最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
最後までわちゃわちゃ、最終話! この雑多な感じこそがまさに「斎藤さん」ワールド。いいんですよこれで。彼らの人生はずっと続いていくんだし。 風呂敷をたたむべきタイミングが最終回なわけだが、そんなこと一切気にせずにじゃんじゃん情報を垂れ流していく姿勢、本当に節操がない。いや、「その尺度で言ったらアルスの巨獣と同じ最終回になるんだが?」という考え方も出来なくはないが、まぁ、そうじゃないってことはわざわざ説明せんでもいいでしょ。前回時点ですでに最大の難敵である双子の悪魔は掃討しており、あとはジジイが生きてて、斎藤がこの世界の日常に溶け込んでいければそれでOK。そうして斎藤の新たな「日常」がここにあるってことが分かれば、それ即ち大団円なわけだ。 いや、それにしたって最終回でまでジジイがダイレクトすぎるちんこネタぶっ込んできたのはどうかと思うが……最終回でシワシワのジジイが特大のイチモツをいきり立たせるアニメ、放送禁止になってもおかしくないのでは? またねぇ、このジジイの「きたねー裸」っていうのを容赦無く見せつけてくれるんですわ……そりゃ肝心な部分は隠れてるけど(窓突き破った時点では黒塗りだが)、それを容易に想像させるよう、ジジイはいとも容易く全裸になる。もう、ゾンビと犬耳を通ってんだから今更何が起きても怖いものないよね。そのイチモツだっていっぺん犬に食われてるしな。 汚ねぇものを見せるお詫びといっちゃぁなんだが、今回のサービス要員はなんとラファンパンの方。ビッグラファがあまりに美少女すぎて最高の癒しタイムでしたね。さらにここに来てラファにまで斎藤向きの矢印を追加するとかいう刺激を重ねてきて、なんかもう、ここから先のラエルザたちの道行きが心配でしょうがないよ。まぁ、ラファはラエルザが悲しむようなことは絶対にしないだろうから大丈夫だろうけどさ。妖精は「同じ種族」と一緒になるしかないんだろうが、果たして相手妖精とかこの先見つかるんでしょうか。 その後はまぁ、嘘みたいな「全員集合」エンドで斎藤の騒がしい異世界ライフも強引に締め。よく見るとさ、全員集まってるタイミングで多分店の外にパワーウィザードも来てるんだよね(でかい棍棒がチラチラしてる)。あいつ、何しに来たんだよ。そのほかの連中も、みんなして全然違う用事で斎藤のところに来てるってのが「便利屋」の面目躍如で、ここまで求められたら、斎藤だってこの地での生活にハリが出るに違いない。そりゃどこぞのリーマンばりのアームロックも綺麗に決められますわ。 そしてエンディングはドリフばりに全員のダンスで綺麗なエンディングを演出。ラファはあそこで陣形組むために大きくなったまである。こういうところでちゃんと特別感出してくれるアニメっていいよね。最後の最後、お人形みたいな4人がグルっと回るカットでのギブングルいじりも悔しいがちょっと笑う。常にギャグの精神を忘れない、それこそが今作の絶対理念である。ちなみに最終回のコンテ担当が石平信司なんだよ。あー。 PR ジジイが若返ると声が斎藤っぽくなる謎、第11話。「そんな大胆な兼ね役(経費削減)あるかい」って思ったけど、深読みするならジジイと斎藤の間にはやはり何かしらの共通点というか因縁みたいなものがあって、それが原因で斎藤が召喚されてしまったという伏線……ではなさそう。単純に「若かりし頃のジジイが斎藤似である」が事実なら、ラエルザの好みのタイプがこの辺というだけの話なのかもしれない。 サブタイで最終って言ってるんだからきっとこれが最終決戦。残りの話数はまた元のようにスチャラカなお話に戻ってくれるといいですね。それにしても、最終決戦の最終パートが想像以上に長かった。何なら前回時点で双子の悪魔との決戦は片がついたものだとばかり思っていたので、そこからの悪あがきがまるまる1話分も続くとは思ってなかったわけですよ。やはり改めて悪魔ってのはとんでもねぇ種族である。加えて今回の敵の場合、冒頭で語られた因果な生い立ちのせいもあり、その体内は「半分ずつ」じゃなくて「2人分」の生命力を宿していた可能性が高い。そりゃタフネスがとんでもなくなるのも頷けるというものである。まぁ、どっちも山崎たくみではあるのだが……。 片付いたと思ってたら不意打ちでまずモーロックに一撃。しかしそれが効かずにジジイが本気のメテオ。「物忘れで呪文が唱えられないジジイ、本来なら魔力が足りずにメテオが撃てないが、緊急事態で最大秘奥義のメテオをぶっ放す」って、すごくどこかで見たことがあるシチュエーションですね。となると双子の悪魔はどこぞのお城の中で石化して壁を押さえる役をやってる可能性がある。とにかく、若返りメテオは流石に反撃の可能性を残さずに殲滅できる……と思ったのにまだ生きてる。悪魔すごい。いくら何でもそこまで警戒してなかったもんだから再びのジジイピンチも、今度は便利屋の斎藤がその名に恥じぬ便利な活躍を見せて打開。人間、頑張ってトレーニングすればファンタジーな化け物バスターソードでも振り回せるようになるもんか。 火葬も終えて今度こそ完全決着、ラエルザさんがフルフェイスメットを脱ぎ捨てて美少女全開モードでラブラブしようとしたところで三度の悪魔復活。最後は流石に弟側が死に絶え、兄だけの決死行だったようだが、この最後の最後も犬によって阻まれる。チーム斎藤、総力戦による辛勝。まぁ、このしぶとさは確かに最終決戦か。最後の最後、せっかくラエルザといい雰囲気だったところに割って入ったところは、「いくら何でも空気読め」とは思いましたけどね……。今回のエピソードはあくまでラエルザとのゴールインではなく、犬との関係性の決着を描くもの。ジジイのラスト魔力で無事に犬も生き返り、めでたしめでたし……。 かどうかはジジイの容体次第だな。すでに死んだかのような扱いだったが(パーティで一番STRが高いであろうラエルザがジジイをかついでもっていくのはしょうがないが)、どうせジジイのことだから、最終話でまたひょっこり帰ってくる気はしている。このしつこすぎる天丼も、今作の持ち味と言えるかもしれない(?)。
やっぱ異世界暮らしって大変なんだよな……第10話。チートなんてできるわけがない。こんな世界では生きてくだけで精一杯だ。 というわけで、下手したら今期アニメで1番とも思える壮絶な死闘。狼相手だけでもてんてこ舞いだったというのに、そこから「グレーターデーモン」→「その主」と2段階も強化された無茶モンスターといきなり戦わされ、普通のパーティーならお陀仏確定である。そう考えると、なんとか水際で凌ぎ続けていたラエルザって相当な実力者だったってことなのかしら。手応えとしてあれだけの大人数で挑んだ最強ビーム固定砲台と同程度かそれ以上のレベルの化け物を前に、劣勢とはいえあれだけ1人で奮闘できたのである。それだけでも、実はこの世界では割と上位の戦士なのかもしれない。前回のダンジョンは忍者とかジジイの元弟子とか、もっと有能な連中が集まっちゃったってだけでね。そう考えると、「父親」1人の手で育て上げたモーロックも大したものだ。あのジジイの下で成長して、これだけガチンコのファイタースキルを磨き上げるって、相当な鍛錬が必要だったことだろう。 そんなフィジカルナンバーワンなラエルザ、特定分野に偏るのかもしれないが人間以上に魔法に長け、瀕死の仲間を何度も復活させたラファンパンというパーティは、斎藤にとっても恵まれたもの。そんな中で自分の存在意義を認めさせなきゃいけないんだから、無能力の異世界転生者は本当に大変なわけだが……それでもしっかりラエルザに認められ、求められているのだから、斎藤も実にいい男である。「嫁の父親」にせっつかれて「娘さんを僕にください」を(なんと1期10話目で)真っ直ぐにぶつけられる主人公、最近のアニメ文化じゃかなり貴重な人格者じゃございませんこと? もう、それだけでラエルザさんにはとっとと幸せになってほしいと思いますね。ここまで相思相愛なら、生まれた世界が違っても、見た目や言葉が違っても、願いはつなぎあえそうですよね。 そして、順風満帆、幸せまっしぐらのカップルに降りかかる受難のでかさな……ここまで理不尽に強い敵キャラ、久しぶりに見たな。どれだけ善戦してものらりくらりとかわされて届きそうもないという絶望感。最近どっかで見たと思ったら、多分「サマータイムレンダ」のラスボスだな。死に戻りでもなきゃ無理そうな圧倒的武力を前に、何度も何度も「やったか!?」を繰り返し、ギリギリのタイミングで最強魔術師に繋ぐことができた。……まぁ、こうしてみるとやっぱりモーロックはチートなのだが……そこはお父さんに格好いいところ見せるチャンスがあってもいいじゃない。最後は締まらなかったけどね! 最後のワンシーンがあってこその今作ですよ! 2つの異世界で同時期に犬になる声優・日野聡、第9話。流石に「犬声」ってのはなさそうだが……まぁ、熊を専門に受け持つ声優とかもいるしな……。 というわけで、まぁ、予想通りというかなんというか……ジジイ、死んだけど死んでなかった。けど死にそう。なんかもう、この世界の生死観がさっぱり分からなくなってきたが、「最終的にシリアスっぽく終わらせたらシリアス要素だと受け取ろう」くらいの心持ちである。まぁ、今回はほとんどギャグ一辺倒になったわけだけど……まさかジジイのチンコだけでこんだけネタが引っ張れるギャグがこのご時世にあろうとはね。何が恐ろしいって、以前もチンコネタは1つ2つ振り回してたはずなのに、そのうち1つはシリアス展開のピークでこっそり伏線になっていたという。どこまで真面目に見たらいいか、マジでわからん。 とりあえず、ジジイはこのままだと死ぬ。その理由が「野犬にちんこ食われたから」という残念すぎる理由なので徹頭徹尾ギャグなのだが、その食った方の犬にまでドラマを付与してしまうことで今後の展開がわからなくなっている。この辺りの「傍から突如変なドラマがブッ込まれる」というのが今作最大の特徴であり、これまで散々視聴者を振り回しながらもこのスタイルを続けてきたが故の強みである。もう、誰も合間に「悲しき犬の戦士Ⅰ〜Ⅲ」が挟まったところで疑問には思わないし、「この話が後につながってくるんだろうな」って心の準備ができてますからね。まぁ、今回は数話跨がずともあっさりと接続はしたけども。いまだかつてない、「ちんこ食った犬との対峙」という無茶すぎる状況。これを笑わずに綺麗な話で締めることが可能なのかどうか……。 当然、今回一番輝いていたのは下世話な妄想が止まらないラエルザさんですね。どこぞの囚人といい、どうにもファイルーズあいはジジイの下ネタと縁が深いようである。
いい最終回だった……かもしれないのに! 第8話! 終わる直前まで「来週から何したらええねん」って書こうと思ってたのに、予想外すぎる展開だよ! 一旦落ち着いて、「いい最終回」要素から回収していこう。Aパートは忍者と魔女編の始末から。前回魔王から提案された魂を糧とした魔女の復活提案は慈悲ある王様のおかげで無事に達成。しかも王様のスキルとブラッドソードの機能が色々とハイパーだったおかげで、忍者はなんとか一命を取り留めた。作戦決行に至るまでの忍者と王様の問答はいちいち「そうやねんなぁ」と言うしかないお話で、これだけ人を殺めてしまった忍者がどれだけ今更誠実さをアピールしようとも、過去の罪は雪がれるものではない。でもまぁ、ここまで言われちゃうと、もうしょうがないという気もしてくる。こんだけ情に訴えかけられたら、そりゃ忍者の気持ちも汲んじゃうよねぇ。王様はどの辺りで今回の方策を取ることにしたのかは定かでないが、おそらく忍者のまっすぐな目を見て「命までは取らない方法で助けてやろう」と判断したんじゃなかろうか。まぁ、前提条件としてもう1人の生贄候補がいてこそだけどね。忍者とデブ妖精、2人の人物からあれだけ復活を望まれた、魔女の人望の成せる奇跡だったということ。全てが丸くおさまってハッピーエンドじゃないですか。「まぁ、程よくいい話だったくらいかな」で終わろうと思ったんだけど、最後に魔族2人もちゃんと帰ってきてたところでちょっと泣きそうになっちゃったよ。あの2人、ほんとに気さくでいい奴らだったな。 Bパートは、また別な男女のお話。ダンジョンの謎区画の探索も一段落し、問題は斎藤と「異世界」のお話へ。あれだけの激戦の間の出来事だったので忘れてた連中も多い中、ラエルザだけは「モーロックによって斎藤が召喚されたのかもしれない」という事実を覚えていた。これはもちろん、それだけラエルザの中で「もしかしたら斎藤は元の世界に帰るのでは?」という問題がでかかったせいだろう。おかげでジジイも詰問されたわけだが、結論から言えば「戻っても無理」とのこと。さらに、ジジイの召喚はこれまでいわゆる「トラック転生」の産物だと思われていたのだが、今回の斎藤の場合は、「轢かれたから転生」ではなくて「轢かれそうになったところをたまたま転生」だったという事実も判明。わりかし珍しいタイプの転生(転送)だったわけだ。まぁ、そう言われちゃぁ帰るも帰らないもないっすよね。元々斎藤もこちらの生活に充実感を覚えていたのだし、ぶっちゃけラエルザの心配はいろんな意味で杞憂でしかなかったのだが……心配しちゃうのも分かるよね。実に可愛らしくて健気である。 そんなラエルザの必死の訴えに対して斎藤が問いかけた「ラエルザに俺は必要か」という言葉、受け取りようによってはだいぶズルい聞き方である。ラエルザ目線では、言うたら告白を強要されてるようなもんだしな。男の方から「俺が欲しいんだろ」はちょっと格好悪い。もちろん、斎藤はそう言う意味で言ってるんじゃなくて、後から確認したように「一番必要としてくれる人の近くにいたい」からの確認だったのだけども、受け身受け身じゃなくてここから先のラエルザとの関係性では、ちょい攻めてもいいかもしれませんね。まぁ、巨大ムカデ1匹をタワーブリッジで引きちぎるヒロインとはあんまり正面から戦いたくはないけども。 そうして、今回2組目のカップルの問題も無事に解決。さぁ、「来週から何したらええねん」っていうくらいにいい最終回っぽい雰囲気だったのに…… ジジイ! 死ぬんかい! そこで逝くんかい! え? ギャグ? マジなやつ? いや、だって今回「生き返った魔女」の話を散々見せられたわけで、ここでいきなりの死に芸を見せられてもにわかには信じられないのだが……いや、でもそんなにホイホイ人が生き返るような世界でもない気はするよな……「斎藤がいないとこのパーティは成り立たない」みたいなこと言ってたけど、それはモーロックについても同じだよな。ジジイがいなくなったら後釜を見つけるのはかなり大変な気がする……え、どうしよう……。
えっ、この極限状態からでも風呂敷を畳める筋立てがあるんですか?! 第7話。まさかあの状況から全部丸く収めていい話風になるなんて想像できねぇよ。 というわけで、なんとかVS忍者編が片付きました。斎藤の狙い通り、時間さえ止められたら無敵砲台も流石に脆弱性があったようで、ジジイもギリギリではあったが100数える間に処理することができた。この手の「作中でカウントダウンが入る」タイプの演出で、マジでカウントがリアルタイムで減っていくのって珍しいよな(まぁ、正確には100秒よりもだいぶ長かったが)。途中で忍者たちの記憶が挟まったからその間はカウント止まるかと思ったのに、次のシーンでちゃんと減ってたのでちょっと驚いた。モーロックにとってはだいぶ長い100秒だったが、突然の状況の割には葛藤もてんこ盛り。ほんと、彼が百戦錬磨じゃなかったら処理しきれない問題だっただろう。もし斎藤やラエルザが同じ状況に立たされたら、どういう判断になっていたのかはちょっと気になるところである。 斎藤の機転のおかげでモーロックはザ・ワールド空間でも自分の任務を思い出せたわけだが、あのタイミングで「なんかやらなきゃいけないことがあったはず……」っていうジジイはもう、完全にボケちゃってる域。普段からそんなに日常のことを忘れまくってるわけじゃなかったと思うのだが、やはり時間停止魔術の副作用とかで記憶には色々影響が出るんでしょうかね。自分の皮膚に書かれたメモからの行動、最近もどこぞのアニメで見ましたよね。ラエルザさんの中の人がエンポリオに会いにいくやつですけど。とりあえず、やることが思い出せたらその中ではもう「呪文詠唱が出来ない……」みたいな小ボケを挟む余裕もないし、ジジイが大魔術師の名に恥じない活躍で見事に悪魔を撃退したのである。あの悪魔、マジで固定砲台みたいに硬い物質でできてたな。別にデブ妖精ちゃんが変身したわけじゃなかったのね。 強敵を撃退し、あとはその事後処理。どう考えてもこんだけヘイト貯めた忍者を生かしとくわけにはいかんだろ、と思ったが、どうにもこの場に集まった連中はお人よしが多く、また、いつの間にやら一座の代表っぽい立ち位置にいた斎藤が穏健派だったこともあって、気づけばみんなが忍者に同情的な流れに。まぁ、今んところ忍者チーム以外でこんだけシリアス抱えてるのってモーロックくらいのもんだしな(ラファンパンの制約もかなり壮絶ではあるが)。一番活躍した人らが許してあげるって言ってるんだからそれ以上突っ込むのも野暮なのかもしれない。10人以上もの大所帯で、なんとかコンセンサスはまとまりました。途中で魔王の介入・謎の叔父さんと甥っ子の再会などの変なイベントも挟まりましたが、「この世界では魔族っつってもそこまで忌み嫌われる存在でもないな」ということが改めて確認できたのでよしとしましょう。魔族でも血のつながった親族は大事にするんでしょうかね。 さて、あまりにでかいイベントが片付いたもんで完全に大団円みたいな空気になってるんだが……来週以降は何するんだろう。まだ斎藤の「元の世界」探索は続くんだろうか? だから話の重さァ! 第6話。前回予想外の話の重さに度肝を抜かれたってのに、そこにかえす刀でおんなじくらいの重さの話を叩きつけるというキツい展開。まさかこういうアニメだったとは思わなんだ……。 まー、引き続き謎の方が気になりすぎるので確実に最後まで見るとは思うんですが、現時点で集まってきてるメンバーの中に「愛してしまったことが理由で最愛の人を殺してしまった忍者」と、「過去に自分の責任で娘を殺してしまったが、神にその記憶を抜かれて幸せになった魔術師」というとんでもねぇ2人が相対している。いや、「幸せになった」は確実に嘘なのだが、一応そう考えておかないとキツくてやってられん。少なくとも過去4話分のおちゃらけアルツハイマーいじりはどこにどうぶつければいいんだという困惑はどうしようもない。今から1話目を見返したら、色んな意味で辛くてしょうがないだろうなぁ。モンプイの酷さとか(そこじゃねぇ)。 とりあえず、忍者さんチームの方はもうほぼ完全に人の心を無くしてしまった様子。異世界文化的にはどんなモンスターに変化するのが正しいのかよく分からんが、黒い羽の力によって変化したのは「連射可能な回転式多砲塔ビーム兵器」というとんでもねぇ化け物。確実に固定式砲台に変身したわけだが、これ、もしライバルチームを殲滅したらちゃんと解放される予定だったんだろうか。デブ妖精ちゃんの必死の訴えの結果がこの形って、あまりに救われねぇよなぁ。ちなみにビーム砲とはいうものの、単なる熱線ではなくて全てのビームは「質量を持つ光線」という謎の存在である。ロボットアニメとか見ててもたまに思うんだけど、「質量を持つビーム砲」ってなんなんだろうな? 熱と光のエネルギーだけじゃないってことなんだよなぁ……まぁ、この世界の場合はビームも全部「魔法」だろうから質量があってもなくても不思議じゃないんだけども。一応、拡散ビームになっているおかげでそれぞれのパーティもなんとか耐えられてるのかもしれません。あれ、目が一箇所しかなくて一点集中で全てのエネルギーを注がれたら、多分どのパーティーもひとたまりもないよね。 そして、そんなビーム兵器に対峙できる最高戦力(見込み)はモーロックだったという。彼の過去が想像以上に重たかったもんでまるまる1話使い切ってしまうというとんでもない展開になったが(まぁ、流石にビーム発射シーンの尺稼ぎがクドすぎた感はあるが)、こりゃぁちゃんと切り出してあげないといけないエピソードでしたね。娘さんのことが可哀想とかいうのは置いといて、「過去にモーロックも斎藤エリアをすでに訪れており、異世界につながる手がかりを入手していた」というとんでもない事実が明かされたことが大事。そんな異世界との接点がモーロックによって迷宮の外に持ち出され、その魔法の力によって斎藤がやってきた(かもしれない)というのだ。なるほど、今回の斎藤エリアのアレは「斎藤が帰るための手がかり」でもあったが、「斎藤が来たことのきっかけ」でもあったのか。ただ、そうして次元間を繋いでいたと思われる神的存在がもうこの世界にはいないっぽいのよね……まー、斎藤はあんまり帰るの帰らないのっていう話で揉めるようなやつでもなかろうし、このままこの世界で楽しくやっていけるでしょう。 ところでモーロックって今いくつなんだろう。記憶の欠落が神の「ご褒美」によるものだと判明したわけで、実は意外と若い可能性も出てきたんだよな。まぁ、あのドワーフに聞けば全部わかるか。
最終回直前かな? 第5話。前回時点でストーリーが接続して大きな流れを作り上げていく感じはあったものの、まさかここまでシリアスなストリームになるとは……。 そう、前回時点で「あの魔女とイチャイチャしてた忍者はどこ行ったんだよ、世界観飛びすぎか」とか茶々を入れていたわけだが、まさかのそっからダイレクトに繋がってるが故の流れだった。いろんなところにホモだの百合だのラブの種が転がっている世界だが、そんな中に、まさかここまでシリアスになるような純愛、そして種族を超えた友情の物語が紛れ込んでいるとは……いまだにこの世界の据えるべき中心はなかなか見えてこないのだが、それでもなお、忍者と魔女の物語、そして魔女と妖精の物語は周りを黙らせるだけの説得力があった。 それに加えて、圧倒的戦力だと思われていた忍者に対抗するため、ここまでに登場したパーティーがいつの間にやら集まっているというサプライズ。正直新米勇者連中とかが来たところでどれだけ戦力になるかもよくわからんし、そもそもモンプイのあの悪さを許せるわけでもないのだが、これまでぶつかったりすれ違ったりしていたヘンテコパーティどもが雑然と集まってきて協力する姿は、やはり少年漫画的お約束でどこか胸高鳴るものがある。みんなしてクセが強いおかげで、こんだけ雑多に集まってきたのに、そして大した話数を重ねたわけでもないのに、きちんと区別出来てバラエティに富んでいる雰囲気を維持できてるのはすげぇや。これが異世界冒険バラエティ効果か……。 繰り返しになるが、ほんと変な構成のアニメだった。今回も忍者や妖精さんの回想シーンに移る時にいちいちサブタイトルを入れる部分は要素として残っているが、今後はあのタイトル表示の方が異物っぽくなっていくんだろうか。それはそれで寂しい気もするが、このままシリアス一辺倒のお話も見てみたい気もする。ここまできちんと「異世界についていけずに置いてかれてる」感じの転生主人公、初めて見たかもしれん……。
頭のイカれた女の子が出てくるだけで好きです、第4話。やっぱ頭のイカれた女の子って素敵なので、頭のイカれた女の子がもっと増えればいいなぁ、と思いました。まる。 というわけで主人公所属のチームについては一通り揃った感じでしょうか。もうね、1つずつ能力が明かされていくにつれて「この作品、絶対先のことまで考えてないだろ」って雰囲気がプンプンするんですよね。いや、1クールアニメとしてどこに落とすかは考えてるのかもしれないけどさぁ、メディアミックスして世界観を広げようとした時に、カード53枚で何かしらの整合性をとったり、大きな世界をまとめ上げたりする気配は全く感じられないんだよ。何しろ最初に登場した能力が「超幸運」とかでしょ? もう、その時点で扱いきれると思えないのよね。 主人公の能力が「銃の具現化」なのはまぁ、いいと言えばいい。主人公があんまり強くなさそうな能力から成り上がっていくのが少年漫画的にはアツいわけで、ここから何らかの要素で能力をパワーアップさせればいいだけの話だ。ただ、その相棒というか、最初の味方がいきなり「不死身」っていう……もう、その時点で何でもありやん。ラスボス級の能力出まくってるやん。今回雑魚として登場した「コピー作り放題」もだいぶやばい能力だった気はするのだが、どの能力についても細かいルールなど説明するつもりはないようで、分身さんは「なんかいっぱい分身作ったら疲れた」みたいな描写を入れることでなし崩し的に敗戦扱いにされちゃったし、不死身は不死身で制限があんのかと思ったら、今回のお話を見る限りではマジで何度殺されてもひたすら再生しそう。まぁ、本人は殺される時の痛みはあるのかもしれないが……奇しくも同時期に放送している「不滅のあなたへ」のフシは死にすぎたせいでもう痛みと再生に慣れちゃってるんだよな……もしかしたらこいつも同じ状態なのかもしれません。 ほんで、そんな不死身能力があったら何でもありだし、チートすぎたら活躍させられないやろ、という当然のイチャモンに対しては、「じゃぁ、好きなだけ切れる無限の的の仕事あげるわ」という斜め上の展開。しかもまさかの惨殺者が味方っていう。すげぇ展開だよな。このチーム、ほんとに統制取れてるんでしょうかね? いや、取れてないからこそこうなってるわけだけども……。まぁ、みんなして楽しそうだからいいか。ちなみに今回登場したサムライソードが「スペードのA」なのはある意味必然で、スペードって剣の具象化のはずだから、そのAが最も「らしい」能力になってるのは狙ってる気がする。となると気になるのは、主人公のネオニューナンブがスペードの2っていう部分。スートによっていくらか傾向に違いはあるんでしょうかね。それとも、やっぱり何も考えてないんでしょうかね。枚数が増えてきたらどっかでまとめサイトとか作ってもらえると助かる。 ほんで、やっぱり「頭のイカれた女」の話をしたいんだけど、今回メインを張ったウェンディちゃんはいいキャラでしたね。眼鏡・真面目・でもドジっ子。そして能力発動で頭がおかしくなる。……もう事実上のハナバタじゃん。そうか、みんなやっぱりハナバタ好きなんだな。そんでウェンディのCVは泣く子も黙る白石晴香っていうね。ほんと、ここ最近の伸び方が尋常じゃないよねぇ。前にもどっかで書いたかもしれんけど水瀬・富田・ゆみり・ともよあたりの歳の近い連中でガチバトルをしてほしい。誰が生き残るだろう(何の勝負する想定なんだ?)。
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声優のこと全般
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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