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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「レーカン!」 5→4

 何とも不思議な作品でしたね。いや、悪い作品じゃないんだ。悪くはないのだが……。

 前に何かでも感じた事がある感覚なんだ。それが一体何の作品なのか、もうこれだけの数のアニメを右から左へと流し続けていると全く思い出せなくなってしまったが……「なんか、すごくテンポがもっさりしてる感」である。これ、共感してくれる人はどれくらいいるんだろう。なんかね、1つ1つの会話のテンポがね、完全に一拍おいてる感じなのよ。流石に対話シーンなんかではそこまで露骨ではないんだけど、シーンの切り替えとか、話の繋ぎの部分なんかで、「普通ならここで動くな」「普通ならここで返事するな」っていうタイミングが、なんだかズレる。半歩遅い。非常にまったりしたこの作品独特の空気を出そうとして意図的にスローにしてる部分なのかもしれないけど、その抜けてしまった半拍がすごく気になってしまって、最後までリズムを合わせられなかった。「もう少し反応の仕方があるんじゃない?」って、そこばかりが気になってしまった。似たような感想を持った作品が前にもあった気がするんだが……何だったかなぁ。

 ただ、これって非常に感覚的なもので、そうした「何かひとかけら」がむずむずと気になる以外は、実は案外悪くない。そりゃまぁ、画にも大して力はないし、ストーリーだってユルユルで、全話見たからってものすごい充足感が得られるとか、衝撃のエピソードで涙が止まらないなんてことは絶対に無い。でもまぁ、日常系の平均値ってこのくらいでもいいと思うんですよね。ゆゆ式・きんモザなどの破壊力が桁違いのオリジナリティってのは、そこまで全ての作品に求めるべきものではないのですよ。ひだまりだってシリーズが進むごとにどんどんユルさが増してきているし、この作品ははじめからそういう「何も無くても良い作品性」を徹底していただけなのである。個人的には毎週見ててもほとんど文句はありませんでした。ただ、そのくだんのテンポの部分だけを僕のリズムに合わせてほしかった、ってのはあるけども。あ、あとエロ猫だな、あいつの存在がちょっとくどくて、大して面白くない要素なのに尺取りすぎてるとは思った。どうせエロで売る作品でもないんだし、あれは削っても良かった気がする。

 

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