最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
この破壊力、ロリみゆきち、第11話。「ヒトランダム」での入れ替わりシチュ、「キズランダム」の感情暴走シチュにつづいて、今回はそっちの道でのファンも多そうな「ロリっ子シチュ」である。なんだこれ。すげぇな。
前半パート。いきなりの初詣から始まって何が起こったのかと戸惑ったが、ロリ化した3人を見て季節とかどうでも良くなる。藤島さんに助けて欲しいくらいのカオス設定である。すげぇな、ふうせんかずら(的なもの)の仕業にしちゃえば何が起こっても不思議じゃないんだもんな。とにかく愛らしいロリ唯、ロリ伊織、そしてロリいなばんというハイパーな布陣で、「うわぁ、今回のコレ、いっそ映像特典とかそっち系のノリなんじゃねぇの」と思えるくらいの幸せ展開。そりゃ実際被害に遭っている人間は大変だろうが、回りからみたらほのぼの展開で幸せ満載ですよ。実際、伊織と唯もテンションあげてやがったしな。 しかし、これが一転、後半になるにしたがって、実は今まで以上にえげつない「遊び」であることが次第に判明してくる。新たな刺客が繰り出してきた神技「時間退行」は、身体が縮んで衣類が絡んでエロい目に遭うとか、知人に知られると都合が悪いから身を隠さなきゃいけないとか、そんな直接的な影響は大きな問題ではない。嫌らしいのは、「退行した時間の記憶をひっさげて戻ってくる」という部分である。確かに、これまであったどの事件よりも抽象的で、とてもイメージ出来るようなものじゃないので難しいが、「今の自分と過去の自分の記憶・感情が共有している状態」って、多分ものすごく怖い。義文が悩んでいた事例もそうだろうが、「過去の自分が何を思っていたか」っていうのは、励みになることもあるだろうが、往々にして「齟齬がある」という事実の方がマイナスに働くんじゃなかろうか。「過去の自分」が知らないことを「今の自分」は知っているわけで、そのギャップが埋まらず、理知的に調和を求めることが困難であるということ。1人の人間の中にも簡単に矛盾が生まれることは、一定の時間軸の中で慣れて、鈍って、帳尻を合わせている人間ではなかなか経験出来ないもの。それが押し寄せてくるというだけでも、それは恐怖だ。 また、姫子が言っていた通りに、「完全なる過去の自分がそこに居る」ということも恐ろしくある。誰だって「今の仲間達」に過去の自分を見られるっていうだけでも恐ろしい。ましてそれが恋愛感情まで含んだ複雑な関係にある仲間たちであり、過去に様々な火種を抱える人間だったらなおさらだろう。おそらく「過去が見える」ことでダメージを負っているのは姫子と伊織の2人、そして「過去の記憶が同居する」ことにダメージを負うのは義文と唯ということになるだろうか。唯の方は、なんだかとってつけたように「昔の空手のライバル」が登場したのでそちらの悩みということになるし、義文はこれまでアイデンティティとして維持してきた「唯への想い」の出所について、改めて自問しなければならない。 ほんと、地味で難しい制約でもって揺さぶりをかけてくれる作品。よくもまぁ、こんな嫌らしい設定を思いついたもんだ。太一が一人だけ退行しない、っていうのも、確かに設定上の必要性もあるだろうが、更に太一を個別化し、分離させるという働きもあるのだろう。退行の恐ろしさを知らない太一は、これまでのように「俺も頑張るからお前もがんばれ」という単細胞な自己犠牲論が使えない。あくまで傍観者として、残った4人の苦闘を追いかけなければならないのだ。なかなか気の利いたハンデマッチではないか。 それにしても……良いロリだな!(改めて) まぁねぇ、沢城さんは元々ロリキャラから芸歴が始まった人ですし、豊崎もロリ、というかユルキャラはホームグラウンド。ひーちゃんだって幼児みたいな役はお手の物ですよ(妖精さんとかな)。見て可愛い、聞いて愉快なトラウマ保育園の次回に期待。あー、でも若返る幅はランダムなんだよなー。中学生くらいだと大して変わらんなー。正直、高校生が14歳に若返っても大してかわらんやんけ、とも思うのだが、これくらいの年齢での1〜2年って本当に大きいんだろうなぁ。もう、おっちゃんくらいの歳になるとさっぱり覚えてないけども。 今回からシリーズがスイッチということで、当然のようにエンディングが変更。今回も、曲も映像も刺激的である。映像は初見の印象で「なんかピングドラムみたいやな」とか思ったら、コンテ演出がマジで幾原さんだったから吹いた。わかりやすすぎるやろ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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