6月24日 ドラフト模様(NPH,MBS,SOM)
ピック順 【Metallica】→【Serra】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Mei】→【Alessi】
さぁ、ドラフト環境も蒸し風呂状態できつくなってきました今日この頃、皆様、暑さ対策は大丈夫でしょうか。こちら関西は節電の意識は何となくあるような、ないような状態ですが、そもそもエアコンの無い環境下でドラフトやってれば関係ありません。手汗でスリーブがじっとりと濡れないことを祈るばかりです。「こんなクソ暑いのに赤とか使ってんじゃねぇ!」なんて台詞も出始めております。でも、直後に「暑かったら早く試合を終わらせたいから赤とかの方が良い。青とか使ってたらやってられん」という真理にも到達できましたよ。うん、みんな暑さで色々やられてるみたいなんだ。すまない。
AL SE TH SA ME MT
AL ー ◎ ◎ × ○ × 3ー2 2
SE × ー × ○ ◎ ○ 3ー2 3
TH × ○ ー ◎ × × 2ー3 5
SA ◎ × × ー × ◎ 2ー3 6
ME × × ◎ ◎ ー × 2ー3 4
MT ◎ × ◎ × ○ ー 3ー2 1
1位 【Metallica】 黒青 <納墓の総督 ファイレクシアの十字軍 アージェンタムの鎧>
さぁ、早くもこの時が訪れましたね。参戦回数6回目にしての初優勝。しかも、前からぼそぼそと愚痴のような、願望のようなよく分からないうわごとを呟き続けた、愛しの青黒感染による優勝ってんだからたまらない。フェイバリットカードが「荒廃の工作員」っていうのは人としてどうかと思うが、蜜月関係が早速結果に結びついたのだから文句を言われる筋合いもないだろう。これでアホみたいに対戦相手を蹴散らして優勝すると「ビギナーズラックだろ、氏ねよムカつく」などと誰かのように特に祝福されなかったりするのだが、こやつの周到なところは、今回が全員3勝2敗と2勝3敗のだんごゲームでギリギリ勝ち抜いて優勝したところ。なんか、もう素直に祝福するしかないじゃない。ま、どうしようも無いデッキだったしなー。デッキの解説はピック表を見て想像してもらうとして、ある試合の展開をプレイバックだけしておきます。対俺戦1セット目、先攻俺、2ターン目に「荒廃のマンバ」→ターンエンドに「悪性の傷」で毒1,2ターン目返しで「荒廃の工作員」。3ターン目、「工作員」パンチ(毒2)、2体目の「工作員」登場。4ターン目、「法務官の手」登場、「工作員」2体パンチ(毒6)、5ターン目、「工作員」2体パンチ、終了。何それ怖い。
2位 【Alessi】 青赤 <ノーンの別館 火膨れ杖のシャーマン 錆ダニ>
なんだかよく分からないけどこの「酷暑/Swelter(JDG)」の中で屋根裏部屋みたいなところに入って「丸焼け/Sizzle(8ED)」になるために早く帰りたいとか言ってた人。キチガ○だー。そんな早く帰りたい欲求を特に反映していないデッキは青赤。メインウェポンが「迫撃鞘」と断言するデッキが速いはずがない。対戦してても、何がどう強いのかうまく言い表せなかったけど、気づいてたら負けてた不思議なデッキである。「ノーンの別館」がなければなぁ……主な攻め手は今回不人気だった青から選び抜かれたフライヤー。これまでは大した脅威とも感じなかったのだが、やっぱり3/3瞬速の「尖塔の監視者」はコモンでは破格のスペックであることよ。あと「突き刺しモズ」も出されるとやっぱりウザイ。結論、青ウザイ。
3位 【Serra】 白青 <磁器の軍団兵 調和者隊の聖騎士 きらめく鷹の偶像>
前回の通信で「ボロス使ってると強いよねー」などとちょっと煽ったらすぐコレだ。1引きカード3枚が全部白ウィニーという徹底したデッキ構築である。ただ、今回は赤に人気が集まってしまったのでボロスというわけにはいかず、サブカラーを青にしたので多少コントロール風味。がっつんがっつん軽量フライヤーでしばきつつ、バウンスなどでひたすら攻撃の手をゆるめない。今回は「きらめく鷹の偶像」10引きとか、白の方がかなり恵まれていたようなのだが、前回のドラフトでやたら重たいマナ域のカードが出まくったため、総じてみんなのカードプールが軽く、そこまで積極果敢には攻めきれなかった模様。まぁ、3連覇とかしたら調子にのるどころじゃないから、このくらいが丁度いいに違いない。
4位 【Mei】 赤黒緑 <溶鉄鋼のドラゴン 金屑の嵐 パラジウムのマイア>
自分がレアのドラゴンを使ってボコボコにした相手に向かって「ピックの診断をして下さいよ(ニヤニヤ)」などというあり得ない憎まれ口を叩く性根の腐った男。しらねぇよ。2勝してるのにどこが不満なんだよ。先生、来週は僕こいつの隣に座るの嫌です。上家に座ってコントロールしてやろうと息巻いてたら、まさかの2パック目で逆コントロールされました。やりにくくてしょうがないです。
5位 【Thraxi】 緑黒赤 <電位の負荷 災いの召使い マイアの戦闘球>
流石に最近節操がなさ過ぎる気がしているので、どこかでこの負の流れを止めたいところ。もう、1パック目で「色なんてあとでなんとでもならぁ!」と叫んで取りたいように取りまくるのはやめた方がいい気がします。……でもなぁ、こと感染デッキの場合、2パック目、3パック目でどういう流れになるかは完全に運だしなぁ……今週ピック終了後に「よし、これは流石に勝つやろ」と思わなかったので逆に勝てるかと思ったのだが、やっぱり予想通りに勝てなかった。カードの選択さえ間違わなければ4色どころか5色だって組むことは出来なくもないが、今回は3マナ域のダブルシンボルが多すぎたおかげで、3色でも無茶という状態だった模様。下家縛りなんて考えずに素直に黒を引いておくべきだったなぁ。
6位 【Sangriter】 緑赤 <とどろくタナドン 皮羽根 溶鉄の尾のマスティコア>
2勝3敗なのに何故かラス。そういうこともあるのだよ。「感染なんて使う人間は性根が腐っている」と宣いながらプレイするデッキは、真正面から「ライフ30点」に挑む緑クリーチャーに赤サポートのデッキ。確かにいつものような禍々しさに溢れた感染デッキとは違った様相なのだが、そのデッキに「大軍の功績」が2枚仕組まれているっていうんだから話にならない。「カルドーサの首謀者」が喊声を叫んで訳の分からないパワーを持った特大感染軍団が突っ込んでくるという、いわば「相変わらず」なスタイルでした。三つ子の魂と三つ子の「サングライトのうねり」は本当に百まで続くよな。
今回のピック表
【Metallica】(黒青) →【Serra】(白青) → 【Sangriter】(緑赤)
↑ ↓
【Alessi】(青赤) ← 【Mei】(赤黒緑) ← 【Thraxi】(緑黒赤)
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