最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
どっちかっていうと今回の事件の方が「キズランダム」だよね、第12話。時間退行で間の悪いタイミングまで遡ると綺麗にその時期のトラウマまで蘇るって、流石にキツすぎないか? たとえばちっちゃい頃に「明日はクリスマスだー」みたいな時期に戻ったら、「え? 明日サンタさんこないの? なんなの?」ってなるんだろうか。「2人目」はざっくりしてんなー。
毎度のことながら、同じ事件の中でも1人1人について個別にトラウマを刺激し、それを1つずつ解決していくのがこの作品のお約束。前回からのターゲットは、改めて唯さんである。結局、一番直接的に厳しい過去を持っており、それを現在でも引きずっているおかげで、唯が絡む事件が一番分かりやすくヘヴィーな内容になる。それだけに外野からも理解がしやすく、ある意味「解決しやすい」問題ともいえるのだが(もちろん、リアルで性暴力被害にあった女性がそんな生半可なもんじゃないとは思うが)。少なくとも、とにかく己をひた隠しにしている伊織の問題や、完全に内面的な性格から現れていた姫子の問題に比べると、回りから認識しやすいという差異はあるだろう。 唯が可哀想だったのは、過去の自分と現在の他人という、2つもの面倒を一気に抱え込んでしまったこと。よその町にいるはずの三橋さんが何であそこまで執拗に唯に絡んできたのかはよく分からないが、多分、武道一直線の彼女は、本当に修造なみの暑苦しい性格なんだろう。過去の自分のライバルが落ちぶれた(彼女視点で)のを見て、怒りも覚えただろうし、「救ってやらなければ」という義憤に駆られた部分もあるのかもしれない。だからこそ、最初は強くあたっていたのに、途中からしおらしくなって頭を下げにきたものと思われる。まぁ、ああいう思い込みの激しい人間を相手にするといつだって疲れるのは間違いないだろうが、今回の唯はタイミングが悪すぎたんだろう。 そして、そんな唯の「今」を支える役割を任されたのが青木義文さんである。「脳天気に生きる」ことを人生の目標として掲げたというよく分からない御仁だが、少なくとも5人の中ではもっともシンプルであるし、それだけに軸がぶれずに分かりやすいキャラクターである。ただ、それは「平凡であること」とは一線を画しており、「脳天気であること」に対する情熱は誰にも負けない。一時は過去とのせめぎ合いの中で悩んでいたようだが、「とりあえず今は今のことを考えるのだ」と決めた瞬間から、自分の今を楽しむために即行動。彼が一番やりたかったことは、とにかく一番大切な唯のために出来ることを全力でやることだけだ。高校生の財力では新幹線代だって馬鹿にならないだろうし、時間的にもなかなか厳しいはずなのに、そこには迷いもなく、一気に走る元カノの家。そして、一目見ただけで満足して帰ってくるという、この散らかった計画性。回りから見たら本当にぽかーんな状態なのだが、「青木だったらやりかねないか」という不可思議な説得力がある。結果として、それが唯の心を解かすことにもなったのだ。すげぇな、義文。 最初の「ヒトランダム」では、唯の抱えた悩みを太一が解決してみせた。しかし、それはあくまでスタート地点であり、今回の唯の頑張りがゴールだったとしたら、それはやっぱり義文がゴールだったということになる。一時は「太一が全てを解決したことに嫉妬すら覚えていた」という義文だが、事ここに及んで、唯に対する思いは完全に打ち勝ったということだ。まぁ、2人の女に挟まれてぐらぐらしている最近の太一は本当に頼りないので……当たり前っちゃぁ当たり前なのかもね。とにかく、これで2人の問題は全解決かしら。 次回予告から見るに、残された大きな問題は伊織のことがある。今回も家庭のことを問われた伊織が顔を背ける描写があったが、一度は解消されたと思われていた伊織の家の問題も、まだ何か残っているものがあるようだ。はたしてどうなることだろう。アニメも放送的には次回が13話で終わりのはずなのだが、なんだかよく分からない構成になっているみたいなので先行きが見えてこない。今回、この時期にオープニングが変わったのは例の騒動の影響もある気がするが、本編中の作画が崩れていたのは流石に気になったのでね。せっかくのクライマックス、唯の顔がなんか微妙だったのがなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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