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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「幕末義人伝 浪漫」 4→2

 で、結局これって何だったんでしょうね。そりゃまぁ、途中で切っちゃっても据わりが悪いから最後まで見るには見たのだが……ひょっとしたら今期一番「なんで見てるんだろう」と悩んだ作品かもしれない。

 基本的には、スタート時に想定した通りの作品。ベタな脚本に、江戸時代ルパンとでもいうべきキャラ設定、そして、そこからちょっとずらすことで何かを狙った風な変身ヒーロー設定など、およそ企画がどのように固まっていったのかは想像に難くない。そして、その枠を飛び出すことは徹底的に回避しており、どこかで見た展開にどこかで見た演出を当てはめ、どこかで見たようなキレの悪いエンディングを迎えたのである。……残念ながら、褒める部分は見あたらない。これを求めていた層が現代日本にいたのかと問われれば、「少なくとも私は知らないし、おそらくいないと思う」と答えるしかない。パチンコアニメってのは本当に謎が多いのよね。

 こうした「箸にも棒にもかからない作品」というのは、「まぁ、それでも映像は悪くなかったし」というフォローを入れることが多く、たとえば「問題児が異世界から〜」だって筋立てで言ったらコレと大して変わらない。ただ、あちらは一応黒ウサギが可愛かったとか、そういう加点要素を見込んでギリギリ維持する部分はあったのだが、いかんせん古めかしいモンキーパンチ原作絵では、現代人はなかなか萌えられない。幼子の方がまだちょっと可愛かったか。峰不二子ポジションの阿国とかに盛り上がる要素がほとんど無いのである。一応、阿国の中の人の仕事が面白かったとか、相変わらずのキタエリだったとか、そういう中の人要素で加点するパターンもあるのだが、正直、この作品をそれで加点してしまうと流石に際限なしになってしまう気がするのでやめた。つまり、減点要素のみが残った。ギャグがね、ことごとくスベるんだよね。……うーん、まぁ、こういうのがたくさん作られた時代もあったんだしね、1期に一本ぐらいはね。……いや、たくさんはないな……。あ、オープニングは好きでした。


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