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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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何一つ予想外のことが起こらない、規定通りのアニメ展開な第2話。この純度の高さは、逆に好感触です。

 第2話で起こった事象をまとめると、「ジョーイがヒーローマンの存在にびっくりしてそのスペックを確認していく」「親友のサイにだけ打ち明けるけど相手にしてもらえない」「エイリアン襲来で街がボッコボコ」「デントン教授、エイリアンの襲来を受けてピンチ」「ヒーローマン出撃」「エイリアンボッコボコ」「ヒロイン救出」「ジャイアンとスネ夫に見られる」「エイリアンの母船襲来」。

 ふむ、何一つ意外な展開が無いとはいえ、それなりに濃密な展開にはなっている。今回は登場した敵陣営(スクラッグという名前らしい)の強さ、不気味さ、無情さを伝える部分が一番力点を置いている部分で、「映画の撮影はよそでやってくれ」というお約束の反応から、スクラッグたちは「侵略者が取るべき行動」をきちんと取ってくれている。出会い頭に警察官をブン殴ったのはちょっといただけないが、その後は銃器で街を破壊、警官隊の一斉射撃にビクともしない、教授の家に着くまでの短い間で地球人の言語を理解し、徐々に調整して完璧な意思疎通を可能にするなど、信じられない科学力を行動で示してくれている。特にジワジワと人語を話せるようになっていく過程は妙にリアルで(もちろん出来すぎた翻訳機ではあるが)、きっちり設定が組まれていることが分かる。こういう細かい描写がいいアクセントになるのだ。

 それに対して、どの程度の科学力で、どの程度の説得力を持つのかいまいち分からないのはヒーローマンの方だろう。ジョーイは色々と試してみていたが、腕のリモコン(と言っていいのかどうか分からないが)のディスプレイの変化や、ジョーイのどういった行動がどの程度反映されて動けるのかが分からない。そして、今回ちょっとうなり声みたいなものをあげていたようだが、しゃべることは出来ないようだし、コミュニケーションが取れるかどうかも不安だ。今のところ、ジョーイに向ける意志の籠もったまなざしが印象的。

 そして、そんなよく分からないスクラッグとヒーローマンのバトルだが、これが無闇にアツい。スクラッグはまだ銃を持ってるし、何か凄い風を起こしたりしていたからいいのだが、ヒーローマンの方は単なるパンチしか無い。本当に、単に敵をブン殴るだけの戦闘機械である。それなのに、何故か格好いい。ご丁寧にサイズはスクラッグよりちょっとおおきいくらいでバランスが取れているが、召喚シーンのバンクを見る限りでは、おもちゃ形態から少しずつ大きくなっていく仕組みのようなので、ひょっとしたらもっとでかくなることも出来るかもしれない。チャーミングな足で地面を踏みしめ、拳を叩きつけるヒーローマンの雄姿が今後も楽しみである。

 今回「決めポーズ」を見せてくれたヒーローマン。腕を腰のあたりに回すと、タイトルロゴの「O」の字と同じくきれいに赤い円をなす。紙一重のデザインだが、個人的にはダサいというよりも格好いいと思ってしまった。白いボディに赤リング。ヒーローマンは、次回以降はパンチ以外の何で僕らを楽しませてくれるんだろうか。

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