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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
やはり肉球……肉球は全てを解決する……第3話。どれだけ苦境に立たされたヒロインだとしても、傍に常に猫が寄り添い、必要に応じて肉球を提供してくれるっていうだけで贅沢すぎると思いますね。世の中には猫が欲しくても供給されない人だっているんですよ! というわけで可愛いが色々渋滞してる作品。なろうアニメのはずだし、ヒロインはがっつりチートキャラではあるんだけど性格設定が徹底しているおかげで全然嫌な匂いがしないのがありがたい。いや、別な意味ですげぇ匂いがついてるキャラではあるんだけどね。「田舎に引きこもっていたせいで社会のあれこれがさっぱり分からない世間知らず」「元々人付き合いが苦手で、それが理由で魔術を極めちゃうくらいのコミュ障」「でも魔術の実力は本物なのでナチュラルにドヤることだってできるチート持ち」「数字ジャンキーと言えるほどに計算狂いの理数系」と、オタクどもに好かれる要素がてんこ盛りである。特にラストのやつは重要だよな。男ってやつぁ少しでも理解しやすくするために理数系の彼女に憧れるものなのさ(個人の感想です)。 そうして生み出されたモニカ嬢を眺めているだけでだいぶ幸せ、というのが今作最大の強み。この手の「コミュ障」キャラって話数が進むにつれて結局はなし崩しで人との交流ができるようになっちゃうものだが(そうしないと成長が描けないからね)、3話目時点でもモニカは極度のコミュ障スタンスから動こうとしない。かろうじてお友達っぽい子は1人できたが、それ以外の面々との会話はさっぱり成り立ってないし、「山小屋に帰りたい」が今回は2回も出てきた。彼女がおろおろたじたじして顔面ぶっ壊しながら泣き喚いている様子を見ているだけでも幸せ成分が補給されるのは不思議なものである。 そして、今回はシンプルながらもちょっとした探偵行為みたいなことも行なっており、一応は「理数系」設定も活きているといえば活きている。まぁ、種明かしとしてはショボい推理劇ではあったが(多分他の人でも調べればわかったことだろうし)、チュートリアルとしては悪くないバランス。今後もモニカがきちんとその「計算力」でもって事件を解決するような描写がちゃんと描けるのであれば、今作の評価はさらに上がっていくことだろう。まぁ、残念ながらあんまりそういう方向に力を入れたい作品には見えないのだけど。 そうしてモニカが1人でバタバタしてる横で、この学園全体に渦巻く何かしらの陰謀は進行している。元々そうした企みから王子様を守るためにモニカが派遣されてきたのだから「なんかある」のは間違いないのだろうが、どうにも精神魔術がらみっぽいのでなかなか根が深い。よりにもよって実直そうな副会長くんが敵の手に堕ちてしまっているみたいで、今後王子様は直近の部下に寝首をかかれないように注意しなければいけないかもしれない。まぁ、そのためにモニカを生徒会の内部にまで入り込ませたのだからね。モニカ以外の視点からみれば結果オーライである。……ちゃっちゃとお仕事片付けて山小屋に帰れるといいね……。 PR あのラッミスにも悲しき過去……第3話。いや、前にも言うてたかもしれないけども。この世界の標準的な生まれ育ちがどのレベルなのかが分からんから、ラッミスが特別不幸なのかどうかもよく分からんのだよな。 1期は毎回追いかけて何かしら書いてた作品だが、2期もそうなるかどうかはまだ決めてない。他の作品との兼ね合いもあるし、2期が面白いかどうかも分からんし。現状は1期から大きく評価を変える理由もないかなぁ、とは思うがいくつか気になる点は出てきている。 2期に入って一番大きな変化は、ハッコンが断片的にとはいえ、会話できるようになってしまったことである。「主人公が自販機」というとんでもない設定は、さまざまなバラエティ自販機に変身して突飛な商品で戦うアイディアが面白いことに加え、自律行動がほとんどできないという制約も重要な特徴であり、動けない・話せないという不便すぎる状態が周りのキャラクターとハッコンの関係性をつなぐ重要な役割を果たしていた。しかし、いつまでもそれじゃなかなか話も進まないってことなのだろう、1期時点で「念動力」というなんかよく分からないずるいスキルで一定範囲内でものを動かせるようになり、風船自販機を使って多少の移動も可能に。特に「自分で移動できる」はラッミスとの関係性の重要な一側面を低減させてしまうのでちょっと悩ましかった。 そしてこの度、いよいよ機械音声のつぎはぎという形で発話も可能に。これにて今まではラッミスとだけ魂レベルで対話できていた雰囲気だったところを、周りの誰とでも一定以上のコミュニケーションが可能になった。特に察しのいいヒュールミとはかなりの純度で意思疎通ができるようになっている。このことも、ラッミスとの関係性の特異性が失われてしまうようでどこかよろしくない印象がある。シナリオの要請上仕方のない進化だということは理解しつつも、他の解法が見つからなかったのは少し残念。 ただ、そこにちょっとしたマイナスは感じつつも、一応は作品独自の面白みも保持されている感覚もある。いや、巨大氷自販機をマスターして圧倒的な質量という「他のもんいらんやんけ」みたいな最強武器を手に入れてしまったのもどうかとは思うんだが、その上で「コンクリ基盤、倍がけじゃぁぁぁぁ!!!!」みたいな「そんなんありかよwww」っていうネタがまだ出てくるところは感心しちゃうし、このアホっぽさはまだまだみてられそう。さらに、「ラッミスとの関係性が希薄に……」と心配しているタイミングで一番濃密な絡みを用意してくれたのも周到なところで、彼女の過去のエピソードから今まで隠されていた彼女の激情を、そしてその流れで「ヒトと自販機」という無茶苦茶な関係性の中で強引すぎるハイパーラブロマンスを。「ヒュールミに頼んで小さいハッコンを……」はだいぶ狂気の沙汰ではあるが、この2人ならこれでもいいのかな、と思えてくるのが恐ろしい。 さて、こっから更なる進展は望めるかしらね? 変な構成のアニメ、第64話。ここでサブとも言える珍奇な家族のエピソードをまるまる1話挟んできた。どうなんだろ、シリーズを全力で追っかけてる人からしたら何かターニングポイントになってるのかもしれんけど、ふわっと観てるだけの人間からすると「そこ掘り下げられても……」みたいな感想が先に立つな。試合結果だけ見たら「チート勇者が傍から入ってきて瞬殺」だしな。 まぁ、前回のガーフ戦に続いて、今回のヴィル戦も大罪司教相手ですらない「前座戦」であって、バトルとしての重要度はそこまで高くないはずなんだよな。そもそも俺、なんで屍としてこの女の人が使役されてたのかもよくわかってないしな。単に色欲がその辺の強い戦士の屍を利用してたからってことなのかしら。だとしたらここでヴィルとぶつかったのも単なる偶然なんだよな。ヴィルは責任を感じて自分の手で決着つけようとして(失敗して)、最終的にチート勇者が家族の縁も何もかもをないまぜにしたままで一刀両断。爺さんが戦いにくい相手だったなら最初からマッチメイクを入れ替えておけばよかった気がするんだが、そこは自分の手で決着をつけないとダメだって思ったんだろうか。最後にラインハルトが言ったように「あれは単なる相手の魔物だよ」っていうスタンスを(うわべだけでも)飲み込めていれば、いっそ他人に任せちゃうって選択肢もあったとは思うんだけどね。まぁ、そうしなかったからこそ、この場できちんとお別れが出来たのだから正解といえば正解だったのだろう。「敵が駆使する屍術で味方が蘇って攻撃してくるけど、最終的には意識を取り戻して図らずも最後のお別れが出来る」っていうプロットも定番といえば定番。 まぁ、今回はそんなわけであんまりバックグラウンドに理解が及んでないので重要性がいまいち分からんかったが、CVがたかみなとお姉ちゃんで行ったり来たりする人生がちょっと面白かった。 1ワードだけ喋ってギャラもらって帰る黒田崇矢、第63話。でもまぁ、あそこはしょうがねよなぁ、たった一言だけど、絶対に「ちゃんとした声」が必要だったもんなぁ。 というわけで今回のメインはガーフVSなんかアシュラマンみたいな人だが、前にもちょっと触れたように、この屍兵の人たちが誰なのか、ぶっちゃけよく分かってない。ヴィルと戦ってる奥さんも同様である。まぁ、今回はそのためにご丁寧に回想シーンで「あの腕が多い人は伝説の人なんだよね」という後出しレジェンド話を繰り広げてくれたわけだが、だからってそこまで盛り上がるもんでもなし。これが異修羅だったら「そういうすごい人なのかぁ」で丸め込まれそうなもんだけど、この世界は大罪司教を筆頭に「明らかにこれより上のヤバいやつ」がいるからなぁ。「ま、ガーフならこれでいいんじゃね?」というくらいのマッチメイクである。 ただ、その分バトル作画に力を入れて見せ場にするという望外のご褒美扱いにはなっており、見たことない構図や演出で短いながらもぎゅいんぎゅいんするバトルはちょっとやりすぎ感すらある。こういう「何してるかよく分からないけどなんかすごいバトルシーン」は評価に困るわね。呪術廻戦の時も悩んだけど。今作は常に顔芸作画などのディティールも凝ってるし、本気出したらここまでいけるんやで、というのを見せつける意味もあったのかもしれない。とりあえずガーフと腕の人は役得だったということで満足してもらうか。流石にゴージャスタイガーの取り巻きがいっぱい出てきてヒーローショーみたいになる流れはいかがなものかとは思ったがね。「周りの全部を吹き飛ばすドッカンバトル」っていう設定がそもそも「有観客試合」と相性悪いんだよな。 というわけで1つの試合が終わったが、もちろんその他の戦局も同時多元中継中。今回カメラが収めたのは、まずは暴食VSオットーのマッチ。まぁ、ここも正直何が起こってるかはよく分かってないのだが……「商人だって戦えるんだ!」という、トルネコに見せてあげたいような試合運びで一時は大罪司教を圧倒。でもまぁ、それだけで終わるわけはないので……ここからフェルトが追撃を繰り出せるかどうか。 そして個人的にガーフを差し置いて一番の注目試合となったのがカペラVSアルの外道マッチである。元々王道のヒーローっぽくはなかったアルだが、相手がゲスの極み悠木なカペラということで好きなように攻めることができる。そしてもちろん、それを受けたカペラの返し技も色々とエグいしグロい。なんといっても最大のサービスポイントは「プリシラのモノマネをするカペラ」だろう。言い換えれば「田村ゆかりのモノマネをする悠木碧」なのだが、実際のキャストの仕事を見るとむしろ「悠木碧の真似をする田村ゆかり」になっており、世代を超えた夢の名優コラボが実現。やっぱカペラのクソ台詞はおいちゃんボイスがしっくりくるが、これを田村ゆかりにパスする采配も実に愉快だ。そりゃ関智一だってタジタジでしょうよ。 業界の闇を煮詰めたようなマッチメイク、ぜひクソみたいな試合展開でクソみたいな決着をつけて欲しい。 今期りえりーヒロインはウォーハンマーがよく似合う、第62話。まずは1局の終焉。ここが最初に幕を引くのは意外ではあったが。 対レグルス戦、そのキーとなるのは当然相手の権能の看破だったわけだが、なんかよく分からんうちにスバルが読み解いてしまったらしい。……いや、視聴者目線だとまだよく分かってないんだけど……まぁ、ざっくり言うと「魔界大冒険」ってこと? 後半に使ってた「時を止めて心臓を維持する」能力と「他者に心臓を預けておく」能力って地続きのものなのかしら。なんかよく分かんないけど……とにかく「囲ってる花嫁全員の心臓を止めれば無敵が解除される」という認識らしい。スバルはどの辺からこんな意味不明な能力に気付いたんでしょうね。「レグルス」の名前も含めて、別にヒントはなかった気もするが……まぁ、かつて何度か権能を相手に戦ったことがあるスバルはその辺の勘が鋭かったということにしておこう。 一度看破してしまえば、花嫁の心停止に「氷の魔女」の能力を使うところはそこまで難しい発想ではない。結局その後のステゴロも含め、だいたいのことはエミリアがやってくれるのである。まぁ、スバルもあれだけフィジカルに差があるレグルス相手によくも逃げ切ったものだとは思うけど。スバルも言う通りに舐めプの結果なので、ほんとにギリギリのラッキープレイだったことは間違い無いぞ(いや、死んでも別にいいんだけど)。レグルスも、最初に出てきた時にはもっとあっさり殺しにきてたと思うんだけど、下手に煽られたせいか、やたらお行儀よくスバルの無駄口を聞くようになっちゃったよな。即死技しかないのにあんまり緊張感の無いバトルシーンであった。 そうして「なんかよく分からん権能」「スバルのいつも通りのイラつく煽り口調」などの気に食わない要素はありつつ、今回の結末で「やっぱ石田彰は格好いいな」ということを改めて確認。レグルスは格好良くないよ? 今作は貶めるキャラを徹底的に貶めちゃうのでほんとにダサくて格好悪い死に様にはなるんだけど、あの天下の石田彰が、ここまで格好悪いキャラを徹底してダサく仕立て上げられるのってやっぱりすごい。どう考えても嘘くさいキャラじゃん。ていうか嘘じゃん。こんな奴いるわけないし、こんな奴のこと見ていたいとも思わないはずなのに……なんか魅力を覚えてしまうのはなぜなんだろう。最後の最後までやり切ったキャラの生き様(死に様)に満足してしまうのは何故なのだろう。情けない状態のままでひたすらアキラ節が繰り広げられる最高のエンタメ。アフレコ現場はさぞ盛り上がったことだろう(本人が盛り上がってるかどうかはしらん)。もう、そこだけで満足ですわ。 さて、これにてようやく大罪司教が1つ落ちた。残りの話数で、ちゃんと全部討滅できるのかしら? 顔芸が達者な連中ばっかりだよなぁ、第60話。今回はレグルスさんの表情筋が大活躍だったけど、表情筋が意味すら持たないカペラとかもいるからほんと賑やか。 色欲戦は相手に出し抜かれたかと思いきや、アナスタシアが盤面を読み切って一歩上を行く。その結果VS色欲本体と配下の屍兵戦で2局に分断される形。今回は描写が無かったが暴食戦も2局あるので、現在交戦しているのはトータルで5ヶ所もあるというかなりの混戦模様。流石に毎週全部取り上げてると視点が散漫になりすぎるということで、今回はそこから3つの試合がピックアップされている。 まず、一番状況が読みにくそうなカペラ戦。彼女がクルシュのところにわざわざ侵入してきたのは竜の血に冒されてしまった検体の確認だろうか。異形のカペラ相手にフェリスも苦戦必至だが、彼女が手を出さずに防戦一方だったのは、上手いこと調子に乗ったカペラにクルシュの治療方法をしゃべらせるためだったとか。残念ながらそちらは「処置無し」とのことで、もう遠慮はいらないのでアナスタシアとの直接対決という形になった。アル&アナスタシアのチームは異色だが、なるほど頼りにはなりそうだ。まぁ、直近ドンパチやられてたら病身のクルシュも気が気じゃなかろうが。何でもありの色欲相手に、トリッキーなタッグで対抗できるかどうか。 続いて展開されるのは憤怒・シリウスとゆかりん姫ことプリシラの一戦。お供として連れてったリリアナがあっという間に洗脳されてしまうが、大胆素敵な解除方法で一発KO。リリアナさん、いい目を見てるんだか踏んだり蹴ったりなのかよくわからんな。シリウスは本体も厄介かもしれないが、彼女が操る「共鳴者」たちも厄介な存在。とりあえずリリアナのお歌に特効があれば良いのだが。でも、そこって対決の本筋かどうかも分かってない。なんかよく分からん挑発でまさに「憤怒」の形相のプリシラを余裕を持ってシリウスが迎撃。感情のコントロールが出来ないと、シリウスの術中にはまりかねないところだ。 そして本命となるのはサブタイトルにもなっているレグルス戦。チート兵器ラインハルトもなかなか使い所が難しく、やはり「軍師」スバルが何とかして敵の勘どころを突き破っていくしかないという泥沼の戦闘。そして意外な活躍を見せるのはなんとエミリア。彼女の魔力が強いことは衆知だが、最近は氷結魔法の使い方にも遠慮がなくなってきている。パックがいなくてもやれることはやれる子。そして今回は氷属性を活かしたスケーティングバトルという謎のマッチアップを構成し、1つ1つの動きがやたらと扇情的。ドレスのまんま戦ってるからってのもあるんだろうが、あまりお淑やかなエミリアらしからぬ足の踏ん張り方とか、容赦なく股間を狙う戦術などでいちいちスバル流が滲み出るようなやぼったい戦い。それだけにギャップが激しく見応えがある。肉弾戦だけで倒せればほんとに楽だったんだろうが……当然そう簡単ではないわけで。 今回スバルが何かしらレグルスの真実に辿り着いたらしいのだが、そのきっかけが「名前」だってのがよく分からん部分。大罪司教が星の名前なのはもちろん分かってたが、それってあくまでスバルがいた「こっちの世界」の話なわけで……何で同じギリシャ語が使われてるんだろう。その辺のつながりって過去に説明あったっけ? もしくは「なんかそれっぽく視聴者に伝わるように翻訳しただけ」といういつものなろう異世界問題の可能性もあるが。 とりあえず顔芸のおかげで図星がバレたっぽいので、ここから反撃のフェイズ……になるのか? スバルだけだとフィジカルどうにもならなくない?
放送再開、第59話。一応タイトルクレジットとしては12月までの1クール目が「襲撃編」、再開後の2クール目が「反撃編」とのこと。話数はそれぞれ少ないっぽいですが、自由な編成ができるのは人気作品の強みやね。 とはいえ、約1ヶ月のブランクがあるのでぶっちゃけ状況は忘れがち。1話目はそれぞれどこにどのように戦力を割いたかという分布を示すにとどまったので、とりあえず思い出す目的でそれを列挙しておこう。 基本的に敵側大罪司教は4体だが、なんか知らんけど複数体が同時に存在している奴とか、いると思ったところにいなかった奴とかがいて配置もずいぶんトリッキー。なかなかスバルサイドの思惑通りには組ませてくれない。中でも一番よくわかってないのが「暴食」である。こいつ、現状2人いるらしいんだけど、分身体なのか、そもそも複数で1つの大罪を担当しているのかはよくわからない。スバルたちは一応ガチでぶつける戦力としてユリウスと狼のおっちゃんを選出したはずだが、全然関係ないところでフェルトが「2体目」に遭遇、そこにオットーも行き当たってしまうという、アナスタシアの言葉を借りるなら「貧乏くじ」である。未だ暴食はどれくらいの戦力なのかよく分かってないので、もしかしたらオットーでも戦えるのかもしれないが……確か暴食は名前を知られると「食われちゃう」んだよね……今回ユリウス普通に名乗ってなかったか? 大丈夫かこいつ? 続いて、まだマッチが始まっていないのはプリシラ・リリアナの凸凹コンビが相対するシリウス。こちらはシリウスの能力に対してリリアナが特効耐性を持っているということでのマッチメイクだが、そんなん置いといてもゆかりん姫の根拠不明の自信はどうとでもしてくれそうである。リリアナちゃんがアホ可愛いのは良いが、こんな子が戦場に出てきて大丈夫なのだろうか。 シリアス風味強めなのが、色欲担当のヴィル&ガーフチーム。屍兵との対決ですでに苦戦の様相だし、ヴィルは因縁のある相手と当たっちゃってるし、本丸を攻める前に色々心配。なおかつ、対戦相手がトリッキー代表みたいな色欲である。カペラは本陣にでんと構えているかと見せかけて、それすらも欺瞞。虚飾戦術で相手を煙に巻き、狙っているのは一度ペロリと食べてしまったクルシュのところ。あっさりと侵入を許し、主君のピンチにフェリスがどう立ち向かうかという対戦カードになりそうである。 そして我らがスバルさんはエミリア救出のために面倒オブ面倒のレグルスを担当する。もちろんスバル1人で勝てるわけがないのでラインハルトというチート武器を持って挑んでおり、一度はレグルスのやり口を出し抜いてエミリアの救出には成功。ほんとにラインハルトがズルすぎる。しかし勝負はここからで、絶対に死なないレグルス相手に、何とかその不死身の秘密を暴いて根絶しようと策士スバルが奔走する。いや、策士かどうかもよくわかんないけど。未だにそんなに頼りになるとも思ってないけど。 さぁ、各地で火蓋は切って落とされた。最初にスポットが当たるのはどこになるだろうか。このまま4局5局と同時並行で進行すると視点があっちゃこっちゃ分散してみづらくなりそうなのがちょっと怖いな。 巨乳マニア冒険者について熱く語る杉田ナレの安定感、第12話。結局なんで今作のナレが杉田なのかがよく分からずに終わりそう(ストグリのメンバーらしいが)。 前回気にしてた通りに、どこに向かって進んでるかどんどん分からないお話になっている。どうやら最終回に向けてのメインイベントが大オークションということらしいのだが……そこでドンパチも無しにただクライがうまいこと漁夫の利掠めて終わる展開なんだろうか。まぁ、そのせせこましさもらしいっちゃらしいのだが……ほんとに変なアニメである。最低限のクライマックス感を出そうとクライが目をつけたキモ宝具の値段がどんどん釣り上がっているわけだが、その前条件として「クライが10億の借金をしている」といういらん数字があり、この額のせいで1億だの2億だの言われても「まぁ、こいつの借金に比べれば……」という気になるのであんまり切実さがない。挙句トチ狂ったシトリーがさらに8億の実弾を投入。「イカれ冒険者とはいえ、二十歳そこそこの娘っ子が20億近く貯められる世界なら億単位の取引もそこまで無茶じゃないのでは?」とか色々考えちゃうよね。まぁ、シトリーのスペックがお化けなだけかもしれんけど。ちなみにクライが借金をする先がシトリーだけでリィズじゃない理由が「リィズにお願いすると力づくで金を強奪してくるから」だったのは草。流石にクランリーダーはそこでブレーキかけるくらいの良識は残しているか(まぁ、微々たるもんだが)。カツアゲだけで1億とか稼いできたらどうしよう。 まぁ、とにかくクライが自堕落のために欲しがった宝具を巡ってのオークションバトルが最後の試合となる。参戦するのは、アークと知り合いらしいよく分からん金髪ドリルツインテの貴族令嬢。ポッと出のくせにやたら存在感を発揮しているが、スタンスとしては「クライにいい具合に丸め込まれる新しいカモ」でしかない。一応今回収穫があったとしたら、そのサポートを受けてるであろうアークの方はわりかしまともな人間で、クライのダメな部分も何となく分かってるって確認が取れたことくらいかな。ここまでの組織関係図を見てると、もしかしたらクランの中でまともな人間がアーク1人の可能性もあるので、是非いい具合でブレーキをかけてくれるよう、頑張って欲しい。でもなぁ、あんだけクライがおんぶにだっこでアーク頼みの話ばっかりしてるってことは、やっぱこいつも甘やかしの元凶なのかなぁ。 この世界、税制法とかはしっかりしてんのかな……第11話。婚姻による資産保有の法的意味づけとかって、現実世界だとどれくらいのタイミングで確立したものなんでしょうか。そこも気になるけど、結婚にあたって10億の借金が雲散霧消するトリックも気になるといえば気になる。まぁ、10億「円」ではないわけで、もしかしたらジンバブエドルみたいな単位なのかもしれんからね(とてもそうは見えない)。 などとよく分からん話から始めてみたが、今回のお話、何が中心なのかもよく分からないのでどこをどうひっ捕まえたらまとめられるのかが定かじゃない。一番の争点はもちろんよその冒険者パーティー、リーダーのアーノルドとの確執ということになるんだろうが、前回・前々回のようにダンジョンとかモンスターが相手ではないため、現状「何かを討伐したら終わり」という形になっていない。単にアーノルドを完全に調伏して丸め込むだけが目的だと、前回のお話の途中で転げた意地っぱりの一冒険者の焼き直しみたいになっちゃってお話としてあんまり面白くないし、そこに何かしら今までになかったようなエッセンスが求められるところ。冒頭部分の切り出し方からクランの受付嬢のエピソードが絡んでくるのかとも思ったんだけど、あの子の悩みはもう解決しちゃったみたいだし……どうやって落とし前つけるつもりなんだろう。 一応、ジンバブエドルってことはないだろうから普通に考えると致命傷な額の借金。その事実が監査役の耳に入ってしまってクライさんのお財布事情もちょっとピンチ。まぁ、債権者がシトリーなのでうやむやでも誤魔化せなくはないが、これを理由に婚姻関係を結ばれるのもあまり穏やかではない(何がヤバいってリィズが義理の姉になることである)。解決策を見出すため、味方になってくれそうなのは現状ではティノちゃんくらいのものだが、残念ながら彼女にはまだ夢のような大金を稼ぐ能力は無い。せいぜい因縁つけられた時に形ばかりの対抗馬としてぶつけるくらいである(ひどい)。 街の噂を分析してクライの実情をほぼ看破してみせた意外にも頭が切れるアーノルドさん。前回まであんまりしゃべってなかったもんだから「こいつも実はクライみたいに裏があるレベル7なのでは?」と思ってたんだけど、単に口数が少ないだけで普通に腕っぷしの強い冒険者のようである。お為ごかしにティノをぶつけられるも、体格差の影響もあり圧勝。普通に考えたらティノよりもクソ雑魚なクライ程度なら瞬殺のはずなのだが、話術師以上に口八丁のクライにいらん時間を稼がれ、最後には規格外の宝具の力のみでねじ伏せられるという酷い扱い。いや、そこで宝具使うのかよ。せっかく丁寧にアーノルドさんが外堀埋めてピンチを演出してくれたのに、便利な道具持ってんのかよ。それで名声を維持できるのはラッキーマン体質としてはちょっとずるい展開だなぁ。どうせならここもクライの想定外のハプニングでうまいこと乗り切る展開力を見せてほしかった。その辺に受付嬢のあの子が絡むもんだと期待してたのに……今回の試合結果はいくらかなろう的チートっぽさがにじんでてあまり印象は良くないぞ。このままだと最終的に「超強い呪具を使いこなせる人」という肩書きが成立してしまい、クライのクソ雑魚要素が霞んでしまいかねない。今後はあまり自分の力で解決しないでいただきたい(ひでぇ要望だな)。 まぁ、そうして急場を凌いだクライは今まで以上に立場にあぐらをかいて逃げ切る所存。アーノルドさん、ほんと洞察はいいとこまで行ってるので、あとは闇討ちなりなんなりで有無を言わさず叩きのめしたら勝ちですよ! まぁ、絶対そうはならんのだろうなぁ。クライはどんだけピンチになってもその要素を顔に出さずにのらりくらり逃げ切る時の胆力だけはまじで勇者級ではある。よくもまぁ、アドリブであんだけ都合のいいセリフがポンポン出てくるもんだ。これも長年の修練のおかげなんでしょうかねー。 |
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HN:
Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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