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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 パライストラの愉快なお友達、第53話。このオメガ初期に戻ったぐだぐだな感じ、むしろ懐かしくて愉快。わずか1年で既になにがしかのオリジナルの楽しさを与えてくれていたというのか?! いや、多分惰性っていうんだと思うけども。イチさんが出てくるだけでなんかもうどうでも良くなる不思議。

 今回からまた1期同様に仲間探し編がスタートしているので、基本的に筋立てに意外性は無くなる。仕方がないので小ネタを拾って遊んでいくのがしばらくの楽しみ方になるだろう。ただ、今回は「どうせ前と同じ展開だろ」と思っていたら大きく予想を外した部分があった。それはもちろん、蒼摩の聖衣が直らなかったことである。なるほど、なんで激が知ってたのかは知らんが光牙の聖衣が生まれ変わったのはペガサス聖衣の特性であるらしい。確かに、神話の時代から何故かいつでも主人公ポジションにいたのは間違いないので、色々と大物の血を浴びているのは事実だろう。過去のペガサス聖衣が復活のためにいちいち歴代ゴールドの血を吸ってきたのも事実だ……が、復活特性とか、今までそんな設定あったっけ? どう考えてもフェニックス聖衣の設定じゃないか? まぁ、一言でまとめると「主人公だから」になるわけだが。それにしたって、差別化を図られたライオネット聖衣がちょっと可哀想ではある。しかも次週ユナのアクィラ聖衣はしれっとパワーアップするみたいじゃないの。またあれか、男女差別か。これでシナリオが進んで最後に「じゃ、蒼摩、龍峰、栄斗の聖衣を一気にパワーアップしまーす」ってな感じでまとめて処理されたらやるせない。蒼摩は一応ナンバー2のポジションだと思って観てるんだけどなぁ。いや、むしろここは「復活しなかった」ことを泥臭さの象徴と考えて、ここから地道に聖衣復活までの労苦を描く蒼摩の苦労人ぶりが描かれることを期待しよう。

 で、そんな展開だった今週、光牙と昴は一体何を目標に動いたらいいのかと思っていたが、アテナ直々に仲間集めの指令が下された。アテナ自身が動けない状態にあり、マルス戦で聖闘士も大きな痛手を被ったため、ブロンズも草の根活動で動かなきゃいけないらしい。まぁ大変だわなー、と思っていたのだけど、今回一番「えっ?」って思ったのはここだった。黄金の任務はアテナの守護だ。これは古代より定められた当然の摂理なのでOK。貴鬼はジャミールにいるらしいけど、歴代アリエスは基本的にマイペースだったから良しとしよう。そしてシルバーはパラスの情報捜査に奔走しているらしい。星矢が直接面会して倒せなかったパラス。その後の行方は知れず、確かに何とか情報は欲しいところ。現時点で白銀聖闘士が何人いるのかは知らないが、確かに人手は割く必要があるだろう。となると、残っている、戦力として一番劣るはずの青銅が連絡係になって……って、待て。既に役割分担が出来てるってことは、全国の黄金・白銀には既に連絡が行ってるってことやないか。何で今更光牙をパシリに使わせる必要が? 「シルバー聖闘士は情報を探る&各地で伝令」でええやないか。そもそも黄金聖闘士は1秒で地球を7周半出来るんだから、さっさと各地の主要なメンバーには言づてしろよ。っつうか携帯くらい持てよ。パライストラが連絡網くらい作っておけよ。普段どうやって連携とってたんだよ。相変わらず、聖闘士という連中は謎だらけである。

 聖闘士の謎というと、今回めでたく復活したパライストラという組織そのものも相変わらず謎である。いや、1期で登場した時点で突っ込みどころ満載だったわけだが、今回はイオニア園長がいなくなった穴をおそらく激さんが1人で必死に埋めたのだろう。つてを頼んで一番面倒見の良さそうな蒼摩を講師として採用するなどの奇策を持って、また一からのスタートである。……いや、違う。鋼鉄聖闘士がグラウンドでトレーニングしてたってことは、既にあのパライストラにはグラード財団の息がかかっている。だったら金持ってるだろうに。流石に先代パライストラのような豪華施設にしろとはいわないけど、もう少しちゃんとした教育施設にしてあげようよ……あとイチさんは結局どこで何してた人なんだよ。あの扱いだと講師として呼ばれてはいないみたいだから、また学生として参加してるのかよ。逆にうらやましいよ。

 そしてそんなパライストラに乗り込んできたパラサイト。今回は槍使い、というか蜂使いであるが、三級のくせにやたら余裕があり、前回のモーニングスター馬鹿とはランクが違うようにも見えるのである。聖闘士と違うので何をしても構わないのだろうが、大量の蜂型ロボットを引き連れて単身でパライストラ壊滅を狙うという。そしてそれが大体うまくいっちゃうという。たまたま光牙が来てなかったら完全にアウトだったもんな。やっぱりスチール弱いな。今回は丁寧な自己紹介のおかげで、パラサイトがまとう聖衣、「クロノテクター」には自由に時間を止める能力があるというとんでもない事実も明かされた。ま、「小宇宙の弱いもの限定」ということだったので、単に聖闘士以外を戦闘から除外するための措置だと思われるが、時間停止なんてラスボス級(もしくはアクエリアス級)の能力を軽々しく3級が持っている時点でかなり壮絶である。2級以上では一体どんな奴らが待ち構えているのか、恐るべしパラサイト。

 そんな強敵を前にしたら蒼摩も手が出ない! ……結局今回は一切いいところ無かったなぁ。Ωになってからというもの、「燃えろ、俺の小宇宙!」という鉄板勝ちフラグがことごとく破られる傾向にあり、せっかく熱く見せたのに秒でいなされるという残念さが際だつ。これも泥臭さを売りにしてる蒼摩の良さと言えばそうかもしれないけどさ。負けてるけど前を向いてるからあんまり悲壮さは無いし、一応世界の危機の大きさも伝わってくるし。でもそこはやっぱりさっさと「新生聖衣から逆転」っていうのを決めて欲しかったんだけどなぁ。これでも一応セブンセンシズ目覚めてるねんぞ。黄金とタイマン張って勝てるレベルやねんぞ。まぁ、タイマン張って勝てたのって、怪しい黄金のソニアさんだけだったけどさ……頑張れ蒼摩!

 後は懐かしい要素では、シャイナさんとの再会と、ちょっと楽しげな光牙の会話なんかは良かったですよ。シャイナさん、昔はホントに尖ってたのに、いまやすっかり大人の余裕よね。相変わらずロケットおっぱい(聖衣)だし。ほんと、子供の相手は手慣れてる感じがいい女。昴はシャイナさんに向かって「女が門番してるとか! 聖闘士も本当に人手不足だな!」と笑っていたが、その人手不足を補うために開発されたのがお前らスチールだからな。今回昴は延々「神になる男だ!」しか言ってないけど、いっそここまで単細胞だと清々しい。一応主人公補正的なポテンシャルはあるらしいので、今後昴がどういう道を歩むことになるのかが楽しみ。今のところ昴を巡るこの物語のオチは想像がつかない。ペガサスの引き継ぎは無いと思うが、現時点でありそうなのが「パラスが憑依」だな。今回、鋼鉄聖衣のオリジナリティとして、「他人の鋼鉄聖衣をそのまま拝借する」っていうシーンがあるのはちょっと面白かった。確かに純正の聖衣なら聖衣に選ばれないと駄目だけど(アクエリアス除く)、スチールは単なる装備品だから誰でも装着できるんだよね。今後、そういうスチール独特の使い方がもう少し見えてくれば、案外独自の良さが出てくるのかもしれません。


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