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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 降谷さんちったら外から見るとすっごく野比家な第6話。2回の屋根部分が本当にドラえもんがすんでそうなのだよ。間取りは全然違うんだけどね。野比家は階段が玄関からの廊下に直角だけど、降谷家はまっすぐ伸びてるから。うん、本当にどうでもいい話だな。

 今回は礼弥の腐敗に待ったをかける救済策の発見と、正式な同居に至るお話。画面としては小休止、といった感じで作画面もそこまで気合いの入ったもんじゃないが(まぁ、別段悪いということもないが)、相変わらずヒロインが映る画面だけはしっかりと精魂込めているというのが潔い。いや、わんこが暴れるシーンとか、今回割と適当だったんだけどね。作画が緩くなっても、構図とか間の取り方は容赦無いんですわ。ぼちぼちわんこは尻でしゃべってるんじゃないか、って気がしてきた。それくらいに足と乳にフォーカスが当たり続けているのです。

 そう、今回はわんこだ。前回ゾンビに襲われるという恐怖体験を味わったわんこだったが、それがあの礼弥であると分かった途端に、今度は微妙な嫉妬心がわき上がっている。何せ「ゾンビにしか興味がない主人公」の下に、念願のゾンビ少女がやってきたってんだから、自称「お姉さん」は気が気でない。あまりおおっぴらにやっかんでしまうのはわんこのキャラじゃないから決して表には出さないが、要所要所で見せる悔しそうな表情や真剣なまなざしが、彼女の礼弥に対する複雑な心境を物語っている。うーむ、今作の場合は2人ともヒロインとしてなかなか魅力的なので、どちらを応援していいものやら悩んでしまうところだ。がんばれわんこ。

 本命たる礼弥は、今回半自動運転だったので能動的な見せ場は少ないが、紫陽花の中でもしょもしょと葉っぱを食べる姿などはなかなかおしとやか(?)である。そしてばーぶと一緒にいることが多いので、その分愛らしさ三割り増し。2人して月光を浴びながらもしょもしょしているのを見ると、愛らしさ、生命力を感じる一方で、やはりどちらも既に死んでいるんだなぁ、という相反する性質も見えてくる。この作品で本当に難しいのは、礼弥を「ゾンビとして」描かなければいけない部分だろう。普通のアニメならヒロインは「魅力的に、リアルに、活動的に」という方向性を進まねばならないのに、礼弥の場合、「それでもゾンビらしく」という制約があるために、どうしたってまともなヒロイン像とはかけ離れた状態を維持し続けなければならない。消え入るような肌の白さや、どこか熱の通っていないような所作など、本当に絶妙なラインで抑えられているのは感心する。個人的にお気に入りなのは、エンディングで映っている礼弥ですかね。Annabelの楽曲の効果もあって、何とも寂しげで、それでいて蠱惑的な、理想的なバランスで魅力が出ている。こういう画を作るのって、想像以上に大変そう。

 次回はわんこメインのお話になるんだろうか。そろそろ散華家も動き始めるようだし、なかなか「血の通わぬヒロイン」に安息の日はこないようです。それにしても……萌路の次回予告は美味しいなぁ。

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