最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「史上もっとも次回への引きが気になるアニメ」の面目躍如、第9話。せっかくの翼さん回だったのに、最後にアイツが全部持っていったやないか。もう、楽しませるためなら何でもありやで。 ぶっちゃけ、ここのところはずっとルーティンワークで各人が「トラウマから敗北」→「トラウマ克服からイグナイト覚醒」→「オートスコアラー撃破」というお仕事をこなすだけのエピソードなので、シナリオラインに大きな盛り上がりはないんだ。今回だって、翼さんが実家に帰省したところで「今回は翼回か」ということが分かり、「まぁ、家庭のごたごたが何となく片付いて覚醒するんやろな、ファラさんはお仕事ご苦労様やで」って部分まで予想出来る。何が起こるか分からないトンデモ作品シンフォギアにあるまじき予定調和の連続なのだ。そして、個人的には覚醒エピソードでもマリア回、シラキリ回はあんまりトラウマ克服部分のシナリオに厚みがなく、正直今ひとつだという印象だった。 その点、今回の翼さん回は割とまとまっていて楽しいお話になっている。ついにその全貌が明かされた風鳴家の秘密。「ツルギガー、ツルギガー」と馬鹿の一つ覚えで叫び続ける可哀相なSAKIMORIの人生にもそれなりの理由があったのである。彼女の家庭事情を見て代わりに憤慨してあげるのが仲良しのマリアさんというのも素敵な部分で、妹を失い、「マム」を失ってしまったマリアにとって、家族などというものはどれだけ望んでも二度と手に入らない存在。彼女が必死に「家族の絆の大切さ」を訴える図には切実さがあるのだ。当の翼さんはそうしたマリアの訴えもなかなか届かなかったようだが、彼女の頑なだった心を解きほぐしてくれたのは、まさかの敵キャラ、ファラさんだった。 「解きほぐした」っていうか文字通り「砕いた」っていう方が正しいのだが、彼女が持ち出したチート兵器は「哲学兵装」とか言い出した錬金術の神秘感溢れまくる装備、ソードブレイカー。ジャンプの打ち切り漫画みたいな名前の分かりやすい名称だが、その名の通り、「剣」と定義されるものならばことごとく砕いてしまうという、あまりにピーキーな武装なのだ。相手がクリス・響とかだったらどうすんだ、って話だが、幸いにも(不幸にも?)対戦相手として派遣されてきたのは天羽々斬とアガートラームという2本の「剣」。そりゃファラさんだって余裕の表情になる。ボコボコにされる翼さん。すっかり保護者ポジションになったマリアさんも口惜しそう。そして、「剣馬鹿」である翼さんがファラを打ち破るには、「我が身を剣に」という行動哲学からして改めねばらなぬという事態にぶつかったわけだ。 結局、このファラさんの気遣いのおかげで翼さんは家庭の呪縛から逃れることが出来た。実は良い人だったお父様。彼の「歌えィ!」というエンブリヲ張りのコールを受けて、翼さんは「何も剣にこだわる必要はないんや!」と、これまでの2シリーズ分の自分のキャラを完全否定、新たなステージへ。何があろうとも「剣だ」と繰り返してきた彼女が次に辿り付いたのは、「翼」のステージである。このあたりの経過については、新曲「Beyond the BLADE」にも反映されており、今回はその熱唱とともに、イグナイトモードの漆黒の鎧が灼熱の翼をまとい、見事「翼」となった翼さんがファラさんを一刀両断したのである。うむ、こういうリンクはいかにもシンフォギアらしい演出なのでとても良いぞ。初戦の時にも蒼ノ一閃と歌詞がリンクしていたり、きっちり「歌ってバトル」のうま味を活かした演出になっている。ここまでしっかり内容に食い込めたのだから、愉快な破壊者ファラさんも本望だったのではなかろうか。ちなみに、結局ファラさんにとって最大の難敵って、最初の透明化を看破したNINJAだった気もする。今期もシンフォギアワールドのOTONA力の強さをまざまざと見せつけられているなぁ。 さて、無事に翼さんもノルマクリアしたので、あとはクリスちゃんですよね。まさか6話で担当分終わりってことはないよね。まだレイアさんも残ってるし。今回は「閻魔様に土下座すると地獄から復活する」という新たな学説を提唱したクリスちゃん。ってことは「Bye-Bye Lullaby」の歌詞は純粋に敵に対するアドバイスだったってことなんですかね? 優しい子やな。ただ、今回復活したのがまさかのウェル博士なんだよね。異形の手から察するにネフィリムとの融合を果たしたのかな? ウェルとの関係性っていうとマリアチームの方が根深いので、あんまりクリスちゃんの活躍に繋がらない気がするんだよなぁ。でも、ウェル復活から自然に「マムも爆誕、いっそ17歳の姿で」とかいうサプライズも期待出来る気がしてきた。了子さん、マム、帰ってきて欲しい人がたくさんいるなぁ。マジでフィーネ絡みのサプライズはもう1個暗い用意されてる気がするけども。 そして、風鳴家では美しい父娘の絆が描かれたのに対し、どんどんわだかまりが募っていくのが立花家の泥沼関係。冒頭、未来の言葉すら拒絶したような響の態度が何とも痛々しい。そして、素っ気ない態度の娘にコールしまくるストーカー気質の父親も怖い。前回のあの態度からすると、「復縁出来ないならしゃーないわ!」みたいに考えてるのかと思ったら、割とねちねち絡んできてるのが嫌や。最後の一山であろう響の覚醒イベント、重たい展開になりそうだなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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