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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「SKET DANCE」 4→5

 気付いたら1年半もやってたんだね。そして、気付いたらそんだけの間欠かさず見てたんだね。終わってみると、それはそれで寂しい作品だなぁ。これの後番組が「銀魂」っていうのがらしいといえばらしいのだけども(ラストの提クレバックでのハイタッチが完全に戦隊オマージュでちょっと笑った)。

 最初のうちは、原作も大して好きじゃないので期待せずにダラダラ見ていた作品だったのだけど、考えてみりゃ、同じような時間枠でやっていた「銀魂」アニメもものすごく人気があった。ジャンプアニメの伝統として、アニメ化すると尺稼ぎのためにオリジナル要素をガンガン入れ込んでくることになるわけだが、そこがアニメなりのオリジナリティとして味になる場合があるのが良いところ。もちろん、今の「トリコ」みたいにどーでもいい話で水増しされるとどうなんやろ、ということもあるんだけど、本作の場合は「銀魂」寄りだ。いや、実際にはほとんどオリジナルは挟んでないはずなんだけど、アニメ独自の「あそび」が、この作品の基本線であるギャグのテイストといい感じで噛み合った。

 あとは個々のクリエイターの好き放題出来る場所として有効活用されてるな、っていうのが終わってみての印象。川口監督は元々パロディやいじる系のネタは得意な人だが、そこに集まってきたサポート勢もきちんとそういうテイストを理解した上で、良い意味で「ぶっ壊す」方向に進んでくれた。原作が地味、というか弱い部分が多いので、アニメでそこを盛るだけ盛ってくれたことで面白味が増したのは間違いないと思う。つい最近だと71話とかすごかったし、66話とか61話とかも面白かった。ウォン老師絡みのネタも、アニメだとやりたい放題出来るので笑えるのが多かったし。対比的に、シリアスのときも真正面から描いてくれているおかげで原作にある「臭み」が薄れて見やすくなっていた。全体的に、「良いアニメ化」だったのではなかろうか。こんだけ長いことやっちゃうと原作もほぼ使い切ってしまっているんだろうけど、2期目とかがあれば、それはそれで嬉しい作品である。

 アニメにして面白くなる、ということは、それはつまり中の人フィーバーということでもある。最初のうちはどやねん、と思っていた吉野ボッスンは、今ではこれ以外無い、と思えるレベル。最初からハマってるな、と思った姫子・スイッチは言わずもがな。特に姫子については、この作品の根幹とも言えるキャラなので、毎週毎週全力だったうりょ子には本当にお疲れ様と言いたい。今じゃすっかり彼女のイメージといったら姫子一本になった。他にもサブキャラが大量に出てくる作品なので、その1人1人が賑やかで良かった。最終回のキャストロールとかえらいことになってたしな。意外なところではダンテがね、存外面白くなってたんだよね。あとはキャプテンかなぁ。キャプテンいい女だなぁ。特に声が。

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