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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「武装少女マキャヴェリズム」 4→5

 とりあえずカッターお疲れ様。声優にとっての1つの目標、「ラスボス」を演じられるってのはそれだけで認められた証拠よな。

 最後までB級っぽいテイストを貫き通した作品。1話目で「なんかしょっぼ」って思った必殺技名のエフェクトなんかは最後までヘロヘロだったし、サブキャラの男子の描写なんかも馬鹿げていていまいち笑いにつながらない。ギャグとしては半端だし、バトルものとしてアクションで見せるなんてことも無い。現代アニメとしては一歩も二歩も足りてない、そんな作品だった。

 でもね、案外悪くなかったんですよ。多分一番の誘引要素は「ハーレムもの」としての部分だと思う。最終的にみんなして納村に惚れるだけのチョロいヒロイン勢なんだろ、って思ってて、実際にそれ以外のなにものでもない結末なんだけど、セオリー通りに五剣を1人ずつ攻略していき、その経過で「前に倒した五剣が仲間になる」という少年漫画的なくだりが良い具合に機能している。鬼瓦の力を借りてメアリを打開し、メアリ達2人との友情を深める上でワラビンピックを突破、そしてその蕨と一致団結してさとりを倒して……という繋がりで、自然に総勢6人のヒロインの掘り下げをしていき、ヒロイン勢も「剣士」という特性が同じはずだがきっちり個性が出ている。まぁ、ぶっちゃけ最後の方になると鬼瓦がどんどん空気になっていくところとかはファンには物足りない可能性もあるのだが……個人的には天羽を別にすると蕨ちゃん派です。やっぱり日高ボイスのロリは破壊力が高く、そこに咲子ボイスのキョーボーも関わってくるあのコンビが好き。立場を除いて人間性だけで考えると一番いい奴って多分蕨だよね。

 こうして「ヒロイン攻略」という中心的な動機がしっかり見えていれば、バトル描写が多少ショボくても「まぁ、女の子が可愛ければいいか」というので飲み込めるし、全体のバランスを考えれば突然バトルだけシャキシャキする方が不自然だしな。多少時代遅れな感のある造形は、むしろ野暮ったい方が本作のベタな展開は見せやすいっていう配慮だったのかも。

 キャラが定着したあとの2期目とかが楽しめればもっと評価が上がるかもしれません。……あるかな?

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