最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ここで退場とは、第4話。そうか、改めて振り返ると、ここまでの描写って死亡フラグに属するものだったんだな。意識してみてないと案外気付かないもんで。まぁ、このパーティの場合には大体において死と隣り合わせだったからなぁ。 4話目で6人パーティのうち1人が退場してしまった。最近のアニメは3話目とか4話目が鬼門やなぁ。物語の構成としては実にまっとうな造りになっていて、まずは絶望的な状況からスタート、苦しみながらもなんとか打開策を模索し、ようやく軌道に乗り始めた矢先、その油断をたしなめるようにして更なる悲劇を追加する。確かに突然の死は理不尽ではあるが、この世界の非情さを思い出させてくれるし、今回のような展開ならば単なる理不尽で片付けられるのではなく、主人公パーティにも大きな責任があったことが分かり、歯がみしながらも納得できる部分があるのはよい。それにしても退場したのがプリーストってのはつらいよなぁ。ただ、これもたまたまではなく、プリースト自身が傷を負ってしまった時に治癒する人間がいないっていうのは大きな構造的欠陥だったんだろう。これまではマナトが慎重に立ち回って怪我をしなかったせいでそうした問題点が明るみに出なかったのかな? でも、前衛もこなせるプリーストって言ってる時点で、その辺をケアしなきゃいけないことには気付いても良かったと思うのだが……。 興味深いのは、そんな悲劇の原因になったのが、相変わらずゴブリンだったというところ。「3匹までなら対処出来るようになってきたな」とほくほく顔の面々だったわけだが、いくらスキルを覚えても、どうやらフィジカルが特別強くなるというわけではないようで。さらに、流石に同じ狩り場で仕事をしすぎたせいなのか、なんとゴブリンもパーティで攻めてきた。しかも、これまで相手にしてたヤツらとは段違いで強そう。何しろ「鎧ゴブリン」はCV安元である。なんだそれ、勝てるわけないやんけ。でも、1話目で「仲間と一緒にたき火を囲んでいるゴブリン」が目撃されていたのだから、相手だってチームで行動する程度の知性を持ち合わせていることは想定すべきなんだよな。人間にとって都合のいい狩り場なら、それはゴブリンのパーティにとっても同じわけで……ハルヒロは「油断していた」と言ったが、それはあの一瞬に限ったことではなく、最悪のパターンを想定せずにのうのうと成長したつもりでレベルあげに興じていたパーティ全体の責任といえるだろう。 スキル取得の方法なんかはやたらにゲーム的なのに、死者の扱いに関しては極めて常識的な対処しかできないのがこの世界。放っておくとアンデッドになる、という嫌な部分だけはファンタジーしてるのが憎らしいが、まぁ、グリ(シル)ムガルの世界ならしょうがない。使えない肉は全部シブシグにしてしまえ。死者が帰ってこないことには定評のあるウィザードリィという大看板もありますしね。そのあたりも込みで、全部想定しておかなきゃいけなかったわけだ。まだまだみんなして初心者やな。 で、そんな悲劇を迎えてしまったお話だったのだが……やはり挿入歌か……ここまで来ると1話1回義務はほぼ確定だ。今回は一応「衝撃的なシーンでの挿入歌」ではあるのだが、やっぱりあの歌詞を入れる意味は一切ない。劇伴はインストで良かったはずだ。というか、そうすべきだった。それでも歌が流れてしまうあたり、今作の良さがかなり損なわれているのでとてもとても残念である。だってさ、冒頭の橋の上のマナト・シホルのシーンとかはとても良かったじゃない。音楽を入れずに、環境音だけでしっとりと心の交流を見せた方が、今作の雰囲気なら映えるんだ。中の人たちも実にいい演技を見せてくれていて、マナトの死を受け入れられないハルヒロのテンパった物言いなんかも、淡々と流してくれた方がぞっとするような「現実の許容しづらさ」が伝わったと思うんだ。それが出来ないのは、非情に勿体ない。 まー、来週以降はその辺は諦めるものとして……シホルちゃんのメンタルが心配です。せっかく立ち直って、憧れの男の子をきっかけに前を向こうとしていた矢先に……これで心がぶっ壊れて闇のエレメンタルが強くなったりしないかしらねぇ。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|