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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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齋藤さんが絡んでくるといちいち字幕追わなきゃいけないから面倒臭い第6話。もう、「トリコ」のメルクみたいに首元にずっとマイクつけとけよ。

 少しずつ回り始めた大きな物語。虎徹とバーナビーの関係性は本当に相変わらずなままだが、ようやくバーナビーが自分の過去のしがらみを表に出し、それを「お節介焼き」の虎徹が知るところになった。次回以降、彼の暗い過去がどのように巨悪に絡んでいくのか、気になるところだ。

 3話で登場した例のアイツは残念ながら下っ端だったらしく、特にしゃべることも無しに瞬殺。おかげで彼の行動目的もよく分かんないまんまである。最後に登場した怪しいネクストが囚人殺害のホンボシのようであるが、1話で捕まったどうでもいい連中をわざわざ殺しに来た理由は完全に不明。また、黒人さんの方がディレクターを狙いに来た意味もよく分からない。虎徹とバーナビーは声を揃えて「あの爆弾事件の時に顔を見られたからその口封じのためだ」と推理していたが、爆弾設置なんて細かい犯罪の隠蔽のために、逃げも隠れもしない巨大重機による襲撃事件を起こしてしまっては本末転倒だろう。本当に目撃者を恐れていたのなら、虎鉄の素性(つまり一筋縄ではいかないヒーローであること)は知っていたはずだし、もっと静かに潜伏することを選んだ方がよっぽどお利口。ディレクターたちまで狙ってアクションを大きくしてしまっては、この世界では「ヒーローの集団に是非ともボコって欲しい」と言っているようなもんだ。本当はもっと別の目的があったのかもしれないが、そこが分からないままになってしまったのはどうにもモヤモヤするのである。

 そして、そんなよく分からない襲撃者とドンパチをやる兼ね合いで今回引きずり出されたのがファイアーエンブレムだったわけだが、残念ながら、ブルーローズのような「お当番回」という雰囲気ではなく、あまり活躍を見せることが出来なかった。オネェキャラとしての濃さは多少補強されたかもしれないが、「炎を操れる」という能力を持つエース級の能力者のはずが、単なる機械にも負けてしまう大したことない奴という烙印を押され、特に炎の能力も有効活用出来ず、あげく、最後に登場した敵キャラと能力被りまでしている始末。見た目にインパクトの大きいキャラなのに、格好良い見せ方が出来ないのは残念である。一瞬だけ口調が男に戻ったときとかは面白かったんだけどねー。

 あと、地味によく分からんかったのは、最後に黒人さんが人質を取ったシーンで、「手を挙げろ」っていうのは分かるんだけど、なんで「マスクを取れ」だったんだろう。一般市民ってバーナビー以外にはみんな素顔は知らないんだっけ? それで顔が拝みたかったとか? よく分からんなぁ。

 ま、細かいところは謎とか粗がある気もするけど、相変わらずの王道展開的な謎の男登場シーンはなかなかの迫力だし、何より虎徹さんが可愛いから、それだけで満足することにしよう。ファイアーエンブレムの活躍は、また次の機会にでも。……あるんかなぁ。あと、虎徹さんがちゃんと次回予告できる日も……くるんかなぁ。

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 明るい馬鹿が好き、第5話。これだけ犯罪が起こってる作品にいうのもなんだけどさぁ、この世界、ほんとに平和だよね。

 バーナビーの誕生日プレゼント、というのがテーマだった今回、少しずつ仲の良さが明示的になってきていた虎徹達のパートナーシップが確認出来るようになるのかと思ったら、いつもに増してぎくしゃくしっぱなしでした。ただ、見たところバーナビーの方はまだ当初のスタイルを保って虎鉄の好意(おせっかい)を色々と拒絶してはいるのだが、虎鉄の方はバーナビーとの絡みをあんまり気にしなくなってきましたね。「ちゃんと飯くってる?」って聞いてるのも多分スポンサーの意志じゃなくて単なるお節介なんだろうし、バースデーサプライズをやろうっていう発想も、勘違いとはいえ純粋な好意からの行動。出会った直後の2人だったら、絶対にこんなことにはならなかったはずだ。結局、損得以外で動くことが多い虎徹の方が、デコボココンビであることに先に慣れてしまったってことだね。こちらとしても、あんまりうじうじした虎徹は見たくないので、そっちの方が助かります。

 その上で、今回一番盛り上がったのは、なんと言っても他のヒーローと虎徹のアホコントである。ほんと、この作品はどっかで見たことがある展開しかないんだけど、個々のキャラクターはパッと見格好良いアメコミ風の外見してるおかげで、ベタなコントシチュエーションでもなんだか面白い。カリーナは目立った活躍を見せた前回のおかげでキャラが固まり、自然な仕草も色々と可愛く見えるようになったし、オチ担当の牛角さんもおいしい。そしてなんと言っても、スカイハイの突き抜けたアホっぷり。元々「天然が売り」と紹介されていたナンバーワンヒーローだが、オフの時のどうしようもなさはギャグを通り越して萌えだ。あんな濃い顔のイケメンが仕事帰りの自宅で必死に馬鹿馬鹿しい脚本を覚えようと努力していたことを想像すると、あまりの間抜けさと人の良さにあきれ果ててしまう(あ、でも変身前はあの口癖は出ないんだね)。ほんと、いい職場だなー。「ライバルなんだから」って言ってたけど、あんまり険悪な雰囲気ないしなぁ。

 最終的には、お約束な展開から友情パワーを高めつつ、怪しげな敵キャラの顔見せで締め。まだまだヒーローチームの紹介エピソードの色合いが強かったわけだが、そろそろストーリーも回り始めるかな? 今回はちょっと作画面で勿体ない部分が多かったので、今後はしっかりとCGで無い場面の作画にも力を入れて笑かしてほしいものである。いや、今週も充分笑いましたけども。

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「ベタ」のポジティブ置換語が「王道」だということに最近気づいた第4話。なんだろね、一から十まで全部予定通りの進行しかしてないのに、不思議と見入っちゃう何かがあるんだよなぁ。

 今回の主役はブルーローズことカリーナちゃん。これまでスポットが当たっていた虎徹とバーナビーの2人とはまた違った視点から「ヒーローとは何か」というテーマを見るためのキャラクターである。単純馬鹿で小さい頃憧れたシンプルなヒーロー像を貫き通す虎徹と、多少のわだかまりもありつつ、それでも見せる職業であるヒーローにこだわりをもつバーナビーは、スタンスこそ違えど、自分がヒーローであることに一切の疑念が無い。これまでのストーリーは、そうしたむさ苦しい男共が「どうしたら理想のヒーローになれるか」を考えるシナリオだ。だが、今回メインを張ったカリーナの場合、ヒーローをやっているのは副次的な目的である。最終的には生涯の夢である歌い手になるため、その足がかりとしてのヒーローである。そして、そんな「半端な気持ち」を起点とすることで、ヒーローとしての「芽吹き」を描くことになる。その描写事態は本当に陳腐極まりないものなのだが、男共との対比がちゃんと出来ているので、見終わった後には「今日も良いものを見た」という気持ちになれるのだ。不思議なものである。

 今回嬉しかったのは、メインの視点が小娘だったおかげか、虎徹が今までよりもグッと格好良く描かれていたこと。いつもよりも多少シュッとしたデザインになっていた気がするし(作監の癖かもしれないけど)、女子高生を相手にも真面目に対話して、決して子供扱いしない態度は、バーナビーなんかよりもよほどジェントルマンの風格が漂っている。いつも通りのさえないおっさんとしての虎徹も好きだけど、たまにはこういう「オトナの余裕」みたいなものを見せてくれるのも良いものです。そんな格好良い虎徹に引っ張られたせいか、バーナビーは早くもデレ気味。二人の間でかわされるやりとりが、素直じゃないながらもスムースになってきているのは、前回から引き続いて、見ていて楽しい部分だと思います。

 最終的に、カリーナはヒーローを続けることになるわけで、彼女のお父さんからするとちょっぴり可哀想ではあるんですが、ちゃんと夢を持つ娘を見守れるだけの器があるお父さんみたいなので、今後の美少女ヒーローがどうなるのか、静かに見守っていて欲しいものです。ちなみに、視聴時に「私がなりたいのは歌手で、ヒーローなんかやりたくなかった」っていう主張の「ヒーロー」の部分を「声優」に置き換えて「あー、こういう奴もいるんだろうなー、具体的に誰とは言わないけどなー」なんて無意味な夢想をしていました。深い意味はありません。

 ブルーローズの中の人的には、歌キャスも出来るのは良いことですからね。最近色んな作品で見るようになったけど、まだまだ要精進ですぜ。「私のホールはとってもコールド」っていう台詞を、いっぺんマジで言ってみて欲しい。

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突っ込みどころが少なくて、逆に面倒な第3話。どうやらこの作品は評判が良いようで、私も毎回楽しく見せてもらっているんですが、あまりにシナリオラインがまっすぐなので、逆にいじりにくいのですよね。

 1話では数々のヒーローが登場し、その連中が毎回ちょこっとずつは見せ場を用意しているおかげで(見切れてる人とか)、多様性があるように見えるこの作品なのだが、実はその中身のほとんどは虎徹とバーナビーの絡みに費やされた、純正の友情物語。本当に対立するために対立しているようにしか見えない水と油の2人が、この後仲良く喧嘩しながらチームとして成熟していくんだろうなぁ、というのは現時点から既に予想出来る部分で、そうした「予想される展開」を適当に追いかけて色々想像するだけでも、楽しめてしまえるのである。

 毎回CGを多用したグラフィック面が見事なのは言わずもがなだが、サブキャラも含めた各キャラクターたちが確実に与えられた仕事を遂行しているので本当に見やすいし、1話1話の起承転結も本当に綺麗。おかげで毎話見終わった後に何一つ引っかからない。質がよいからこその贅沢な悩みであるなぁ。

 3話目で上手いと思ったのは、相変わらず「右か左か」なんてどうでもいいレベルで喧嘩をしていた2人が、さりげなく互いの理解を深めていることが分かる描写の深度。特に、爆弾の存在に気づいた虎徹が真っ先に駆けだしたシーンで、バーナビーは虎鉄の行動の意味を真っ先に理解し、その上で彼の後を追うようなことはせずに、避難民の誘導という「自分にしか出来ない仕事」をすぐに実行に移した。シミュレーターの時にはあれだけ揉めていたというのに、虎鉄の言葉通り、「実戦で本気が出る」タイプのコンビネーションだ。なんだかんだで少しずつ虎徹のことを理解し始めた証拠である。他方、虎鉄の方は相変わらず適当極まりない対応をするわけだが、エレベーターの上の一幕でようやくバーナビーの中にあるヒーローとしての心根に理解を寄せた。こういう、さりげない「男同士の友情」みたいな部分ってのは、見ていて気持ちが良いものです。最近だと「HEROMAN」のジョーイとウィルの関係性とかが好きだったんだけど、あっちは全然注目されなかったなぁ。

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