最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「食戟のソーマ」 6→5 望ましいアニメ化だったのではないでしょうか。2クール続けてやって画面のクオリティが落ちないって、当たり前のはずなのに安心出来て良いよね(まぁ、間に1回特番挟むんだけども)。 点数下げたのは、ひとえに「原作に特別思い入れが無いから」というのが理由。アニメとして、あの原作を動かすならこうなるだろうな、っていう規準は充分過ぎるくらいにクリアしていたと思うし、一切不満は無い。ただ、個人的に原作であまり好きじゃないところがあって、それがアニメでも放送されるに従って見えてきたので、「まぁ、普通」という結論になった。 で、その「何か好きじゃない点」というのが何かっていうと、「料理のおいしさが分からない」という部分。古今東西、様々な「料理漫画」が生み出されてきたが、その方向性は大きく2つに分かれる。1つは「美味しんぼ」や「クッキングパパ」などのリアル路線。いや、キャラとか作品世界がリアルかどうかは別として、そこで作られる料理はあくまでも読者の想定の範囲内であり、「これがこうなってて美味い」というのが分かるタイプの作品。そしてもう1つは、「ミスター味っ子」「中華一番」「鉄鍋のジャン」などのファンタジー(?)路線。もう、料理を描くことは目的として優先度が下がり、読者は料理の味なんて想像しようもないけど、主に「勝負の派手さ」「馬鹿馬鹿しさ」で勝負するタイプの作品。この「食戟のソーマ」については、ジャンプ漫画ということもあり、後者を狙った作品なのは間違いないはず。しかし、その割には案外料理が常識の範囲内に収まっている。現実的な食材で、現実的な料理を作り、理屈で「勝負の派手さ」を盛り上げようとするタイプ。原作漫画の画力があればこそ、説得力が出せる部分である。 そうした「はみ出しきらない現実感」みたいなところが、個人的にあんまり好きじゃないんだ。ラストのカレー対決なんかを見てみると、確かに個性豊かなキャラクターが集まって個性的なカレーを作っているが、別に調理シーンで暴れるわけでもなく、あくまで審査員が「どこがどう奇抜なのか」を懇切丁寧に、百科辞典的知識を総動員して説明してくれる。しかし、残念ながら我々視聴者はそんな珍しい食材、びっくりするような調理法を経験したことが無く、何がどう美味いのかが分からない。かといってハッタリに逃げ切るわけでもなく、勝負するにしても「どっちがどれくらい美味いんだ?」というのが分かりにくいので勝負の優劣がピンと来ない。この辺りが、私がジャンプ漫画の中でも今作を推したくない理由になっている。アニメは演出方向で「勝負の派手さ」を推し進めることが可能だが、その分原作漫画の画の力で見せる部分は失われているのでとんとん。結局、「なんか分からないけど戦った感」がぬぐい切れず、最大限の盛り上がりにまでは至らないのである。 そういうわけで、「まぁ、普通」という結論になりました。いや、でも繰り返すけど映像面のクオリティは高いし、アニメとして見てて充分面白いのよ。アニメと漫画でどっちがいいかって言われたら、ちょっと悩んでアニメを取ると思う。キャスト陣も賑やかだし、原作で精一杯馬鹿なことをやってる部分は2割増しくらいで馬鹿になってるし。そういう方向性がはっきりしてたのはとても良かったです。 あと、お食事処まつおかにかやのんが来るのはとてもいいです。いや、買ってないから宣伝用のダイジェスト版しか見てないけどさ。ぶっちゃけ、かやのんが実写で動いてれば何でもいい疑惑もあるな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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