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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「鬼灯の冷徹」 6→5

 いや、楽しかったですよ。おそらく期待されたものは100%出されていたと思うし、一切まずかった部分は無い。ただ、当初期待してたよりはギャグの密度が薄かった気がしてね。

 まー、そもそも当初何を期待したたんだよ、って話なんだけども。1話は「地獄案内ギャグ」っていうジャンルがあまりに新機軸過ぎて、色々と妄想が膨らみ過ぎたんだよね。流石にそこまで無茶苦茶なものが毎回毎回飛び出して来るわけではなく、3話くらいで空気は落ち着き、後はゆるゆると「地獄日常系漫画」として毎週ゆっくりしてた。ヘンに所帯じみてる連中ばかりだから、あんまりドラマティックな展開は無いんだよ。あくまで少しずつ蘊蓄を交えて地獄文化史に詳しくなるついでに適度な笑いが提供されるくらい。突っ込み役が凡人代表の桃太郎とかだったことを見れば、そこまでえげつないことが求められていたわけじゃないことは分かるだろうよ。そういう意味で、「そこまで激しくない」。どっちかっていうと細かい台詞回しの芸。

 映像のクオリティは終始安定していたし、背景との絡みや、ふざけた時のタッチの変化なんかは心得たもの。ちょっと油断すると「地獄日常」という特異性を忘れて単なる「日常」になってしまいそうなんだけども、要所要所で特徴的なビジュアルを見せてくれるので「そういえば地獄だった」と思い出すことになる。そして個々のキャラの個性は絵柄の段階であらわれていて、シロさんなんかは単純に可愛いのに、キモい連中は容赦無くキモい。1つの画面に色々と違う次元の存在が見え隠れする賑やかさは、静かな画面でもじっくりビジュアルが楽しめる要因だったろう。まぁ、牛頭馬頭コンビとかをじっくりゆっくり鑑賞したいかと言われると微妙なんだけどさ。

 結局「予想以上に日常アニメに近いノリだった」っていうよく分からない結論。どぎつい地獄ギャグが見たいなら「アザゼルさん」を見ればいい(地獄だけじゃないけど、現世の方がよっぽど地獄)。こっちのアニメを見る目的は、どこかズレた上手いこといいのギャグをじわっと楽しみつつ、独特な「異界」ビジュアルを眺めること。そういう目的意識がしっかり持てれば文句は出ないだろう。もちろん、原作は割とあるみたいだから、このままのテンションで2期目をやってもらって構わないんだぜ。

 中の人的にはとりあえず「安元お疲れ」だが、実は中心人物やってたのって遊佐さんの方じゃねぇかって気もするな。あと、シロ。結局今作で一番可愛い声って小林由美子だった気がする。あ、茄子役の青山桐子も良かった。オープニングの聞きどころは、なんかちょいちょい聞こえてくる閻魔大王だったり。

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