる割合は減少している。ヴァミリオちゃんの必死のツッコミが数少ない癒しに。また、この旅路でもって作中の「魔界」というのがどんな場所なのかも説明されており、魔族と人間の一筋縄ではいかぬ関係性が少しずつ匂わされている。最初に「魔界はどこもかしこも毒が吹き出してて普通は(魔族とて)暮らせはしない。街や集落は必ず毒から守る結界が張られているんだ」なんて言われた時は「魔族の暮らし、不憫すぎるやろ。それは人間を攻めてもしょうがないし、なんなら人間側も受け入れる体制を敷いてやれよ」と思ってしまった。そういや「まおゆう」あたりでもなんか似たような魔族の設定があったような。 しかし、その後さらに説明が追加され、魔族サイドが人間たちのためにある程度魔界を「管理して」いたかのような雰囲気も匂わされている。魔族がこの魔界の瘴気を抑えていたからこそ人間は平和だった的なニュアンスが……え? それはまたどういうことなんだ? 魔族は人類に侵攻をかけていたわけじゃなく、単に棲み分けていただけだってことなんだろうか? だとするとヴァミリオちゃんのテンションがちょっと変な気もする。そして、そんなヴァミリオがついに「ヘルクは本当のことだけ言っているとは思えない」という言質も飛び出した。やはり、ヘルクは単なる脳筋キャラではなさそう。まぁ、これまでの展開で単なるバカだったら逆にすごいけどさ。翼の兵士の実力は本物。そしておそらく、ヘルクがこれと対抗する流れになるのも間違いないだろう。ここで人類側のスタンスがもうちょい明らかになるといいな。 この次元の上田麗奈はタコ! 第15話。あ、ごめんなさい、ほんとそれだけなんですけど……。 この世界も実はとても声の良い世界であることは有名なところですね。毎週毎週ただひたすらに真野あゆみワールドに浸れるというだけでもだいぶご褒美なんですが、ところによりいのすけが挟まってくるし、カフ役の倉持若菜もいい具合。ゲストも割と豪華な印象があります(今回の変な幽霊はちーさまでした)。 そして、番組も2期目に入って多少煮詰まってきた感があり、最大の焦点となる魔女の呪いにもいよいよメスが入る段階になった。ここで登場した重要キャラが、「呪いが解けるタコ」ことアメリアさんだったわけですね。これまたいいキャラでしたね……何せタコだからね、触手がうねってるし、何より半裸ですよ。まぁ、下半身がアレだから半裸もクソもねぇんだが……いやいや、でもその衣装でも下乳見えるのはエロくない? アリスが常時上乳解放みたいなもんだから、2人合わせればトータルで全乳解放なわけです。俺は何を言ってるんだ? 残念ながらというか、予想通りというか、自信満々で呪いを時にやってきたアメリアだったが、残念ながら魔女の呪いは想像以上に強力で、流石に今週でクリアというわけにはいかなかった。しかし小出しにされてきた手がかりがいよいよ収束しつつあるようで、魔女の正体がダレスの血縁者であることが判明。どうにも想像以上に狭い範囲での因縁が絡み合っている様子。アメリアさんは「しゃべりすぎちゃった?」と慌てた様子だったが、もう、全部が全部吐いちゃえばいいいのに。そして今後ともちょいちょい屋敷に訪れて水族館を披露してほしいですね。どこぞのぼっちちゃんみたいなメンダコも可愛かったし。
シャディク・ゼネリ、日5で2度目の改心、第3話。後半、どことなく髪型までシャディクさんに寄せてたように見えなくもなくもなくもない。いや、見えない。 というわけで最近の古川慎の大活躍ぶりは凄まじいわけですが、それはさておいて男キャラの追加である。前回あれだけ鳴り物入りで登場したヒロインはどこ行ってしまったんや、という気がしないでもないが、まぁ出会い方は「もう2度と会わないで」みたいな流れだったのだから自然と言えば自然。おかげでゾンビ以外の女性キャラが登場しないという残念な結果になってしまったわけだが、今回の放送で無事に「オープニングは前回の復習をやるぞ」ということが確認できたので、一応そっちで顔だけは見せてくれているな。まぁ、エンディングの映像とかを見れば今後どこかで合流することは確実だろうけど……この世界、いったいどれくらいの人間が都心で生存してるもんだろうね? で、そんな世界で紡がれるお話の大筋だが……今回のエピソードでなんとなく作品の目指している方向性は理解できたような気がする。要するに、今作で一番やりたいのは「ゾンビもの」ではなく、「人間讃歌」ということだ。いやまぁ、世のゾンビものの何割かは最終的に人間讃歌な気もするが、「ゾンビを描くことが主目的ではなく、ゾンビはあくまでも主人公・輝が新しい世界に一歩踏みだすためのきっかけ」でしかないということ。本当に描きたいのは、そうして極限状態を乗り越え、社会という名のしがらみを脱ぎ捨てた後に、キャラクターたちがどんな関係性を築いていくかという部分なのだろう。「あの花」で例えるなら(なんで?)、あの作品は幼馴染5人の関係性を掘り下げるために「めんまの幽霊が5人にだけ見える」という事象が発生した。今作ではそれが「世界がゾンビで埋め尽くされる」になったというだけの話である(ずいぶん違うが)。 ただ、こうしてトリガーの規模がでかくなってしまったことで全体の構造がどこか歪になってしまっている感があるのは事実。例えば「会社を辞めてまず何がやりたい?」という状況を与えられたドラマとしては、割と面白いところをついていると思う。例えば「暇になったから髭を伸ばしてみようかな」なんてのは、なるほどあるあるというか、ちょっと思いつく「新しいこと」の例としては面白いし、そういう考え方が出そうなのは妙なリアリティがある。 ただ、そうして細かい「人生の新しいステージ」を描くのが主目的だとすると、やはり「ゾンビ・パンデミック」は話がデカすぎるのである。今回はかつての親友を救出することで「ブラック企業から脱却できた下っ端リーマン」が「一流企業で自分を偽って偉ぶっていたエリートサラリーマン」の心を溶かすという物語になっているが、そこにいたるまでに「ゾンビ退治」をしなくちゃいけないわけで、正直、「ゾンビ退治」のくだりがくっそ雑なのである。クラクションにラグビーボールをくくりつけてゾンビを一網打尽にしたあのシーン、一応何がやりたかったのかはなんとなく察することはできるのだが、新宿という人口密集地で屋内に監禁された人間1人を救出する作戦としては流石に適当すぎる。あれで一定の効果があるとするならゾンビも大したことないな、と思ってしまうが、同時に描かれたホストの死闘などを見るに、とてもそんなチンケな規模とも思えないのだ。「ゾンビクライシス」の描写にムラができると、どうしてもそこの設定が気になってヒューマンドラマの方にのめり込めないというリスクがある。まぁ、この辺りはもしかしたら「ゾンビもの」のお約束としてある程度飲み込まなきゃいけないのかもしれないが……。 できれば、次回以降はもういっそゾンビ要素をどんどん希釈してもいいので、やりたい内容に集中できる展開になってくれるといいな。
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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