( ゚∀゚)o彡°ピスケス!ピスケス! 第41話。わぁい! クズ魚座! あかりクズ魚座大好き! オープニングのキャスティングで新キャラ石田彰の時点でひとしきり笑わせてもらったわ! これで新生黄金聖闘士が全員出揃ったね!
牡羊座・貴鬼→先代からのコネ枠、雑兵相手に手一杯。
牡牛座・ハービンジャー→スラム生まれのチンピラ、骨折りマニア。
双子座・パラドクス→元紫龍のおっかけのヤンデレねーさん、巨乳。
蟹座・シラー→ネクロフォリア。クズアンドクズ。
獅子座・ミケーネ→お人好しの手駒。悲惨な……
乙女座・フドウ→引きこもり、偉そうなのに浅慮。
天秤座・玄武→紫龍の弟弟子、兄貴ポジションだけど共闘出来ず。
蠍座・ソニア→コネ採用、実力不足で憤死。
射手座・星矢→名誉永久欠番、お前さえしっかりしてれば。
山羊座・イオニア→崇高なる裏切り者? 権力志向のジジイ。
水瓶座・時貞→聖衣に操られる雑魚、シルバーふぜい。
魚座・アモール→純粋悪、石田彰声。
すげぇラインナップになったな……こうしてみると、ハービンジャーさんってかなり上位存在だったことが分かるよ。しかし蟹座と魚座はこのままだとカーストがまたどん底固定ですか……まぁ、今回のラインナップでカースト的に恵まれた枠はあんまりないんだけど。天秤座だけずるいなぁ。
さておき、今回は色々なところで動きがあった、非常に忙しい回。1つずつ要素を片付けていこう。まず、先週謎の死を遂げてしまったソニアさんの後片付け。結局天蠍宮は崩壊もなにもせずに綺麗な形で残っていたらしく、そこに駆けつけたのは既に姉の末期を感じ取っていたエデン。力なくソニアに寄り添う草摩を見て全てを理解したのか、姉の亡骸を見ても眉1つ動かさず、草摩に先に進むように促した。草摩は悲痛な表情のまま、ゆっくりと先へ歩き始める。思い募った女性を失ったことで、草摩もまた1つ、強くなったのかもしれない。姉の死を眼前に涙も流さぬエデンは一見すると薄情にも見えるが、彼もあれだけ自分のことで悩み抜いた後である。姉がどれほど苦悩し、どれほどの覚悟で聖衣をまとったのかは、理解しているのだろう。その上で、ソニアの最期は「穏やかな顔」だったという。そのことに、不出来な弟は多少なりとも救われたのかもしれない。出来ることならば、生きているうちに2人で幸せを掴んで欲しかったものだ。
一方、ソニアの損失を嘆くもう1人の人物は十二宮の頂上にいた。メディアの判断に激怒し、娘の死を悼む軍神マルス。地球崩壊のためのコンセントレーションで手一杯のマルスは、メディアが勝手に動くことを止められず、愛娘をむざむざ失ってしまう結果となった。既に目をかけていた息子の裏切りも発覚しており、一人孤独へと追い詰められていく。彼の心痛を他所に、メディアはソニアの死に一切感情を動かさず、次なる計画へと歩を進める。どうやら、彼女の狙いは光牙の闇の小宇宙にあるらしい。確かに小宇宙の性質は生得的な部分が大きい。マルスと同じ闇の小宇宙を持つ人間はそれだけで新世界の礎となる資格があるわけで、一度光牙の莫大な小宇宙を見ているメディアは、彼の小宇宙を発現させ、更なる悪だくみを狙っている。そのために手っ取り早かったのが、マルスの行ったアリア殺害であったし、その後も光牙の仲間達を討ち果たすことで、彼の闇化を加速させようと狙っているらしい。
そんなメディアの暗躍に、ようやく気付いた一人の男。イオニアの守る磨羯宮をどうやって抜けてきたのかは謎だが、メディアの居室に乗り込んできた獅子座のミケーネさんである。青銅との対決で「どちらが正しいのか見極めさせてもらう」と宣言した黄金には他にもハービンジャーさんやフドウなどもいたが、直接「メディアが悪である」と察知して乗り込んできたのは、やはり正義の象徴たる獅子座の聖闘士であった。マルスの旧友として、彼の傍らで悪事を働き、マルスすらも侵害している魔女を無視することなど出来るわけがない。
細腕の女ごとき、黄金聖闘士の力で一捻り、と思いきや、彼女の背後に立ちはだかるのは最後に残された黄金聖闘士、魚座のアモールである。メディアの弟と名乗った怪しげな聖闘士は、「黄金どうしの対決は千年戦争になるぞ」と危ぶむミケーネに対し、「実力差が歴然であればそんな心配は無用」と彼を挑発。挑みかかるミケーネに対し、闇の小宇宙を発動させ、なんと一瞬のうちにけりをつけてしまった。まさかの魚座超強い展開。アフロディーテもアルバフィカもびっくりである。いや、多分一番びっくりしたのは全国の魚座の皆さんだろう。あのアルバフィカ様が必死の思いで立て直した魚座の立ち位置。「十二宮最後の砦」という要所を守る聖闘士のくせに、完全にイロモノ扱いが長かった魚座という存在。紆余曲折を経たそんな概念が、今再び「純粋悪」に返り咲いたのである。実力はあるのだろう。そりゃもう強いのだろう。何せ声が石田彰なのだから。しかし、黄金聖闘士を名乗っているくせに堂々と闇の小宇宙を発動してしまった時点で……メディアさんのご親族、ほんとひどい。旧友を失ってしまったことでますますマルス様は絶望しており、嫁のせいでどんどん肩身が狭くなっていく。史上稀に見る毒婦である。
さて、そんな魚座のあれこれはさておいて、もう1つ救われないポジションが、水瓶座である。「時間の果て」というよく分からないステージに飛ばされ、いい加減この展開に慣れてきた栄斗から「フィールド変更は黄金聖闘士の専売特許」とかいう訳の分からないお墨付きをもらった時貞さん。捨て身の覚悟で自らを異空間に飛ばしたはずなのだが、その結果小宇宙は戻るわ、空間との相性が良くて世界征服まで狙えちゃうわ、もうエラい騒ぎ。そりゃまぁ、時間操作能力なんて本来はトップレベルのスキルなわけで、もうちょっと性根が強けりゃボスキャラにもなれただろうさ。しかし、それでもなお漂い続ける小物臭。今回の戦いにしたって、時間操作で色々と遊んではいるものの、よく見てみると龍峰のドラゴンの盾で攻撃を防がれたりしている(一応ヘッドギアだけ吹っ飛ばしたけど)。弱っている相手を罵倒して怒りに火をつけ、その結果セブンセンシズを目覚めさせるなんて一番やっちゃいけないことまでやっている。当然、とってつけたような栄斗のセブンセンシズによって、玄武さんですら真正面から地道に削るしかなかったはずの時貞パワーは一瞬で瓦解。時間の力に飲み込まれ、ヨボヨボになった末に消滅。救われなさでは蟹座に続いてトップレベルの末路であった。あ、ちなみに「絶対に出られない」領域は、玄武さんが片手間でちょちょいと開けてくれましたよ。ホント時貞ショボい。
残るは、次の戦いに向けてひたすらかけ続ける光牙とユナ。流石に人馬宮は今回ボーナスステージということで素通りする模様。何か星矢絡みでイベントがあるかと思ったが、あまりに事態が混迷してしまったので、今回はアイオロスの遺言を見るというちょっとしたサービスどまりである。あの十二宮はやっぱり元の十二宮と同じものではあるんだよな。下の方の連中が自分勝手にリフォームしすぎてたせいであんまり実感沸かなかったけども。金牛宮はでっかい牛がいたし、双児宮はお花畑だったし……まぁ、とにかくアイオロスの言葉を貰って、多分光牙もちょっと元気が出たんじゃなかろうか。そして次なる磨羯宮は、久しぶりの登場、「崇高なる裏切り者」、イオニアじいさんである。なんと「最強の黄金聖闘士」であるらしい(ソースはアモール)じいさん相手に、光牙は再び真正面からぶつかることに。次回予告では完全に闇堕ちしてたんですけど、大丈夫なんですかね。
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