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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 何この幸せ空間、第2話。あまりにも目指している方向性が分かりすぎてあざとくてしょうがない。もう、終始ニヤニヤがとまりませんね。気持ち悪いったら。

 スポ根萌えアニメの定番である合宿イベント。前期はグループ結成までにそれなりの尺が必要だったのでイベントは中盤以降だったが、今期はもうさっさと2話で片付けてしまうというスピード展開。なるほど、中盤以降はラブライブ本戦も始まってそれなりにシリアスな要素も増えてくるだろうし、まず作品の方向性をガツンと示すためにこういう甘々な展開は序盤に提示しておくのが吉かもしれない。これによって、「本作は、差し障りのない程度にμ‘sの面々がいちゃいちゃする様子をお楽しみ頂く番組です」というのが分かるようになっている。キャラがすっかり固まっているからこそ出来る2期目の強さよね。この手の「集団を描いた2期目」には大きく2つのパターンがあって、1つは、1話1話で「お当番回」を設けるやり方。プリキュアなんかは明らかにこっちの方向になる。そしてもう1つは、「毎回全員を活躍させる」方向のやり方。本作はどうやらこちらの方向のようだ。まー、メンバーが9人いるわけで、1人1話使ってたらどう考えても尺が足りなくなるから当然といえば当然か。「9人で和気藹々と」っていうと、マイソウルアニメの1つである「大正野球娘。」が近いかもしれない。ラブライブファンなら絶対にあれも楽しめると思うんだけどね。

 さて、そんなわけでキャストロールには9人以外に「リス」しか出てこないという、完全クローズドサークルによるイチャイチャラブラブの乱打。もう、30分余すことなくあり得ない密度でネタが詰め込まれている。2期での発展形として当然上手いこと広がっているのが、カップリングの選択肢の開拓である。考えてみりゃ9人ものメンバーがいる時点で組み合わせは本当に多岐にわたり、2人の組み合わせだけでも単純計算で36通り。トリオの組み合わせまで考えたらそれこそ無限に可能性が広がっていく。もちろん定番カプについてもフォローはするが、それ以外の可能性ももっと広げてもいいんじゃない? というのが今回の狙いだろう。明らかに友情パワーが桁違いの組み合わせは放っておいてもくっつくのだから、それ以外のところを刺激した方が新しいものが見えてくるってもんだ(おかげで、穂乃果がことりから忘れられるなどという悲劇も生まれたが)。そのために今回はわざわざ3人組×3という分派を作っており、1期目では見られなかった新しい繋がりを見ることが出来る。実際にはこの3組は「ユニット内ユニット」らしいが、こうしてみると「元々歳の近い女の子同士」なわけで、どんな組み合わせでも大体いい感じになるのであった。まぁ、おかん2人みたいなところに回された凜ちゃんがなんか不憫ではあったが。

 でもまぁ、ネタ回なので割とおかしなところが発揮されていた場面も多かったけどね……こうしてみると、やっぱりこの9人は余すことなく精神的に問題を抱えた連中が多いよな。特に海未と真姫がヤバい。日常生活に支障が出そうなくらいヤバい。あ、穂乃果はもとからやばかったから別にいい。各々が力を発揮してグループを前に進めていく中、穂乃果だけが具体的な成果を残していない気がするのだが……まぁ、精神的支柱って奴なんでしょう。エリーチカでいいような気もするけど。

 確認事項:やっぱり希の中の人、格段に上手くなってるよね。

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