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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ラストソングはキャロル!! 第11話。やっぱりそう来ますわな! いやー、クライマックスでの突然の歌唱はマジ格好いい。曲のタイトルは「殲琴・ダウルダブラ」。完全にギア奏者のフォーマットやね。いのりちゃんも歌うまいんやなー。

 「史上もっとも引きが気になるアニメ」の名を冠するシンフォギア。それはまた、「史上もっとも、気になった引きが適当に処理されるアニメ」でもある。前回ダイナミックな登場で我々をドキドキさせたレイアさんの「豊かに恵まれたボディの妹」さん。潜水艦に空手チョップを見まい、ここから絶望の宴が幕を開けるのかと思いきや、なんとクリスちゃんの弓矢一撃であっさり撃沈。何しに出てきたんだ、特大オートスコアラーよ。一応その過程でエルフナインにダメージを与えるといういいんだか悪いんだかよく分からない成果を上げたわけだが、ぶっちゃけ、S.O.N.G.側からすればキャロルの「目」であるエルフナインにはずっと眠っててもらった方がいいような気もするし、レイア妹が活躍したと言っていいのかどうかは微妙である。個人的にはオートスコアラー四天王はラストの盛り上がりの時に全員が復活して襲い掛かり、また因縁の相手とぶつかる展開になるんじゃないかと思っていたのだが、尺を考えるともう帰ってくるチャンスはなさそうだよなー。ミカちゃんの大股開きとかレイアさんのトンファーバトルとかファラさんの謎ジョジョ立ちとかガリィさんのマジキチスマイルがもっと見たかったんだけども。

 敵側に時間を与えている余裕がないのはしょうがない。何しろまだ「当番回」を終えていない人間が1人残っていた。そう、ずっとウジウジと燻り続けていた我らがヒーロー響さんである。未来ちゃんの支えもあって、最後の最後で実父と会談の場を設けることにした響。復縁の条件として譲れない一線である「せめてきっかけは自分で作ってくれ」という響の申し出に、クソ親父は渋い顔。これまで見事な作画を維持してきた今作なのに何故か響の親父の登場シーンだけやたらしょぼくれた作画になることも多く、ホントにこの親父は愛されてないんだな、というのがよく分かる徹底した外道設定になっている。多分、今回のファミレスも娘のおごりだっただろうし(まぁ、パニックになったから食事代がうやむやになった可能性もあるが)。さらにキャロルちゃんの最終兵器であるチフォージュ・シャトーの登場に際しては「うわぁ、こういう動画ってテレビ局に売れるんだよねぇ」とワクワク顔。いや、あんだけ規模のでかい災害(?)なんだから、お前以外にもいっぱい動画撮ってる奴いるよ。多分無理だよ。もう、この親父ホント駄目だ。

 どうもこの作品は普段のOTONAの格好良さに反動なのか、駄目な大人はとことん駄目に描かれる傾向があるようで、もう1人の「駄目な大人」代表であるウェル博士も、案の定、あっという間に「小学生サイズのレディ」キャロルと口論。英雄願望に満ち満ちたウェルに対し、その願望が虚無にも等しいキャロル。話が合うわけがないのである。父親を馬鹿にされたと思ったキャロルちゃんはトチ狂ったウェル博士を「左巻き」と一蹴。さっさと退場願った。この時に命を奪うのではなく、生死不明のままで転落させているあたりの空気の読み方が半端無い。ネフィリム装備のおっさんを聖遺物の中で突き落とすなんて、もうこの後でコントロールを奪って下さいっていってるようなもんじゃないですかー。

 とにかく、キャロルからすればこれで残す目的はあと1つ。「世界の腑分け」のためのシャトーの起動。そして、最後の置き土産として、イデオロギーの全く噛み合わなかった響のもとへとちょっかいを出しに。「父親の遺志を受け継ぐ少女」と、「父親と意志を通わせられない少女」の対決。もちろん、このセッティングは響の呪縛を解き放つためのもの。駄目駄目親父だと思っていた男が、最後の最後、娘のピンチでなけなしの勇気を見せてくれるという超絶お約束展開。我々視聴者からすれば「今更そんなことで汚名返上できると思うなよ」ってな感想が先に来るのだが、そこは腐っても親子の間柄。珍しく頑張ってる父親の姿を見て、響も多少は浄化されます。一応、娘の晴れ姿を見て父親も改心した、ってことなんだろうけどさ。

 無事に響のトラウマ克服イベントが終了し、奏でる歌は新曲2曲目の「リトルミラクル」。他のキャラはタイトル曲だけの演奏だったけど、流石に主人公の響は2曲とも聞かせてくれる。サビの「へいきへっちゃら」で今回の話との接続を果たし、彼女の「ミラクル」が完成した。覚醒した響は容赦無くキャロルを攻め立てる。幼女に躊躇いもなく腹パン。迷う事なき顔面パンチ。そう、この拳が立花響だ。これで全奏者が次のステージに到達。あとは最後の最後、全員集合の終曲へと向かうだけだ。ピンチに駆けつける先輩、仲間、後輩たち。降り注ぐクリスちゃんの銃弾に続いての盾(剣(盾))という、きっちり自分たちの役割を把握した登場シーンが心憎い。そして勢揃いする6人の晴れ姿。ギアのカラーリングがきっちり際だっているおかげで、戦隊ヒーローの名乗りシーンのような華やかさがありますね。さぁ、これであとはずっと響たちのターン! と思いきや……それだけじゃ終わらせないのがシンフォギアですよ。

 再び現れるアダルトキャロル。ぱっつんぱっつんのナイスバディから繰り出されるのは、そう、聖句である。フォニックゲインの輝きを高め、新たな歌が紡がれる。それこそが絶唱、「世界を壊す歌」。竪琴、糸をメインモチーフにしたキャロルのギアはいかにもボスキャラらしいデザイン・カラーリングがイカす。もちろん曲のほうもイカす。いのりちゃんはこんな格好いい歌い方も出来るんやなぁ。CDの発売が待ち遠しいんじゃー。

 ギア対ギア。これが1つ目の最終決戦。もちろんそれだけでは終わらず、6人組は3人ずつのチームに分かれ、チームマリアはチフォージュ・シャトーの破壊へ向かい、残る元祖3人がキャロルと対峙。シャトーに向かう時の3人のシーンも実に良い顔をしており、今期の物語で成長を見せた3人の晴れやかな顔が印象的。あと、何のために出てきたかよく分からずに棒立ちになってるノイズさんたちのいつも通りの献身的な態度も印象的。そして、シャトーの中には……またこのパターンなのかよ! やっぱりいるのかよ! 「史上最も引きが気になるアニメ」! そこには17歳の魔法少女の姿。昭和の匂いが鼻につくぅ! 

 ……これ、やっぱりラスボスはウェルでほぼ確定よな。チーム響でキャロルちゃんを打倒→キャロルちゃん改心→ネフィリムでシャトーを奪ったウェルが空気を読んで介入→7人で絶唱! っていう流れか。2期続けてのヨゴレ役、お疲れ様です! 

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