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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 アキラちゃんと桂のシーンだけ雰囲気が違いすぎる、第7話。さすが桂さん、文化がハイカラで進んでますな。しかしキスの文化って日本だといつ頃から一般的だったんだろう、と思ってググってみたら、まぁ、当然のことながら愛情表現としてのキスは太古の昔からあったみたいなんですが、こちらのページによれば元々「口吸い」と表現されていたらしく、今回桂さんが使った「くちづけ」という表現は明治期以降からだそうです。つまり史実としてはちょっと変なんですが、まぁ、そこはなんちゃって幕末なのでしょうがない。

 どうでもいい話題から入ってみたのは、流れが非常に無難であんまり触れる部分が無いからである。前回の白川屋の失態で存亡の危機に陥った新撰組。解散って言われた時には「別に藤堂以外はそこまで新撰組に思い入れがあるわけでもねぇし、解散したところでそんなに困らないのでは?」って思ってたんだけど、なるほど、元々死刑囚だった連中が目的を失ったら再び死刑囚に戻されるリスクがあるのか。というか、責任問題での解雇だったら文字通りの「クビ」になる確率は高いわね。それならみんな頑張って解散は阻止しなきゃならんのだが……。

 大手柄を立てればまだ存続の見込みあり、というざっくりした条件提示は「ほぼ死刑」だとアキラさんあたりは言うてたけど、幸か不幸か、この京の街には火種は山ほどある。そしていよいよ歴史が迫ってきたのが、あの池田屋事件である。確認すると今回登場した宮部鼎蔵も古高俊太郎も池田屋事件に実際に関わっていた人物らしい。史実だと古高の方は「拷問の末に白状」というこの通りの流れ。そして宮部の方は池田屋で自刃しているらしいのだが、さて、どうなるものか。まー、そこは史実に合わせてくるんでしょうね。ただ、史実を確認していくと「池田屋事件自体が新撰組の捏造かも」みたいな意見もあって……難しいもんですね。まぁ、こういうのはifの世界を楽しむものだと割り切るべきだからね。多少ファンタジーでも気にすんな(るろ剣ファン並の感想)。

 てなわけで、各々がやるべきことをやった結果得られた「池田屋さえクリアできれば万事解決」という状況。まぁ、その後一番星がどうなるかは分かったもんじゃないし、彼の頑なな態度を見る限り、本人の手で羅生丸との決着をつけるのは難しそうだが……簡単に弟を殺せる主人公よりは、こうしてこだわり続ける方が主人公っぽいですかね?

 

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 京都の地下にはどんな怪しげな巨大遺跡があっても不思議じゃないですからね、第6話。まぁ、今掘っても地下鉄しか出てこないけども……梵字だけじゃなくて古今東西ありとあらゆる怪しげな紋様が掘られているようにも見えたが……まぁ、それなりに年季の入った魔都ですからねぇ……。

 多分「白川屋」という名前なので白川通り沿いにあるんだろう。となると京都は京都でも割と洛外、東の比叡山寄りのポジションにあったと思われるのだが、そこからなら確かに比叡・鞍馬など、ちょい怪しげな場所へのアクセスもしやすい。そんな場所で鬼たちが何か悪巧みをしていたというのは、それなりに説得力のある話ではないか。羅生丸が剣をブッ刺したあの機械がなんだったのかも分からずじまいであるが、この時代の最先端の科学(?)と呪術を詰め込んだヤバげなものには違いないようだ。ちょうど、新撰組側も科学の徒(踪玄)と宗教の徒(鈴蘭)がコンビを組んでいるわけで、敵側もそうして科学&呪法のコンビネーションで攻めてくるのは自然な成り行きなのである。

 そういう意味では、ちょっとノイズが多すぎると思っていた新撰組の配置は意外に無駄がないということになるかな。一応今後の展開の説得力を増す(?)ように世界観が作られてはいる。ただ、今回一番星が仲良くなった内山彦次郎であるが、一番星に徹底して悲劇を浴びせ続ける展開であるなら、いっそのこともうちょい前から登場させて友情をより深く印象付けておいてほしかった気もする。今回、謹慎を言い渡された一番星が飲み屋で管巻いてる時点で「それでええんか?」ってなってたのに、それに加えてどうにもインスタントな「お友達」の登場はちょっと急過ぎて浮いてしまう展開になっていた。まー、単に鬼側の非道を示すための舞台装置でしかないんだろうからあまり扱いを大きくしてもしょうがないのだろうが……。こんだけ人間関係の出入りが忙しないと、一番星のメンタルが心配になるわ。

 ちなみに、私は歴史に疎いので知らんかったから調べてみたのだが、内山彦次郎なる与力は一応実在の人物であるようだ。Wiki情報だとその最期は暗殺されたとのことで、その実行者が新撰組であるとか、そうではないとか、諸説アリババ。その辺りの面白史実をそのまんま今作のプロットに転用しているのは興味深いところ。多分私が気づいてないだけで、もっと他のところにも史実からのネタ回しはあるんだろうな。幕末のこの辺りの時期って、好きな人は本当に好きなので刺さる層も案外広いのかもしれない。アニメ楽しむにも知識はいるわよねぇ……(そんなこと気にするアニメでもなかろうが)。

 

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 桂とアキラの性倒錯劇場がもっぱらの見どころ、第5話。桂が女装してる感はわかるんだけど、アキラの男装は、この世界の住人的には男に見えてるんだろうか……あんまり偽る気があるとは思えないのだけども……まぁ、沖田総司を名乗らなきゃいけないんだからそれなりに意識はしてんのか。

 サブタイトルから坊主(鈴蘭)と医者(踪玄)の活躍回かと思ったのだが、正直、あんまり活躍ってほど活躍はしてない。いや、確実にスポットが当たったのはこの2人なんだけど、今までやってきたことの延長でしかなくて、もうちょい掘り下げが欲しかったかな、というのが正直なところ。話数の配分を考えると、個々のメンバーにスポットを当てる話はあんまり腰を据えてやる感じじゃなさそうね。坊主&医者コンビのお当番回が今回で終了だと仮定すると、もしかして逆太郎&某のお当番回ってもう終わった扱いなのかしら? ……流石に某はなんも語られなさすぎじゃないかい?

 一応、折角スポットが当たったのだから確認だけでもしておくと、まず坊主の方は罪状が「隠れキリシタン」。厳密には、彼自身は特定の宗教に肩入れする気はなく、衆生を救いたいという欲求から、とりあえず手近にある宗教ならなんでも使っちゃうというインスタントな宗教家のようである。だからこそ他人の苦しみを察知する能力に長けており、相手に寄り添った結果、たまたまお上の意向に反してしまったということらしい。おかげで彼の持つステータスは「人間性」以外に特になくて、戦闘スタイルも踪玄に作ってもらった錫杖(と斎藤一の霊力)に頼りきりだし、それ以外の特殊能力も持ち合わせない。なるほど活躍させるのが難しいキャラではある。一応、独自の宗教観や人生観を踪玄と絡ませる時だけは多少なりとも存在感が増し、動乱の世で人が何を糧に生きるかを考えるヒントくらいにはなるだろうか。

 そんな鈴蘭に対して要素がマシマシなのが踪玄の方。性質は「真理の探求者」であり、本質を知るためなら化学・生物学・医学に民俗学までなんでもござれ。とにかく目の前にある現象を突き止めたいという欲求が彼を動かしている。おかげで死体の腑分けが法に触れての身の上とのことだが、そのために人を殺したとかじゃなければ、そこまで極刑にはならない気もするのだが(この時代に死体損壊罪とかあるんだろうか)……どっちかっていうと「安楽死の薬」の方がヤバげなものだったのかもしれませんね。ちなみに踪玄も基本的に戦闘は不向きで、これまでの乱戦シーン(とオープニング)では爆薬を放り投げることでなんとなく戦場をかき回すにとどまっていた。今回、医者坊主コンビが鬼に囲まれるシーンがあったわけだが、あの状況から2人がどうやって生還したのかはよく分からない。剣術はそれなりにできるんだろうか? 守護霊におんぶにだっこでは、主人公チームとしての説得力に欠けるが……。

 まぁ、他の連中だって明確な強さが示されてるのってアキラと朔夜くらいだけどねぇ。朔夜は今回改めて羅生丸と対峙したが、当然決着はつかず。身の上話を共有したことで「父殺しと母殺し」という謎のつながりができてしまい、さらに一番星をカッカさせることになってしまった。今のところ羅生丸側の反抗理由がわかっていないのでなんとも言えないが……最終的には一番星が朔夜→羅生丸の順に許していく流れですかねぇ。「鬼の大将」って名乗ってた割には更なる上役がいることが判明してしまったので、最終的に一番星と和解してこっちに戻ってきてもおかしくない土壌が形成されてしまったのよな。ほんであの謎の仮面ボスは……2話くらいで思わせぶりに登場してた速水奨ボイスの神主が(アイキャッチ的にも)やたら怪しかったんですが、どうなんでしょうね。

 

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 アキラちゃん、あんなむさくるしい男連中と布団並べて普通に寝てる……第4話。いや、多分当人はそういうの全然気にしないだろうし、周りの連中も割とどうでもいいと思ってそうだけども……誰かそっから薄い本スタートさせませんか?

 てっきり逆太郎か某かどっちかを中心とした話になるのかと思ったけど、別にそうでもなかった。ま、結局こいつらって単なる荒くれ者なので、そこまで丁寧に語りたくなるようなバックグラウンドも無いのかも。逆太郎の方は一応「洛中の宿なしどもの取りまとめ役」という前歴があり、そこから情報屋としてある程度機能していたが、残念ながらその脇にくっついてる某は本当に単なるおまけ。この2人って、捕まる前から接点はあったんでしょうかね。ツーカーで通じてる様子から、どうやら元々2人して活動してたようなんだけども。

 そんな逆太郎たちのネットワークを使い、新撰組を取り巻く不穏な動きを少しずつ探っていく様子が描かれている。今回医者と坊主は完全にお休みフェイズだったため、具体的に動きがあったのは一番星と朔夜の関係性と、どうにも替え玉連中とはうまいこと心の交流ができてない様子の藤堂、そして、何故か藤堂に報告せずに独断で桂とのコネクションを結んだアキラ。特にアキラは他の連中では出来そうもな仕事を的確にこなしているのでそれこそ沖田総司の面目躍如なのだが、いくら藤堂から信頼されてるからって、上に報告を上げずに勝手にこれだけ重要な判断をしながら動いてるのもどうなんだろう。幸いにして、彼女が一人で動いたおかげで桂も必要以上に警戒せず、なんとなく共闘体制が敷けたような空気もあるのだが……でもさ、新撰組からしたら長州の言うことをそのまんま鵜呑みにする道理もないんだよね。ぱっと見で桂の野郎が「只者じゃねぇ」ってのがわかるせいで、なんとなく奴の言うことにはねじ伏せられてしまいそうだけども……。「鬼を退治すればWin & Winだろ?」とは言うものの、長州の過激派連中を統制できてないのは桂側の手落ちなだけだしなぁ……これ、新撰組は見て見ぬふりをして長州藩が内部崩壊するのを待ったりできないもんだろうか? ……まぁ、こんだけ直接命狙われてんだから無理かぁ。

 そして、そんな鬼たちの元締めとして立ち上がったのが、かつては一番星と弟同然の付き合いだったという(本当の弟ではないよな?)、「羅生丸」という謎の襟巻き。もうちょい敵ボスの正体は引っ張るのかと思っていたが、この早さでさっさと因縁が開陳された。これでまた一番星は余計なことを悩まなきゃならんようになる。ただでさえ朔夜のことでナイーブになっていたってのに……なんだろう、熱血バカのキャラ設定のくせに、案外鬱々とした悩みを抱えちゃうのでどうにもノリきれてないんだよな。他の連中のクセも強いので、どうも一番星が主人公に見えないのが悩みの種である。

 

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 結局この世界の人間は一番星たちのことをどう認識してるんだろう、第3話。入れ替わってること自体は全く抵抗なく受け入れられてんだよね。今回遊廓の連中が一番星のことを「一番星」って呼んでたのは、近藤勇として認識した上で「2代目近藤さんとしての一番星」と呼んでいたのか、それともそういう事情も全然知らずに、単にどこかから来た妙な若者・一番星を呼んでいたのか。

 ワカンねぇのは新撰組という組織自体がどれくらいの規模で動いてるかってことなのよね。冒頭で藤堂が一番星を斬ろうとした時、周りからは「もうこいつが近藤勇として認識されてるから殺すと面倒じゃね?」って言われてたんだけど、やっぱり「一番星=近藤」の図式が出来上がってるってことでいいのかしら? でも、だとしたら元祖近藤さんは周りからどう認識されてるんだろう。現状、新撰組の周りにいる連中は「近藤勇のことは知ってるんだけど、それは一番星のことだと思っている」というよく分からん状況になってるんだよな……もしかして、先の全滅騒動の時に組織の内部がまるまる崩壊して全部の人員が新規採用になってるってことなのかしら? だとしたら藤堂は大変ってレベルじゃねぇな。

 さておき、今回は前回の朔夜の一件が片付いたような、そうでもないような状況下で次の事件へ。とりあえず朔夜は過去に所属していた組織からの足抜けに抵抗は無いようで、前回あれだけ激戦を繰り広げていた声の小さい刺客については、一番星乱入のどさくさを利用して瞬殺。今後も追われる身には変わらないはずだが、本人はどこ吹く風だ。まー、元々あんまり自分の生き死ににすらこだわりのない男のようだし、新たに与えられた職務を全うすることしか考えていないのだろう。ただ、そんな朔夜の過去を知った一番星が改めて不信感を抱き、組織内は(元々大してまとまってないが)ガタガタになっている。

 んで、そんな朔夜は置いといて今回は一応アキラのお話だろうか。どうやらまだか弱かったアキラは過去にレイプまがいの事件の被害者になりかけており、そん時に相手の男を惨殺したことが全てのきっかけであるらしい。レイプ事件から死罪確定までは割と時間的な開きはある気がするのだが(流石に鍛錬して強くなる時間は必要だろう)、その間に最初の殺人の罪は不問だったのか、逃げ続けていたのか。なんにせよ、彼女も間違いなく人殺しの罪人ではある。今回はニセ桂のキャラが綺麗にアキラの憎むべき犯人像と重なっていたので抵抗もなかったようだが、信念を持って刀を振っているのは間違いないため、彼女のイデオロギーが新撰組の御旗と袂を分つ場合には面倒もありそうだ。沖田総司は彼女の背中を押す役割を担ってくれるだろうか。

 そのほかの連中は今回ツーマンセルでの行動がベースになっており、一応それぞれに特性は発揮している。坊主と医者のコンビはイロモノ臭が強いために分かりやすいのが、ガンナーとタンク(?)のコンビはまだ個性が見えにくい。いや、外見の個性は一番際立ってるレベルではあるのだが、特にデブの方は何が楽しくてなんのためにくっついて歩いてるのかがよく分からんのよね。1人1人の掘り下げはじっくり見たいところだが、今回のアキラの掘り下げくらいのレベルで終わっちゃうとちょっと物足りないなぁ。

 なんにせよチームものなので話数と構成はどうしたって窮屈にはなるかね。次回は多分ガンナー(逆太郎)かタンク(某)のお話につながりそう。ぜひ、濃いやつ頼むわ。

 

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 いや続かへんのかい! 最終話(?)! 続くんかおもたら続かへんのかい! 続くんかおもたら続かへんのかい! 来週から放送せんのかーーーーい!

 なんかね、テレビの情報で最終回マークが付かないのよね。実は今期は「SPY FAMILY」もそうだったんだけど、分割2クールで再開時期も決まってる場合って、いちいち最終回って言わないのかしら。「単に13話と14話の間が6ヶ月空くだけで終わってないです」みたいなことなんだろうか。ややこしいことすな。すな。すな。

 どう見ても最終話にあってはならないサブタイトルのお話で、作中でも一切の「区切り感」は無い。大会はスタートしちゃったし、1回戦に至っては何とシードだからスキップっていう。もう、マジで対戦相手は2校しかいない設定なんだろうな。まー、見やすいからそれでもいいんだけどさ、わざわざトーナメントにした意味がよく分からんし、2クール目にどんだけやることがあるのか心配になるし……。

 そこで、お話を盛り上げるために何故かここでアムロがぶっ込んできた。いやお前が死ぬんかい。死ぬかどうか知らんけども。そこあんま興味ないぞ。さらに対戦相手との因縁で急に名前が前面に出始めたのが葵のおとん。そんな偉いプレイヤーだったのかしら? まぁ、散々「最高の遺伝子を持つサラブレッド」みたいな言われ方はしてたけども……おかんばっかり出てきてたからおとんは影が薄かった。ここにきて重要人物になる予感? さらにシャアについても、別にアムロと因縁があるわけじゃなくて単なる「伝説のプレイヤー」みたい。「単なる伝説」ってなんやねん。もう、どこから突っ込んでいいのかわかんねぇな。こんだけドタバタしてんのに、当の主人公カップルは今まで以上にいちゃいちゃしてるだけだし……百合的武器をハンバーガー奢らせるために使うイヴ、今までに無いタイプの百合キャラになるかもしれませんね……ただ、イヴも馬鹿だけど葵も充分に馬鹿なのがなぁ……半年越しのキスシーンとか見せられてもな……。

 

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 バーリアッ、第12話。流石にそれは外国人には通じねぇよ……いや、日本人にも通じるかわかんないけど……。

 この展開のユルさは流石に2クール確定なのか。こんな大味なオリジナルアニメで2クール枠確保って、凄まじい英断だと思うのだが、実際に面白くなっちゃったから結果オーライである。ただ、どういう層に届く作品にしたいのかは未だによくわかってない。前からずっと思ってたのだが、このアニメの合間のCMでガチゴルフ用品の宣伝しても売れねぇよなぁ……。まぁ、最近はあのゴルフグッズのメーカーCMがゴールデンタイムに流れてたりもするので、もしかしたら単にめっちゃ儲かってる会社か業種なのかもしれん。このご時世にゴルフとか流行るもんかね?

 そんな脇のことばかりが気になるのは、メインシナリオが全く脇道に逸れる気配もなく、ゴリゴリにイヴ&葵アゲまくり展開しかやってないからである。いや、この作品は多分これでいいので何も文句はないのだが……本当に「海外の荒くれ者連中の間で無双してたイヴが今更日本の高校ゴルフに来ても勝負にならんやろ」というずっと抱えてきた不安に対して、「せやで、勝負にならんで」という真正面からの回答を与えるだけである。傍でイチャイチャしてる葵についても「天性のゴルフプレイヤー、才能の塊のお嬢様を邪魔するものなんているわけないよなぁ」という不安に対して「せやで、おらんで」だけだし。ここまで潔くチート展開を推し進めているのは、ここから先に待ち構える盛大な「障害」がきちんと盛り上がる展開になるという自信の表れなのかどうか……。

 今のところ、イヴあおペアに比肩しそうなプレイヤーは田村ゆかり御大と顔文字ネキの2人くらい。流石にそれだけじゃもう1クール引っ張ることは出来ないだろうし、もうちょい傍からダークホースも出てくる展開だろうか。わざわざトーナメント形式にしてるんだから、最低でもあと2チームくらいは戦える連中が来ないとイベントが成立しないだろうなぁ。今回試合会場のホテルにいろんな制服が確認できたが、どうも描かれ方からして全員モブっぽいんだよな。この先いきなり新キャラが出てきて無双するのも違和感があるだろうし……どうするつもりなんでしょうね?

 大穴で「あとはガンプラネタだけでひたすら引っ張る」ってのがあるんですがどうでしょう? 当方、ガンダムフォロワーじゃないので今回リリィがもらったガンプラがなんなのかはさっぱりわかりませんでした。プラモ屋の親父は本当におすすめガンプラを出してくれたのか、何も知らない外国人に在庫を押し付けただけなのか。リリィの反応からするとどうにも後者っぽいな……。

 ガンダムといえばこの後のイベントとしてシャアとアムロの邂逅と因縁説明ってのもあるのかな。このキャスティングで「まぁ、この2人は全然関係ないけど」は許されないだろうからな。「偉い人には〜〜〜」の台詞に対して「どっかで聞いたことがある」と答える新庄さんももしかしたら関係者でしょうか。今時の女子高生、そんな台詞知らんやろがい。

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 いい最終回だった…………最終話!(1週間ぶり・2度目) なんかねぇ、別に泣き所もなかった話なのに泣いてしまったわよ。おっちゃんほんとに涙腺弱くてねぇ……この歳になると、もう「若者は未来があるなぁ」と思っちゃうだけで泣ける。若者たちよ、おっちゃんみたいな人生を歩まないでおくれよ。

 本当に、何があったわけでもなくエピローグ。前回C級試験が終わった時点で彼女らの人生の節目は終えているわけで、今回の1ヶ月研修なんてのはそのおまけみたいなもんですよ。でも、その1ヶ月が描かれることによって(まぁ、そこですらほぼ描かれずにスキップしたが)、かな達3人がヒーラーデビューしてからどんな進路を目指し、どんな人生を歩んでいくかも想像させるようになっている。3人の未来がきっと明るいだろうことが示唆されている。それだけでもう、とても晴れがましいエピローグになるのです。

 個別に観ていくと、まずは響。彼女は病院で音声医療の研究チームとしての研修。座学にも優れ、3人の中では最も音声医療の発展に実利面で貢献してくれそうな響こそが、ポスト烏丸として日本の医療を引っ張っていくにふさわしい。おそらくわずか1ヶ月の研修においても、病院側にもたらした貢献は大きかったことだろう。かなのメールを受けてとっととアメリカに行っちゃうアグレッシブさも、彼女が修行の中で得られた最大の成長の表れ。悩んだのなら動いてみろ、そんな教えを師匠から授かり、もう引っ込み思案の響はいない。

 玲美の研修先はソーニャちゃんのところ。これまで生まれた境遇のせいで「見識の狭さ」がコンプレックスだった彼女は、烏丸医院以外の環境でさらに実地での学びを得ることになった。ソーニャちゃんを育てていることから、しのぶのばーちゃんの教えは保証済み。そして他の2人と違ってソーニャという歳の近い「先輩」にしごいてもらえたのも大きかったんじゃなかろうか。「ヒロインの髪型が変わるアニメは名作」の法則、ここでもまた維持されていますね。やんわりとソーニャ×玲美の関係性の匂わせがあるのでそっち方面での何かも期待できますからね!(ソーニャちゃんはしのぶも大事にしてやれよ)

 そしてかな。一番語学力に不安がありそうな奴が真っ先にアメリカに飛ばされるという奇跡。それでも大して物おじせず、あっさりとアメリカの地を踏んじゃうかな。そしてすぐに結果が出せるかな。やっぱりこの子が一番強い。留学云々で葵さんがあれだけ揉めてたのに、一切意に介さずに1話で「留学→帰還」までできちゃう図太さよ。ちょうど同じタイミングでラブライブの侑ぽむコンビが留学するのなんだのでちょっとナイーヴになってるのを観た直後だったので、「ほならアメリカ行ってくるわー」ってスパッとアメリカに行けるかなと、「そりゃ行くわ〜」ってんで再会を1ミリも疑ってなかった玲美・響の関係性ってのもまた特別なものよね。まぁ、玲美は最後にちょっとだけ「かな、帰ってこないんじゃ……」って心配してたけども。まぁ、まだC級ですからね。資格が安定するまではもうちょい日本で活動した方がいいんじゃないかな。

 最後の最後までとにかくあっけらかんと明るく朗らかに。エンディングテーマの映像とか、冷静に考えれば意味はよく分からんというか、多分意味はあんまりないのだが、これまでの集大成としてあらゆるキャラクターが笑顔で過ごしている様子が確認できれば、この作品はそれでいいのだ。

 世界を癒す歌がある。

 

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 よりによってアムロの前でシャア専用持ち出すのはやめろ、第11話。言われてみれば「アムロ専用○○」って無いんだよな。まぁ、νとか実質的にアムロ専用機っていう機体ばっかりだけども。

 部長さんが想像以上のゲキ渋キャラだったのを喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。「最強を争う名門ゴルフ女子校でゴルフ部の部長を務めるCV中原麻衣のキャラ。現在怪我療養中なのでその実力は底がしれない」とかいう設定、最強フラグだと思うじゃん。しかし残念ながら、実際はその怪我は爆発する実力へのセーフティネットではなく、単に彼女の限界を示すものだったという。どうなんだろ、一応怪我する前の実力でいえばイヴ以上にはなってたのかな。残念ながら持っている才能が違いすぎたせいでイヴや葵を見て引退を決意することになるあたり、天才タイプが活躍死まくる今作における努力キャラの切り捨てはマジで容赦ない。むしろ「努力しまくってここまできた人」だと思えば扱いはいい方なのかしら……でも、今作って葵は「両親が名ゴルファーだったし恵まれた環境もあったので真っ当に強い」っていう設定だし、イヴについても「生きるためにゴルフをやるしかなかった上に謎のゴルフ教え魔おじさんに熱血指導を受けたせいで変な癖はついたけど超強い」っていう設定だし、2人の天才の強さもどんくらいに見積もったらいいのかはよく分かってないのよね。葵の練習試合12アンダーっていうのがわかりやすい実力の指標なのだが……イヴが海外で暴れてた時のメチャクチャぶりから考えると、日本編になってからはやっぱり基準がおとなしくはなってるよな。

 まー、高校女子ゴルフが舞台じゃ、そりゃ自動ゴルフコース生成装置に勝てるわけがないんだよなぁ……今後の大会にヴィペールさんが乱入して問題になったりしねぇかなぁ……(あんな高校生おるわけないやろ)。イヴと葵が手を組んでしまったことで、前半を支えていたイヴたちのモチベーションがどこかに行っちゃうんじゃないかと心配なんだが、よその学校のよく知らないハイパー女子高生たちでラスボスのポジションはちゃんと賄えるんですかね? ローズさんより濃いキャラの女子高生とか、出てくる余地ある?

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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