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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 まだまだひっくり返るんかい! 第9話! もー、何が本当で何が嘘やら、「黒蛇」が本命ってことでファイナルアンサーですかねぇ。

 ジーンの血筋を巡る真実が明らかになり、世界は急速に動き始める。いや、正確に言えば、「明らかになったことが明らかになり」かな。だってジーンの血筋については、グロッシュラーさんを筆頭に割と色んな関係者が知ってたわけですからね。加えて彼の流した「噂」の中には「ジーンが王族関係者だよ」っていう部分も含まれてたわけで、各区の区長らがそれを信じていたかどうかは別として、一応「その可能性」を知覚していたってことは紛れもない事実。知らぬのは我々視聴者ばかり……いや、本人と妹も知らなかったわけだが。あとモーヴ本部長もその事実に到達するまでは割と時間かかってたかな?

 事実の伝播はいよいよ遠くドーワーの王室にまで届いてしまう。どうやら王室は、王様だけでなく全体で「第2王女の残したもの」の存在を把握していたようだが、ジーンたちが積極的に王室に関わることがない限りはそっとしてく算段だったはず。しかし、幸か不幸かジーンは出自を知らされ、それと同時に、王位継承権が直接関わる馬鹿王子にもその事実が伝わる。彼はおそらく自分の地位が揺らぐなんて心配はこれっぽっちもしていないだろうが、むしろ、事実を知った「第一王女」様が、娘の栄華のために「余計な問題」を切り落とすことの方が不安。第一王女様とやらは今まで全然話題に上らなかったくせに、あわよくば馬鹿王子も消して自分の血筋を正当王家まで格上げすることを狙っているようだ。

 何にせよ、王室にとってジーンたちが「余計なもの」なのは間違いない。即断即決即実行の第一王女様は、今作始まって以来の最大の物騒軍団である「暗殺者」を差し向ける……のだが、流石だ、今作は命のやりとりがかかっているのに、絶対に騒いだりしない。一応は緊迫の逃走劇なんだが、画面転換を刻むとか、動きに速度をつけるとか、そういう演出には絶対向かわない。どこまでものんびり屋なロッタちゃんの影響もあるが、あくまでマイペース、あくまで楽しげに逃走劇を演じている。追っ手が部屋のすぐそこまできてるのにガラスの心配をしたり、のんびりエレベーターを待ってみたり、世界中のサスペンス映画に謝れ、ってレベルののんきな逃走劇。まぁ、ロッタちゃんは事情がさっぱり分かってないし、手を引くレイル君も単に隣のロッテちゃんが見たいだけだし、気合いが入らないのもしょうがないのかも。

 しかし、どうにも抜けてるのは追っ手サイドも同じこと。棚ぼたでロッテ確保に成功するも、処分するといっておきながらのんびり車で搬送。まぁ、あんまり街中で殺すわけにもいかないが……せめて自由を奪うくらいの方策はとってもよかったんじゃないですかね。更にたまたまなだれ込んできた課長さんにあっさり丸め込まれ、「拉致した」というマズい事実だけ残して人質解放という体たらく。第一王女の配下、割とアホばっかりなのでは。まぁ、今回の一件は流石に課長の察しが良すぎた部分もあるが……あの人、多分何か知った上でそらっとぼけてやってるとこあるよね。はたしてどこまで知ってる人間が、どの辺に潜んでいるやら。

 荒事の波は無事に乗り越え、あとは「ジーンたちを使うか否か」という部分での上層部の判断待ち。5長官会議では、情報開示を迫られたグロッシュラーが「まぁ、クーデター派を支持するんだけどね」と爆弾をぶっ込むも、割とあっさりとこれが受け入れられる。どうやら、ACCAの廃止を望む馬鹿王子とACCA中枢部の関係性は、思いの外悪い状態だった様子。傍から見てる分にはあんな阿呆に大それた改革なんて出来るはずが無いと思ってしまうのだが、やっぱり国民からしたら「次期王の意向」は馬鹿にならないということか。グロッシュラーさんがクーデター促進派。そしてジーンの真実を知って燃料に利用したい旨を残りの仲間に伝えると、犬猿の仲だったはずのリーリウムさんがコレに同意。その流れを見て残りの3長官も乗り出した。史上もっとも穏当で波風の立たないクーデター決起会議である。もう、どうなってんだこの国の連中は。

 しかし、こうしてとんとん拍子に話が進む裏には、当然「黒幕」が。ジーンたちの意志など全く意に介さず、「出来るクーデターならやっちゃおう」ってんでここまでの青写真を書いていたのはなんとリーリウム。そりゃま、曲者だろうっていう雰囲気は醸し出していたものの、なんとあの強面のグロッシュラーすら実は彼の手駒。いきなりロン毛をひっ捕まえて恫喝するシーンは、これまた番組史上初の、いくらか動きが大きくて迫力のあるシーンだ。それくらいに、今回のリーリウムの「本心」は今作の転換点だったということなのだろう。そりゃなぁ、俺はすっかりだまされていたからなぁ……。

 クーデター促進派の頭目、リーリウム。そしてその手駒のグロッシュラー。5長官はすんなりクーデターへの道のりを歩み始めるわけだが、ここで一番ジーンたちに近づいていたモーヴ本部長がどう反応するかだ。ジーンさんははるか遠くの地で母親の巨大彫像を見て、釣りして、カジノに引きずられて……。遊んでるわけじゃないねん。仕事やねん。ジーンの旗印の下、クーデター派がぞろぞろと集まって……来るかなぁ……。

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