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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 犯人はこの中にいる!(次週に続く) 第11話。そりゃそうだよね! そこで区切るよね! 分かっちゃいたけどね! あぁもう! ここしばらくの間、ずっと「もういっそのこと原作買っちゃうか欲」に抗うのがすげぇ大変なの! もう一週間耐えればこの地獄からも解放されるんや! いや、買うんだけどね!

 (今回から未視聴の人はネタバレ注意ね)

 いわゆる「解答編一週目」ですよ。「金田一少年の事件簿」のテンプレートにのせるなら、先週の時点で「謎は全て解けた!」で真相当てクイズが出されるタイミング。そして今回は1つ目の密室を破ってみせて、「犯人はこの中にいる!」で引っぱったわけですよ。綺麗なフォーマットにのってますね。でもこの一週間のもやもやはたまりません。そりゃ、かつて「金田一」でも同じ感覚は味わってたはずなんだけど、金田一の場合は実際リアルタイムで真相当てクイズに応募してたから自分で解いてたんだよ。大体の答えは分かってる状態で読んでたんだよ(「魔犬の森の殺人」を除く)。でも、今回は全然分からない状態での視聴なの。しょうがないじゃない。人間世界と違って、俺はこの世界の理を知らないんだもん。分かるわけないじゃん。あと、考えようにも折悪しくBDレコーダーがぶっ壊れたせいで、6話以前の録画が残ってないので確認出来ないの。もう、あとは来週の名探偵の答えを待つしかないの! 

 というわけで今回は「解決編その1」だが、実際にはAパートは「ウサギ大暴れ編」である。先週トチ狂ってしまった迷惑ウサギ。今回は剛腕単細胞おばちゃんと協力して更なるフル回転。やっぱりどう見てもタイマン最強はナッシェタニアだと思うのだが、3対2の対決でもアドレットに逃げられたところを見ると実はあの無限増殖してるように見える剣も大したことないんだろうか。フレミーの爆薬で散らされたり、アドレットに弾かれたりしてたしな。まだまだ操縦者が未熟なもんだから、せっかくの聖者のクリエイティビティもフル活用されてないのかもしれない。一応客観的な評価で見ておくなら、刃物の生成ポイントはおそらく本人の視界の範囲内で、リーチにある程度の制限があるのだろう。もし制限がないならば確実に攻撃するために敵の背後に刃を生成して突き刺すのが簡単だが、何故か必ず自分と相手の間に生成している。たまにアドレットが寝ている地面に生やしたりもしていたが、その時には生成の直前に兆候(なんか光る)が見えるので、一応「小足見てから昇龍余裕」くらいのプレイヤーならば回避は可能なのだろう。そう考えると、見えていても回避が困難でコントロールしやすいフレミーの爆薬の方が強い部分もあるのかも。

 まぁ、そんな細かい部分はいいとして、とにかく一度はフレミーとの共闘で逃げのびたと思われたアドレットだったが、追走するウサギの執念に敗れ、1対1の試合では襲い来る刃物をどうしようもなく、徐々に引き裂かれて失血。はっきりいって負けだ。何故か阿呆ウサギがとどめを刺す時にわざわざ近接戦闘を挑んでくれたので命だけは助かったが、突撃近衛兵のサポートもあり、普通に考えたら確実に死んでたパターン。③死ぬ、現実は非常である。しかし、地上最強の男は伊達ではない。なんと選択肢①「ハンサムで地上最強のアドレットは突如トリックのアイディアをひらめく」の方のパターンに分岐。死に際の「寒い……」から一足飛びに敵のメイントリックを看破。重装近衛兵のタックルによって助けられ、そのままなし崩し的に解決編に突入。どこに行ってたのかよく分からないけどいつの間にか仲良くなってたハンス・チャモコンビの登場もあり、ウサギはそこで再びの掌返し。最近流行りのモーター式手のひらである。もう、マジなんなのこのウサギ。そりゃま、ハンスが生きてるって分かったら大人しく剣を引っ込めるのは正しいんだけどさ。

 さて、肝心の解決であるが、「霧の発生方法」については、「そんなの知らんし、分かるはずないやんけと思うけど、まぁ、許せる範囲」くらいの解決案。今まで検討・処理されてた議案は「霧の聖者は結界がなければこんな霧は作れないよ」+「結界は一度に1つしか機能しないから、この森にはそんな結界はないよ」=「霧は聖者の能力じゃないよ」という論法。確かに「霧の聖者に霧は作れない」と言っていたが、別に「それ以外の聖者が結界以外の方法で霧を作れないとは一言も言ってない」。そして、私のように「そんなん知らんがな」という反論は当然作者側も考慮してるわけで、一応事前に「この世界にはどんな聖者がいるのかなー」という部分で「太陽の聖者」という名前くらいは出している。ギリギリフェアかアンフェアかの俎上にのるくらいの伏線である。いや、我々はどうあがいても「太陽の聖者」の能力を知るよしも無いのでやっぱりアンフェアではあるのだが、「そういう可能性もあるかもしれないじゃない」と言われれば「まぁ、せやな」と答えるしかない。「海が近い」ははっきり分かっていた手がかりであるし、確かに気温についての言及はされていたか。

 とにかく「霧の発生方法」についてはこれで良しとしようではないか。むしろ突っ込まれるべきは、アドレットの命を救うことになった「博打」の太陽の聖者の所在についてである。「アドレットが神殿を開けた時点で、凶魔は太陽の聖者のところに合図を送る必要がある」。これはOK。流石に神殿の扉にセンサーつけてました、なんて言われても納得出来ないので、やっぱり連絡手段は必要だろう。「その連絡役は、多分あの人に化けた凶魔だった」。これもOK。アドレットの行動とあの凶魔の爆発ははっきりと「関係した事象」として描かれており、何の説明も無ければむしろ不自然だった。ここであの凶魔の役割が説明されたのは実に納得いく部分。「ということは、太陽の聖者と殺害役の凶魔は近くにいたはず」。←??? そうか? だってさ、凶魔って空飛べるんだぜ。アドレットの回想に出てきた石田彰凶魔クラスならば人間抱えたままで空飛ぶくらい余裕だろう。連絡役の変身凶魔が単に爆発しただけかどうかは誰にも分からない。ひょっとしたらあの凶魔の爆発によって、(純血の)凶魔だけに聞こえる犬笛みたいな大音量の合図が出ていたかもしれない。凶魔という種が持ちうる能力が分からない状態では、「近くにいる必要があったかどうか」は分からない。さらに、もしそうだったとしても、「太陽の聖者の死体を近くに置いておく」必要はまったくない。「視認出来るギリギリの範囲で連絡役凶魔の合図をもらう」→「ババアを殺害する」→「死体をもって全力で結界の外に逃げる」でいいのだ。結界の発動役がグルなのだったら、それくらいの時間を稼いでもらうことは出来るだろう。それが出来なかったとしても、ある程度離れた森に埋めてしまってもいい。「穴を掘るとチャモが気付く」と言っていたが、そもそもこのトリックの可能性に気がつかなければ、チャモがつぶさに森の土の状態を観察して回ることなどないのだ。何故わざわざリスクを抱えてまで近くに死体を隠蔽したのだろう。

 一応の理屈としては、「殺害役の凶魔が必要」→「万一結界発動の時点で結界の外に出られなかった場合を考えると、他の凶魔と一緒に死んでおいた方が凶魔&人間のグルっていう可能性がばれにくい」→「じゃ、その死体を有効利用すれば聖者の死体も隠せて一石二鳥じゃね?」っていう「安全策」のために凶魔がそういう作戦を選んだという可能性はある。まぁ、このくらい不安定な推論だったからこそ、アドレットも「博打だ」と言っていたのかもしれないんだけどね。死体がすげぇあっさり見つかって良かったな。

 さて、ここまでが今回明かされた真相なわけだが……結局、死体が出た時点でアドレットの推論がほぼ真実であることが示された。つまり、今まで何の根拠もなかった「六花の人間は嘘の結界起動方法を教えられていた」という推理は正解だったということだ。となると問題になるのは「誰も知らない本当の起動方法」ということになる。そのあたりの知識の差が手がかりになるんだろうか。ぶっちゃけ、私の中では誰が7人目なのかさっぱり特定出来ておりません。今回のトリックは下準備の問題だったわけで、ほぼ誰でも実行出来たわけだしなぁ。

 というわけで現時点での限定材料を探っていこう。まず、フレミーは前回の「凶魔ルミノール」ロジックでほぼシロ。ただ、教えられた結界起動方法が嘘だった時点で、「別に祭壇に触らなくてもいいんじゃね?」という可能性が生まれてしまったので、完全にシロとは言いがたいのが悩ましい。例えば「神殿の中で魔法の呪文を一言唱えればいいのよ」くらいの発動条件だったら、フレミーでもあっさり達成出来てしまうのだから。でもまぁ、この展開でフレミーが犯人だったら私のメンタルが保たないので多分シロだろう(1シーズンに殺されるあおちゃんは1人で充分だ)。さらに、物理的な証拠は何一つ無いが、以前の「死に顔の理論」「殺さずの理論」でハンスもほぼシロは動かないだろう。一番仲良くなったハンスさん、今後の旅路の安寧も考えるとシロであって欲しい。そして相変わらず何の手がかりも出さないチャモ。今回一番気になったのはチャモとハンスが仲良くあの場に現れたシーンだったのだが、二人して何してたんだろう? アドレットが神殿で声をかけた時に出てこなかったしさ。アドレットが事前にハンスに何か吹き込んでいて、その確認作業のために2人で動いていた、っていうのなら、仲良くなってたチャモも容疑から外していい気もする。

 結局いつもの3人が残る。現在仲間内では最有力容疑者であるモーラおばちゃん。あまりに強硬なアドレット犯人論の主張、頑な過ぎる殺害姿勢、今回論破されてるのに駄々をこねて嫌がっている様子。どれもこれもが大の大人が冷静に行動してるのだったら不審すぎる。ただ、だからこそかえって怪しくない気もする。今回、「太陽の聖者」を確認出来る唯一の首実検証人として彼女は「アドレットが正しかった」と証言しているわけで、もし本当にわがままを貫き通すつもりなら、あそこで「こんなババアは知らない、太陽の聖者なんて関係無い」と突っぱねる手もあったはずなのだ(まぁ、他の人間が知ってたらアウトなので、そこまで無茶な暴れ方はできない気もするが)。前回アドレットを殺せるタイミングで殺さなかった、というシーンもあり、結論としては「本当にただの脳筋おばちゃんだったんじゃないか」感が強い。

 となると、心理的側面から俄然怪しくなるのがウサギってことになる。もうコイツの場合は心理状態が云々言っても説得力が無いが、振り返ってみればアドレット殺したい欲求が一番強かったのはコイツなわけで、イカれた振りして望み通りの展開に浮かれていたと考えれば自然ではある。かてて加えて先週までのエンディングテーマのタイトル……ウサギ、怪しい。個人的に「こいつが犯人だった時のぴかしゃのしゃべりが見たい」っていうのもある。うん、大事。

 残る1人、ゴルドフさんも相変わらず怪しいままではあるのが……上の理屈とは逆に、「こいつが犯人でもあんまり面白くない」っていうのが最大の難点。さらに今回、今まで単なるモブ扱いだったゴルドフが、最後の最後に「アドレットは殺さないで最後まで意見を聞いた方が良くない?」と突然アドレットに有利な発言をしたのもなんか気になるところ。流石に7人目だったら絶好の殺害チャンス(しかも、誤情報に踊らされている格好なので自分に一切責任が無い)を見逃すことは無いと思うし。

 ということで、容疑度ランキングはウサギ>おばちゃん>ゴルドフ>チャモ>フレミー>ハンスかな。まぁ、どうせ僕の推理なんて当てにならんですけどもね……。(未だにてさプルの百合狼を引きずっている)

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