最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
この期に及んでこの盛り上がりである、第23話。「盛り上がり」っつってもここのところは割と義務的というか、パターンに則った「盛り上がり」だった気がするんだけど、今回はケタが違った。小松田大全のコンテ演出回ですわ。ブラボー。 最終決戦の前段階だが、次でこれを越える展開は無いんじゃないかと不安になるくらいに、全弾撃ち尽くし、やれることは全部やりきった感。お約束の「昨日の敵もみんな集まってアクシズ押すよ」展開まであり、そりゃもう大満足ですわよ。こうして今まで培ってきた全てを再確認していくと、やっぱりこのアニメって四天王のためにあったものなんだなー、って気がする。 今回、番組開始の第一声は蟇郡さんの「満艦飾!」である。前回叫べなかったので今回は続けて2回のコール。喧嘩部部長・満艦飾マコが復活し、戦闘力は桁違いに跳ね上がった(なお、おつむは伊織の手をもってしてもどうしようもなかった模様)。奮戦するマコに続き、更に四天王も極制服が完成、それぞれにイカした名前の「最終形態」を次々に披露し、オリジナル技あり、コンビネーションありで、千切っては投げ、千切っては投げ。四天王1人1人の活躍を描いた動画や止め絵が本当に素晴らしく、個々のキャラクター性を前面に押し出しながら、不思議と4人が喧嘩しないで同じ画面に共存して高めあっていく感覚が絶妙。 蛇崩さんのコスなんて痴女以外の何ものでもないけど、よく見ると鮮血・純潔に似てる気がするのが面白い。蟇郡さんは縛の装から解放されて表に出てきちゃったけど、大丈夫なんでしょうかね(倫理的に)。犬牟田さんは……いつも通りだった。最終的に四天王がこぞって皐月の下に駆けつけ、それぞれ羅暁の一言送るっていうシーンがあるわけだが、犬牟田さんだけ特にコメントが無くて「はい皐月様、縛斬です」みたいな運搬役になってたのは笑った。そして、これまでなかなか良い仕事が出来ずに悩ましげだった猿投山さんも、最後に羅暁に一太刀浴びせる事に成功、いつの間にやらその目は見えていたんですよ。いや、「目を潰して強くなった」奴が今更目を復活させたからどうやねん、という気もするんだけども。いいじゃない、全員どこか「強くなった感」があるんだから。まぁ、実は一番強かったのって伊織だったじゃないか、って気もするんだけどね。あと、地味にたくましいのが揃さん。美木杉の「無い袖は振れないけど!」みたいな台詞に対して「もうどうでもいいや」みたいなテンションで「ごもっともで」って言ってたのが無闇におかしかった。流子側が満艦飾コロッケ、皐月側が揃のお茶、っていう風に回復アイテム、「帰るべき場所」がはっきり分かるのってなんか良いよね。 そして、羅暁との直接対決でコンビネーションを見せつけた流子・皐月姉妹。流子は相変わらず主人公という名の単なる飛び道具なのでどうでもいいのだが、それを有効利用するために頑張る皐月様の甲斐甲斐しさが良い。本当にどこまでも高潔な人で、目的がはっきりした今なら、流子のための囮になることも厭わないという。彼女の立ち位置って、ロボアニメ、戦隊シリーズなんかでいうところの「1号ロボ」なんだよね。プロトタイプだから明らかに主人公機(新型機)よりも弱いはずなのに、意志の強さや経験で上手くサポートして渋く活躍するっていう。今回も見事な犠牲で道を拓いたわけだけど、願わくは、彼女もちゃんと純潔を「着こなす」活躍が見たい。最後の最後に純潔が人衣一体になって羅暁を打倒する、っていう図が一番綺麗な気がするんだよな。 ちなみに、対戦相手となる羅暁さんは、いつも通りのドヤ顔のはずだったのに、割とあっさり原初生命戦維が落とされるという、この作品にお約束の「前まであんなに強そうだったのに」状態に。でもまぁ、これだけ主人公パーティーが盛り上がっちゃうと、たった1人で戦い続けるボス側は不憫な状態になるかな。豊満な乳をもみしだきながら悦にいる様子は相変わらず悩ましげでよろしい。最終的にどういう扱いになるのかとドキドキしていたが、ちゃんと決戦兵器を完成させた針目との関係性も継続するみたい。てっきり「お前は用済みだ」とか言われて吸収されるかと心配してたんだけど、吸収されたのはまさかの鳳凰丸だった。結局最後まで彼女のスタンスはよく分からんままだったな。原初生命戦維の意志を代弁する折衝役とかなのかな。針目は前回ボコボコになったことで面子を潰されてしまったわけだが、今回は掟破りのエンディングジャックなど、悪辣な様を存分に見せて汚名返上。やっぱり一番活き活きしてて楽しい悪役は針目だなー。中の人のハイスペックさも思う存分堪能出来る良いキャラであった。 そして、最後の最後までやっぱり中心に居座っちゃった我らがマコさん。初っぱなに登場して暴れ回ると、途中で一回負傷退場、脳内流子との会話に勤しんで「脳内にお友達を作り出すのは中の人だけにしてくれ!」と不安にさせるも、コロッケパワーで無事に復活し、最後は流子との合体技で原初生命戦維をぶっ壊すという大金星。まぁ、一応ヌーディストビーチの兵器があったおかげではあるのだけど。無茶しまくりのネーミングセンスに苦笑続きの本作だが、「マッパダガー」は正直笑った。センスが「生徒会役員共」のラジオ番組と同レベルやね。 ラストバトルは羅暁・針目コンビとの総力戦。最後の最後に戦う舞台が、一番最初の到達目標だった本能字学園っていうのも心憎い。ドラクエ3で巡り巡って竜王の城に戻ってくるみたいなカタルシスがあるよ。はてさて、どんな驚きが残っていますやら。 PR |
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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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