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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 やっぱりこのアニメ、なんか綺麗で好きなんだよなぁ、第2話。前回の冒頭みたいなとにかくガチャガチャして見にくくすらある戦闘シーンなんかも味といえば味だが、それ以外の部分、人物の表情とか、細かい目の動き、髪の毛の見せ方、そういう部分に今作らしいこだわりが見えるのが綺麗なんだ。

 1話目が「とにかくガチャガチャ」のお話だったので、今回はとりあえず劇場版からの流れをまとめて、現在の赤・青・白銀の3つのクランがどのような関係性なのかを確認するお話。青と赤については相変わらずの小競り合いが続いているが、尊が失われ、アンナが新たな王となったことで、以前ほど理不尽な殺伐とした雰囲気はなくなっている。その上でアンナも「戦えば負けない」と言っているように、決して和平を結んだり、なあなあになったりするわけでもない。今回も「白銀のクランにいるクロやネコをかくまってやろうか?」という意識は同じだったが、各々が独自の意志で行動しているだけで、同じ理念で行動しているというわけではないのだ。

 そうして緩やかな和平状態が続く中で、不穏な因子は現在2つ。1つ目は、「王殺し」の負荷によって危うくなっている宗像のダモクレスのこと。そして、そのことで淡島さんが声をかけたのが、かつてセプター4で重要な役割を担っていたという、ベテラン選手の善条剛毅という人。彼はかつて、宗像の前の代の青の王が同じように鍵を崩壊させた際に、命を奪って危機を未然に食い止めたことがあるという。そのことが影響したのか、それとも本人の意志からか、現在は窓際に身をやつしているようだが、淡島さんは彼の実力を認めており、宗像の現状を見て手助けを求めている。しかし善条の答えは「宗像の右腕は淡島さんである」というもの。つまり、今回の最終話あたりで宗像が鍵を保てなかった時には、淡島さんが宗像を殺し、そのまま青の王を引き継げってことなのかしら……どうなるセプター4。淡島さんの他に王を継げそうな人間って、強いてあげるなら猿比古くらいしかいないからなぁ……。ちなみに、既に製作発表の時点で話題になっていたが、ナイスミドル善条剛毅の中の人は、周防尊役・津田健次郎その人である。尊が死んで出番がなくなってしまったツダケンだが、いまやすっかり「K」の顔。登場させないのは勿体ないので改めて新キャラで登場願っているわけだ。格好良い声が多すぎる世界だぜ。

 不穏な因子の2つ目は、緑のクランの動向。劇場版からの引き継ぎで前回もそのあたりが燻っていたが、吠舞羅やセプター4と違っていかにも悪役然とした緑のクラン。白銀のクランの数少ないクランズマンであるクロとネコはどうやら狙われているらしいとのこと。クロとネコは、早いところ身を固めないと色々きな臭くて大変である。そのために青も赤も2人をかくまおうとしているわけだが、2人の答えはそれぞれにNO。「ちゃんと帰る場所がある」ってんで学園寮に戻るところはいかにも「家族」としてのクランを表していてとても良いシーンだった。未だ部屋に残っている3つの茶碗。来週は社も登場するっぽいので、白銀の再始動にこぎ着けられると良いなぁ。

 まぁ、そうならなくても、延々アンナちゃんの膝枕でゴロゴロするネコが見られればそれはそれでいい気もするけども。

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 世界的にニップレスは星形と決まっているのだろうか、第3話。そもそもどこ発祥の文化なんでしょうね。

 今回は荒事無し。そして、個人的にはそういう話が好みなのです。どったんばったん暴れるのではなしに、しれっと倫理観に欠けたことを言ったり、日常的な場面で突然リンチの光景が目に飛び込んできたり。そういう「日常的な殺伐感」の方がアウトローしてるな、って感じがよく出る。ロアナプラがいい町に見えるのはそういうところからですね。この世界もなかなか素直に狂っていて良いです。

 前回はニックの化け物じみた姿を描写するのが主な目的だったが、今回の主人公はウォリックの方。何でも屋の「よくしゃべる方」っていうだけの認識だったウォリック。もちろん荒事だってこなすのだろうが、これまでのお話では疲れそうなお仕事はほとんどニックに任せており、本人は銃を使ってもあんまり上手くないなど、戦闘向きでない雰囲気に満ちている。そんなウォリックは何をして生きているのかというと、なんと「職業:ジゴロ」とのこと。ジゴロって言葉がこんなに飛び出すアニメは初めて見た。そもそも、ジゴロって職業じゃない。彼が行っているのは女性相手の性商売であり、言ってしまえば「男娼」である。まぁ、「ジゴロ」とは類義語というくくりらしいので間違っちゃいないのだけど。あまりにも手慣れたジゴロっぷりはとても説得力があり、自宅に女囲ってる割にはその後の処理も手慣れたもの。上玉のお客さん相手に的確にお仕事とをこなして稼ぎも上々のようである。普通に考えたら顧客の信用を失わないためにも自宅に女は招き入れないとは思うのだが、平気でそれをやってしまっている上に、アレックスがふっといなくなった時にも予想通りとばかりにケロッとしてたので、案外前にもこうやって気まぐれで女性を拾ってきたことがあるのかもしれない。

 そんな「商売熱心」なウォリックが今回見せた感情は、ニックへの強い思いである。娼館ではニックを馬鹿にされたことで柄にもなく激怒し、2人の絆が並々ならぬものであることを窺わせる。同時にニックの方も「元の仕事」とやらに呼び戻されていたが、ウォリックとの今の生活に満足しているということを伝えてやんわりと断っている。単なる猛獣ならば人をよりたくさん殺せそうなマフィア傘下に戻りそうなものだが、それをしないということはきっと2人の間には相思相愛のつながりがあるということなのだろう。こういう「野郎2人の無言の絆」ってのは実に良いモチーフですね。いや、ホモホモしい意味ではなく。むしろ、こういう暑苦しい友情物語ってのは昔から少年漫画にかぎらないドラマの鉄板だったはずなのだが、最近はどうも、歪んだ見方が増えてきていけない。素直におっさん同士の友情を楽しめれば良いのに。

 本作の難点は、女性があんまり可愛くないこと。アレックスは美人さんなのだろうが、デザインがいまいちしっくりこないので、面長なデザインが「美人」に見えにくい。スタイル抜群というセールスポイントについても、この町の女性は一人の例外もなく全員が爆乳なのでいまいち説得力が無い。ウォリックたちと家にいるときに肩紐がだらしなく崩れちゃってる描写なんか、普通だったらとてもセクシーでナイスサービスなはずなんだけども……やっぱり野郎の方に焦点を当ててるせいかなぁ。ビッグママも爆乳だったけど可愛くないしな(当たり前)。なんでこういうドラマの「元締めやってるおばはん」って必ずああいう格好してるんだろうね。あ、そういえばウォリックのお客さんのマダムは可愛かったかも。っつうかエロかったかも。ああいう濡れ場をしれっと描いてしまうのも、アウトロードラマの良いところですね。

 最後にすげぇどうでもいい話だけど、キャストロールの中にキョウリュウブルーの名前があってちょっとびっくりした。確認したら、ちょいちょいアニメ声優の仕事もしてるんだね。

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 なにこの綺麗なエンディング、最終話。近年の1クールアニメの中で、ここまで普通に最終回っぽさを出して最終回っぽく終わったのは久しぶりに見た気がする。ベタっていいよね。そして、何の遠慮もなくシームレスにぶっこんでくる「ハイスクールD×D」3期決定の報。いや、そこで完全に同じ作品みたいな扱いにするんじゃねぇよ。……いや、同じ……か? 楚南さんとリアス先輩は結構声質が違うことは分かった。

 さておき最終回。前回プリンスが政府軍に攻め込まれて大ピンチを迎え、今回でいよいよ最大の巨悪たるプリンスが倒される回になるのかと思いきや、なんとリッツの手助けを得て、正義(ペンギン)と悪(プリンス)の夢の共演が実現、無事に「共通の敵」を打倒しての大団円と相成った。いや、そりゃそうなるんだろうけども、出来ればプリンス勢がもっとボコボコにされるところも見たかった気がする。一番納得いってないのは、ここまであれだけの関係を築いてきたリッツが、割とあっさりプリンス側と手を結んでしまったことで、感情的にはリッツはずっと正義を守る「敵対者」でいて欲しかったんだけど。まぁ、この大団円を迎えるためには、「共通の巨悪」を登場させるしかないので致し方ない措置ではあるか。ツンでれるリッツが可愛かったので良しとする。

 そして、舞台さえ揃ってしまえば、あとはもう、世に溢れる「最終回テンプレ」にのせるだけの簡単なお仕事。すんでの所で救出出来たダイミダラー2機に搭乗して反撃に転じる孝一と霧子。更なるピンチに駆けつけるリッツ、ゲストキャラシックスの手助けを受けて復活する将馬など、そりゃまぁ、盛り上がりますよね。これまで登場したどのキャラにも満遍なく活躍の機会が与えられており、悪辣な政府軍を相手に勧善懲悪というか、観エロ懲健全の物語が分かりやすく紡がれていく。一応「健全と言いながらエロから目を背けることは正しいことか」という社会風刺的なメッセージ性もあるにはあるのだが、「こいつらに言われても説得力は無いな」みたいなギャグが前提なのでそこはそれ。「愛とはエロの文学的表現にすぎない」っていうのはけだし名言だとは思った。

 笑いどころとしては、高らかに「健全」を歌い上げたダイケンゼンが、即座に街を蹂躙する悪逆非道のモンスターへと化してしまうあたりである。最後の最後までこの「正義を歌い続ける悪魔的存在」っていう転換が面白い作品だった。今回のエピソードでは「正義」「悪」がもう一回反転して改めてダイミダラーが正義側になったかのような錯覚を覚えるが、決してそんなこたぁないからな。霧子なんか「私たちが愛し合うのはそんなに悪いことか!」と涙ながらに訴えていたが、別にイチャイチャするのが悪いんじゃなくて、そのイチャイチャがダイミダラーを操縦して街を破壊して回ってのが悪いんだっつうの。今回ダイケンゼンが暴走したのも、実際はプリンスの3博士が直接の原因であり、やっぱり作中で最も悪いのはプリンス勢なのである。それをさも正しかったかのように丸め込んで綺麗に終わらせてしまうシナリオラインは、したたかというか、馬鹿というか。いいはじけっぷりである。

 そして、最終戦ということでロボット3機と巨大ロボットダイケンゼンのバトルは、これまでの総決算的な意味合いを込めた大盤振る舞い。ペンギンロボは正統派の格好良さになるし、2機のダイミダラーも、ここまで大仰に立ち回っているとやっぱり「ダサい」よりも「恰好いい」が先に立つ。徹底的に手書きベースにこだわり、昭和の匂いがするもっさりロボモーションと、光学兵器で暴れ回るダイケンゼンの対比が非常に分かりやすく、最後のインサートブレイクもキマっている。ロボットものの格好良さっていうのは色々な要素があるが、今作におけるロボの鈍重さ、迷惑さも、1つの格好良さのファクターといえたのではなかろうか。

 結局、終わってみれば誰も不幸になっていないという綺麗過ぎるハッピーエンド。帝王様は最後の最後まで人格者であらせられ、今作をまとめ上げる超越的視点の持ち主として最後まで恰好良かった。ちゃんとリッツが連れていって貰えたのがとても嬉しい。彼女は向こうの世界で末永く幸せに暮らすんだろうなぁ。さぁ、とりあえず帝国が無くなって脅威も去ったのだから、日本政府は改めてプリンスを潰す算段をしましょうね。

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 来週のサブタイトル、おかしい気がするのに何か納得出来る不思議、第11話。もう、サブタイなんてどうでもいいけどね!

 孝一の復活で活気づくプリンス勢。帝国側は新たなダイミダラーによってリッツが撃退され、その対策に追われる。どうやら孝一は先の戦闘時に帝王の出身地と同じところに飛ばされてしまい、そのまま勢いでなんかパワーアップして帰ってきたらしい。頭にろうそくを装備してより格好良さとは縁遠くなった新型ダイミダラーが潔くてなかなかよろしい。久しぶりの復活にテンションが上がる孝一と、もう「ちょろい」なんて言葉も空しくなる一途な楚南さんのコンビは、別れが長かったおかげで随分良い雰囲気になっている。結局、楚南さんが眠っていたあの培養液カプセルみたいなのは何だったんでしょうね。単なる重傷だったら普通に病院で手当受けとけよ。

 対して、カップルとして隔絶してしまったのは将馬と霧子。リッツを追い払ったのだから将馬も無事に救助されるかと思われたのだが、なんとペンギン状態はそのままに、さも当然のように帝国側にお持ち帰りされてしまった。ハイエロ粒子を使い果たすとペンギンになり、ハイエロ粒子を与えると人型になる。なんと、かつてのシックスの事件がこんなところで伏線として機能することになろうとは。いや、意味分かんないけども。霧子ちゃんはなんとか気丈に振る舞っているものの、パートナーを失うどころか奪われてしまったショックは大きい。このまま2機目のダイミダラーとして機能することは出来るのだろうか。「別に使えるんだったらどうでもいい」とばかりに完全に悪人根性が染みついてしまった指令の下、彼女の特攻が……あるのかないのか。もう、そのまんま将馬についていって霧子も帝国側につけばいいんじゃないかな? 基地の場所はググれば分かるんだし。

 だってさぁ、ついに正式に国からもプリンス側が悪党扱いされてしまったものね。いや、そうなるだろうとは思っていたけども、割とあっさりとこの「図式の反転」が正式に行われた。孝一が帰ってきたことでより悪辣さにも磨きがかかり、公共の敵として追い払われる素質は充分だ。まぁ、「不健全な」ものが出回ることを規制する流れはあまり正義とは言えない気もするが……ダイミダラーの場合、倫理云々以前に実害が出てるからなぁ。規制もやむなしですわ。早く悪の組織であるプリンスが倒れて平和になった世の中が見たいものですね。

 まぁ、それ以上にリッツの活躍が見たいんですけどね。今週あんまり出番がなくて残念。その代わり、ナレーションの人がついに作中にも登場しました。この世界のおっさんたちはみんなして楽しそうだから何よりだわ。

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 いよいよクライマックスって感じがしますな、第10話。あとは、残った話数でいかにしてペンギン帝国がプリンスを蹴散らすかというお話だが、ラスボスである孝一の復活で、ラストバトルも間近である(???)。

 考えてみると、少年漫画的プロットを全て逆にしてあるというだけで、実は大した捻りの無いコンセプトなのだが、それでもこうして大まじめにやられるとなんだかおかしく見えてしまうのは面白いところ。「相手がたの愛情を受けて寝返る奴が出てくる」「裏切り者を見て怒り心頭になり、町を破壊してでも自爆覚悟で相手を巻き添えにしようとする」「それを見て司令官ポジションの奴が高笑いしながら『せいぜい死んで名を残すがいい!』と斬り捨てる」「でも、結局相手の努力と鍛錬の集大成と言える技に敗北する」。これらは普通なら全て悪者側に与えられるべきシナリオである。対して、「パワーアップ兵器を起動しようとしたが、トラブルで使えない」「仲間の友情でそれを乗り越え、最強形態へと変形を果たす」「その結果、敵側の中枢キャラを愛情で更正する」「そのキャラとも友情を結び、町や仲間を助けるために命を賭ける」「見事に努力と絆の必殺技でピンチを乗り越える」は全て正義側のシナリオ。そのキーワードが全て「ペンギン」に置き換えられているだけだ。うむ、分かりやすい。今回もほとんどのシーンはリッツがしゃべりまくって進行していたため、主人公はどう考えてもリッツだし、子安のおかげでプリンス側は完全に悪役だ。子安は今期だってDIOとかオレスキーとか悪役ばっかりだし、しっくりくるよな。

 結局、将馬がなんでペンギン化したのかよく分からないし、孝一と楚南が今までどういう状態だったのか、何故このタイミングで復帰したのかもさっぱりだが、それは次回以降に説明されることだろう。とにかく「代替わりしたはずの主人公キャラが、最後になって復活する」というシチュエーションは大好きなので、孝一の復活劇は(分かっていたとはいえ)無闇に燃えるものである。いや、どう見ても悪役側にしか見えないので復活されてもどうなんだろう、って話はあるが。やっぱり、ダイミダラーはあの先行者をモチーフにしたガリガリボディが一番だよね。今回は6型VS大南極という、このアニメにあるまじき「普通に割と恰好いいロボットどうしの戦い」だったために消化不良だったんだ。格好良さとか求めてないので、野暮ったく、もっさりと鈍重な戦いをお願いしますよ。あ、でも楚南さんが腕部で飛来して合体するシーケンスは割と恰好良かったかも。

 今週はエロ要素すらほぼリッツ1人で担当していたため、リッツは本当に大忙し。彼女がそれっぽい発音で英語台詞を発するだけで笑えてしまうのは、全部中の人が悪い。stylish! wow!

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 あのエロ本は一体いくらぐらいで売れたのかなぁ……第9話。トラックいっぱいにつめられて送り出されるエロ本って、行き先はブックオフくらいしか思いつかないので、なんかすげぇ値段で買いたたかれてそうな気がするんですが。っつうか、お前ら以前エロ本ばらまく作戦とか展開してなかったっけ?

 ストーリーのほとんどが帝国側視点で描かれるようになり、今回はついに帝王が現在の体制を整えるまでの建国秘話まで語られてしまう。あげく、国を挙げての大プロジェクトに寸暇も惜しまず働きたいと申し出る部下たちに、そんなことをみとめられないと必死に訴える帝王様など、涙なしには語れない、感動的な運営体制がますますペンギン帝国の株を上げ続ける。今回も、きっちりダイミダラーが町を壊し、リッツが近隣施設を気遣って空高くまで避難するというワンシーンがありました。本当に人間を思いやってくれる優しいペンギンたちよ。このアニメの最終回って、リッツたちがダイミダラーを倒すことで大団円になるんじゃないですかね。

 そんな帝国に、正式加入した新キャラが1人。「あちら側の世界」から送られてきたということは前回登場したマカロニと同じスタンスだが、今回は「5人衆のナンバー2」というフンボルトちゃん(CV:巽悠衣子)が登場。どう見ても人間にしか見えないが、それでもペンギンをもとにした人造人間だそうな。帝国における「ペンギン」の意義がよく分からんな。しかも「発情期のペンギンを素材にしたせいで好色になってしまう」というとんだ嬉し恥ずかしサプライズである。何故かそういうキャラに限って貧乳というのはこの世界のお約束なのだろうか(プリンス側然り)。ま、この世界であけすけにエロいからって特に有利な点もないんだけども。どうせみんな脱ぐのは一緒なわけだしさ。一応、リッツは意外にも良い身体してるらしいので、この世界で貧乳脱ぎキャラは初登場ではある。元の世界に帰っちゃったからもう登場シーンが無い気がするので、今回の脱ぎシーンが見納めですけどね。

 そんな「幹部クラス」を見たペンギンコマンドたちだったが、彼らのモチベーションは相変わらずリッツであるようだ。いつの間にか「国のため」っていってたと思ったら「リッツのため」になってるんだよな。本当に愛されているなぁ。まぁ、今回の帝王さまの回想シーンの意義を考えれば、彼女が重用されるのもごく自然な流れだったといえるのかもしれないが。今回一番の驚きは、リッツが過去に帝王様に出会っていたとかいうことじゃなくて、ペンギンコマンドがその辺で育成されたものだった、っていうところだよ。「たった1人で地球に転送されて、帝王さまはどうやって勢力を築き上げたんだ」と思ったら「意外と増えた」とか言われてびっくりである。どうなんだろう、正規の手続きを踏んだ生殖活動を行ったってことなんでしょうか? どうも、話からするとサイバイマンみたいなイメージなんだけども……。

 プリンス側については特にいうことは無いです。楚南さん、復活しますかね。

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 この番組におけるサブタイトルの存在意義とは、第8話。ついに関係無くなったぞ、おい。

 最後のなんだかよく分からないメカ以外には特にお話が動かなかった今回。変わった事態というと、帝国側に新しく(エロい)女の子のキャラ、マカロニ(CV:加隈亜衣)が加わったことくらいである。こうしてみると、本当に帝王様ってのは女性人気がある良い上司だ。リッツが惚れ込むのも分かる、人情派で話の分かる、人格者(ペン格者)には違いない。リッツやファミリーと一緒に風呂に入ったり、仲良くコントを繰り広げているのを見るとほっこりするし、リッツのあけすけな愛情表現も心温まる。この分け隔てない愛情と、回りの人間からの愛されっぷりを見ると、実はリッツってのも案外北白川たまこに近い存在なのではないかという気もしてくるな(暴論)。

 他方、回りからの信頼が特にないのが将馬・霧子のバカップルである。別に悪い奴らじゃないのだろうが、とにかくウザい。そして空気が読めない。いちゃいちゃするのは自由ではあろうが、流石に指令自ら基地の案内してくれてる時に話聞いてないのは単なる失礼な奴だ。その後基地も壊すし、今回は帝国側が一切攻めてこなかったので、ついに最大の敵すら身内に登場した感がある。もう、どこにも味方いねぇよな。あれだけ嫌われてたダイミダラーを擁するプリンスが、どうやって資金繰りの問題を解決したのかは永遠に謎のままだろうなぁ。いや、ダイミダラー建造にどのくらいの金がかかるのかは想像も出来ないけども。

 結局、番組史上初めて、ダイミダラーの出撃も相手南極ロボの出撃も無いという日常回(??)だったわけだが、その代理戦争がリッツと霧子の「女勝負」である。こうして直接的にエロが絡んできた時のペンギンさんたちの紳士ぶりは異常。あいつら、絶対に人間の男よりもエロくないだろ。せいぜい性への感心は中学生男子どまりだろ。ほんと、帝国側に支配されたらこの世界もどれだけ平和になるか分からんよなぁ。個人的には、ひたすらトランプ遊びにこだわるネルソンに頑張って欲しいです。あとデニス、死にかけのところから生還出来て良かったな。「大切な所持品」にさそりの毒が含まれてるあたりが謎過ぎるわ。

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 次回予告がずるいわwwww第7話。わざわざあのアホな次回予告とどうでもいいナレーションをやるために力ちゃんはアフレコ現場に来てるんだろうか。……お疲れ様です。

 新生コンビの正式お披露目エピソード。先代コンビのパワーの源が「エロ」であったのに対し、こちらは「ラブ」ということになっている。まぁ、突き詰めればどっちもリビドーってことで同じといえば同じなのだろうが、将馬がやたらめったら面倒臭い性格であるおかげで、印象はかなり違っている。前のペアの場合は楚南さんが(表面上は)嫌がってるところに孝一が無理矢理押し込む形で、今回は受け入れOKの霧子さんに対し、将馬がいちゃもんつけて積極的に絡まないことでじらしプレイを展開する。まぁ、直接的なエロを拒否した結果がガリバーティンポになってしまったのだから、より悪くなっている気もするのだが。あれだけ受け入れOKを表明してたくせに、ガリバーティンポを見せられてエネルギー出力すら不安定になってしまう霧子さんのメンタリティがよく分かりません。

 コンビが新しくなったことで、回りの人々も対応の変更を迫られている。ピットクルーの3博士は今まで通りだが、そこから繰り出される新型ダイミダラーはパッと見かなり変わっている。残念なことにロボとして普通に恰好いいデザインに変化してしまっていたのだ。「なんだ、こんなのダイミダラーじゃない!」と不満を言ってやろうかと思った矢先、なんと本気を出すと変形するギミックまで手に入れていたのであった。史上初、積極的にダサくなっていくスタイルである。これでダイミダラーファンも一安心。いや、左腕のアタッチメントは分かるよ。左右のバランスはさておき、なんかでかい腕にはなんかすごい武器が内蔵されているのだろう。あくまで腕ではなくて巨大な武装だと考えれば、ああいうデザインになってしまうのも分かるし、見方によっては充分恰好いい。髪の毛がびろーんってなるのは……うむ、あんまり分からない。でもまぁ、逆立って固められたデザインとぼさぼさロン毛でどっちか恰好いいかだって、一応は議論の余地はある……かもしれない。しかし、何故顔面パーツまで変わるのだ。かつてそんなロボット見たこと無いぞ。だってロボット表情変える意味って一切ないからな。しかしダイミダラーはそれをやってのける。わざわざ、いかにもロボットらしい精悍な顔つきだったのを、元のダイミダラーと同じ木偶の表情へと変化させる。アレに一体なんの意味があるというのだ……すごい技術力である。

 そして、そんな新生ダイミダラーと対峙するペンギン帝国はいつも通り。バカップルとなって相変わらず社会規範から外れ続けるダイミダラー側とバランスを取るために、どんどん良識を身につけ続けるペンギン帝国。バトル時にも常に回りの住民を気にかけてくれており、大ジャンプしたダイミダラーに「空にいるなら遠慮はいらない」と初めてビームを解禁するなど、バトルにもかなり制約を課している(返す刀で、ダイミダラーは近隣の建物を破壊しまくっている)。結局、面倒な制限を無くすために帝国側が率先してひとけのない場所で戦ってくれるようにまでなってしまった。世界はもう、ペンギンに支配された方が幸せなのではなかろうか。今週もリッツは可愛かったし、ペンギン思いのリッツに、部下思いの帝王様と、組織としても関係性は良好。将馬たちのイチャイチャにいちいち切れて「殺したい」とまで宣った指令とはエラい違いである。いや、流石に誰だって切れると思うけどね。あの鬱陶しさは孝一の反社会性以上の面倒くささだ。そりゃペンギンたちだって暴れたくなるのは分かる。

 というわけで今週のMVPは子安です。今週のダイミダラー用語辞典「そうはイカの前しっぽ」。前しっぽってティムポのことなんだから、キン○マとはちょっと違う気がするが、まぁ、ニュアンスがあってればOK? あと「諸刃の棹」。危険過ぎて使い物になりません。いや、サオは片刃でも使い物になりませんが。

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 なんで恰好いいんだよ! 第6話。タイトルに入るパートで不覚にも感心してしまったやないか。やっぱりどこまで行ってもオープニングありきの作品よのう。

 新章突入で、これまで頑張ってくれていた孝一も楚南さんも影も形も無い。プリンスの面々は生存しているようだが、開店休業状態で特にペンギン帝国の悪行に対して抵抗する様子もない。まぁ、毎度のことながらペンギン帝国側のやってることがよく分からないせいなのかもしれないが……一体人類はどうなってしまったというのか。帝国にハイエロ粒子を奪われてエロが無くなったということなのか? いや、でも確実に将馬君の担任なんかは盛りがついてた気がするんだけどね。とにかくペンギンさんたちは相変わらず楽しそうで何より。プリンスの博士トリオも、普通は「敗れた正義の軍勢」なんてもっと悲壮なもんだろうに、全然気にしてない感じは流石である。今回は今まで以上にサービスカットだらけで無駄に脱ぎまくってたしなぁ。全裸ボーリングって捗るもんなんでしょうか。

 そして、30分まるまる使って延々いちゃつく新たな主人公、霧子・将馬コンビ。孝一がぶっ飛んだ性格だった分、今回の将馬君は非常に大人しい、普通の子に見えてしまうわけだが、その分霧子ちゃんが変態なのかというと現時点ではそうでもない。いや、多分ハイエロ因子を持つ人間なんて誰だってろくでなしな気はするんだけども、今のところ割と普通の(単に発光するだけの)恋する乙女だ。はたしてこの2人に孝一たちのような活躍が出来るのか、今後の展開は気になるところ。とりあえず、ダイミダラー召喚シーンが恰好良かったから今回はそれだけで充分だ。前回は胸を揉む側がパイロットで、今度は揉まれる側がパイロット。はたしてどんなダイミダラーが出てくるのでしょうね。

 対する帝国側は、リッツが露骨にエロいことに興じているのがなかなか衝撃的。ペンギンとの戯れは非常に直接的なコミュニケーションであり、「リッツは大量のペンギンとあんなことしてて倫理的に大丈夫なのだろうか」と心配になることしきり。いや、今更このアニメに倫理もクソもないけども。彼女の中でのエロとそうでないものの境目ってどの辺にあるんでしょうね。お子様のくせに高校生カップルを見て「うぶうぶめ!」って言ってるってことは、ペンギンたちとの関係性もそれなりに進んでいるってことなんでしょうか……恐ろしい組織だぜ、帝国。

 それにしても、今回はとにかく展開が速い。ものすごい密度で脚本が詰め込まれており、絶対にキャラがしゃべってないタイミングがないくらいにギリギリの尺。どのキャラも若干早口になってるんじゃないか、っていうレベル。このテンション、この勢いを維持するのはかなり大変だっただろう。新入り2人を入れてもペースを落とさないように意識的に詰め込んでるんだろうなぁ。そういう方向性でも実は割と頑張ってるアニメなのよね。

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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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