最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「これはゾンビですか? オブザデッド」 5→5
なんと、まさかの10話で終了という劇的かつ中途半端な幕切れとなった本作。どーいうことやねん。全然終わった感じがしないぞ。せめて妖精さんとの一件にある程度の片を付けて終わって欲しかったところではあるのだが……まぁ、別に真っ向から敵対してたというわけでもなし、日常生活に支障があったわけでもなし……じゃぁこれでいいのか。うん? いいのか? わずか10話でよく分からない終わり方と、普通に考えたらなんだか印象の悪くなる結末ではあるのだが、この作品の場合、そこのユルさまで含めて「しゃーなしだ!」の一言で片付けられるから不思議なもの。1話目の感想の時点でも書いているが、1期のショボさはシリアスシナリオのぐだぐださからくる部分が多く、持ち味であるごった煮風味の不条理ギャグだけを冴え渡らせてくれれば、本作は割と唯一無二の存在だ。つまり、シリアス風味がグッと減った2期は、割と満足いく「ギャグアニメ」としてゴールしたのである。 ありがたかったのは、1期の時点で既におなかいっぱいだったハーレム設定のヒロインが特別増えなかったこと。1期の時点で既にユー・ハルナ・セラ・トモノリと並んでいて、これに京子まで加えるととても1クールとは思えないくらいの内容になっていたのに、下手にシリアスしたもんだから1人1人のキャラが立たず、単に「設定の立て逃げ」みたいな状態になっていた。そんな放置状態だった各ヒロイン勢が、2期では純粋に厚みを増すだけの働きを見せ、それぞれになかなか美味しい位置取りになっていた。実際はトモノリ回と呼べるのは1回だけ、セラに至っては今回完全に裏方さんとなって空気キャラだった気もするのだが、その分ユーとハルナがメインヒロインらしく活躍の機会を増やし、特にハルナについては、1期では鬱陶しいだけだと思っていたのだが、2期では気付いたら愛すべきウザキャラに昇格していた。不条理をそのまま不条理として逃げ切れるキャラはなかなか貴重である。 2期からの新要素としては、なんと言っても妖精さんであるが、その他にも大先生との絡みが一気に増えたり、サラスが阿漕な萌えを見せてくれたり、追加要素も押しつけがましくなく、ハーレムもの要素はそこそこに、ギャグの増員として全員にバランス良く見せ場があったのは上手い。もちろん、メインとなる不条理さ、ゾンビとして、魔装少女としてのビジュアル面での売りもそつがない。最終話が魔装少女形態のユーで締めっていうのは、なるほど最終回らしい良いサービスである。この期に及んでまだ一番かわいいのが歩だったりするんだろうか…… そして、中の人の話に入ると自然に出てくる妄想ユー劇場の罪深さ。いい感じに10年分ぐらい時代を遡ったキャスティングが、おっさんにはいちいち突き刺さる。ラインナップを見ると、堀江由衣だけが現在でも立ち位置を特異にしていることが分かってちょっと恐ろしい。 その他キャストは全てのヒロイン勢がガッツリと自分の基盤を作ってくれたし、合田彩などに代表されるプロダクション・エース勢も、少しずつ経験を積んで基盤が出来つつあることを感じさせてくれる。ハルナをやってる野水が一番良い野水である。 現時点でも充分満足であるが、このままでは消化不良だし、原作ストックもまだあるみたいなので、出来ればさっさと続編も見てみたいところ。もしそうなったら3期目の妄想ユーはどうなることやらねぇ。今回までのラインナップが2000年代初頭のイメージなので、ここから5年くらいずらして、ボチボチアラサー声優あたりに声をかけてみると良いんじゃなかろうか。うわぁ、見たい。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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