話進んでねぇな、第13話。番組スタート直後の超展開っぷりがなりを潜めて、最近は無難な速度だったが、今回はなんと、襲学旅行が結局始まらなかったという。これはこれで驚きだ。
おかげで中身はさほどないのだが、とにかく「つえぇ奴」だらけなので画面がいちいち重い。ごつい。クドい。もう、蟇郡さんが出てくるとなんだかほっとしちゃうレベル。今回は流子があの調子だったもんだから皐月さんの活躍ばかりが描かれており、特に一度は凋落したはずの四天王に対しても温かい言葉をかけて奮起させてくれるあたりに、良い指導者の資質が見え隠れしているのである。ボロ雑巾みたいだった猿投山さんも何とか恰好いい姿に戻ることが出来るだろう。強くて美しくて人徳もあるとか、もう、このまま皐月さんがトップに君臨し続ければいいんじゃないかな。今のところは母親よりも下っていう位置づけみたいだけどさ。一応鮮血も手に入れたことになっているし……(実際はそんなことないんだろうけども)
流子の方は、お約束の立ち直りイベントだー、と思いきや、よりにもよってここで一捻り入れてくる脚本。立ち直る理由となったはずの「弱い者」が全て針目の策略。この展開は流石にショックである。あれだけ情感たっぷりに鮮血との誓いを立てたというのに、次の瞬間には細切れにされておさらばって、本当にいい所無しだ。ここから根性と友情だけで流子が主人公に返り咲く日がくるのかなぁ。どうかなぁ。なお、僕の中の主人公、満艦飾マコさんは今週も元気だった模様。漢字だけ飛ばして新聞記事読むところとか、本当に中の人がオーバーラップして困る。マコが元気ならこの世界はどうとでもなるよね。なお、親父はオペで死んでる。
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