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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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4月8日 ドラフト模様(AER×2 KLD

ピック順 【Alessi】→【Thraxi】→【Mei】→【Chrolony】→【Sangriter】→【Serra】→

 

 モダマス3戦を挟んで、久しぶりに戻って参りました霊気紛争。後はアモンケットが登場する月末まで、残り2試合がこの霊気紛争に費やされることになります。それにしても……久しぶりなもんだからみんなして色々と忘れてしまっているという、非常にお粗末な脳みその程度を披露する結果になった。ピックがおぼつかないのはもちろんだが、プレイ中にも怪しげな展開、大胆なルールミスなどがそこらで巻き起こり、何とも波乱の復帰戦となった。ちょっと環境が変わるだけでこれなんだから……新環境とか大丈夫かいな……。

 

 




 

    AL SE TH SA ME CH

AL  ー  ◎  ○  ◎  ○  ×  4ー1 1

SE  ×  ー  ×  ×  ×  ×  0ー5 6

TH  ×  ○  ー  ×  ○  ×  2ー3 4

SA  ×  ○  ◎  ー  ○  ○  4ー1 2

ME  ×  ○  ×  ×  ー  ◎  2ー3 5

CH  ◎  ○  ○  ×  ×  ー  3ー2 3

 

 

1位 【Alessi】 白黒 <飛行機械による拘束 橋上の戦い 害悪の機械巨人

 なかなか上がってこない調子にすでに諦観し、「この環境が終わるまで、頭を下げてじっと待つだけ」と言っていたおっさんがこのどさくさで初優勝。本来ならばめでたいニュースのはずなのだが、今回は色々と素直には喜べない疑惑の判定が多かったことで、優勝も色々とケチがついている。1つ、私との試合で「機械巨人」のマナコストを勘違いしていて5マナで出していた案件。まぁ、対戦相手も気付いてなかったです。2つ、トランプルダメージの計算を誤ったため、残りライフ1点で生き残って逆転勝ちした案件。まぁ、相手がトランプルで突き抜けさせるかどうかは任意なのでこれは別に反則ではないのだが……。都合2回も「いいのか?!」という状況からの勝利を飾ったことで、なんとも不可解な初優勝である。そして、多分今回のデッキで何故勝てたのかは本人もあんまり分かってないと思う。基本的にはクリーチャーを横に並べて「鼓舞する突撃」×2でドカーンするトークンビートのデザインで、クリーチャーは2マナ以下に7体も投入され、とにかく並べることが最大の目的になっている。また、厳選された黒除去はレアリティの暴力ともいえるクオリティで、「橋上の戦い」「致命的な一押し」「飛行機械による拘束」×2、そして「害悪の機械巨人」とより抜きの精鋭たち。序盤から休まず展開を続け、相手のキーをピンポイントで落としておけばいつしか勝ちが転がり込んでくるというわけだ。ただ、最近はこの手のデッキがあまり結果を残せず、このデッキも個々のクリーチャーの性能はそこまで高くないので、「鼓舞する突撃」を引かずにじり貧になる展開もあり得たと思うのだが……そういう紛れの部分を押し込んでしまうのが、強運というやつなのかもしれません。まぁ、俺は負けたとは思ってねェから。

 

<疑惑の贅沢除去ビート>

平地×8 沼×8

 

<クリーチャー・機体類> 16

第四橋をうろつく者 増強自動機械

精緻会の改革派×2 大胆な潜入者×2

格納庫の整備士 ギラプールのミサゴ

武器作り狂 移動駐屯所

路地の絞殺者 飛空士の提督×2

霊基体の野心家 急降下飛空士

害悪の機械巨人

 

<その他> 8

致命的な一押し 橋上の戦い

放射篭手 飛行機械による拘束×2

悪意器具 鼓舞する突撃×2

 

 

2位 【Sangriter】 緑青 <霊気海嘯の鯨 造命物騎兵 ピーマの先導>

 今回はおっさん連中でワンツーを決めてるんだな。試合後に「このデッキで優勝でけへんのか」と悔しそうにしていたデッキだが、実際、上述の通りにトランプルダメージを巡って1点の計算ミスがあったため、本来ならば全勝優勝を飾っていたはずなのがこちらのデッキである。1引き欄を見て分かる通り、青緑でゴツいカードがズラリ並んでおり、これに「獰猛器具」×2が大きく力を与える。カード単体でそこまで目立ったものは無いのだが、「霊気急襲者」からスタートし、これを「獰猛器具」で増強しての飛行ビートパターン、序盤から攻め続けることで紛争を起こし、「造命物騎兵」×2で踏みつぶすパターン、とにかくバウンスやらなんやらでごまかしきり「霊気海嘯の鯨」に頼むパターンなど、割とどんな局面からでも勝ちにつながるムーブが起こしやすいのが強み。緑青の割にはエネルギー要素がそこまで重要ではないのだが、やはり「難破船ウツボ」は汎用性の高いクリーチャーであるし、「ならず者の精製屋」は「上天の貿易風」とタッグを組んでかなりの悪さをしやがる。本当に地道に1枚1枚アドバンテージを重ねていき、最終的にはサイズで押しつぶせる形になっているのだ。大きな弱点がなく、相手がどんなデッキでも受けられるというのが最大の強みだったのではなかろうか。唯一の弱点は、プレイヤーの計算力だけだったというオチ。

 

 

3位 【Chrolony】 赤青 <霊気追跡者 霊気海嘯の鯨 放射篭手>

 常に環境のデッキ最良形を求め続ける求道者。今回は「霊気追跡者」1引きから、比較的速度のあるデッキをテーマに挑んでおり、「霊気追跡者」が2体に「屑鉄会の勇者」、そこに「放射篭手」なんかがついちゃうと割と祭り、というデッキ。また、赤青から即席へ強くアプローチしており、特に2枚集まった「効率的構築」はハマればシナジーを形成して実に珍妙な動きが楽しめる。一度パターンに入ってしまえば後は「垂涎グレムリン」あたりでも充分フィニッシャーになるし、「航空船に忍び寄るもの」なんて余計なレアまで。今回赤は不人気で独占だったこともあり、かなり贅沢にコマを集める事に成功している。まぁ、結局は速攻方面、エネルギー方面、そして即席方面と色々な狙いの複合デッキなので、引きムラが出てしまうとどうにも噛み合わないことは避けられなかったようだが。私との試合でも4ターン目に「効率的構築」が出て「嫌だなぁ」と思ってたけどそこから別にソプターが出てこない、なんて展開もあったし。その逆にソプター出して「グレムリン」が+6して「怒れる巨人」がそこから追加で突撃してきたりも。ブン回ると本当に楽しそう。ちなみに、この日は何故か(何故でしょうね)この後に2度目のドラフトも行われており、その時にも似たような赤青の即席速攻デッキを組んで勝負に挑んでいる。そちらは「無謀な炎織り」×2を中心に、「異端の飛行機械職人」がぶっぱするようなデッキだった。日に2回も同じ方向に進んだのはたまたまなのか、マイブームなのかはよく分かりません。

 

 

4位 【Thraxi】 緑白 <バラルの巧技 獰猛器具 弱者狩り>

 上の方で優勝者の疑惑について批判的に書いているが、何故異議を申し立てずにそのまますんなり優勝が決まったかというと、対戦相手の私も疑惑の(というか真っ黒の)プレイングをしていたから不問になったのである。ちなみにその内容は「獰猛器具のインスタント起動」だ。お互い、何の疑問も持たずにそのプレイを容認していた。なお、次の試合では普通に指摘され、それが原因で「亢進するサイ」は無駄死にした。1引き「バラルの巧技」でワクワクしながら待っていたのに全然青が使えず、下家の言うことを聞いていたら自然にレアリティ高めの緑白になってしまったデッキ。今回、レア18枚のうち6枚、つまり3組のカードが対子になっているという変な被りが発生したのだが、そのうち1種、「上級建設官、スラム」は私が2枚とも回収し、スラムデッキを目論んだのである。一応そこそこデッキデザインとしては成功していた部類で、更に「リシュカー」までが参戦しレジェンド3枚体制。2マナ、3マナ域の充実ぶりはかなりのものだし、「鎧作りの審判者」での爆裂ドローも狙えるゴリゴリの緑デザイン。もうちょっと勝てるかと思っていたのだが……なんか土地引くな。まじでマナフラッドがどうしようもないな。土地16枚教から背教して土地15枚教を作ったヤツの気持ちが分かった気がします。

 

 

5位 【Mei】 黒青 <橋上の戦い 果敢な爆破 楕円競走の無謀者>

 「あー、負け越したわー、この環境で初めて負け越して勝率さがったわー、今までこんな事無かったけどついに負け越しちゃったわー」(意訳)と実に嬉しそうに大きな声で教えてくれる子。いいんだよ、僕達はそんな君を生暖かい目で見守り続けているよ。僕は今回初めて勝てたから何も言わないよ。でもまぁ、デッキの方は相変わらず自信があっても文句はないデザインだろう。黒青即席の非常に分かりやすい組成になっており、「湿原の運び屋」が2体に「テゼレットの手法」と、とにかくサイズのでかいヒッターがおさえきった相手の場を駆け抜けていく。アーティファクトも「霊気装置の設計図」「金属紡績工の組細工」「検査器具」と教科書通りの揃え方。黒除去はこちらもダブルで登場した「橋上の戦い」に加えて「危険な窮地」「果敢な爆破」と、いざというときの対処はしやすいラインナップ。これに「金属の叱責」も2枚加われば、いかにも好きそうなデッキである。結局、このデッキで勝ちきれずに勝率が下がるってのは、未だに理由がよく分かっていないこの霊気紛争の本質的な部分なのか、単なる気紛れのなせるわざなのか。まぁ、一応横に並べる「鼓舞する突撃」系のデッキが何となく苦手なようには見えるが。相性の問題なのか、純度の問題なのか。出来ればあと2回の試合の中で、その聡明な頭脳で何か解決の糸口を掴んで欲しいもんである。

 

 

6位 【Serra】 黒白 <光袖会の収集家 鋳造所のスズメバチ 配分の領事、カンバール

 こちらもなかなか悩ましい結果である。全敗というだけならその結果を受け入れるだけだが、並び順で下家に位置していた人間が全く同じ色のデッキで(疑惑まみれとはいえ)優勝しているのである。普通ドラフトは上家有利なわけで、ピック時点でもうちょっと何とかなったんじゃないか、と思ってしまうわけだ。ただ、ピック表を見てみると……何ともならんかったかもなぁ……。ものすごくざっくり言うと、時計回りの1パック目は、「必ず2人分の白黒カード」が提供され、2パック目の逆回りは、「何故か白黒カードが1人分しかない」という状態になっている。こうなった理由を更に席順で見てみると、上家2人が「赤青」→「緑青」と白にも黒にも関係してない人間が並んでおり、これによって、上から来るパックは「黒と白多め」のパックになるのだが、下流を見ると「黒白」→「白黒」→「緑白」→「黒青」と並んでおり、逆回りは白と黒が枯れやすい状態になっている。まぁ、必ずしもこれが理由とは言い切れないし、6人しかいない卓なのだから色の流れはどこかでバッドラックが発生するもんだが、下家が「鼓舞する突撃ビート」という形を作れたのに対し、こちらのデッキはシナジーらしいシナジーがなく、単に白と黒の軽いクリーチャーを並べるだけになってしまっているので勝ちの目が薄いのは致し方ないことである。そもそも1引きの「光袖会の収集家」がかなり難度の高いカードなので、これを使いこなそうとするとそれだけでデッキメイクにリスクが伴うのよね。何とか、丸いピックの案を模索するしかないんだろうなぁ。

 

 

 

今回のピック表

 

Alessi】(白黒)→【Thraxi】(緑白)→【Mei】(黒青)

                     

Serra】(黒白)←【Sangriter】(緑青)←【Chrolony】(赤青)

 

 

 

 

 

 あ、ちなみにこの日2度目に行われたドラフトについては、まことに遺憾ながらピック表を書いてないので記録を残せません。残念だなー。勿体ないなー。せっかくだから、僕の作った超絶格好良いヘヴィー緑デッキのレシピだけおいときますね。いやー、格好良いなー、強そうだなー。多分問答無用で相手をボコボコにして優勝してるなー。(コメントは使用者個人の感想であり、実際の戦績を保証するものではありません)

 

 

森×9 島×7 霊気拠点

 

<クリーチャー> 12

霊気急襲者 僧帽地帯のドルイド

シャイラ専有地の賢者 クジャールの種子彫刻家

金属ミミック 霊気運用者

敏捷な革新者 ピーマの先導×2

造命物騎兵×2 霊気風浴び

 

<その他> 11

捕食×3 獰猛器具

織木師の組細工 自然廃退

検査器具 天才の片鱗

幻術師の謀 巨怪の猛攻

リシュカーの巧技

 

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