最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
まみかがどんどん常識人ポジションに抑え込まれる不憫さ、第7話。濃いキャラクターばっかり現出するもんだから、結果一番設定の穏やかな子供向けキャラがツッコミに回らざるを得ないという。 今回はあんまり話に大きな動きは無かったかな。大体前回までで想定されていたことを確認してまとめた感じ。まぁ、キャラはどんどん増えてるので画面としてはとっ散らかった印象ではあるのだが。 前回の乱戦模様に、更に弥勒寺も飛び込んできて何が何だか。とりあえず方向性だけでもまとめておくと、当座の「正義」サイドに位置しているセレジア・メテオラ陣営に、確実に「悪」の姫君サイドに与することが決まっているアリス・ブリッツ組が対峙する。その中間で揺れ始めているのがまみかだったわけだが、とりあえず彼女の望みは停戦であり、被造物どうしが戦う必要は無いと主張し、何とか双方を鞘に収めようと努力する。しかしその願いも空しく、どうやら以前の邂逅で因縁が出来てしまったらしいブリッツと弥勒寺の衝突が激化。しかも弥勒寺はスタンド能力でもって1対2の戦闘も余裕らしく、一人でブリッツ・アリスの2人を相手に大立ち回り。原作では人気の悪役キャラだったらしいが、割とシンプルな近距離パワータイプの能力のくせにどこまで人気が出たものやら。流石にこれだけ暴れられるとまみかはそれを抑える側に回らざるをえず、結局ブリッツ・アリス・まみかの3人共闘態勢みたいな図式に戻った。弥勒寺が単体で強烈な武力を持っていたため、混戦模様からまみかを守るためにアリスが一時離脱。結果だけを見ればまみかはアリスに楯突いた形になるのだが、彼女がどれだけ思い悩んで割って入ったかはアリスも理解しているようで、2人の友情はまだ崩れていないらしい。 残されたのはセレジアたちに加えて、強引にバトルを終わらせるために降ってきた鹿屋、そして高みの見物と決め込んでいたギザ歯女子高生の築城院真鍳(まがね)。すでに前科一犯となっている真鍳に対してはセレジアたちが連行を試みたが、これまでのどのキャラとも違う絡め手タイプの真鍳にセレジアの直球タイプはあまり向かない。気付けばスルリと逃げられてしまい、問題は先送りになった。一応、弥勒寺はセレジアサイドと敵対する意志は無く、巨大ロボに興味を引かれたこともあってか、無事に警察の保護下に登録されることになった。でもまぁ、元が悪役キャラなわけで、大人しくこのまま味方のままでいる保証は無いけど。ついでに、一応主人公キャラだったはずの鹿屋も、なんかモチベーションが定まってなくて今後が不安なキャラである。こいつ、綺麗なおねーさんとかが出てきたらコロッと敵サイドに乗り換えそうで怖い。 弥勒寺たちの会議で注目すべきは、彼の提唱した「キャラたちも変わっている」という言説である。登場時には「設定された」キャラのアイデンティティのみを持っていたはずの被造物だったが、「神の世界」とのコンタクトというあり得ない干渉により、すでにそのキャラクターは変質が起こっているという。確かに穏健派側のセレジアだって、たまたま聡明だったからこの世界の事情に理解を示したが、それだって元の彼女のキャラに沿った反応かと言われたら怪しいところ。一見すると野放図な弥勒寺や真鍳も、「神の世界」を認識したことでキャラを変化させている可能性は充分にある。 そして、そんな変化をもっとも強く感じさせるのが、心痛める少女、まみかであった。彼女は元々子供向けアニメの平和なメインヒロインだったはずなのだが、顕現して以来の彼女の振る舞いはどう見ても「メインヒロイン」のものではないだろう。この世界は信じる力も希望の魔法もなく、あくまで彼女を番組の都合で産み出した「神」の集合体がいるだけの場所。そんなところで馬鹿正直に魔法少女を守り通すことなど不可能であり、彼女は自分のオリジンや行く先に心を痛める普通の女の子になってしまっている。一時撤退後にアリスとはどのように折り合いをつけたのだろうか、彼女は再び街へと繰り出し、偶然見つけた颯太にコンタクトを取る。セレジアやメテオラと違い、たまたま一緒にいた一般人なら話を繋ぐのに丁度良いという判断だろうか。魔法少女の衣裳を脱ぎ猫耳パーカーをまとった彼女は、本当にタダの一般人にしか見えなくなっているのである。 しかし、一見すると一般人同士のように見える喫茶店での対話も、その実は被造物と、その秘密の一端を握る「本当の主人公」の対話である。颯太はこれまでなかなかアルタイルの真実を他人に切り出せなかったが、まみかの真摯な態度に心打たれ、ついにぽつりぽつりと「姫君の真実」を語り始めた。時を同じくして、チームの面々もアルタイルというキャラには辿り付いた。素人の創作物から産み出された異色の存在、アルタイル。颯太曰く、彼女は世界を憎んでおり、「大崩壊」も起こしかねないような人物であるという。少しずつメテオラの仮説が補強されていく形か。そして、颯太とは別方向からアルタイルに辿り付いたチームの面々は、更にそれに加えて「被造物が顕現する範囲が偏っている謎」にも迫る。曰く、アルタイルが諸悪の根源であるとしたら、彼女もしくは彼女の創造主が認識出来る作品の範囲内でのみ顕現が行われるという。なるほど、確かに世の中にはフィクションなど星の数ほど存在するわけで、その中からラノベ・アニメ・漫画のみに限って現象が影響を与えているのは、その中心に何者かの「ルールを規定する存在」を想定するのは自然なことかもしれない。「世界中のあらゆる作品」ではなく、「どこかの誰かが認識出来る作品」が勝負のステージ。そしてその「誰か」の候補としては、今のところアルタイルが一番相応しい。 現時点において、例えば「アルタイルは望んだ作品からキャラを顕現させられるのか」とか、色々と謎は残っているのだが、少なくとも漠然と産み出される被造物の1つのサンプルとしてアルタイルが存在しているわけではない、というのは大きな手掛かりになりそうだ。加えて、元となる作品世界を掘り下げることが出来れば、彼女の目的も透けて見えることになる。本来ならば颯太はそのことを認識した上でもっと早くに真実を伝えておくべきだったと思うのだが、それをやらなかったということはやはりアルタイルの作者に何か思うところがあるのだろう。どうも、今回の回想なんかから見るに、すでに原作者となった女性は亡くなっており、その原因の1つとしてアルタイルがいるようだが……。「彼女は世界を憎んでいる」という時、颯太は最初「ボク」と言いかけていた。「彼女はボクを憎んでいる」なのか、それとも「ボクが世界を憎んでいたから」なのか。恨みつらみの物語としては後者の方が可能性が高いだろうけどね。作品が原因で命を奪われた少女、そして、そんな作品から世界を憎む姫君が顕現した。そう考えると、何か分かりやすい因縁の物語はつながりそうである。 ところで、今回は真鍳さんが速攻で原作者の居所を突き止めてぶっ殺しに行ってるわけだが、彼女はどうやってそんなことが出来たのかは不明である。何か隠し持った能力があるのかもしれないけど、普通に考えたら原作調べれば全部能力は開示されてるはずなんだよね。何か、能力をものすごく器用に使うことで問題解決出来る方法でもあるんですかね。それが可能だとすると、割と万能キャラの可能性が。 PR |
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