最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「戦国乙女〜桃色パラドックス〜」 4→5
べっ、別に「最初本当にしょうもなかったけど、気づいたら毎週楽しみだったな……」なんて思ってないんだからねっ! あ、駄目だ、ツンデレ風の導入は今期既に使ってたわ。やっぱり無しの方向で。いやー、でも、我ながらチョロいなー。 本当に序盤のどうでも良さは今期でも屈指の出来。異世界転送からヒデヨシが世界に慣れるまでの流れは本当に何にも見るべき点がなかったし、ヨシモトとのレクリエーション勝負とかなんちゃって川中島とか、戦国をモチーフにするにしても、萌え作品として開き直るにしても、もうちょっと何かあるやろ、という突っ込み待ちにしか見えない適当っぷり。ほんと、中の人目当てじゃなかったら早々に切れてもおかしくないくらいの作品だったと思う。 しかし、それがきな臭くなったのが一同の西国行脚のあたり。まず、西方武将3人衆がなんか楽しい。まつらいさんボイスのモトナリが首領格っていう時点でなーんか胡散臭いのに、少ない出番でしっかりキャラを出してきていて、少なくとも武田上杉よりも見ていて楽しかった。そして、なんと言ってもあけりんの謀反へのドロドロした流れ。もうキタエリといったら寝取られキャラというくらいに不幸満載でお送りした今期のキタエリアワーだったわけだが、その中でも一番やるせない立場に立たされてどんどん沈んでいくミツヒデを見ていると、本当にハラハラして楽しかった。「へうげもの」との2作品同時本能寺なんて奇跡のコラボレーションもあり、「無理心中図ったり昭和ブルース歌ったり、光秀って本当に愛されキャラだなぁ」としみじみ感じ入ったものである。 その後の展開なんかはやっぱりどうでもいいものだったとは思うのだが、緩さとシリアスがボーダーレスのぐだぐだっぷりは、逆に新鮮にすら感じられる心地よい適当さであった。あんだけ溜めに溜めた伊達先生の最後の抵抗が、「なんか世界が許せない気がしたから」って。どんだけ適当な設定だよ。そこはもうちょっと感情移入出来る理由を考えてくれよ。結局シロは何者だったんだよ。解決されなかったけど正直どうでもいいや、もう。 そんなわけで、馬鹿にしつつも思いの外楽しんで見られた作品でした。そして、楽しんだということはやっぱり中の人なわけですよ。この作品は地味に中の人要素が練り込まれていて、MVPを掲げるなら、やっぱりヒデヨシとミツヒデの中の人ってことになるだろうか。日高里菜はこれが事実上初主演作品ということになるわけだが、顔出し実写出演までこなした努力は認められるべきものだろう。キンキンやかましいヒデヨシのウザい感じは、100%日高ボイスで実現された理想の配役。実はヒデヨシって、主人公のくせにほんっっっっとに何にもしてないんだよね。ここまで傍観者であり続けたどうでもいい主人公って、なかなかいないんじゃなかろうか。それでも何となく許せてしまうのは、日高ボイスがリアル女子高生だからなのさ(ヒデヨシは中学生だけどな)。良いものを聞かせてもらいました。そして、そんなグダグダの世界観に1本の芯を通してくれた名キャラクター、ミツヒデ。キタエリ伝説に新たな1ページですね。本能寺前後のシナリオは本当に良かったですよ。 その他、個人的趣味ですげぇ嬉しかったのは、西方武将3人衆が実は全員ご当地声優を起用しているという配慮。「47都道府犬」じゃないけど、「ご当地声優」っていうステータスが大好きなのです。広島出身松来未祐によるモトナリ、高知出身沖香苗のモトチカ、そして九州は福岡出身野中藍のソウリン。まつらいさんの広島弁は割と聞く機会が多いけど、あいぽんの博多弁は実に貴重でした。このまま「声優の方言ブーム」が訪れないものだろうか。 そして、謎のユニット「天下取り隊」を結成していた4人のキャストたち。この中であけこがリーダーっぽいのがまた笑えるが、伊瀬茉莉也の他の、國立幸、望月玲依の2人は初めて見る名前。演技プランとしては望月のヨシモトが聞きやすくて良かったし、歌唱パートでは國立の低音が癖になる。最初にオープニングの「陽炎」を聞いた時には「現代に現れた第2のらいむ隊か?!」と期待したのだが、聞いてるうちにだんだん癖になってきたのは自分でもやるせなかった。アー、ハカナクテウツクシー。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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