最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「響け!ユーフォニアム2」 7→7 あけましておめでとうございます。やぁみんな! 大体3ヶ月に1度は現れる京アニ大好きおじさんだよ。ユーフォは楽しめたかな? 僕は楽しんだよ! 知ってるだろうけど!! というわけで、「ユーフォはユーフォだった」というだけで説明が終わってしまうのが本作。毎週毎週脳汁を垂れ流しながら感想文を書いていたので、これ以上語るべきことはあまり残っていないはずだ。毎週本当に密度の濃い作画でもって容赦無く見たいものをぶつけてくる。このニーズにばっちり応える作品提供をし続けられるのが、京アニという化け物スタジオの力なのである。 ただ、よく見ると今回の点数は1期よりも下がっている(1期は最終的に8点を付けている)。私の規準だと、7点なら1クールに1,2本出るレベルだが、8点となると年に1、2本出るか出ないかのレベル。そこにはやはり差があったのは認めなければなるまい。本作が1期よりも劣っているのは、純粋に脚本部分である。鎧塚騒動のエンディングの時に一番はっきり現れたのだが、1つ1つの問題に対する解答が割と適当なのである。希美と鎧塚の関係性は未だに納得いってないし、その後のあすか先輩の参加するしない問題についても、一応は片がついたように見えているが、結局彼女が母親とどういう形で和解したのかが描かれておらず、消化不良の部分が残っている。黄前家のお家騒動もそうだし、麗奈の問題だってまだ終わったわけではないだろう。1つ1つのパーツを分解していくと、「起承転結」の「結」の部分に難が多いシーズンだったといえる(シーズン全体を通じての「結」に文句はない)。まぁ、1期があまりにも素晴らしすぎたために対比でまずく見える部分はあるのかもしれないが……少なくとも1期の大吉山に勝る話数は出てこなかったし、細かい部分での不平不満はいくつか残っているのである。 しかしまぁ、2期は1期以上に焦点が絞られていた、という見方も出来る。どういう視点かというと、主人公としての「黄前久美子」の存在をきっちり着地させるという目的。1期は橋の上ダッシュなどの力業でメインヒロインらしさを主張した久美子だったが、2期ではひたすら家政婦ポジション(目撃者ポジション)をキープし、「こいつ、見てるだけで何にもしないな」という状態だったのだが、大ボス田中あすかとの対決では、その「見てるだけポジション」を逆手に取り、今まで見せなかった久美子らしからぬ立ち振る舞いで逆転ホームランを放った。最終話も含めれば2打席連続の特大ホームラン。2期全体を見るとあすか先輩や麗奈の魅力はやや低下したが、その分、久美子が全てを拾い上げ、作品をてっぺんまで引っ張り上げているのである。その部分については文句のつけようがないだろう。 あとはまぁ、1期と比べて演奏シーンはどうかとか、女の子の顔は可愛かったかとか、そういう部分を見ていくだけ。そして、京アニがそんなところで落ち度を見せるはずもなく。やはり、現代アニメーションの中ではダントツの完成度を誇る仕上がり。よくもまぁ、こんな変態的なクオリティを維持し続けられるものだと毎回感心するばかりである。今後別なスタジオが「吹奏楽アニメ」に挑戦しようとしたら、尋常じゃないプレッシャーになるだろうなぁ。 中の人については、そんなわけで久美子の中の人、黒沢ともよちゃんが文句無しでMVPだろうが、個人的にはあすか先輩の中の人、寿美菜子の強さも見逃せない。美菜子はいつの間にやらこうして「らしさ」を確立したのだろうなぁ。第一印象だと「スフィアの残り1人」だったのであまり好きじゃなかったはずなんだが、今となっては「美菜子でしか出来ない役」がこんなにもあふれている。こうして、伸びていく声優の功績を見守るのが、声優ファンの一番の歓びなのです。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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