最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ゴブリン怖い、第2話。ゴブリンってあれだろ、3マナで3体出る奴だろ? 毎ターン出てきてアタックして死んでいくあれだろ? カード名に「餌」とかもろに書かれてるあれだろ? 生き物としての尊厳すら危うい存在だと思ってたのに……。 もう、Aパートの救いの無さがね。あそこまで執拗に抵抗するゴブリン。前回のエピソードで「ゴブリン複数体には勝てない」ということに気付いた主人公パーティは、徹底して監視を繰り返してなんとか単独行動するゴブリンを発見、討伐を目指すも、そのゴブリンの持つ「尊厳」がはっきりと見えてしまって。まず、襲われた時に何してたかっていうと、水汲んでた。しかも、ちょっと楽しげな表情で、なんなら鼻歌交じりに。あれだけを見たら、もう立派な知的生命体なんだよ。どこの世界でもそうだけど、実はゴブリンってけっこう知能はあるんだよ。作品によって、犬っころレベルからいっぱしの人間レベルまで多々あって、Magicならアラーラのゴブリンは割とアホっぽいし、ラヴニカとかメルカディアみたいな商業世界だと立派な「天才ゴブリン」だって存在する。この世界のゴブリンは、前回3人で車座になっていた連中を見る限り、少なくとも個々のゴブリンがしっかりと人格を持ち、おしゃれも出来るし共同生活も出来ることが描かれていた。言ってしまえば、エルフとか、ドワーフとか、そういうものと大して変わらないのだ(作品によってはゴブリンとドワーフが宿敵同士の場合も少なくないしな)。それを、いくら初心者とはいえ、人間6人で取り囲んで襲撃とは。ゴブリンなにも悪くないのに。生きていく為にはしょうがないんだってさ。これって流石に「肉を食うために牛を殺す」とはちょっと違う次元の話だよなぁ……実際、「殺し」に加担した男どもは皆、自分がイメージした「ゴブリン退治」とのギャップに打ち震えている。実際に「生き物を殺した」感触、相手の生きようとする抵抗意志の感触、そうしたものが、実際に体験した「命の取り合い」以上の重さでのしかかってくる。 かてて加えて、ゴブリン強いんだわ。大した能力も無いかと思ってたのに、ゴブリンの皮膚って固いのね。刃物がなかなか通らない。レベルが上がればもう少し楽に戦えるようになるのかなぁ。レベルってなんだろ、腕力なのか、テクニックなのか。魔法使いの魔法があたっても軽くこづかれた程度の衝撃だったみたいだし、単純にレベルがあがると殺傷力も増していくのかな。それとも、慣れてきて遠慮なくゴブリンに「殺す気」をあてられるようになるのか。どっちにしても、さっさとこの初心者モードを抜け出さないことには精神的にやられてしまいそう。僕ら視聴者は、このままじゃろくにRPGもプレイ出来なくなりそう。あんな憎らしいゴブリンでも殺しにくいのに、愛らしい目をしたスライムとかどうやって倒したら良いんでしょうね。 さておき、Aパートはそうした「やるせなさ」みたいなもの、「どうしようもなさ」みたいなものが1話目に引き続きたっぷり味わえたわけだが、一転してBパートはなんだこれ。なんだその延々流れる挿入歌は。うーむ、「謎の挿入歌」っていうと、最近では「実は私は」の悪夢が蘇るのだが……このアニメも、ひょっとして1話に1回挿入歌の義務とかが課せられているのではあるまいな。今回のは一応叙情的なシーンだったからギリギリセーフとしても、毎回ノルマとして入れるとかアニメの演出意図も何もあったもんじゃないから勘弁してくれよ。今回のだって、別に歌いらないんだ。無音でもいいし、別に台詞を入れて悪いシーンじゃない。まだ完全に馴染みきっていないこの段階で、挿入歌のバックで流して処理するのはあまり良い判断とは言えないシーンがポロポロあったと思うのだが。別に歌が悪いと言いたいのではなく、演出意図としてそこは不必要だろうと思うのである。次回まで様子見だけども……大丈夫かなぁ。 歌のバックでながされてしまったために、今回一番気になったランタの心情が今ひとつ分からずじまいだったのが残念。彼はちゃんと「ロストバージン」のショックから立ち直れたんですかね。そこは割り切っちゃっていいところなのかどうかも微妙なところだが……切り替えるなら切り替えるで、ちゃんとそういうシーンをはっきり見せた方が良かったと思うよ。他の面々もそうだけど。あと、一番気になったのは戦士の子(モグゾー)が作ってた飛行機模型。飛行機の記憶は残っててもいいんだ。記憶消去のトリガーがいまいち分からん。ランタが「パッション」とか英語使うのもセーフだし、言語体系も統一されていない(まぁ、「ギルド」とか「パーティ」とか「コパー」とか、英語がたくさんあるのだからそのあたりの制限は無いのだろうが)。この世界のルールは未だ謎が多いが、そのあたりは多分このシリーズでは一切解明はされないだろうな。 とりあえず、「やるならせめて風呂場の中身ちょっとくらい見せてよ」。ランタは実際蹴り飛ばされて出てきてるわけで、見るものは見てるんだよな。羨ましいったら……。 以上だ! PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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