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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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思いの外あっさり風味、第2話。今期真剣に見るアニメはどのあたりになるかなぁ、と思いながらつらつらと作品を見ていますが、この作品はそのうち一本になる可能性があると思っとります。

 初見の時に引き合いに出した作品に「BLACK LAGOON」があり、その後でこれの原作漫画も掲載誌が同じだ、ってことに気づいたりしたんだけども、この作品はどうも「BLACK LAGOON」と比べると、方向性はある程度「軽め」というのが分かりやすい区分のようである。今回のエピソードは、「武器を売りに行く」→「事実上軟禁される」→「強引に突破を試みる」→「悪知恵で綺麗に突破!」という一連の流れが、実にスムースに展開してワンエピソードを成している。よく言えば非常にすっきり、爽快な流れであり、悪く言えばちょいと話が急で、お話にひっかかりがない。ブラクラはとにかく1つ1つの出来事について、オサレ台詞をくどくくどく垂れ流して粘り着いていたのだが(そしてそれが味になっていたのだが)、この作品にはそういう要素はほとんどない。所々にちょっと洒落た(というか洒落ようとした)言い回しは出てくるのだが、少なくともこの2話の場合、そうした要素は本当にお飾り程度で、演出上もあまりそこに注目を求めていないように見える。

 もちろん、だからといってつまらないかといえばそんなこともなく、どこまでも人を食ったようなココの愛らしさと格好良さは悪くない水準だと思うし、今回一番目立っていた百合風味溢れるバルメとミルドの絡みなんかも、背後に何があったのかさっぱり分からないにも関わらず、2人のココに対する感情なんかも相まって、ちゃんと伝わってくるものがあった。ミルドのキャラがいい感じにトんでたのが気持ちよさの原因かなぁ。百合だからっつうのもあるけど。基本的にミリタリー要素はさっぱり分からない状態で見てるので、どうしてもそういう部分に目がいっちゃうんですよね。ちなみに今回のコンテは岩畑剛一さんという方。ちょいちょい名前を見た気がしたので調べたら、元永監督の下でずっと仕事をしている人で、私のお気に入りの「刀語」のオープニングコンテもやっていると。今週の決闘シーンの流れとか、ラストでココが駆け抜けるシーンとか、好きですよ。

 あと、わざわざ今回の話数に触れたかった理由として、ミルド役をやってくれた恒松あゆみがぶっ飛んでた、というのがすごく印象的だったから。声を聞きながら「これ誰やったっけ!」と悩みながら結局分からず、スタッフロールを見てたまげたのですよ。そうかぁ、こういうのをやっても楽しいんだなぁ。恒ちゃま、地道ながらも確実に面白い役で実績重ねてるなぁ。

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