4月19日 ドラフト模様(GTC×3)
ピック順 【Alessi】→【Sangriter】→【Thraxi】→【Mei】→【Serra】→
また5人戦だよ! でも次の環境のためのパックが余るから好都合と考えることも出来る! 出来るかな? いよいよ次回は今環境最終回です。いっつもいってるけど、悔いを残さないように頑張ってください。ただ、今回の試合を見ているとみんな「悔いを残さないようにする解消法」が色々間違ってる気はするけども。
(●は累積パック数)
AL SE TH SA ME
AL ー × ◎ ○ ○ 3ー1 1
SE ○ ー ◎ × × 2ー2 4
TH × × ー × × 0ー4 5 ●
SA × ◎ ◎ ー × 2ー2 3 ●
ME × ◎ ○ ◎ ー 3ー1 2 ●●
1位 【Alessi】 緑赤青 <強盗 地上の突撃 ゴーア族の暴行者>
久しぶりの優勝でご機嫌だった様子。ただ、ベルギーのおばちゃんに対する評価は下がる一方である。それにしてもひどいパックやな……1引きから8引きまで全てがボロス(赤)絡みってどういうことなのよさ。ベルギー人が我々をリアルファイトに引き込もうとしているんじゃないかっていう疑惑すらあるわ。そしてそのパックからの引きが「強盗」っていうのがあまりにもシュート。まぁ、それが正解だわなぁ……2引きの「ディンローヴァ」でよれてくれれば良かったものを、きちんと当初の予定(「古き道の信奉者」が一周してくる)を全うしてグルールに。ただ、今回はシミック不在だったので青タッチは避けられず、何とかタッチから「神出鬼没の混成体」や「雨雲を泳ぐもの」なども刺しての肉デッキで逃げ切った。「冠角獣」によってトランプルをまとった「混成体」と「雨雲」が殴ってくるよ!
2位 【Mei】 青黒白 <オルゾフの魔除け 正義の矢 聖堂の金切り声上げ>
今回は本当にカオスな場だったわけだが、その中でもフツーのピックをしていたのがここ。一応チャームスタートでオルゾフだが、どう見ても世界にディミーアがあふれかえっていることは自明だったため、そこからディミーアに少しずつ移行し、最終的には相当な密度の暗号ディミーアにたどり着いた。やっていることは本当に分かりやすくイメージ出来る暗号デッキそのもので、「聖堂の金切り声上げ」や「死教団のならず者」がデッキに3枚突っ込まれた「束縛の手」でとにかく相手を縛り続ける。「夜翼の呼び声」も2枚あるし、2週続けて登場した「身分詐称」は既にこのデッキだとオーバーキルである。普通に強かった。ただ、個人的に驚いたのは、まだマナプールのルールを把握していなかったという事実である。まぁ、ひょっとしたら教えてなかったかもしれないが……意外と知らなくても問題無く試合って出来るもんなんだなぁ。
3位 【Sangriter】 白緑赤 <ザル=ターの豚 徴税理事 ザル=ターの豚>
さて、なんだかおかしなデッキ一号がここ。本人曰く「セレズニアデッキや!」ということで、試合をしていると、豚が2枚入ってはいるものの確かにグルールとは言い難いし、どう見てもボロスではない。ということは、このメインカラーならセレズニアである。当然シナジーなどというものは特に無く、ぱらぱらと並べた2〜3マナ圏の肉に、2枚拾えてしまった「聖なるマントル」を張って殴るだけの簡単なお仕事。このままマントルが生き残れば勝ち。対策されたらあとはじわじわ負けていく。白も緑も色々と豪華なカードは入っていたのだが、結局レアの「スカルグの大巨獣」も神話の「巨大オサムシ」も一度たりともゲームに絡んでこなかったのである。一番のハイライトはマントル付きの「門なしの守護者」が「力の噴出」で突如立ち上がって敵軍全部をブロックした瞬間だそうです。
4位 【Serra】 白赤 <戦動者、オレリア 強打 火拳の打撃者>
2週休んでの復帰戦。ピック前に既に「今週は久しぶりだけど勝ち負けとか度外視して試合やるから」という実に迷惑なフラグを立てており、そのフラグを強引に自分で回収するという荒技をやってのけた。なんと、ついに1パック目でいきなりオレリアさんを引き当てたのである。これにより、もう周りがどうなろうが気にせずにホームグラウンドのボロス一直線。ご褒美に何故か「火花の強兵」とかももらっており、例によって赤も白も相当引かれているわけだが、それでも形になるくらいのカードプールがあるのがボロスの恐ろしいところである。ちゃんとオレリアさんで勝った試合もあったし、火力不足の煽りも受けて負ける試合は普通に負けた。これが勝敗に拘らない戦い方ってやつか……いつも通りじゃね?
5位 【Thraxi】 黒赤白 <大規模な奇襲 天使の布告 サンホームのギルド魔道士>
「悔いを残さない」という目標があった。前回好きなタイプのデッキで優勝したことで気をよくしており、今回は少し遊んでもいいや、と思っていたので、試合前から決め撃ちであることにチャレンジしようと思っていた。それが「関係無いギルド決め撃ち」である。選択肢は5つあるわけだが、カードプールの安定感や、相性の良さを考え、進むことにしたのはラクドス。流石に最終的にボロスのカードもいくつかタッチせざるを得なかったが、そんなことは百も承知だったので門はある程度早めにキープしておき、とにかく赤黒の軽い肉、それに除去を引ければいいな、というチャレンジだったのだ。この意欲的な実験で分かったことは、「無理なもんは無理だよね」という至極当然のことであった。今回は世界に黒除去が1枚もないという奇跡的な状況だったこともあるが、あまりのデッキのショボンぶりに試合中盤からすっかりやる気を無くしており、多分私のMagic史上一番すげぇミスを犯すなど、ある意味やりたい放題。まぁ、知ってたさ。別に良いのさ。一番ショックだったのは、「今回のギルドはラクドスなんだぜー」っていうことでひとネタかまそうとしていたのに、それより先に上家に「セレズニアやねん」と言われ、致命的すぎるネタ被りが発生してしまったことであった。ひょっとしたらあの時点で既にやる気を奪われていたのかもしれない。
今回のピック表
【Alessi】(赤緑青)→【Sangriter】(白緑赤)→【Thraxi】(黒赤白)
↑ ↓
【Serra】(白赤) ← 【Mei】(青黒)
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