最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」 5→6 実は好きでした。馬鹿も通せば男伊達。これくらいはっきりと「自分にしかない魅力」をアピール出来るなら、ラノベアニメも観ていて退屈しないんだけどなぁ。 合う合わないが割とはっきり出る作品だったんですかね。新番チェックの時にも書いたけど、この作品に何か真面目にやろうとしている部分が(もし)あるならばそれはあまり見るに値しない。「もしも日本という国から下ネタが排斥されたら?」というifの世界を描いているわけだが、あまりに荒唐無稽でそうした問題に対するメッセージ性は感じられないし、世界設定も穴だらけで「真面目な問題を取り扱う」舞台としてはあまりにも貧相である。ただ、そういう見方はしない作品だよね。このアニメを観て「雪原の青があれだけ警察の前に姿を現しているのに全然捕まらないのはおかしい!」とか目くじらを立てる人間はいないでしょ。つまり、下ネタテロとか、性教育のイデオロギーとか、そういうものはあくまで「下ネタを投げ散らかして遊ぶための舞台設定」でしかないんですよ。「この世界、この状況なら下ネタを言ってもいいんだ」っていう、野郎だらけの酒飲みの2次会みたいな状況設定が与えられれば、それでいいんですよ。 そうして出来上がった「下ネタワンダーランド」だと見れば、こんなにも馬鹿馬鹿しく、活き活きしてる作品もなかなか無いんじゃなかろうか。もちろん、単なる「エロ」アニメってのは昨今では溢れかえっているけど、今作はそれだけじゃないんだ。女の子がおっぱいや尻を晒すだけではない。野郎の尻にも容赦無くスタンガンは突っ込まれるし、胸にローターを仕込んだ女性に陵辱されて貞操の危機を迎えるのも男。真の男女平等がここにはある。下ネタを振りかざすのは何も男ばかりじゃないんやで。女性だって、こうして下世話なアニメで笑ったっていいじゃないの。そう、これは「エロを見るアニメ」ではなく「下ネタを笑うアニメ」なのだ。そこに徹底的にスポットを絞り、隙あらば隠語をぶち込んで一切の「間」を排除。シナリオの要請上どうしてもシリアスになる必要があるシーンでも、そこに性的なモチーフを強引にぶっ込んで茶化すのである。性的なシンボライズがこうした漫画・アニメで研ぎ澄まされていくのは、日本の漫画文化に古くから根ざしていたもの。それがようやく、ラノベ文化にも届いたということなのかもしれない。 まぁ、そんなわけで「華城先輩は毎回元気で素晴らしいなぁ」と思いながら、「アンナ先輩の汁気の多さは本当に中の人まんまだなぁ」と思いながら堪能させて頂きました。やっぱり私は藤井昌宏氏のキャラクターが好きなんだな。毎回映像面でも尖ったものを見せてくれていたと思うが(まぁ、半分以上が修正で見えなかった気もするが……)、どれだけ酷いシチュエーションでも愛嬌を忘れず、萌えのラインを守っていたデザイン性は秀逸だったと思います。早乙女先輩のレロレロとか、エロアニメ以外ではなかなか見られない映像でしたし。「真面目に不真面目」って、大事なことよね。 そして、個人的にこんだけ楽しめたのってやっぱり中の人フィーバーがでかいわけでね。MVPは華城先輩役の石上静香にあげたいところだが、それを上回る完璧な狂気、早く元気になって下さい松来さん。今作はアンナ先輩のためにあった作品だと言っても過言ではないですよ。彼女の活躍がずっと見ていたかったです。その他にも早乙女先輩役の新井里美の盤石さ、毒を塗ったナイフのように確実に内蔵をえぐってくる不破さん役の後藤(弱)さん。やっぱりこんな役ばっかり、成田剣。ほんとにみんな楽しそうでなによりです。脇で見ていた小倉唯も良い勉強になったんじゃないでしょうかね(そうか?)。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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