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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 だが断りすぎ、第28話。あのコマってネット界隈で流行ったおかげで4部屈指の名シーンみたいな扱いになってるけど、別にリアルタイムでそんなに取り上げられたようなシーンじゃない気がするんだけどね。こうしてみると全体的な流れがイケメンなだけだよな。

 変則構成なので、まずはチンチロの決着から。時間が無いのでダイスに目玉のくだりもなくなり、最後にキーアイテムになる虫眼鏡もあんまりフィーチャーされなかったので、なんか唐突な展開に見えるな。いや、実際唐突なんだけどさ。漫画だとどさくさに紛れてごまかされてたけど、やっぱりあんだけ燃え上がるまで全然気付かなかったのは尋常じゃねぇや。誰かが通報してたってことは、どっかからは燃えてる様子が見えてたわけでしょ? さらに火元の虫眼鏡は手近にあったわけで、建物の奥から燃えたわけもないしなぁ。まぁ、それだけ露伴が必死だったってことだろな。

 この話で玉美が出てくるのは、いかにも4部らしいニクい演出。普通は3部とか5・7部みたいに「どこかに向かって進む」という筋立てになりやすいので、ジョジョで「過去のキャラが復活して活躍」っていう展開はあんまり無いのだが(あったとしても花京院やアヴドゥルみたいに割と無理な展開になるのだが)、4部は同じ町内でずっとうろうろしているお話なので、こうして過去のキャラをいくらでもほじくり出す事が出来る。この後の噴上裕也の突然の参戦も、未起隆の活躍も同じような理由。いくらでもキャラを増やして絡みを増やせるんだよね。普通の漫画だとぽっと出の端役なんて大して魅力もないので忘れ去られるもんだが、杜王町はこうして三下の玉美ですら再登場出来るわけで。まぁ、ちょっと能力を便利に使いすぎてる感はあるけども……「相手に嘘をつかせない」という目的から「錠前」を使うっていうアイディアは秀逸だよなぁ。外界から干渉するのではなく、あくまで自身の良心を計るだけだから確度が高いんだよな。

 ま、そんなチンチロ勝負はさておき、章の合間に挟まったのは、前回描かれていなかった川尻早人のお話(このシーンでご丁寧にラジオで噴上のことが流れているあたりは芸が細かい)。いやー、早人がすでにイケメンやねん。っつうか声が格好良いねん。何しろCVがネギ・スプリングフィールドと同じですからね。この後の早人の活躍を考えればこの配役も宜なるかなと。いい息子さんをお持ちじゃないですか、しのぶさん。浮かれてお菓子作りしてるしのぶはちょっと可愛い。

 そして本編となるハイウェイスター戦がスタートする。さて、このお話は実は個人的に色々と疑問に思っていた部分の多い話でして……。まず、先週もちょっと書いたけど「露伴と仗助はどこに行こうとしてたんだろう」っていう。仗助は鞄持ってるからおそらく学校帰り、そしてバスの表示は「杜王循環」。普通に考えたら杜王町の中のどこかに向かおうとしていたのだろうが、「杜王町名所案内」によれば二つ杜トンネルは杜王町とS市を結ぶトンネルということだ。つまり、二人はたまたまS市にちょっとお買い物にでも行くところで出会ったということだろうか。この話以外でバスが登場する話は無いので、何故突然仗助がバスに乗っていたのかが不思議なところ。まぁ、8部になればもう1回バスがキーアイテムになる話があるけども(かなりひどい形でな!)。

 そして、二人はバスに乗り、トンネルを抜けたところで仗助がキレて、おそらくそのすぐ後の停留所で露伴が降りた。つまり、露伴はトンネルのS市側で降りて、その後、どこかからバイクを調達してきたと思われる。露伴がここで「一度自宅に戻ってバイクを持ってきた」というのが普通の流れなのだろうが、そうすると時間が合わないんだ。一度バスを降りて自宅に戻り、それからハイウェイスター(以下、HSと表記)に遭遇するとなると結構な時間がかかるはずだが、仗助は、諍いの後に「なんか気になって」戻ってきたと言っている。流石にず〜っと後まで露伴が待っているなんて思っていないわけで、仗助が戻ってきたとするなら、露伴と別れてから大して時間は経っていないだろう。すると、露伴が家に戻る時間はなく、おそらくS市で即金でバイクを購入したのだと思われる。なんでそこまでしてバイクが欲しかったんだ、っていう。

 さらに、露伴は秘密の部屋を探してトンネルを通り抜け、「出口付近」で敵の罠にかかる。この「出口」が杜王町側なのかS市側なのかが定かでないのだが、HSに見つかった後、露伴が「トンネルの中を」しばらく走って逃げており、さらに、しばらく逃げてから捕まった露伴は、明らかに「杜王町側」に拘束されていた(「70㎞で」ぶっ飛んだ仗助は、トンネルに入らずにそのまま引き返す形で杜王町に向かっている)。ということは、露伴が初めてHSに捕まったのは「S市側」である可能性が高く、そうなると、やっぱり最初にバイクで入ってきたのは杜王町側なのだ。しかし、仗助が引き返してきて露伴のバイクがぶっ飛んできたのを見たのも杜王町側。仗助はS市に向かっていたはずで……と、とにかく色々と矛盾するのである。正直、このくだりの位置関係については一切の解決を見ていない。当然、答えは「こまけぇことはいいんだよ!」だ。まぁ、荒木先生もそこまで細かいこといちいち気にしないしな……。単に「バイクで一定速度以下になると捕まっちゃうスタンド」っていうネタを思いついて書きたくなっただけだろうしな……。ちなみに、次週繰り広げられる一連のチェイス&賢い仗助君劇場は、一気に二転三転するジョジョバトルの真骨頂が楽しめる怒涛の展開なので、4部の中でも個人的にかなりお気に入りのエピソードです。何故か当時「こっちも海だッ! 杜王港!」で大爆笑した記憶がある。

 今回は長くなっちゃったのでここまで、HSの能力については次週触れましょうね。いや、別に触れなくてもいいんだけどさ。

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