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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ごくごくありふれた命の物語、第17話。シンプルな「ペットと人」のお話なんだけど、その分だけじわっと刺さる部分はありますね。

 これまで丹羽たちのサポートに徹していた律佳にようやくスポットが当たるお話。丹羽も若かりし頃に比べたら随分ダラダラと怠惰な生活を送るようになってしまっているが、律佳も一昔前は今よりもずっとハードワークに苦しんでいた様子。そしてその傍らには当然犬。彼女が何故現在犬を飼っていないのか、という疑問に対する分かりやすいアンサー。これまでこの作品では何度も「犬との別れ」について触れてきたが、やっぱり「死んじゃったら次の子は飼えないなぁ」と思うのはごく普通の感覚なわけで。絆が深ければ深いほど、その感情も強くなるんじゃなかろうか。

 今回も別に家庭環境などに大きな問題があるわけじゃないサンプルであり、律佳も仕事のストレスで多少は生活が崩れたが、丹羽の協力もあり、すぐに立ち直ってペットのリサラのために尽くせる体勢を整えた。そう言う意味ではあまり悲しかったり辛かったりする要素は無い幸せなエピソードではあるのだが、いざ別れを覚悟させられる飼い主目線に立たされるとそれはそれでやっぱり辛い。老犬の介護と延命についても考えさせられるよなぁ。今回律佳も言っていたけど、「歳をとって動けなくなっても、生きていてくれるだけでありがたい」っていう気持ちは痛いほどよくわかるのよね。うちも最後の猫は20歳越えの大往生だったけど、多分最後の3年くらいはほとんど寝てるだけの生活だった。それでも、毎朝毎晩ちゃんと顔を見せてくれるだけで安心するし、幸せだったのよね。これって人間側のエゴなんだろうか、それともペットも幸せなのだろうか。考えてもしょうがないお話ですけどね。

 個人的に意外というか、ちょっと悩まされたのは、リサラの病後に丹羽が送ったプレゼントが犬用のお洋服だった部分なんだけど、俺みたいに古い人間は「犬に服着せるなんて……」って思っちゃうんだが、あれって犬にとってプラスの要素なんだろうか。まぁ、着慣れてる犬は特にストレスにもならないみたいだから問題ないのだろうが……「お腹が冷えるから着せてあげよう」みたいなちゃんと効果を期待した着衣の勧めってペット業界では常識なのだろうか。もしそうなら、時代は変わったなぁ、という気がする。

 
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