最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ゴキマスター・ターニャのあまりに壮絶な能力の行使っぷりにご飯が食べられなくなりそうな第8話。あの電車に乗ってた人たち、確実にトラウマになるよな。しかもターニャの能力が切れた後のゴキは多分そのまま自然解散しただろうから、あの近隣にものすごい数が潜伏してるだろうし……うえぇぇ。 白人幼女の水着シーンという素晴らしい出だしから始まった今回だったが、この作品で水着のサービス回などあるはずもなく、水着を披露した幼女1名と、おっさん1人の命が失われるといういつも通りの展開。うちの地域では「うみねこ」→「DTB」という放送順なので、この1時間にものすごい数の人間の惨殺シーンが描かれるというひどい時間帯になっている。 青森から一路東京を目指すヘイたち一行。しかし前回の騒動で既に足取りは捕まれており、ロシアからの刺客があっさりと接触。しかし、彼らの目的は既に蘇芳(紫苑)ではなく、「黒の死神」と謳われたヘイ自身。確かに酒をやめてあの頃と同じ異次元胃袋を発揮したヘイは、黒の死神と呼ばれるに相応しい力を取り戻しつつあるのかもしれない。あ、能力は戻ってないけど。 しかし、当然のことながらヘイの返事はNO。合理性のない答えにロシア連中は驚くが、ヘイはイレギュラーな契約者なので致し方ない。そして、彼らの話によるとイレギュラーな契約者もその数が増えており、そこに絡むのは「イザナミ」こと銀。全ての物語は、銀を中心に回っているのか。 そして、友人とゴキまみれの再会を果たした蘇芳も、理性と感情の間を揺れ動くイレギュラーな契約者。今回は、ヘイ、蘇芳、ターニャという3人の契約者の行動から、「契約者の持つ合理性」というものに揺さぶりをかけるのがメインのシナリオと言える。 ヘイは上記の通り既に「イレギュラー」認定をされた感情を持つ契約者だが、どうにも、蘇芳も非常に感情が豊かな状態にあるように見える。前回のジュライとの触れ合いもそうだし、ゴキブリを嫌悪するという感情も、あまり合理的とは言えない。札幌のホテルでぶっ放した時には気付かなかったのだが、今回ゴキブリが顔を這ってもピクリともしないジュライとの対比で、そのことに改めて気付かされる。そしてなんと言っても、かつての友人であるターニャを思っての彼女の行動。確かに、ターニャを殺さなかったのはヘイのおかげだ。あの場面でヘイが止めに入らなかったら、蘇芳は確実にターニャを殺していただろう。しかし、あの一件を経験し、さらには札幌でのヘイの指導と銀との出会いを通じ、蘇芳の中での「合理性」は非常に曖昧なものとなっている。今回も自分の命を脅かすターニャに向かって「殺さなくて良かった」と胸の内を明かしているし、ターニャの様子を見て思わず抱きしめるという行動に出ている。ゴキブリに追われてプールに飛び込んだのは水による防御を考えてのことかもしれないが、その後の射撃の躊躇い、濡れ鼠のままでのヘイへの反抗、そして「夏の太陽が〜〜」などの発言は、およそ合理性とはほど遠い。 そして、最も無感情であると思われたターニャに関しても、決して全てを失ったわけではない。蘇芳との邂逅で過去の自分を振り返り、その時の感情と、記憶の齟齬に怯えている様子がある。また、旧友であった蘇芳に対しては能力を十全にぶつけることが出来ず、結局は命を散らすこととなった。憧れの人であるニカ君に対する仕打ちとは随分違ったが、これも蘇芳との再会、車内での抱擁などを通じて、彼女の中に迷いが生じた結果であろう。 理不尽といえば、ロシアのおっちゃん(レプニーンという名前らしい)の死に際の一言(「イリヤを殺したのはお前か」)は、実に「不合理」で人間らしい。確かに彼は姪を殺した殺人狂を憎んでいた。しかし、その憎むべき人間を殺したのが誰か、そんなことを確認するのは、末期の一時にやることではない。しかし、彼の思いが最後に行き着いたのは、そんな「どうしようもない」ことだった。 感情が欠けたが、最後にその断片を取り戻し、それ故に命を散らしたターニャと、感情を殺して組織として動いたが、最期に思わず「自己」の感情が発露してしまうレプニーン。2人の人間の死に様に見えるのは、契約者と、人間という2つの種の奇妙なすれ違いだ。今回は微妙な描写の中に色々と考える部分があって、非常に面白い作劇であった。 そして本編はさらなる混迷を突き進む。大宮に姿を現した紫苑とパブリチェンコ。マダム・オレイユが霧原に託した謎、そして契約者を殺すドール、銀。あと数話で全部片付くんですかね。 PR |
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Thraxi
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声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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