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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「エロマンガ先生」 5

 「おあがりよッ!」じゃねぇよ。提供が同じだからやれる的なコラボレーションか。

 それにしてもひでぇタイトル。うちのレコーダーだと番組表の表記をそのまま拾って「Eマンガ先生」って表記で録画されてるんだけど、何のコンプライアンスなんですかね。こんなタイトルで出しても売れるっていう、強気の姿勢が無いと展開出来ない商品なのは間違いない。「おれいも」で成功した作者ならではの攻めのネーミングということなのだろうか。

 しかし……また妹なのか……。これ、別に「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」っていうタイトルでも何の問題もないよね。ひょっとしたら地続きの世界観とかなのかな。主人公の父親(故人)のCVが京介と同じって確実に狙ってやってるだろうし、妹の部屋にあるクッションが桐乃の部屋のヤツと同じだったりするし。製作体制が一緒だから出来るネタ……と思ったら、別にスタッフは共通してなかった。「おれいも」はAIC製作、こっちはA-1なので、別におふざけでコラボネタをやってるってわけでもないんだな。単に原作イラストが同じだからそう見えるだけなのかも。

 非常に分かりやすい設定のラノベ作品だし、「おれいも」作者が書いています、と言われれば至極納得出来る作品。兄妹揃って「どんな確率だよ……」って言ってるが、それを言いたいのは視聴者(読者)の方だろ、っていう。まぁ、潔く分かりやすさを優先させた設定だし、今更そこに文句を差し挟むようなもんでもないですよね。しいて苦言を呈するなら、本当に日本のラノベ・アニメ文化は両親を大切にしねぇよな、っていうことくらいですかね。すーぐ両親殺すんだから。まぁ、そうしないと始まらない設定だからどうしようもないんだけど。ラノベ作家の兄とイラストレーターの妹。そして可愛い妹はかなり高レベルの引きこもり。うーん、まさにラノベ好きが考えたラノベ設定って感じなんだけど、意外と無かったパターンなんですかね。ひでぇ話だとは思うが、見ていて退屈するものでもないし、ラノベ作家がラノベ作家の生態を描くんだから、それなりに真に迫ったものが書けたり書けなかったりするだろう。どのあたりまでがフィクションで、どこからが実際のラノベ業界をいじったネタなのかを考えながら見てみるのも面白いかも。

 アニメとしては可もなく不可もなく。画は見やすいので特に問題無く見られるが、だからといって面白いかはまだ分からない、というレベル。一応妹ちゃんをはじめとする女の子はそれなりに可愛く見えるし、関係性が固まってくるまではしばらく様子を見ても問題無かろう。まぁ、原作がどうなってるかは知らないけど、大半の読者は「どうせまた妹大勝利に決まってる……」って思いながら見てるんじゃないでしょうかね。あの救世の女神である麻奈実さんを邪険にした恨みはまだ忘れてねぇからな。

 中の人は、「おあがりよ!」の禎丞はまぁ、ここしかないだろ、っていうキャスティング。そして肝心に妹役には「ロクでなし魔術講師」でも登場した藤田茜が起用されている。なるほど、可愛い。「声が小さい」という個性のキャラクターなので今のところあまり押し出しは強くないが、上手くハマればここからグッと駆け上がれるかもしれません。

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