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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「モンスター娘のいる日常」 6→6

 良かった。実に良かった。何にも目覚めてはいないが、心の国境はなくなりますね。いや、元から無かった気もする。

 今期は(今期も?)エロが売りの作品はたくさん並んだわけだが、「下セカ」はエロというよりはまさに「シモ」の作品、「To LOVEる」はエロというより伝統芸能による安心感。そして今作は、登場直後には変化球だと思われていたが、描写そのものはド直球。キャラクターの生態がちょっと普通の人間とずれているだけで、見せるものはあくまでもまっとうな「エロ」の極みである。そして、「人間じゃねぇんだからこのくらいやってもかまへん」という謎の免罪符を手に入れたもんだから、その直球の速度がかなり高いという。なるほど、噂ではポルノを規制されまくった他所の国ではどんどんレベルの高い萌え文化が発達していると聞くが、お上の命じた規制を乗り越えれば、新しい次元というのは見えてくるものだ。そうした「次の世界へ」のゲートとして、非常に優秀な作品でしたね。

 俺? 俺はほら、まぁ、全部のヒロインが満遍なく良かったかな。うん、いや、そうだね、パピだね。ごめんなさい、別にロリコンじゃないよ。ホントだよ。だって同時にセントレアも好きだもん。ラク姉さんもいいと思うし、マナコだっていいと思ってるもん。こんなにも歪んだ「みんな違ってみんないい」も珍しいよな。短い尺の中で個々のキャラクターを売り出すことのみを目的としているために、他の要素はことごとく排除する思い切りのよさは英断であり、日替わりで出てくる「次の商品はこちらです」的展開はスームズに自分好みのキャラを探せるインスタントなおいしさ。1人2人くらい「流石にこれは分からねぇ……」という限界があっても、そこをスルーすれば次の瞬間には新たな扉が用意されている。原作からこういう作風なんだろうけど、それがアニメでもテンポ良く進んだのは良いことです。続編あるのかなぁ。

 中の人の売り方も割と面白くて、今作はセントレア・スー・ラク姉さんなどの中の人がほぼ新人。そしてそのどれをとってもハズレが無い。特にスー役の野村真悠華は色々と芸達者なところを見せてくれたので今後どういう風に出てくるのか楽しみですね。

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