最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
契約者に関わるとへそやつむじが取られるらしいことが判明した第6話。へそを取るのはカミナリ様だが、つむじを取るのって……なんだろう。車の屋根に乗られても気にしちゃいけない。それがこの国の契約者観であった。 舞台を札幌に移してからは控えめだった死者が出ることで、再び物語は辛い方向へと進み始める。マダム・オレイユの指示でヘイ達が動いていた「イザナミ」破壊。しかし、その中から姿を現したのは、あの銀であった。1期の後には「行方知れず」扱いで、ヘイの彼女に対する感情も今までは分からない状態だったわけだが、その姿が表に出ることで、ヘイはあからさまに動揺した。確かに「自分の手で殺す」とまで言っていたはずなのに、言葉とは裏腹に蘇芳の狙撃を阻止。そのまま依頼主との縁を切り、心は元の女の下へ。ヘイと銀の関係性は未だよく分かっていないので、この部分については現時点では保留としか言いようがないだろう。 そしてもう1つ分からないのは、ノリオの母、ミチルの死因。自分の能力に巻かれて死んでいたようにも見えるのだが、一体何が起こってしまったのか。事件現場には銀の観測霊が目撃されており、彼女の霊媒体も「水」。今回の事件に誰の意志が働いていたのかは、これまた保留としか言いようがない部分。しかし、コトの当事者には保留などという選択肢はない。「契約者としてのイレギュラー」を指摘され、「人を撃つ」ことにようやく踏ん切りを付けた蘇芳だったが、人殺しの濡れ衣を着せられることにより、再びその決心は揺らぐ。これまでのヘイの教えが正しいのか、ノリオの慟哭が正しいのか。迷いを吹っ切ろうにも、当のヘイは「もう銃を持つな」という手のひらを返したような態度。唯一の手段を奪われた蘇芳は、これからの人生において何をよりどころに生きていけばいいのか。 勿論、現時点で彼女の行動原理を支えるものは、弟の紫苑であるはずなのだが、今回の様子を見る限りでは、「合理的な」契約者の彼女の最優先事象は、どう見てもヘイである。函館に設けられた新たな隠れ家は完全に新婚夫婦の愛の巣にしか見えず、外出するヘイに向かって「あんたお酒はやめなはれ」って、もう貫禄の幼妻にしか見えない。ジュライは寡黙な息子さん、マオは……手のかかるジジイか。緑茶に砂糖はあまり賛同できません。 しかし、そんな甲斐甲斐しい蘇芳の気持ちとは裏腹に、ヘイの頭の中にはかつての相方、銀のことしか無い。彼女の登場をきっかけに酒を片付け、料理を始めて自ら食材を調達する姿は、かつて日本の安アパートで自炊をしていた苦学生の面影がある。つまり、そこにいるのは蘇芳の知らないヘイ。昔の女は影どころか観測霊まで飛ばしてきており、蘇芳は嫉妬に駆られて電柱を蹴り上げる。バツイチの家に転がり込んだ幼妻の図。きな臭いきな臭い。 一応劇的な人死にが出た回でストーリー上も「泣かせ」にかかっていた部分がある気がするのだが、個人的には「別にノリオはあんまり好きじゃないし、ミチルさんもそんなに情報が出てたわけじゃないから感情移入しにくいなぁ」という程度で、今回もどちらかというとメインキャラたちのあれやこれの方が気になってしまった。明らかに無理のあるモモンガの足で強引に人間らしいポーズを取っているマオは、すっかりモモンガライフを満喫している。今回は彼の飛行能力が非常に役に立っているので、憑依先というのはなかなか大事なものであることを再確認させてくれる。また、ヘイの上司であったことが判明したマダム・オレイユの悩殺マッサージ映像もなかなか刺激的。幼女で攻めてきたり熟女で見せてくれたり、この作品のサービスシーンも実に阿漕だ。 そしてやっぱり場違いなほどに落ち着きのある蘇芳たちの新居の映像。日本人は何故、こたつが出てくるシーンだとカメラアングルを下げたくなるんだろう。ジャパニーズ小津スタイル。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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