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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 イイハナシダナー イイハナシダナー イイハナシダナー イイハナシダナー イイハナシダナー イイハナシダナー 第3話。 ……え〜と……この作品は、Fateシリーズ、ですよね……あ、途中の妄想シルエットは確かにFateシリーズだったね! 切嗣久しぶり!

 濃厚な何かの回。ただでさえ速度制限を守る気がない本作においてもぶっちぎりのフルスロットルを回し続ける、シリーズ屈指の名エピソードとなった。何しろ美々メイン。そこに雀花の手引きで栗原姉妹が絡み、また世界に、幸せを知った少女が1人。小学生で覚醒してしまった美々ちゃんに、未来という言葉は残されているのだろうか。

 単に「BLをたたき込まれて目覚めたよ」というだけのお話ならばそこまで傷は深くない。最近はそういうネタの漫画もアニメも数多く存在しているし、小学生という年齢こそ問題になるが、そこまでおかしなシナリオラインでもないだろう。しかし、問題は美々が元から「同性愛」を根源に抱え込んだキャラであるという部分であった。彼女が自分の中の歯車が壊れていることに薄々感づいたのは、イリヤとクロの秘め事を知ってしまった時である。自分の友人達が性別という縛りを超えた濃密なスキンシップを取っているのを見て何かが弾けてしまい、自分の中に抱える情念を処理出来ずに懊悩する小学生女子。この時点で割とヤバいのだが、そこに性転換というキーワードが放り込まれ、彼女は自らの力で前へ(もしくは奈落の下へ)進み始める。単にエンジンがかかっただけならば小学生の力ではたどり着ける場所に限度があったはずなのだが、運悪く雀花の目に留まってしまい、貴腐人である姉の薫陶を受け、本来ならたどり着けない涅槃にまで至る。彼女はあの若さで、本来なら経験と実績を重ねて到達すべき彼岸へ、易々と渡ってしまったのである。それは恵まれた環境の影響もあるが、彼女が生来抱えた「業」がなし得たものなのである。

 壊れてしまった美々と、回りの友人たちの反応。それらの軋轢については、大体雀花の姉(火雀)が語ってくれた通り。BLが間違った趣味であることなど百も承知。それを知った上で落ちていく冥府魔道に、友達の理解など必要ないし、求めてもいけないものだ。もし友達から拒絶されたのなら、友人を取るか、BLを取るかという二者択一の選択を迫られることになる。だからこそ火雀は「友達やめちまえ」と強めの戒めを与えたのである。もちろん、イリヤたちはそんな選択を選べるはずもなく、美々はカミングアウトの後にも、何とかイリヤたちと上手くやっていく道を選択することになる。ただ、残念ながら美々は元から「BL好き」なわけではなく、あくまで「同性のつながり」に快楽を求めていたわけで……BLだけならばイリヤたちには直接被害は及ばない。しかし、それが「同性愛」全般であるならば……さて、彼女達の友情は、今後どうなっていくのでしょうね……。

 話の中身もエグいし、強烈なパロディ要素も何もかも、くどい画面演出でもってこれでもかと叩きつけられる最高のエンタテイメント。ぴちぴちと愛らしい女子小学生の痴態、醜態。悶え苦しむナイスなキャストのお仕事。どれをとっても「いいぞもっとやれ」という言葉しか出てこない。しゅが党にはこれ以上無いくらいのご褒美である。雀花の姉、火雀のCVは満を持して登場した日笠陽子。これでまたしゅがぴかの絡みに新たな伝説の1ページが。なお、中の人はガールズゲームはたしなみますが、BLにどこまで本気かは定かじゃありません。でも、けっこう美味しそうに頂いてた気がします。怖いよう、BL怖いよう。あ、百合ならナンボでもOKですので。美々ちゃんには是非、今後BLと同時並行で百合妄想の方にも力を入れてほしいですね。

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 酷いぞもっとやれ、第2話。この突き抜ける馬鹿、たまりません。現代アニメに必要とされているのは、捻くれて斜に構えることなく、堂々と真っ直ぐに馬鹿なことを馬鹿なテンションでやる勇気なのではないでしょうか。それを小学生女児でやることの尊さを、改めて認識しましょう。

 危機感も悲壮感も何も無い、素晴らしい脳みそ空っぽエピソード。しょうがない、終始テンション高めの小学生女児が振り回しているお話なのだから、頭を使う余地が無い。冒頭いきなり小学生の全裸から幕を開け(ただしタッツン)、そこから1人1人が自分のやりたいことを好きなようにやるだけ(ただしイリヤを除く)。夏だ! 海だ! やりたい放題だ! 最近のアニメなら4話か5話くらいでてこ入れに使うべき水着回も、このアニメにとっては単なる導入、いつも通りの無茶苦茶パラダイスの一環でしかないのです。今期に入って小学生チームのキャラがガンガン掘りさげられているのでどの子を見ていても非常に楽しく、先週大活躍した美々ちゃんに続き、士郎と一成のイケナイ関係にペンの加速がゲイボルグさえ上回った雀花、そして、実姉が士郎や凜たちと意外な関係を持っていたために否応なくイリヤの回りの修羅場に巻き込まれ、っていうか進んで修羅場生成に勤しんだ那奈亀。そして平常運転のタッツン。いちいち細かいシーンでのタッツンの壊れ具合が手抜かり無く描かれているため、とにかく画面がやかましいのが良い。みんなして涅槃に行ってるときのタッツンが酷すぎてたまらんわ。

 小学生チームだけでも充分過ぎるくらいに騒がしかったのに、そこに大人達も容赦無く介入する。凜とルヴィアはまだいいとして、まさかのバゼットさん乱入は爆笑もの。ほんの数ヶ月前にラスボスとして恐怖を好き放題ばらまいていたというのに、今や単なる「駄目な大人」呼ばわり。そして実際駄目である。この作品の中に入ってしまえば、どんなFateキャラでも一切の分け隔てなくコワレになってしまうのか。素晴らしいことだ。しかし、バゼットさんの能力があれば、いちいちみみっちいバイトなんかせんでも金稼げる気もするが……ギャグアニメにそんな突っ込みするのは野暮ですわね。多分ルヴィアさんの陰謀でまともに働かせてもらえないに違いない。気付けば御前がナバに無茶振りしくさるっていういつもの構図になってて、とても幸せ。かくいうルヴィアさんも士郎の前だから遠慮なくぶっ壊れており、テッカテカのゴールデン水着は「高宮なすのか」という突っ込み待ちにしか見えないのである。この世界の人間、駄目なのばっかりだ。素晴らしいことです。

 先週飛ばし過ぎたせいか今週はエロの方が控えめだったが、その分ギャグてんこ盛りだったので、ボクはこれで満足です。もっともっとぶっ壊れたキャストの皆さんの大活躍に期待しています。ちなみに今回はコンテ演出作監(あとエンドカード)を全て1人の人間で担当した1人回。田村正文氏という人だが、可愛らしいキャラのデザインは実に良い仕事でした。今作は製作体勢にも色々と恵まれてるなぁ。

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 無事に迎えた大団円、最終話。まー、この終わり方を大団円と言っていいのかどうかは微妙なところだけど、当面の問題はきちんと片付いたわけだし、幼女たちの日常はきちんと戻ってきたのだし、万事OKではないでしょうか。

 一体何が起こるのかと待ち構えていたバゼットの最終兵器だったが、なんと、その正体はFateシリーズではお馴染みの因果干渉型兵器であった。相手の最大奥義に対し、時間を超越してまさに「後の先」を取るという明らかなチート能力である。うん、意味はよく分からんけど、この世界ではよくあることだ。そして、それに対する凜の返し技についても、よく分からんけど何とかなったようだ。凜自身が「ほとんどハッタリだ」と言ってることから分かる通り、別に完全なる対策でもなんでもないし、バゼットの方はいくらでも対処のしようはあったと思うのだが、どっちかっていうと謎の「8枚目のカード」の取引が決め手となって、今回の勝負は水入りに終わった。ちゃんと最終局面でルヴィアさんと凜にも見せ場があるあたり、優しい作品である。

 それにしても、相変わらず凄絶なバトルシーンであった。今回は美遊の必殺技カウンターから、彼女が徹底的にボコられるところが1つ目の見どころで、ここまで女子小学生に容赦無いアニメも珍しい。世界的腹パン文化は確実に日本のアニメが最先端だろう。そして更に、そこからはイリヤとクロのアツい共闘シーン。テクニックだけで言ったらクロの方がイリヤよりも手慣れており、目つぶしに対応しての同時多重攻撃などでバゼットの目を眩ませたが、それでも彼女の化け物スペックを乗り越えることは出来ず、あくまで囮に徹することでイリヤとの友情をまっとうした。そして、単に「駆け寄る」ことだけを目標としたイリヤも、ルビーとの連携で見事に凜の託したのぞみを繋ぐ事に成功。主人公とのしての面目を保つ。彼女がバゼットに接触するまでの一連のシーンが、今作のクライマックスと言ってしまっていいだろう。決着こそうやむやではあるが、なかなか良いバトルだった。

 バゼットさえ去ってしまえば、後は大団円の幕引きである。わずか10話という短い尺のアニメの最終話、しかも今回はCパートが3分以上もあったので本編はかなり短かったのだが、きちんと間尺にあったシーン演出で何気ない日常に戻っていったことがちゃんと伝わってくる幕引きになっている。やっぱり今作は学校シーンで幼女軍団が出てくれば全て解決ですわ。大河ねーちゃんが小学生相手に妙な問題出してたけども、それに食いついてるスズカちゃんもどうかと思うわ。あとはパンツかな。ベッドシーンでのイリヤのパンツ、クロのパンツ。クロは徹底してローレグを維持し続けているのはこだわりなんだろうか。なんでこの作品の小学生は常に性的なんでしょうね。けしからんわホントに。詳しく。そこのところ詳しく。

 一転して、どす黒さしか残らないのは、大人になってしまったおねーさんがたの会話。まー、凜とルヴィアの関係が綺麗に終わるはずがないとは思っていたけど……なんでこいつらいつも一緒に行動してんだろうな……そういえばこのアニメ2期の1話も、この2人のひでぇ罵り合いから幕を開けたんだっけなぁ。3期もこのままなのかしら……あの格好いい遠坂凜さんは一体どこへ行ってしまったんでしょうね。まぁ、でも一応今回ピンチを救ってくれたのは凜だしね……。

 というわけで、めでたく3期目続投も決まったので一安心。もっとだ、もっと女子小学生を!

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 ようやくこの世界の魔法少女もバインドを覚えたぞ、第9話。考えてみりゃ座標計算の基礎に遠隔魔術をブレンドした技術なのでそんなに簡単なわけないんだよな。ミッドチルダの魔道士は化け物か。

 全編バトル回。そしてシリーズ始まって以来の一切ギャグ無しエピソードだが、きちんと全てが盛り上がっているのが偉い。バトル作画が安定していて、なおかつきちんと挑戦的な画作りになっているのが最大の要因だろうが、これまでのエピソードで築き上げてきた3人の少女の関係性が、きちんとバトルスタイルに活きてきて積み重ねが感じられるのがよい。出来ればイリヤにはクロを「友達」というよりも「妹」って言って欲しかった気もするけども、「妹」って言っちゃうとクロが怒りそうだからナー。とりあえず現状では友情パワーということに。不覚にも美遊の登場シーンでは泣きそうになってしまったよ。水ようかん、多分駄目になっちゃってるよね。

 圧倒的強さを誇るバゼット。クロはなんとか初撃から受けきっていたものの、彼女曰く「手加減していた」とのことで、あれだけイリヤたちを苦しめたクロをもってしても防戦一方。せっかくのアーチャーのスキル、プチUBWも、バゼットは過去にアーチャーとの対戦経験があり、全てを見切られ、粉砕されてしまう。溢れかえる武器を連打しながら劣勢に追い込まれるクロと、どこまでも拳一辺倒で殴りかかってくるバゼットの対比が、より2人の実力差を示しているようで何とも痛々しい。結局、彼女の目的と存在意義を確認した後も交戦姿勢を変えることは出来ず、ルビーの制止も聞かずにイリヤが2番手としてバトルに突入(考えてみると、ルビーが一切のおちゃらけ無しでイリヤに忠告するのって珍しいな)。しかし、やっぱりクロが勝てない相手にイリヤが勝てる見込みもなく、あっという間に劣勢。しかし、咄嗟の機転で生んだバインドのおかげで「あなたが勝っていました」と言わせるだけのチャンスはあった模様。この辺りに、イリヤの魔術師としての才能の片鱗は感じられるようになっている。ただまぁ、他のシリーズのイリヤと違って、いかんせん戦闘経験と闘争心に欠けるのでね。最後までクロとの共闘で抗うも、やはり最後には地に伏してしまう。痛覚共有のおかげでクロが復帰出来たシーンとかはいいシチュエーションだったのだけどねぇ。

 あわや幼女虐待の真骨頂、というところで、颯爽と立ちはだかる勇者美遊。今まであまりその存在に「強さ」を感じたことはなかったのだが、いざイリヤがボコボコにされれば彼女の逆鱗は真っ赤に燃える。てっきりセイバーでくるのかと思ったら、意外にもライダーの憑依で攻勢に転じ、見事なライドスキルで一転バゼットを圧倒する。このときの騎乗シーンのハリウッド映画みたいなグルグル演出は非常に愉快。馬の尻に必死にしがみつくバゼットさんだが、ライダーの手綱、鞭によってついにダメージを喰らってしまう。ボロボロになったバゼットさんが上着とネクタイを脱ぎ捨てるシーンがまた格好いいのよね。1対1の話し合いも当然通じることはなく、最終的には宝具の力でもって強引に決着をつけにいく美遊。まぁ、せっかくの英霊憑依なんだから最大最強の宝具を使わなければ損ではある。のだが……どうも、協会側の人間は全員、「バゼットに宝具を使ってはいけない」ということを知っているようで……どういうことなんだろ。対宝具でのみ特権的な防御力を誇る人間? いや、サファイアの慌てぶりから察するに、防御だけでなくカウンターもあるのか。そんな人間がいる時点で聖杯戦争って成立しない気がするんだが……。

 まとめ:イリヤのパンツ。

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 なるほどこれがさばげぶか、第8話。玄田ボイスで銃乱射して相手を確実に殺そうとしてるところを見てると、よっぽどこちらの方が後ろの正面サバイバル。

 更に新キャラが1人増えて、中の人的にはますますフェスティバルな作品になってきました本作。御前の相手をする新キャラがナバっていうのは本当によく分かっていらっしゃる。まぁ、型月作品では外せない2人なのは間違いないですからね。それ以外にも、今回はAパートがほんわかムードのお話だったわけだが、「世界でいちばん『あらあら』と『うふふ』」が似合うことで有名なアイリスフィールの中の人がたっぷり堪能出来るのが素晴らしい。アイリさんは底の見えない恐ろしさと慈母のような愛情の両方を兼ね備えた理想的さぁやキャラなのである。娘を見守る様が実におちゃらけていて可愛らしい。

 ママンが頑張ったおかげで小学校パートも小学生ではなく大人の方が主役になってしまったが、短い時間の中でもきちんと子供たちが個性を発揮してくれている。美遊のトンデモセンスとか、いつの間にやら完全に回りの学友に溶け込みながらも性格は変わってないクロの様子とかね。結局持久走ではクロとイリヤのどちらが勝ったんでしょうか。意外だったのは、あれだけエネルギーに充ち満ちていると思っていたタッツンが体育でへばっていたことである。一番輝きそうなシーンだったのに。あの性格だから持久走だけが苦手って可能性はあるが、そういやドッジボールの時も大して役に立ってなかったな。典型的な「迷惑なだけなやつ」なのかもしれん。あと、普段「駄目な奴」っぽかったタイガーが、敏感に不審者の存在に気付いていたのも意外だったかも。なんやかんやで案外頼りになる先生なのかもしれません。

 Aパートでルヴィアや凜のチビキャラも含めて可愛らしいキャラを堪能したら、Bパートはシリアスのお時間。今作については「別にシリアスなしで延々小学生だけで回してくれてもええんやで」とは思っていたが、今回のシリアスはちゃんと本家の「Fate」シリーズにも繋がるようなハードでシュートな仕上がり。薄暗い洋館の中で魔術と軍隊仕込みの格闘術が重なり合うのがいつもの世界観だ。今回は規格外のジジイであるオーギュストさんがどこぞの悪魔で執事みたいな活躍でお屋敷を散々にぶっ壊して回った。執事とお嬢様のいちいち持って回った会話なんかも鬱陶しくて良いし、階段の手すりを滑走しながらハンドガンを乱射するジジイの図はなかなか他所で見られるものではない。

 そして、そんなマシンジジイをものともせず進撃するプレデター。相変わらずこの世界はチート性能のキャラは本当に振り切れてチートであり、ルヴィアと凜がどんだけ頑張っても無駄なバゼットさんの殺戮マシンっぷりがヤバい。魔術協会がどんな組織なのかは正直よく分かってないので彼女の目的意識も今ひとつ見えてないんだが、「とにかく話し合い出来ないくらいにやべぇんだろうな」というのは一発で分かるお仕事であった。ラストシーンで幼女を見ても一瞬の躊躇もなく「増援か」と認識するあたりが酷くてよろしい。ルヴィア邸は完全に焼け落ちていたけど、ルヴィアさんの自爆で館が消し飛んだってことは、必死に逃げ隠れしてた凜さんはどうなってしまったのやら……。この世界の士郎はどんだけピンチでも助けてくれそうもないので、イリヤが頑張るしかないのかなぁ。アイリママや切嗣が乱入してもええんやで。

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 めくるめく女子小学生の競演、第7話。僕らはこんな世界を待っていた。

 全ての問題が解決したアインツベルン宅。イリヤとクロは和解し、これからは仲良し姉妹としてやっていけるかと思ったが、あれだけのすったもんだがあった関係性がすんなり仲良くなれるというわけじゃない。クロの性格は相変わらずで、士郎を巡ってのあれこれも火種になりうる。そして極めつけは「どちらが姉か」問題。確かに生まれの早さだけでいえば圧倒的にクロの勝ちであるはずなのだが、実際に経てきた人生を考えればイリヤの方が有利である。性格的に見れば……とんとんか? そんなわけで、姉の威厳を賭けた対決が幕を開ける……。

 というのが建前であるが、とにかく理由を付けて幼女がドタバタするのを楽しむだけの簡単なお話。今回はそこまで動画の枚数が多くなくて、ドタバタ回の割にざっくりした動きが多いのだが、それでも充分賑々しさが出ており、ギャグのテンションも終始高め。キャラ作画もいつもとちょっと違った雰囲気になってたんだけども、なんとコンテ、演出、作監を全て田中正文氏という人が1人でこなした1人回であったようだ(エンドカードも同氏が担当している)。元々関わるスタッフの多い作品で、こういう1人回を任されるってのはなかなかの重責。きちんと期待に応えて面白い一本が出来ていたんじゃなかろうか。

 教室でのドタバタはとにかくタッツンに暴れさせておけばいいので話は楽だな。ただ、イリヤのクラスの場合、タッツン以外の御学友も問題の多い連中ばかり集まっている気もする。イリヤの不幸って、魔法とか出自とかよりも友達の選択を誤ったことにあるんじゃなかろうか。いや、賑やかなのは大変良いことですけどね。今回は、いつも中心となって暴れ回るタッツン以外にも、ナナキ、スズカという他の2人の悪友の家庭環境なんかにもちょいちょいスポットがあたり、「これ、いくらでも学園コメディとしてスピンオフ出来る設定がつまってんなー」とワクワクしてしまう。スズカのうちの同人設定とか、絶対に漫画ではもっといじられてるんだろうな。

 そして、そんなかしましい世界の中で、一人異彩を放つのが士郎の存在である。扱いが悪いのは知っていたが、今回はもう、単なる料理評論家の立ち位置である。いちいち言ってることはそれなりにイケメンであるのだが、何にせよヒエラルキーの低さはいかんともしがたい。まー、英霊が降りてこないでトレースも使わない士郎なんてこんなものなのかもしれんな。女だらけの一家でハーレム状態を堪能してるのだから文句を言うもんでないよ。一番ハーレム要素を強く打ち出してるのが小学生2人ってのは問題があるけれども。

 そして、相変わらず自由闊達、フリーダム全開なアイリさんが素敵。「zero」の時の良妻賢母感もどこ吹く風、完全に切嗣を尻に敷いてアインツベルンの血筋を支配下に置いているご様子である。ママさん最高です。

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 事実上の最終回、第6話。まー、これがシリアス方面での大団円ってことですな。きちんと気合いが入った制作体制がこのエピソードの重要性を物語っております。

 正直、結局クロがどんな存在なのかは未だによく分かってないんだ。Fateシリーズをちゃんと学んでる人は十全に理解出来たんだろうか。いや、でもそもそもこのカレイドライナー世界での聖杯戦争がどんなものなのかっていう説明はされてないよな。どの程度シリアスやってたのか定かじゃないし、切嗣やアイリが他シリーズみたいに命懸けで聖杯を取りにいったかどうかも不明。イリヤが日本の小学校でのほほんと暮らしている時点で、この世界の聖杯戦争はそこまでヘヴィーなもんじゃない。しかし、一応イリヤの出生の動機は他のFate世界と近似しているようで、聖杯の受け皿としてのアイリスフィールの血脈はこの世界でも有効であり、その「辛い側面」が顕現してしまったのがクロという存在だったようだ。シリアス部分は多次元同様にあったんだけど、日常ギャグをやる上で邪魔なので排除されたはずの設定、それがクロ。なるほど、そりゃぁシリアスにもなるだろう。これまで彼女が散々訴えてきた「居場所の無さ」は、この「プリズマイリヤ」という作品世界そのものが、シリアス要素を拒絶したからこそ産みだされた歪みだったということである。なにこれ、意外と重い。

 でもまぁ、そんな深刻な問題も、Fate/zerostay nightのように後々まで爪痕が残る悲劇にはならないのがこの世界の良いところ。確かにクロの出自は不幸であり、陰惨ではあるのだが、困った時には愛情が全てを覆す。全ての真実を知り、存在が明示されながらも「帰るべき場所」が無いと宣告されたクロは絶望のままに消えゆくはずだったが、イリヤの主人公パワーでもってそれを乗り越え、めでたく本当の姉妹としての未来が与えられることになった。まー、外面だけを見れば2話前の状態まで戻ったって話である。次回予告を見る限りでは、来週からは全力で日常ギャグの方に振り切れてくれるようなので、今回が最終回であり、ある意味次回からが本番とも言える。シリアスとギャグのバランスの難しさで難渋した1期に比べると、ここできっちりシリアスを決着させて切り替える脚本は見やすくてありがたい。いや、ここからまたシリアスはあるのかもしれないけどね。

 ありがたいといえば、そんなシリアス方面でも、今作は本当にクオリティが高いのでしっかりと楽しめるという部分である。今回は当然神保氏による監督コンテ回であり、Aパートの美遊VSクロのバトルなど、実にけれん味に溢れる大胆な構図でもってぐいぐい引き込んでくれる。特に3Dをフル活用した背景とのかみ合わせは実に見事で、ここでもまた、萌え作画とCGの融和というテーマに1つの解答が与えられている。背景をCGで処理したことにより、本来背景動画でものすごい手間をかける必要があった押し引きの激しいダイナミックなシーンも見やすくなっており、その分キャラの動き、細かい表情に比重を置くことが出来るようになっている。こういう使われ方はありそうで無かったものなので、こんなところでポロッと高品質な技術が見られるのは嬉しい限り。単なるロリ百合アニメにしておくのは勿体ない作品ですよ。

 そして、そんな見事な画面に花を添えるのは、相変わらず安定のキャスト陣。「泣きの千和」といえば現代声優業界では既に1枚看板であるが、こういうシーンでの千和はやはり存在感が桁違いである。ロリっ子方向での盛り上がりは久しぶりに聞いたけど、こんだけキンキン声を荒げてもちゃんと感情が乗るのはやはり純粋な技術力といえるだろう。更に、今回はシリアス一辺倒になりそうなところに絶妙なスパイス、というか冷や水をぶっかけるのが、我らがアイリママである。どこまでも優しく、どこまでも柔らかく、そしてどこまでも空気を読まず。柔和さの中に狂気を孕ませた時のさぁやボイスの破壊力たるや。これが日本を代表する「母親」ですよ。あたしゃこれが聞けるだけで何の文句もありません。今後はアイリもおうちに常駐するのかな。こんなに嬉しいことはない。

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 ほぼ半分風呂、第5話。ありがたいといえばありがたいのだが、これまでみたいな濃厚な絡みはないのであしからず。むしろ濃厚なのは男湯の方で……なんやねんあのエンドカードは!

 お風呂回といえば聞こえはいいのだが、実は中身は割と重い。いや、大した話をしてるわけではないのだが、どうもギクシャクしている部分が解消しないので、せっかくの幼女たちのきゃっきゃうふふがあまり華やかに見られないのは残念なところである。結局、今回のごたごたはクロやイリヤが言っていたように「また振り出しに戻っただけ」なので、シナリオ的には全然進まずにもっさりした印象を与える。ここで再びクロとの関係性がリセットされてしまっては、前回の流れは何だったんだ、って話になってしまうしなぁ。出来ればこの「繰り返した」ことが後になってきちんと意味を持つ展開になって欲しいものであるが。突き詰めれば「クロが本当のことをさっぱり話してくれないまま、回りの人間のイライラだけが募っていく」っていう状態だものなぁ。あまり精神衛生上良い状況ではないです。

 一応先に進んだ要素があるとすれば、それはクロと美遊の対話による双方の意思確認くらいだろうか。確かに、イリヤの漏らした「元の生活に戻りたい」は、軽率な部分もあったかもしれないが、美遊の場合はクロのように純正魔力生成物ではないので、そこまで深刻に受け止めるような発言でもなかっただろう。ドタバタが無くなった方がいいっていう感情は美遊にだって理解出来るものであるし、「元の生活」というのは「魔力もなく、凜たちとの関係性も全て無く」ということではなく、「小うるさくて面倒な魔法の杖に振り回されない穏やかな学園生活」であると理解すれば、イリヤの発言は美遊にとってはそこまでネガティブなものにはならないはずである。美遊がそこまで分かっていたのかどうかは定かでないが、結局クロの脅しじみた説得は美遊の心を動かすにはいたらず、むしろ美遊のクレイジーでサイコ気味な友情を確認するだけに終わった。クロの声を聞いているとクレイジーサイコ方向に何が現れるかとハラハラしてしまうのだが、美遊ちゃんはあくまでも冷静に、常識の範囲内での求愛行動に留まる良識を持ち合わせてるから大丈夫(多分)。

 ただ、一応美遊も少しはクロの発言に揺さぶられた部分があったし、クロ自身はイリヤの発言にへそを曲げたのは事実である。これまでだって決して「仲良く」というわけではなかっただろうが、今回の騒動を通して、いよいよ各々のレゾンデートルをぶつけない限りは関係性が落ち着かない段階に来てしまった。これはネガティブなことではなく、今までのらりくらりと真意を明かさずにかわしてきたクロが、ようやく本気でイリヤたちと対峙する気になったともとれるだろう。たどり着くのが結局殺し合い、みたいな次回予告ではあったが、これを乗り越えることが今期の目標ということになりそうである。

 ま、そんなドラマ部分はおいといて、あとは幼女のお風呂バトルロイヤルを楽しめばいいんじゃないでしょうか。今作の相変わらずのこだわりなのか、あけすけな風呂シーンでも不思議と「サービスカット」を意識させるような露骨な構図が少ない。いや、リズの乳だけは別なんだけど、それ以外のシーンは割と普通に「バトルものの構図」とかで極力「風呂サービス」を意識させないようなカット割りになってる。そのために湯気とかの露骨な隠し方はほとんどなく、ギリギリで写しちゃいけない部分が隠れるようになっているのである。ふざけたコンテやなぁ、と思ったら、川面さんの仕業だった。こんなシーンでも仕事してくれるのはすげぇ。

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 緑茶に砂糖って普通の文化なのか、第4話。まぁ、カレン先生はどう見ても日本文化がベースじゃないから、他国の文化形態なんだろうけども。やっぱり抵抗あるよなー。

 今回は前半ギャグ、後半シリアスの流れ。シリアス方面は思わせぶりな発言が多方面から飛び出す割には新情報が1つも出ていないので何とも語りようがない。クロとカレン先生の接触には一応意味があるのかな? でも、あの人が真面目に働く姿はちょっと想像出来ないし、そもそもクロってのが「奇跡のような」産物であるなら、そこに誰かの邪悪な意志が働いてるってこともなさそうだしな。珍しい存在だから誰かに狙われるってのはあるかもしれないけども。正直、今作でそういう「邪悪」って一切存在してないからなぁ。切嗣ですらあんだけのんびりした世界だもんな。

 あと、ちょっと気になったのはカレン先生のキャラデザ。今回の作画だけなのかもしれないが、なんか微妙にバランスが悪い。今回はこれまでのエピソードの中では一番安定しない作画だったのだが、そんな中でもイリヤとクロのディティールは割と丁寧に作られているんだ。その分の影響を被ったのが回りのキャラクターで、特にカレン先生はなんだか顔の造形がちぐはぐな印象を受ける。ヘアスタイルがアシンメトリだからバランスが難しいのかなぁ。このキャラデザだと目の形を綺麗に作るのが難しそうなので、そこが髪型とのバランスで違和感を与えているのかも。

 まぁ、そんなディティールはどうでもいいとして、シリアスな保健室パートを取り除くと、残るのはドキドキ小学生ドッジボール対決(一部社会人あり)ということになる。毎度のことながら今作の幼女に費やすエネルギーは見上げたもの。今回のテーマはブルマ幼女ですよ。今時ブルマですよ。もう世界中どこにも残されていない世界遺産なのではなかろうか。しかも、このブルマ描写が無駄に凝っていて、とにかくそこに全勢力を傾けられている。ワンシーンとてブルマが「単なる線」で描かれたカットは存在せず、タッツンをダイナミックなあおり構図で描いたドキドキカットに始まり、常にブルマはしわ、筋が描かれている。そこには無駄なリアリティがあり、無駄な努力の結晶が詰まっている。このアニメを作る人間は、そういうところに力を入れられるのである。ザッツミラクル。

 やっぱり幼女が躍動している時が、この作品の一番輝く時であるなぁ。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
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