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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 結局黒騎士ってなんだったんだよ! 第11話! 蓋を開けてみればよく分かんない新顔だし、何故かCV悠木碧の小生意気幼女だったし……いや、幼女かどうかは知らんけど。これで来週なんの言及も無かったらキレんぞ。もしくは陵辱ものの薄い本よこせ。

 サブタイを改めて見て「ひっしょう」ってこう書くのか、ってようやく認識した。前回時点で「ウサトの必殺技ってどんな武器かなー、ヒールの悪用ってありきたりなやつじゃなきゃいいけどなー」みたいな懸念があったが、結果的には「ヒールを拳に込めて殴る」という、割とありきたりな部類だった。そこは素直に残念だし、結局ヒーラーものってそういう展開にするしかないよなー、とは思うのだが、「ヒールが転化して破壊呪文に」みたいな設定ではなく、どこまでも治癒は治癒として機能しているとのことなのでギリギリセーフか。一応、この技を開発したローズがあの通りの性格なので、ウサトに「相手を治しながら殴りゃいいのさ」というアドバイスをしたことも筋が通ってなくもないし、文字通りに「治しながら殴る」ことに強引に意味を見出したのがウサトの不殺の精神によるものなので、設定としてはありっちゃありではなかろうか。

 ……ただ、唯一の難点としてはそんなウサトに特権的な強さを与えるためだけに黒騎士のヘンテコ設定が出てきたって部分。これ、相手が黒騎士の鎧じゃなかったら「治癒パンチ」は基本的に単なるパンチの下位互換でしかないわけで、ほんとに偶然、「ウサトじゃなきゃどうしようもないけどウサトだったら勝てる」という変な制限付きのキャラが転がり込んできただけなのよな。そういう意味じゃ、やはりなろう的御都合主義の極みなのはどうしても引っかかってしまう。今後もこの話が続いていくとして、ウサトの治癒パンチは黒騎士対策以外の意味を見出すことができるんだろうか。ちゃんとこの先に治癒パンチの発展形が見出せるなら立派なプロットと言えるのだけどねぇ。

 まー、1クールで考えったらここがクライマックスだったのだろうから、これ以上先を考えても意味はない。きちんと主人公に活躍の場を与えつつ、今回は犬上先輩の可愛らしさも再確認できたし、何よりもローズとウサトの師弟関係が互いに求め合う最良のものであったことが示されたのが一番の朗報。アウルの「代わり」と言っては身も蓋もないが、ローズの過去の後悔を、しっかりと「癒す」ことができたんじゃなかろうか。

 さて、ぼちぼちアニメは終わりだと思うのだが、来週は何すんだろうね。

 
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