最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
まーたおもしれー(うさんくせー)女が増えるのか! 第6話! そんで腹黒美人の中身が腹黒ピンクこと腹黒美人ですってよ! どこまでも貪欲に何かを刺しにくる作品。 というわけで、さらなる刺激を与えて吉乃と霧島の関係をぐちゃぐちゃにかき回していきましょう。前回登場した椿ちゃんはポテンシャルこそくっそ高いヤベェやつだったが、幸か不幸か現時点での利害関係において霧島とぶつかる部分はそこまで多くない。椿ちゃん自身が「ウチが吉乃ちゃんを幸せにしたるんや」くらいのモチベを持ってれば霧島がお邪魔虫になってた可能性もあるのだが、残念ながらご本人はふつーに男好きのビッチなのであんまり百合の匂いもせず、「吉乃ちゃんが不幸にならんのなら許したるわ」ってんで霧島とは緩い共闘関係で手を結んでいる(主に写真素材などの交換が目的)。今回もお電話で存在感を見せてくれた椿ちゃんだが、よりによって京都美人が横浜に来た次の回で主人公カップルが大阪に向かってしまうという残念なすれ違い。どうせなら椿ちゃん連れて京都帰れよ。ちなみに今回キャストロールにやたら贅沢なモブ女子役が並んでいたんだが、そん中にふつーにネイティブ京都人おったぞ。 というわけで、案外早くに実現してしまった霧島の染井邸来訪。まぁ、別に抗争関係にあるわけでもなし、霧島が家に行くこと自体は大した問題じゃないし、爺さんも霧島との関係性は(現時点で既に歪んでいるが)認めているわけで、いわば親(?)公認の東京の彼氏が大阪訪問した形。今回は組長と霧島の顔合わせは無かったが、翔真が勝手にバチバチやってくれてるので外付け監視装置は足りてるだろう。霧島だって流石に相手側ホームの大阪で無茶苦茶やろうとは思ってないだろうし、ここはゆっくりと裏で糸を引いて自分の欲求を満たす方向へ。霧島の裏の目的がどこまでなのかはまだ定かじゃないが、単に元カノと寝たいってだけじゃねぇのはほぼ間違いないだろうし、ほんと、この作品の主人公は「エロ漫画の相手竿役」でしか見たことない設定を平気でポンポン出してくるから怖い……。 さぁ、霧島の大阪遠征のきっかけを作った新たな女性キャラ・菜緒ちゃんが登場だ。腹黒さの説得力を増すため(?)に起用されたキャストは大久保瑠美。るみるみ、「芸能界で苦労してる声」担当になりつつあるな。とはいえ、これまで吉乃・椿と頭のおかしい女ばかり見てたもんだから彼女程度の腹黒さなんてよゆーで普通人。こんな子が霧島を使って何かしようなんて企んだところでいいように転がされるのは目に見えているのだが、あの性格じゃぁそこまでの深淵は覗けてないのだろうなぁ。そもそも芸能界に足を踏み入れようとしてる人間が筋モンだと分かってる人間に自分からアプローチかけに行く時点で危機意識ゼロなんよね。どうなっても知らないわよ。 とはいえ、もしかしたら、ほんとにもしかしたら霧島だって悪いやつではないかもしれない。いや、ごめん、絶対悪いやつなんだけど、今回は気まぐれで菜緒ちゃんを不幸にしないムーブをとってくれる可能性もある。別に他人の不幸が楽しい疫病神ってわけじゃないんだから、彼に都合のいい展開の邪魔さえしなければ、菜緒ちゃんはお咎め無しで今回の絡みから逃げることだってできるかもしれない。ただ、問題は椿や翔真にせっつかれたせいで吉乃が「私と霧島の関係って?」ということを意識し始めており、これまでよりは積極的に霧島と絡もうとしているということ。そして、菜緒がこのまま吉乃と接点を持ってしまうと、彼女にとって「霧島と絡む」よりよっぽど危険な未来が待っている。もはや吉乃の自動(過剰)防衛装置と化した霧島は、彼女の古巣・大阪で何をやらかすのだろう。なんかこう、いっそ思いっきりエロい濡れ場とか見せてくれませんか(それくらいしか心の慰めがなさそう)。 剛やん、お前だけが頼みの綱なんだからもっと頑張ってくれ! 第6話! ……なんかもう、ホネちゃんがずっとおかしいもんでそうしないとツッコミ役が不在のまんまで……今作はコタローがツッコミ役として常に信頼できるわけじゃないのが怖いんだよな……。 これにてアリスちゃんとルンルーンを巡る悶着は一旦片付いたってことでいいのかしらね。ただ、一応は丸くおさまった形にしてはいるものの、この世界で抉り出された闇はとても深い。ギャグアニメのフリしてるけどアリスちゃん視点からしたら何一つ笑える部分などなく、ちょっとしたホラーみたいな展開だったことを我々は忘れてはいけない。まぁ、そう考えると最終的に全部宝代が悪いって話になるのだが……なまじ技術のある金持ちに無茶させちゃいけませんわね。 そして、ルンルーンという比較対象がしゃぶりつくされることにより、自然とこの作品の中心であるぷにるにも目を向ける必要性が出てくる。流石に中学生は興味なくてもしょうがないけど、我々視聴者目線で見たら間戸先生の分析はとても気になるものだったよ。まー、ぷにるという異形の存在はどうしたって理解の及ぶものではないので結局は単なる憶測ばかりで何も言ってないようなもんだったが、一応はその道の専門家であるはずの博士からぷにるの「自我」についての言及があったのは貴重なことだ。曰く、形而上学的な核が存在してそれが脳の役割を果たしているとのこと。言葉の意味はよく分かるが何言ってるかは分からん。まとめると「なんか知らんけど意思を持って動いとる」っていうだけだからな。もうちょい頑張って調べてほしいんですけどね。 残念ながら単なるギャグアニメでぷにるの心の在処はあまり問題にされない。なんとなく動くし、なんとなくイキるし、落ち込むとなんとなくカビる。こんな理不尽な存在のせいで大きく人生を狂わされて一時的とはいえ「親友」を裏切ってひどいことを言ってしまったアリスちゃんはマジで不憫である。いや、人生を狂わされた度合いで言ったらコタローの方が間違いなく大きいはずなのだが……こいつはこいつで割り切ってる感がなぁ……今回コタローの口からはっきりとぷにるのことを「命あるホビー」って言ってたのがちょっとびっくりよね。まぁ、ルンルーンとの対比でそういう言葉を選んでただけかもしれないけど、南波以外の人間にとっても、ぷにるは一応「スライム」なんだよな、ということを再確認。でもコタローはそのことをあんまりネガティブにも捉えてないんだよな。幼少期からずっと一緒なもんだから、もうこれが普通になっちゃって上にも下にも過剰に評価しないってことなんだろう。ふつーに下校時刻に「ぷにる〜一緒に帰るぞー」って言ってる時点で単なる家族でいいんだろうな。 なんとか窮状を脱したアリスちゃん、次回以降はもうちょっと笑顔が増えると助かりますね。いや、この子もこの子で面倒ではあるので、メイドともどもしばらく謹慎しててほしい気もするが。 そういや今回初めて変身バンク無しだったな!? ついに物語は「まおゆう」へ、第5話。いや、別に「魔王と勇者の共闘」っていうシチュエーションだけなら「勇者辞めます」でも似たような状況にはなってるけども。勇者側の都合じゃなくて魔王側の都合で共闘に至ってる部分はちょっと違うかな。 なんかもう、引きだけみたら「次週最終回じゃろ」としか思えない展開。しばらくは配信者がなんだのって話でわちゃわちゃするもんだと思っていたが、敵の親玉であるマルキュスがさっさと攻めてきた上に我らがマキナちゃんを誘拐したもんだから事態は急転直下。避けられぬ直接対決へと至る。まぁ、以前からちょっと気になってはいたんだよね。「配信して視聴者数を稼ぐことで威信を回復してるってんなら、絶対にその配信は敵サイドに見られてるはずだし、狙いがバレたらすぐにでも邪魔されるよね」って。マルキュスは事実上この新宿で情報の全てを握っているに等しいポジションにいるわけで、多分堂々と顔出ししてる配信者の個人情報を抜き取って住所を絞るくらい朝飯前だろう。やろうと思えばもしかしたらおうちの電気やネット止めて配信やめさせるとか、誹謗中傷を流しまくって配信者としての価値を下げるとかいう手段も取れた気もするのだが、そこは貴重な「薪」としてのマキナさんが欲しいっていうのもあったのかもしれない。なんの捻りもなく正面から突撃を仕掛け、余裕でお姫様を誘拐することに成功した。 対するマキナさんもかなり頑張ってはくれたと思う。元のポジションはよく分かってなかったけど「どっちかっていうと文官寄りだったのかなー」となんとなく思ってたけどしっかり戦闘もできたみたいだし、炎をベースとした種々の魔法体系も安定している。必殺技を全てお花の名前で統一してるのはこだわりだったのか、そういう制限があった方がうまく運用できていたのか。500年前まで彼女がどんな様子だったのかが垣間見られるのはちょっと面白い。 しかし、その魔法の根幹たるファミリアをいじられては基本的に勝ち目はない。加えて2対1の状況まで作られてしまい、この街の弱者に堕ちてしまったマキナさんはあっさり陥落。そして、残念ながらベルトールさんにもまだそんなマキナを救えるだけの戦力は回復していない。マルキュスの「直接攻めて強引に落とす」という作戦はなんの問題もなく成功してしまったのである。 高橋も頼りになるやつではあるが、こと戦闘に関しては助力も期待できない。途方に暮れるベルトールの「心当たり」はやはり500年前に自分を凌駕した勇者のこと。お互いにわだかまりは残しつつも、とりあえず目の前の正義(?)を成すために凸凹コンビの初結成。お互いにどうしてもいがみ合う部分は残っているので共闘自体が大変だが、それをコントロールしなきゃいけない高橋が一番大変。人類の歴史を動かした勇者と魔王をいとも容易く動かせるポジションに(いつの間にか)ついちゃったってことを本人はどれくらい自覚しているんだろうか。 ダンジョンの中のひとの苦労など放っておいて、さっさと進むラスボスへの道。その先では囚われのヒロインがボスキャラに蹂躙されているぞ。なるほどこうなればマキナちゃんの立ち位置はおいしいといえばおいしいのか……。ちゃんとベルさんもマキナのことになれば心底怒ってくれるってことが分かっただけでも収穫だよな。 FPSシューティングゲーム好きって変態しかいないんでしょうかね、第6話。まー、その中でも割と純度の高い連中が集まってしまった結果だとは思うのだが……いろんなとこがカオス。クラレンスのイカレ具合とか、割と普通の部類だったのかもしれない。 というわけで蠱毒のごとく集まる各チーム。各裏切り者に元チームの集団をぶつける構図はピトが狙って配置したとのことだが、どのチームがどこにいるかなんて分からんのだから狙って同士討ちを誘発させることはできなかったと思うのだが。いや、スキャンで全部のチームの様子って見えるんだっけ? まぁとにかく乗船までのタイムリミットをめぐる攻防は各地で激化。 レンちゃんたちはピトに加えて強化アーマーさんの鉄壁の狙撃も加えた2枚体制を相手にしたので攻めあぐねる状態。レンちゃんのすばしっこさも、流石にここまでひらけた地形で高低差まであるとなかなか活かせないようで、先陣を切れないとどうしたって後衛のエムに負担はかかる。あわや水没というところで、GGOの優秀な現実再現力を活用し、なんとグレネードの爆風で味方をすっ飛ばすという解決を見る。これ、背中に無敵シールドを背負ってるエムだからこそ実現できたってことなんでしょうかね。いざという時にフカの無茶苦茶な弾薬は頼りになるぜ。 そのほか、裏切り者を裏切りたいさんのところは立ち位置的に有利に動けるはずだったのだが、ここまで生き残ったチームの中でもトップクラスに頭のおかしいマシンガンズに接敵してしまったがために、まさかの最速リタイア。まぁ、この状況で船にも上がらずに掃討を始めるとか空気が読めないにも程があるしな。ただ、ここまでは一応ルール上何の問題もない「対戦」だから油断してたとしたら自業自得ではあるのだが……そうしてお仕事を果たしたマシンガン軍団。直接対決で裏切った1人を討伐することに成功し、その結果「敵サイドにマシンガンがいなくなっちゃった」ってんで戦意喪失。最後には壮絶なる同士討ちで自己満足だけを残して退場していった。……こいつら、なんでこんな最終盤まで残ってたんだよ(まぁ、バトルロワイヤルタイプのお話だと「その他諸々の雑魚」をどうやって退場させるかってのは難しいからね……)。 混乱の中を正統派の手段で乗り切ったメメントモリとシンクは少しずつ戦力を削がれながらも乗船に成功。ついに船は動き出し、ピトの策謀により浸水を続けながらもアーマーさんたちが待つビルへと漕ぎ出した。まぁ、どう考えてもピトが素直に助けに行くとも思えないし、多分そのままビルに突っ込んで退場させてあげるとかじゃないかな……。浸水を継続してるのは、単純に下からの圧力を増やした方が自分たちには有利だからだろう。この浸水は特に頭のイカれた奴でなくても選びそうな作戦ではある。裏切りチームもなんだかんだで戦力は削がれ、残ってるのはエヴァ、ダビド、アーマーさんくらい。この状況では流石のピトも徒党を組まれたらひとたまりもない……。 と思いきや、皮肉にも最初の接敵はなんとレンたちとシンクの面々。相変わらずおっちょこちょいのフカが余計なことをしたもんだから戦局は一気に地獄絵図。ここでもまた無駄なリアリティがすさまじいGGOの機能を活かし、シンク切込隊長はなんとエムの首を銃のバンドで締めにかかるという荒技。そこで刃物とか使わないあたりがすごいし、チョークにまで攻撃判定・死亡判定が用意されてるガンシューティングってどんな設定なんだ。さしものタフガイ・エムさんも締め技にはひとたまりもないが……レンちゃんたちはさっさと背後にまわって撃てばいいと思うんだが、なんで棒立ちなんでしょうね。射線的に、そっから飛び出すと残りのシンクメンバーに狙われる可能性があるからかな。 嫌でも煮詰まっていくこの戦場、最終的にどういう対立構図がクライマックスになるのか……。 なんかいちいちキャラデザが真に迫ってる感、第6話。特に正体を表したグレイスの金髪作画が、今作に特徴的な線の粗さというか、自然な感じがパッと見えていい感じ。 前回の命懸けバトルの余波か、今回は必要以上に平和要素強め。というか、もしかしたら今後命懸けのバトルなど2度と起こらないんじゃないかと思わせるような展開。まぁ、メイドさんおしかけラブコメとしてはこれで正しいのかもしれないが、前回よりによって「るろうに剣心」との対比構造を示してしまったため、悪役を退治して平和になった日常を執拗に描かれると、次にくるのは「十字傷はまだあるか?」だと思ってしまうのでちょっと怖い。ある日突然長刀を突き立てられたヒトヨシの死体が転がってたら、ユキさんはその後スラム街でボロボロになった状態で発見されるに違いない。 まぁ、幸いにしてそんな様子もなく、ソースが美味しかったり、洗濯物がきれいにできたり、膝枕がエロかったりする幸せな日常が繰り広げられている。メイドキャラの割に家事がポンコツだったユキさんが「洗濯ができた!」ってんでレベルアップを感じられるのは実にコスパの良い幸せの感じ方だが、「タオルがふかふか」なんてのは確かに日常をじっくりと感じることができる大切な感覚なのかもしれませんね。あとは「犬がもちもち」とかですかね。そういえばあげもち太郎のCVとヒトヨシのお母様のCVが同じだったわけなんですが、そこに深い意味とかないですよね。あんなムチムチコロコロしてる犬がママンの生まれ変わりとかだったらどうしよう(心配しすぎだ)。まぁ、そもそも死んでるかどうかも分かんないんですが。妹ちゃんが出てきたのに家庭の事情にあんまり踏み込んでないのはちょっと違和感のある状態なのだが、ヒトヨシのご家庭の問題でもう一波乱あったりするのかしら。 ヤッター! 胡散臭い京都弁で貞操観念ガバガバのやべぇことを言って石田彰と渡り合えるクソ女っぽいタイプの上田麗奈だ!!!!! なんだこの情報量の積載超過は!!! ほんでこんなとこにもうえしゃま作品が増えてしまったせいで今週のキャスト欄が「家族経営か!!!」みたいになっててワロタ。あまりにも上田すぎる。 というわけで、魅力的な新キャラの追加でただでさえ気になってた作品がさらにヒートアップ。ここまでヤクザもの同士のジリジリした睨み合いと、吉乃・霧島間の救いようの無い掛け合いが楽しかったわけだが、唯一足りなかった「女性同士の絡み」がついにここで補充された。そんな期待の新星は吉乃の親戚にして、「京都ビッチ」という新ジャンルを開拓する意欲的な存在(?)。そりゃな、京都人だからって慎ましい人間ってわけでもないしな。ヤクザもんの血筋でヤベェ病院経営者の血族ということでおそらく吉乃以上に特異な環境で育てられたのだろう。貞操観念・倫理観・そして吉乃への感情などなど、全てが常識から2歩3歩ずれている可能性があり、初対面の霧島を相手に一歩も引かずに渡り合うというマジもんの傑物。主人公の吉乃ですら初見では霧島のペースに呑まれてあんだけ打ちのめされたわけで、事前情報の有無という差はあったかもしれないが、初対面から表情ひとつ変えずにクズVSクズのタイマンを見事にやり遂げた椿さんはモノホンに違いない。 いろんな造形が実に気になる設計で、見た目は「黒髪ロングのお嬢カットが似合う絶滅危惧種みたいな存在」であり、吉乃に負けず劣らずの美人さんなのはヤクザもんがいい女を手籠にして産ませてる家系だからなのだろうか。口から漏れるのは純正の京都弁、コロコロと笑うその涼やかな声も相まって「ぱっと見には高嶺の花」なエクストリームハイソサイエティ。しかしてその実態は、常に三股四股待ったなしで下ネタ容赦なしのどビッチときてるのだからえげつない。吉乃さんは周りがそんなんばっかの世界だから問答無用で親友関係を築けているが、普通に考えたらドン引きで、まさに「女に嫌われる女」一直線。いや、男からだって怖いわ。 これが単なるクズだったら吉乃だってそこまで懐くこともなかったのだろうが、その精神性はやはり吉乃の血縁。ただものではない異様な空気もまとっている。今回は霧島の影に隠れて見えにくかったが、実は椿も「吉乃の欲しい言葉を欲しいタイミングで的確に差し出す」という行動がほぼ完璧にできていたわけで、洞察力と行動力が相当なものであることを匂わせてくれている。そして「医療関係者のコネ」という独自の武器を振り翳し、吉乃の無理難題を引き受けて名実ともに吉乃の「血肉を分けた」存在となった。そりゃま、霧島が一目おく……というか警戒を緩めないのも至極当然のことであろう。お互いにクズ要素をしっかりと理解しながらそのスペックの高さも認め合っており、互いに利用できる部分は利用し、「吉乃の幸福」という共通目標を譲らないという盟約で繋がった。おそらく、こんだけのバケモンである椿をたった1日のデートで納得させた霧島の仕事ぶりも大したもんだよ。 個人的には、「吉乃、実際は腎臓は売ってなかったで」ということが判明したのはちょっと朗報。何しろ今作はどんなシーンがきても「まぁ、この女は腎臓が片っぽないんだよな……」と思いながら見ていたので、なんか変なとこでわだかまりがあったのだ。生きていけるとは言ってもやっぱり将来なんらかの支障はありそうだし、腎臓無い系ヒロインは怖いんだよ。こちとら痛いのめっちゃ苦手やねん。無事に腎臓が回復(?)した吉乃さんだが、「椿さんの手元に大量の血液」という訳のわからない状況は追加されている。鷲巣じゃねーんだからそんなもんほいほい取引してんじゃねぇよ。そんで言い値で買おうとすんな。 残念ながらお住まいが横浜ってことで椿さんが今後ちょいちょい登場するかは分かりませんが、是非ともその胡散臭い京都弁でもって世間を掻き回してほしいもんである。「椿の手元にある大量の血液」が後々伏線として効いてきたりしたらどうしよう。
CV小林ゆうのメイドが的確にイカレてるとホッとするよね……第5話。でも宝代さんって黙ってれば単なる忠臣だし、案外セクシーだったりするよね。泣きぼくろとか可愛いし。……ホウダイってどないな苗字やねん(今確認したら全国に300人ほどある実在の苗字らしいです)。 ギャグ漫画なんだから毎回スパッと話題が変わると思ってたんだが、存外尾を引いている御金賀アリスちゃんのルンルーン騒動。前回の顛末でいたく傷ついたアリスちゃんを慰めるために宝代さんは頑張ってくれているのだが、なんと話の焦点はそっちじゃなくて廃棄された偽ルンルーンの方にいってしまうという。どんな展開だよ。これじゃ悲嘆に暮れて暴れてるアリスちゃんが単なるピエロじゃないか!(単なるピエロなんだよ) そこに必死に奉仕してる宝代さんも健気ではあるのだが……この人らも端々で微妙に倫理観がおかしいもんだからあんまりまっすぐに同情できないという……なんかこう、一般的なギャグ漫画の「金持ちキャラ」の処遇とは微妙に違うんだよな。こんだけの世界観なら完全に人智を超えたロボルンルーンくらい作ってきそうなもんなのに、よりによってそこだけは技術レベルが追いつかず、「人智を超えて生成されてしまったぷにる」という超越存在を変な方向からフィーチャーしてしまうという。以前間戸先生の人生もぶっ壊されてたし、ぷにるという存在は思いの外他人の人生をめちゃくちゃにしてしまうものなのかもしれない。そう考えればコタローが振り回されてるのなんてかわいいもんよ。 そして、どっかしら悲劇的な展開がありつつも今作がどこまでもギャグであり続けるのは、画面に映るキャラの全てが適切にぶっ壊れてるから。今回はなんでか知らんが周りでガヤを入れるのが主なお仕事のホネちゃんにスポットが当たっており、最初のくだりでぶっ壊れたあと、さらに南波が教室を這いずり回ってる間もずっとそこにいたり、なんけ妙な存在感を醸し出している。相棒の剛やんが今回はずっとツッコミ側に回っており、この2人にも奇妙な力関係があるのかもしれない。また、壊れ方がまっすぐな雲母先輩という面倒な存在もおり、この人はただ1点の「子供クレイジー」要素さえ除けば理想的なメインヒロインのムーブをしているだけに色々と残念。ぷにるは現時点で先輩のことをどうみてるんでしょうね。 周りに濃い連中ばかりいて埋もれてしまわないかと心配になってしまうぷにるだが、彼女には何にも負けない「カワイイ」という武器があるから大丈夫。毎度の変身バンク、無駄になげぇから早送りしてしまってもいいくらいなのだが、どーしても一緒に「ぷにゃん」って言いたいがために毎回観てしまう謎の魅力がある。毎回2回変身がお約束で、いちいち違ったテイストに変身してくれるのは気が利いてるし、変身の際にどんな小物を使うのかなんてのもちょっとした楽しみにはつながってますね(まぁ、変身後の姿とそこまで関係ないようにも見えるのだが)。そういえば、毎度楽しみに見てるエンディング映像の中のいろんなぷにる、よくよく見るとちゃんと毎週の変身姿が反映されたファッションショーみたいになってて適材適所で映像に映り込んでるのいいですね。今週の「リッチで大人なディーラー」の配置が良き。あと当たり前だけど大人形態になってちょっと声音が変わるんだけどちゃんとぷにるのラインを守ってキャラを作ってくれている中の人のお仕事も良き。今回は薄切りにされて大量のぷにるがワーワー喋ってるシーンも賑やかでしたね。 あと、すげぇどうでもいいことなんだけどぷにるが南波のことを「遊助」って呼んでて、その南波がぷにるのことを「スライムちゃん」って呼んでるのちょっと気になるけど面白いよね。南波は女の子じゃなくてホビーにしか興味ないんだろうな……。
悲報、マキナさん出番無し、第4話。まぁ、引きの感じからしてガチで何かに巻き込まれてる可能性があるので、次回でもっと悲報になってる可能性もあるが。ここでメインヒロインを完全に高橋に奪われちゃったら流石に浮かばれないなー。 というわけで今週はベルトールと高橋のバディものである。なんかね、世界全体の設計は完全に神河次元なんだけど、衣装の雰囲気あたりからそこはかとなくニューカペナっぽさも感じるデザインよね。そしてニューカペナでは光素という謎の物質が世界の命運を握っていたが、こちらの世界ではエネルギー源として不死の者たちのエネルギーを使っていたという。結局、いつの時代もどこの次元も、最終的にはエネルギー問題に直面するということなのだろう。天使から搾り出していた光素は天使という存在がいなくなった後のニューカペナでは渇望され、密売を含む高値での取引が横行したが、こちらの世界は大手のインフラ会社が一括してエネルギーを管理しており、その裏には不死を搾り取る血生臭いエンジンが稼働していた。実に分かりやすい構図になり、魔王様はこの世界の支配という漠然とした目的を「同族の仇討ち」というより明確な動機へスイッチすると同時に、非人道的な行いを正す大義名分も手に入れた。ますます「魔」王とは?という疑問は加速するが、すでに現代アニメにおいて魔王の定義なんて問題にすらならないので飲み込んでおこう。 エネルギー問題を抱える2099年世界、これまで「オバロかな? いやはまおうだったか? もしかしたら異世界おじさんかもしれないし、勇者辞めますの世界かもなぁ」と二転三転していたその印象が、さらに謎のモビルスーツの登場でもう一回転。もう何がなんだか分からない作品に。まぁ、この新宿の街だったらパワードスーツまがいのロボがいても別に不思議じゃないレベルなのかもしれないが……露骨な機械戦闘が絡み、さらに作品のイメージはちゃんぽんに。まぁ、機体の様子からして全部飲み込んで「ここは神河次元です」ということにしてしまうのが手っ取り早い気もする。多分制圧力の高いマシンだったんだろうが、残念ながら魔王は実戦での年季が違ったなー。支配者側はいざとなったら核とか落とせんのかなー。 まぁ、とりあえずこの世界の技術水準と比較してもベルトールの戦闘力はだいぶ上がってきたことが確認できただけでもよしとしよう。ベルトールの武力、そして高橋の技術力があればこの世界をひっくり返すことも不可能ではない気がしてきたが……問題は2人のモチベーションが一致してるかどうかなのよね。今回の一件でだいぶその辺の足並みは揃った気もするが、高橋は元々割といい加減なキャラとして登場してるんだよなぁ。ここからマジなバトル展開になったら、彼女はついてきてくれるんだろうか。そして、確実についてきてくれるマキナさんは戦闘で頼りになるんだろうか。 ずっとイメージ映像でいいのに(ずといめ)、第5話。まぁ、「※ただしシンクに限る」ですけど。ロリっ子バージョンの方のシンク、やっぱいいよね。中の人たちがありえんくらいに豪華すぎるの、一昔前のアニメあるある。 というわけでいろんなチームにスポットが当たり、一口に裏切りといってもそこに抱える思いはさまざま。前回の展開で「あと1、2話で終わって1クールで2試合分くらいか?」と思っていたわけだが、今回は裏切り者たちの召集だけでほぼ1話使ってしまったし、この後のシリーズ構成がどうなってるのかはちょっと気になる。流石にこの試合であと6〜7話も使うようには見えないのだが……。 とりあえず、前回私も「なんやこのクソルール、完全に運営のオナニーやないかい」と思ってたわけだが、普通のプレイヤーだったら同じ感想を持つだろう。シンクのエヴァもその1人だが、余計なまでに武人気質の彼女はこれも天命とひとまずは飲み込み、仲間との別れを円満に片付けて裏切り者チームでも大きな役割を背負わされることになりそう。似たような愁嘆場を演じたのはメメントモリのリーダーだったが、こちらはどこまで覚悟が決まってるのかはまだ未知数。どうやらピトとは過去に面識があるようだが……その他、ビルの屋上に孤立したサイバースーツチームからはよく分からん控えめなやつが回収され、普通に考えたら捨て駒にされそう。こいつとビルの上に残ったその他大勢のどちらが先に死ぬかはみものである。さらに裏切りを裏切ろうと虎視眈々と狙うやつも1名。まぁ、今回のルール展開ならある意味でふつーの判断だろうし、多分周りのチームメイト(仮)もそのくらいの発想はあるはず。うまいこと裏切れるとは思えないけど大丈夫か。 とまぁ、そんな状態で1枚岩には成りそうもない連中がかき集められての急造チームなのでラスボスとしてはそこまで脅威を感じないのだが、その分フィールド条件で圧倒的なアドが付与されてピトの虐殺劇に加担する。イレギュラーチームなのでボーナスとして他者より高い位置に陣取れるくらいならまだ許容できるが、そこにさらにフィールドトラップのおまけ付きとか、どう考えてもバランスブレイカーな気がするんだけど運営側はちゃんとテストプレイしてからこの条件設定してるんだろうか。ピトみたいなイカレ野郎がエントリーすることを考慮に入れてないんだとしたら、とんだダメ運営だぜ。ま、なんとかなるでしょ。少なくとも「ぼうふり」みたいに運営が適当に割り込んでくる設定よりはマシ。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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